私的良スレ書庫
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元スレ森夏「私、タイムリープしてる…?」
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───入学式当日・朝・駅───
森夏(全く理解できてないまま、とりあえず学校には向かってるけど…)
森夏(ここはホントに過去の世界なの?私の夢じゃないの?)
森夏(うーん……ほっぺたをつねってみた限り夢ではないみたい)ギュッ
森夏(あぁそういえば慌てて出てきたせいで髪の毛ボサボサだったんだ…)
森夏「ちょっと鏡で……ん?」
勇太・森夏「「あっ」」
森夏(全く理解できてないまま、とりあえず学校には向かってるけど…)
森夏(ここはホントに過去の世界なの?私の夢じゃないの?)
森夏(うーん……ほっぺたをつねってみた限り夢ではないみたい)ギュッ
森夏(あぁそういえば慌てて出てきたせいで髪の毛ボサボサだったんだ…)
森夏「ちょっと鏡で……ん?」
勇太・森夏「「あっ」」
森夏「ごめんなさいっ!」
勇太「すいません!」
森夏「……ってなんだ富樫くんじゃない」
勇太「え…?」
森夏「え…?」
勇太「今、俺の名前……」
森夏(そっか、ここではまだ富樫くんとまだ知り合いじゃないんだ)
森夏「あ、いや、なんでもありません!それじゃ!」ダッ
勇太「え……あぁ、ちょっと!………行ってしまった」
勇太「……可愛い子だったなー…///」
勇太「すいません!」
森夏「……ってなんだ富樫くんじゃない」
勇太「え…?」
森夏「え…?」
勇太「今、俺の名前……」
森夏(そっか、ここではまだ富樫くんとまだ知り合いじゃないんだ)
森夏「あ、いや、なんでもありません!それじゃ!」ダッ
勇太「え……あぁ、ちょっと!………行ってしまった」
勇太「……可愛い子だったなー…///」
───電車内───
森夏「ハァハァ……(危なかった…)」
森夏(いや、危ないかったというよりアウトっぽかった…)
森夏(とりあえずこれからは気をつけて行動していかないとね…)
森夏(そうだ、入学式で読む代表挨拶の原稿に目を通しておかないと…)
───朝・教室───
森夏(まぁとりあえず学校には来てみたものの…)
森夏(意外と大きな変化はないのね)
森夏(でも、ところどころ違うとこもある…)
森夏(やっぱり私自身の行動次第で変わってくることもあるみたいね)
森夏(とりあえず今は周りに合わせながら行動しなくちゃ…)
森夏「ハァハァ……(危なかった…)」
森夏(いや、危ないかったというよりアウトっぽかった…)
森夏(とりあえずこれからは気をつけて行動していかないとね…)
森夏(そうだ、入学式で読む代表挨拶の原稿に目を通しておかないと…)
───朝・教室───
森夏(まぁとりあえず学校には来てみたものの…)
森夏(意外と大きな変化はないのね)
森夏(でも、ところどころ違うとこもある…)
森夏(やっぱり私自身の行動次第で変わってくることもあるみたいね)
森夏(とりあえず今は周りに合わせながら行動しなくちゃ…)
───そして数日後───
───河原───
………
森夏「……で、私も富樫くんも『元中二病』だったってわけね」
勇太「ぐぁー!思い出すだけでも胸が苦しい…」
森夏「そう?なんか懐かしい気分って感じがするけど?」
森夏(まぁ…この状況も2回めだしね…そりゃ慣れるわ)
勇太「丹生谷、お前すごいな。普通だったらそんなには開き直れないもんだぞ」
森夏「うーん…前はそうだったけど……今はもう平気」
勇太「なんという精神力…尊敬するよ……」
───河原───
………
森夏「……で、私も富樫くんも『元中二病』だったってわけね」
勇太「ぐぁー!思い出すだけでも胸が苦しい…」
森夏「そう?なんか懐かしい気分って感じがするけど?」
森夏(まぁ…この状況も2回めだしね…そりゃ慣れるわ)
勇太「丹生谷、お前すごいな。普通だったらそんなには開き直れないもんだぞ」
森夏「うーん…前はそうだったけど……今はもう平気」
勇太「なんという精神力…尊敬するよ……」
勇太「にしても、このマビノギオンだっけ?すごい完成度だな」
森夏「そう…?」
森夏(…そうだ…!このマビノギオンに書かれた『記憶跳躍術』の記述……)ペラペラ
森夏(え……どこにもない……)
森夏(この時点では記入されていなかったってこと…?)
