私的良スレ書庫
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元スレ森夏「私、タイムリープしてる…?」
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───朝・1年4組教室───
ガラガラ
勇太「うぃーす」
森夏「あ、おはよう、富樫くん」
勇太「おう、おはよう」
森夏「あら、小鳥遊さんは一緒じゃないの?」
勇太「六花は今日熱が出たらしくて休むって」
森夏「そうなの……心配ね…」
勇太「ま、一日寝てれば大丈夫だろ」
勇太「明日にはまた復活してるさ」
森夏「だといいけど」
ガラガラ
勇太「うぃーす」
森夏「あ、おはよう、富樫くん」
勇太「おう、おはよう」
森夏「あら、小鳥遊さんは一緒じゃないの?」
勇太「六花は今日熱が出たらしくて休むって」
森夏「そうなの……心配ね…」
勇太「ま、一日寝てれば大丈夫だろ」
勇太「明日にはまた復活してるさ」
森夏「だといいけど」
一色「勇太!!」
勇太「おう、なんだ突然そんな大声で」
一色「ちょっと耳貸してくれ……」
勇太「なんだよ一体…」
一色(ここだけの話なんだがな…)
一色(俺はどうやら……ラブレターを貰ったらしい…!)
勇太「ラ、ラブレター!?」
一色(バカッ!声がでかい!)
勇太「おう、なんだ突然そんな大声で」
一色「ちょっと耳貸してくれ……」
勇太「なんだよ一体…」
一色(ここだけの話なんだがな…)
一色(俺はどうやら……ラブレターを貰ったらしい…!)
勇太「ラ、ラブレター!?」
一色(バカッ!声がでかい!)
勇太(す、すまん……で、誰からなんだ?)
一色(それがさ、封筒に名前が書いてないんだよ)
勇太(手紙の中には?)
一色(いや、まだ中身は見てねぇんだが…)
勇太(じゃあ確認してみろよ)
一色「ダメだ勇太、これは男と男の熱い友情でも見せるわけにはいかねぇ」
勇太「はぁ?」
一色「すまんな勇太、俺は誰の手も借りずに一人で決着を付けたいんだ!」
勇太「あぁ、そう…」
一色「いや~、どんなことが書いてあるのかな~、どんな子かな~」
勇太「勝手にしろ…」
一色(それがさ、封筒に名前が書いてないんだよ)
勇太(手紙の中には?)
一色(いや、まだ中身は見てねぇんだが…)
勇太(じゃあ確認してみろよ)
一色「ダメだ勇太、これは男と男の熱い友情でも見せるわけにはいかねぇ」
勇太「はぁ?」
一色「すまんな勇太、俺は誰の手も借りずに一人で決着を付けたいんだ!」
勇太「あぁ、そう…」
一色「いや~、どんなことが書いてあるのかな~、どんな子かな~」
勇太「勝手にしろ…」
───昼・2年4組教室───
教師「えー、ここはこうであるから……」カリカリ
くみん(ふぅ~…4時間目にもなってくるとお腹がすいたよぉ…)
くみん(それにとってもお昼寝したい気分……)
くみん(ふわぁ~……)
くみん(あれ?あそこ歩いてるの…六花ちゃん?)
くみん(こんな時間にどうしたのかな~?)
くみん(うーん……それよりも眠たい)バタッ
くみん(ぐぅぐぅ……)
…………
……
…
教師「えー、ここはこうであるから……」カリカリ
くみん(ふぅ~…4時間目にもなってくるとお腹がすいたよぉ…)
くみん(それにとってもお昼寝したい気分……)
くみん(ふわぁ~……)
くみん(あれ?あそこ歩いてるの…六花ちゃん?)
くみん(こんな時間にどうしたのかな~?)