森夏(じゃあ一体いつ……)
勇太「ほら丹生谷、暗くなってきたしそろそろ帰るぞ」
森夏「あ、うん」
………
森夏「そう…?」
森夏(…そうだ…!このマビノギオンに書かれた『記憶跳躍術』の記述……)ペラペラ
森夏(え……どこにもない……)
森夏(この時点では記入されていなかったってこと…?)
森夏(じゃあ一体いつ……)
勇太「ほら丹生谷、暗くなってきたしそろそろ帰るぞ」
森夏「あ、うん」
………
森夏(それから数ヶ月は前と同じように特に大きな変化もなく)
森夏(私の日常は流れていった)
森夏(秘密結社にも入り、海にも行った)
森夏(だけど……)
そんなある日……
森夏(私の日常は流れていった)
森夏(秘密結社にも入り、海にも行った)
森夏(だけど……)
そんなある日……
森夏「で、結局誰なの?その『カワイコちゃん選手権』っていう企画の発起人は」
男子「………」
森夏「……男子、黙ってるだけじゃわからないんだけど」
森夏「どういうつもりなの、こんなことしといて」
森夏「はぁー、もう……」
森夏(あぁーめんどくさい…さすがにこんなこと2回もするもんじゃないわね…)
森夏(どうせまた一色なんでしょ?早く自供して頭丸めなさいよ…)
一色「………」
男子「………」
森夏「……男子、黙ってるだけじゃわからないんだけど」
森夏「どういうつもりなの、こんなことしといて」
森夏「はぁー、もう……」
森夏(あぁーめんどくさい…さすがにこんなこと2回もするもんじゃないわね…)
森夏(どうせまた一色なんでしょ?早く自供して頭丸めなさいよ…)
一色「………」
一色は坊主にする事でくみん先輩との接触フラグが立つのだ!全力で阻止せよ
森夏(一色ぃー……何うだうだやってんだよ………)
森夏(っていうかこのランキング、私自身は一位だったから特に悪い気はしないのよね)
森夏(うーん………ま、テキトーにまとめて終わらせておくか…)
森夏「はい、じゃあ誰も名乗りでないからこの件はここで終わり」
森夏「男子は以後こういうことはやらないように。女子もいちいち気にすることじゃないと思う」
女子「え…でも丹生谷さん…」
森夏「ハイハイ、もうおしまい!こんなの気にしたって何の徳もないわよ」
森夏「第一自分たちがランキングに入ってるかもわからないじゃない?」
森夏「『つまんないこと』は考えなくていいのよ。はいじゃ今日はこれで解散」
女子「………」
森夏(っていうかこのランキング、私自身は一位だったから特に悪い気はしないのよね)
森夏(うーん………ま、テキトーにまとめて終わらせておくか…)
森夏「はい、じゃあ誰も名乗りでないからこの件はここで終わり」
森夏「男子は以後こういうことはやらないように。女子もいちいち気にすることじゃないと思う」
女子「え…でも丹生谷さん…」
森夏「ハイハイ、もうおしまい!こんなの気にしたって何の徳もないわよ」
森夏「第一自分たちがランキングに入ってるかもわからないじゃない?」
森夏「『つまんないこと』は考えなくていいのよ。はいじゃ今日はこれで解散」
女子「………」
───翌日───
ガラッ
森夏「おはよー」
女子A「………」
森夏「?……おはよう」
女子B「………」
森夏(え……何?無視?)
森夏「………何なのよ」ボソッ
ガラッ
森夏「おはよー」
女子A「………」
森夏「?……おはよう」
女子B「………」
森夏(え……何?無視?)