くみん(うーん……それよりも眠たい)バタッ
くみん(ぐぅぐぅ……)
…………
……
…
───昼休み・1年4組教室───
一色「くぅー!たまらんかった!」
勇太「お前さっきからそればっかりだな」
一色「だってよー、体育の授業なんていったらやることは一つだろ?」
一色「しかも今日はなんとバスケだったんだぜ?」
一色「男なら見なくてどうする!?あの夢の詰まった揺れる秘宝を!」
勇太「お前ぐらいだろ…そこまで熱くなれるのは」
一色「いやー、しかし丹生谷は素晴らしかったな」
一色「他を寄せ付けない圧倒的破壊力」
一色「たまんねぇ~」
勇太「まったく…いいから早く飯食うぞ」
一色「おう!そうだな」
一色「くぅー!たまらんかった!」
勇太「お前さっきからそればっかりだな」
一色「だってよー、体育の授業なんていったらやることは一つだろ?」
一色「しかも今日はなんとバスケだったんだぜ?」
一色「男なら見なくてどうする!?あの夢の詰まった揺れる秘宝を!」
勇太「お前ぐらいだろ…そこまで熱くなれるのは」
一色「いやー、しかし丹生谷は素晴らしかったな」
一色「他を寄せ付けない圧倒的破壊力」
一色「たまんねぇ~」
勇太「まったく…いいから早く飯食うぞ」
一色「おう!そうだな」
勇太「そういや、ラブレターは読んだのか?」
一色「え?あぁ、まぁ…」
勇太「何だよ…?」
一色「いや、なんていうか、あれ、ラブレターじゃなかった」
勇太「?」
一色「ラブレターではなかったんだが…大事な手紙だった…」
勇太「何が書いてあったんだ?」
一色「いや、それは言えない…手紙にも口外するなって書いてあったし…」
勇太「なんかそれやばくないか…?」
一色「まぁ…手紙のことは忘れてくれ」
一色「あと今日は用事できたから部活行けないわ、すまん」
勇太「ふーん、そっか」
一色「え?あぁ、まぁ…」
勇太「何だよ…?」
一色「いや、なんていうか、あれ、ラブレターじゃなかった」
勇太「?」
一色「ラブレターではなかったんだが…大事な手紙だった…」
勇太「何が書いてあったんだ?」
一色「いや、それは言えない…手紙にも口外するなって書いてあったし…」
勇太「なんかそれやばくないか…?」
一色「まぁ…手紙のことは忘れてくれ」
一色「あと今日は用事できたから部活行けないわ、すまん」
勇太「ふーん、そっか」
───放課後・部室───
凸森「マスターが熱を出したデスか!?」
勇太「おう、まぁ言ってもただの熱らしいから…」
凸森「それは大変デス!!こんな所で油を売っている場合じゃないデス!!」
勇太「お前が何をしたいかはわからんが、今はそっとしておいてやれよ」
森夏「そうよ中坊、小鳥遊さんきっと今頃寝てるんだから」
凸森「ぐぬぅ~……」
凸森「マスターが熱を出したデスか!?」
勇太「おう、まぁ言ってもただの熱らしいから…」
凸森「それは大変デス!!こんな所で油を売っている場合じゃないデス!!」
勇太「お前が何をしたいかはわからんが、今はそっとしておいてやれよ」
森夏「そうよ中坊、小鳥遊さんきっと今頃寝てるんだから」
凸森「ぐぬぅ~……」
ガララッ
くみん「お~、みんなもう来てたんだ~」
勇太「あ、くみん先輩お疲れ様です」
くみん「あれ?六花ちゃんは?」
勇太「六花は今日は熱出して寝込んでます」
くみん「あれ~?でも今日授業中歩いてるの見かけたんだけど~…」
勇太「え?でも今日は欠席でずっといませんでしたけど…」
くみん「う~ん……気のせいだったのかな~?」
森夏「昼寝しながらで寝ぼけてたんじゃないのー?」
くみん「う~ん……そうかもね」
勇太(一色が居ないのに何も言わないことは触れないでおこう…)
くみん「お~、みんなもう来てたんだ~」
勇太「あ、くみん先輩お疲れ様です」
くみん「あれ?六花ちゃんは?」
勇太「六花は今日は熱出して寝込んでます」
くみん「あれ~?でも今日授業中歩いてるの見かけたんだけど~…」
勇太「え?でも今日は欠席でずっといませんでしたけど…」
くみん「う~ん……気のせいだったのかな~?」
森夏「昼寝しながらで寝ぼけてたんじゃないのー?」
くみん「う~ん……そうかもね」
勇太(一色が居ないのに何も言わないことは触れないでおこう…)
勇太「ホント六花が居ないだけでこの部室も静かなんだな」
森夏「そうね」
勇太「くみん先輩は眠ってるし、凸森は…ってなんだその動きは」
凸森「ミョルニルハンマーの新技の特訓デス!」
勇太「特訓なんかして何に打ち勝つつもりなんだ」
凸森「そこにいる偽モリサマーデスッ!」
森夏「なんでアタシなのよ。っていうかモリサマ言うな!」
凸森「それはお前が偉大なる『モリサマー』の名を語っている偽物だからデス!」
森夏「だ~か~ら~……ってもうめんどくさいから何も言わないわ…」
森夏「そうね」
勇太「くみん先輩は眠ってるし、凸森は…ってなんだその動きは」
凸森「ミョルニルハンマーの新技の特訓デス!」
勇太「特訓なんかして何に打ち勝つつもりなんだ」
凸森「そこにいる偽モリサマーデスッ!」
森夏「なんでアタシなのよ。っていうかモリサマ言うな!」
凸森「それはお前が偉大なる『モリサマー』の名を語っている偽物だからデス!」
森夏「だ~か~ら~……ってもうめんどくさいから何も言わないわ…」
期待してる
出来れば六花ちゃんを幸せにして欲しい
SSだと不憫だし
あと凸森じゃなくて凸守な
出来れば六花ちゃんを幸せにして欲しい
SSだと不憫だし
あと凸森じゃなくて凸守な
>>18
凸守か。ホントだ。気づかなかった
ピンポンパンポーン
放送「中等部3年の凸守早苗ー。至急職員室の担任のところに来るようにー。」
ピンポンパンポーン
凸守「ハッ!頼まれていた仕事があったのを忘れていたデス!」
凸守「それじゃ、私はこれで失礼するデス!」
凸守か。ホントだ。気づかなかった
ピンポンパンポーン
放送「中等部3年の凸守早苗ー。至急職員室の担任のところに来るようにー。」
ピンポンパンポーン
凸守「ハッ!頼まれていた仕事があったのを忘れていたデス!」
凸守「それじゃ、私はこれで失礼するデス!」
勇太「行っちまったな」
勇太「ん?…これ忘れ物じゃないか?」
森夏「あー!これ、私のマビノギオンじゃない!……ま、せっかくのチャンスだしここで回収しておくしかないわね」ニヤリッ
勇太「大丈夫なのか?無断で持ち出したりして」
森夏「いいのよ、元々私のなんだから。あ、でも私が持ってることは中坊には内緒だからね」
勇太「まぁ……バレるのも時間の問題だと思うが」
勇太「ん?…これ忘れ物じゃないか?」
森夏「あー!これ、私のマビノギオンじゃない!……ま、せっかくのチャンスだしここで回収しておくしかないわね」ニヤリッ
勇太「大丈夫なのか?無断で持ち出したりして」
森夏「いいのよ、元々私のなんだから。あ、でも私が持ってることは中坊には内緒だからね」
勇太「まぁ……バレるのも時間の問題だと思うが」
───夕方・部室───
ピンポンパンポーン
放送「全校生徒は下校の時間になりました~。速やかに帰宅する準備をして……」
勇太「お、もうそんな時間か」
森夏「そうね、そろそろ帰りましょうか」
勇太「ほらっくみん先輩、起きてください」ユサユサ
くみん「ん……う~ん……」
勇太「ほら、帰りますよ」
ピンポンパンポーン
放送「全校生徒は下校の時間になりました~。速やかに帰宅する準備をして……」
勇太「お、もうそんな時間か」
森夏「そうね、そろそろ帰りましょうか」
勇太「ほらっくみん先輩、起きてください」ユサユサ
くみん「ん……う~ん……」
勇太「ほら、帰りますよ」
───夕方・昇降口前───
森夏「あ!そういえば……」
勇太「どうした?」
森夏「ちょっと忘れ物してきちゃったから、先に行ってて」
勇太「あぁ、わかった」
───同刻・部室───
森夏(ふぅ~、危ない危ない。せっかくのチャンスを棒に振るところだったわ)
森夏(マビノギオン無事回収!っと)
森夏(さ、帰りますか)
森夏「ん?」
森夏「なんだろう……この違和感…」
森夏「誰かから見られているみたいなこの感覚……」
森夏「気味悪いわ……あ、富樫くんたち待たせてるんだった」
森夏「早く行かなきゃ!」
森夏「あ!そういえば……」
勇太「どうした?」
森夏「ちょっと忘れ物してきちゃったから、先に行ってて」
勇太「あぁ、わかった」
───同刻・部室───
森夏(ふぅ~、危ない危ない。せっかくのチャンスを棒に振るところだったわ)
森夏(マビノギオン無事回収!っと)
森夏(さ、帰りますか)
森夏「ん?」
森夏「なんだろう……この違和感…」
森夏「誰かから見られているみたいなこの感覚……」
森夏「気味悪いわ……あ、富樫くんたち待たせてるんだった」
森夏「早く行かなきゃ!」
森夏「おまたせー」
勇太「おう、忘れ物って…それか」
くみん「?…あ、デコちゃんが持ってた本」
森夏「まぁ……あんまり言いたくないんだけど……元々私の持ち物だったから……」
くみん「へぇ~そうなんだぁ~。書いたのもモリサマちゃんなの?」
森夏「モリサマ言うな!…まぁ…そうね……私が……書いたの……」
くみん「そっか~、私も一回見たけどすごい良く出来てたよ~」
森夏「あぁー!やめて!この本の内容については言及しないで!」
くみん「えぇ~でもすごい良く出来てたよ~」
森夏「やめてよ……私の黒歴史なのに……思い出したくもないわ……」
くみん「でもね、そういうものを見返してみることによって『あぁ、昔こんなことしてたなぁ』って」
くみん「振り返る事もできて、一種の思い出になるんじゃないのかなぁ」
森夏「……ふーん、ま、当分の間は読まないでしょうね」
勇太「おう、忘れ物って…それか」
くみん「?…あ、デコちゃんが持ってた本」
森夏「まぁ……あんまり言いたくないんだけど……元々私の持ち物だったから……」
くみん「へぇ~そうなんだぁ~。書いたのもモリサマちゃんなの?」
森夏「モリサマ言うな!…まぁ…そうね……私が……書いたの……」
くみん「そっか~、私も一回見たけどすごい良く出来てたよ~」
森夏「あぁー!やめて!この本の内容については言及しないで!」
くみん「えぇ~でもすごい良く出来てたよ~」
森夏「やめてよ……私の黒歴史なのに……思い出したくもないわ……」
くみん「でもね、そういうものを見返してみることによって『あぁ、昔こんなことしてたなぁ』って」
くみん「振り返る事もできて、一種の思い出になるんじゃないのかなぁ」
森夏「……ふーん、ま、当分の間は読まないでしょうね」
───夜・森夏宅───
森夏「ふわぁ~あ、そろそろ寝ようかな」
森夏「あ、そういえば…」
森夏「なんだかんだこの本、自分では書いてばっかりで全然読んでない気がする」
森夏「……怖い気もするけど……少し読んでみようかしら……」
森夏「……」ペラペラ
森夏「う……ううぅぅぅぅ……」ペラペラ
森夏(ぐ、ぐ、ぐぅぅぅ……私は……な、なんてものを……)
森夏「うぅぅ…………ん?」
森夏「あれ?このページ……これ、私の字じゃないわね…」
森夏「『記憶跳躍術(タイムリープ)』か……」
森夏「ふわぁ~あ、そろそろ寝ようかな」
森夏「あ、そういえば…」
森夏「なんだかんだこの本、自分では書いてばっかりで全然読んでない気がする」
森夏「……怖い気もするけど……少し読んでみようかしら……」
森夏「……」ペラペラ
森夏「う……ううぅぅぅぅ……」ペラペラ
森夏(ぐ、ぐ、ぐぅぅぅ……私は……な、なんてものを……)
森夏「うぅぅ…………ん?」
森夏「あれ?このページ……これ、私の字じゃないわね…」
森夏「『記憶跳躍術(タイムリープ)』か……」
森夏「なんだか……すごい殴り書き………」
森夏「ふーん、内容自体は結構シンプルなのね」
森夏「『記憶を過去に飛ばすには、今現在の脳を一種の仮死状態にする』か……」
森夏「いや、どうやって仮死状態にすればえぇねん!」
森夏「ん?なになに……『記憶をどこか遠くの方に放り投げるイメージ』……」
森夏「『放り投げる場所を意識しながら行えば、その記憶の世界に跳ぶことができる』……」
森夏「えーと、つまり…?」
森夏「なるほどなるほど……ってアホくさ」
森夏「寝ようかな…」
森夏「ふーん、内容自体は結構シンプルなのね」
森夏「『記憶を過去に飛ばすには、今現在の脳を一種の仮死状態にする』か……」
森夏「いや、どうやって仮死状態にすればえぇねん!」
森夏「ん?なになに……『記憶をどこか遠くの方に放り投げるイメージ』……」
森夏「『放り投げる場所を意識しながら行えば、その記憶の世界に跳ぶことができる』……」
森夏「えーと、つまり…?」
森夏「なるほどなるほど……ってアホくさ」
森夏「寝ようかな…」
───翌日・朝・教室───
森夏「あら、小鳥遊さん。もう大丈夫なの?」
六花「大丈夫。朝ごはんもしっかり食べた」
勇太「結局なんだったんだ、風邪か?」
六花「わからない。熱が出てずっと寝込んでいた……ただ…」
勇太「ただ?」
六花「寝ているはずなのに学校に行った夢を見た」
勇太「へぇー、夢の中でも学校に行ってるなんてとんだ優等生っぷりだな」
六花「優等生で邪王真眼の使い手……かっこいい……」
勇太「かっこいいか…?」
森夏「かっこよくはないわね」
六花「うぅ……」
森夏「あら、小鳥遊さん。もう大丈夫なの?」
六花「大丈夫。朝ごはんもしっかり食べた」
勇太「結局なんだったんだ、風邪か?」
六花「わからない。熱が出てずっと寝込んでいた……ただ…」
勇太「ただ?」
六花「寝ているはずなのに学校に行った夢を見た」
勇太「へぇー、夢の中でも学校に行ってるなんてとんだ優等生っぷりだな」
六花「優等生で邪王真眼の使い手……かっこいい……」
勇太「かっこいいか…?」
森夏「かっこよくはないわね」
六花「うぅ……」
森夏(あ、そういえば…)
森夏「ねぇ小鳥遊さん。マビノギオンについて聞きたいことがあるんだけど」
森夏「小鳥遊さん、あの本に何か書き足したりした?」
六花「ううん」
森夏「そう、じゃやっぱり中坊ね…」
六花「いや、凸守もそんなことはしない。凸守が何か書いたりする時はコピーした方を使ってる」
森夏「そう…なんだ…」
森夏(うわぁー!コピーもあったんだっけ!?完全に忘れてた…!)
森夏(……となると…一体誰がアレを…?)
森夏(富樫くんそんなことしないだろうし…くみん先輩は…ありえないわね…)
六花「マビノギオンがどうかしたの?」
森夏「い、いや、なんでもないのっ」
森夏(面倒そうだし今はまだ私が持ってること黙っておかないとね…)
森夏「ねぇ小鳥遊さん。マビノギオンについて聞きたいことがあるんだけど」
森夏「小鳥遊さん、あの本に何か書き足したりした?」
六花「ううん」
森夏「そう、じゃやっぱり中坊ね…」
六花「いや、凸守もそんなことはしない。凸守が何か書いたりする時はコピーした方を使ってる」
森夏「そう…なんだ…」
森夏(うわぁー!コピーもあったんだっけ!?完全に忘れてた…!)
森夏(……となると…一体誰がアレを…?)
森夏(富樫くんそんなことしないだろうし…くみん先輩は…ありえないわね…)
六花「マビノギオンがどうかしたの?」
森夏「い、いや、なんでもないのっ」
森夏(面倒そうだし今はまだ私が持ってること黙っておかないとね…)
───夜・森夏宅───
森夏「結局……手がかりはなし」
森夏「でも…………やっぱり気になる……」
森夏「ここまできたら一回試しにやってみるのもありよね、うん」
森夏「過去に戻ってもまたそのままやり直せばいいわけだし」
森夏「じゃ、さっそくやってみよう」
森夏「結局……手がかりはなし」
森夏「でも…………やっぱり気になる……」
森夏「ここまできたら一回試しにやってみるのもありよね、うん」
森夏「過去に戻ってもまたそのままやり直せばいいわけだし」
森夏「じゃ、さっそくやってみよう」
森夏(えーと……『両耳を塞いで音が聞こえないように』……)
森夏(『意識を集中させて』……)
森夏(『跳びたい記憶をイメージする』……)
森夏(そうね……じゃあ思い切って入学式の日の朝に……)
森夏(『最後に目をつぶって一度深呼吸してから目を開ける』…………)
森夏「スゥー……フゥー……」
………………
パチッ
………………
森夏(『意識を集中させて』……)
森夏(『跳びたい記憶をイメージする』……)
森夏(そうね……じゃあ思い切って入学式の日の朝に……)
森夏(『最後に目をつぶって一度深呼吸してから目を開ける』…………)
森夏「スゥー……フゥー……」
………………
パチッ
………………
森夏「………」
森夏(もう大丈夫かしら…)
パチッ
森夏「……」
森夏「あれ?もう外が明るくなってる…」
森夏「え?私気づかない間に寝てた?」
森夏「今何時かしら?」
『4/7(月) 6:00』
森夏(もう大丈夫かしら…)
パチッ
森夏「……」
森夏「あれ?もう外が明るくなってる…」
森夏「え?私気づかない間に寝てた?」
森夏「今何時かしら?」
『4/7(月) 6:00』
森夏「え……?」
森夏「ええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!???」
ガチャッ
森夏母「朝から大声出してどうしたの!?」
森夏「マ、ママ……今って何月何日…?」
森夏母「はぁ?何言ってるのアンタ。今日は4月7日、アンタの入学式でしょ」
森夏「そ、そっかー…そうだったわねぇー…」
森夏母「早く起きてご飯食べちゃいなさい。学校遠いんだから遅刻しちゃうわよ」
森夏「…はーい……」
森夏(うそ……ホントに……ホントに…………)
森夏(私……過去に戻ってきてる!?)
───入学式当日・朝・丹生谷宅───
森夏「ええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!???」
ガチャッ
森夏母「朝から大声出してどうしたの!?」
森夏「マ、ママ……今って何月何日…?」
森夏母「はぁ?何言ってるのアンタ。今日は4月7日、アンタの入学式でしょ」
森夏「そ、そっかー…そうだったわねぇー…」
森夏母「早く起きてご飯食べちゃいなさい。学校遠いんだから遅刻しちゃうわよ」
森夏「…はーい……」
森夏(うそ……ホントに……ホントに…………)
森夏(私……過去に戻ってきてる!?)
───入学式当日・朝・丹生谷宅───
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