森夏「………何なのよ」ボソッ
女子C「ねぇ、聞いた?丹生谷さんの事」
女子D「え?なになに?」
女子C「昨日の学級会議あったじゃん?あの時の態度について」
女子D「なにそれ?なんかあったの?」
女子C「それがさー、あの『カワイコちゃん選手権』だっけ?あれで丹生谷さんって一位だったらしいのよ」
女子C「でね、それを知ってたから昨日あんな感じでテキトーにまとめたんじゃないかって」
女子D「えー!なにそれー!ひどーい!自分だけ良ければいいの?って感じ!」
女子C「ホントよね!私達ランキング下位の人間はどうでもいいのかっていう」
女子D「へぇー、だからみんな丹生谷さんが入ってきた時シカトだったんだ」
女子C「まぁ前々から裏では性格悪いって噂あったからねー、そりゃこうなるわ」
女子D「マジウケるーw」クスクス…
女子C「ちょっとw聞こえるよ?ww」
女子D「え?なになに?」
女子C「昨日の学級会議あったじゃん?あの時の態度について」
女子D「なにそれ?なんかあったの?」
女子C「それがさー、あの『カワイコちゃん選手権』だっけ?あれで丹生谷さんって一位だったらしいのよ」
女子C「でね、それを知ってたから昨日あんな感じでテキトーにまとめたんじゃないかって」
女子D「えー!なにそれー!ひどーい!自分だけ良ければいいの?って感じ!」
女子C「ホントよね!私達ランキング下位の人間はどうでもいいのかっていう」
女子D「へぇー、だからみんな丹生谷さんが入ってきた時シカトだったんだ」
女子C「まぁ前々から裏では性格悪いって噂あったからねー、そりゃこうなるわ」
女子D「マジウケるーw」クスクス…
女子C「ちょっとw聞こえるよ?ww」
森夏(………聞こえてるっつーの…)
森夏(なるほど…そういうことね………)
森夏(……まさか…こうなるとはね………)
森夏「ホント…女ってめんどくさい…」ボソッ
森夏(なるほど…そういうことね………)
森夏(……まさか…こうなるとはね………)
森夏「ホント…女ってめんどくさい…」ボソッ
───昼休み・教室───
森夏(お昼…か……なんか気が重くなるわ………)
森夏(しょうがない………一人で食べるとするか)ガタッ
六花「あ………に、丹生谷……」
森夏「ん?あら小鳥遊さん、どうしたの?」
六花「い、一緒に……お昼……」
森夏「あぁ……そうねー………遠慮しとく」
六花「え…?」
森夏(お昼…か……なんか気が重くなるわ………)
森夏(しょうがない………一人で食べるとするか)ガタッ
六花「あ………に、丹生谷……」
森夏「ん?あら小鳥遊さん、どうしたの?」
六花「い、一緒に……お昼……」
森夏「あぁ……そうねー………遠慮しとく」
六花「え…?」
森夏「私と一緒にいるところをクラスの誰かに見られたら面倒でしょ?」
森夏「だから、今回はパス」
六花「えっと……じゃあ……部室なら……あそこなら誰も……いないから大丈夫……」
森夏「………はぁ、わかったわ。じゃあ行きましょう」
六花「う、うん…!」
森夏(この子は…本当に優しい子なのね……)
森夏「だから、今回はパス」
六花「えっと……じゃあ……部室なら……あそこなら誰も……いないから大丈夫……」
森夏「………はぁ、わかったわ。じゃあ行きましょう」
六花「う、うん…!」
森夏(この子は…本当に優しい子なのね……)
───放課後・部室───
ガラガラッ
勇太「お、なんだ、今日は丹生谷だけか」
六花「………」
森夏「他の皆は用事あるとかで帰っちゃったわ」
勇太「ふーん、そっか……そうだ、丹生谷、お前今日はどうしたんだよ」
森夏「何が?」
勇太「お前休み時間の間ずっと机に突っ伏してたし、クラスのヤツらとも全然喋ってなかったじゃんか。体調悪いのか?」
森夏「………富樫くん、あなたがそんなにバカだとは思わなかったわ……」
勇太「それはどういう意味だ」
ガラガラッ
勇太「お、なんだ、今日は丹生谷だけか」
六花「………」
森夏「他の皆は用事あるとかで帰っちゃったわ」
勇太「ふーん、そっか……そうだ、丹生谷、お前今日はどうしたんだよ」
森夏「何が?」
勇太「お前休み時間の間ずっと机に突っ伏してたし、クラスのヤツらとも全然喋ってなかったじゃんか。体調悪いのか?」
森夏「………富樫くん、あなたがそんなにバカだとは思わなかったわ……」
勇太「それはどういう意味だ」
森夏「だから………なんていうか…私クラスの女子からシカトされてたのよ、今日一日」
勇太「え…なんで…?」
森夏「昨日の学級会議での私の態度が気に入らなかったみたいよ」
森夏「ま、女子なんかそんなもんなんだから気にしないで」
六花「………」
森夏「小鳥遊さんも。気をつけたほうがいいわよ」
森夏「私といるところ見られないようにした方がいいわ」
森夏「あなたまでシカトされちゃったら元も子もないでしょ?」
六花「でも……森夏が………」
森夏「私は大丈夫だから!心配しないで!」
………
勇太「え…なんで…?」
森夏「昨日の学級会議での私の態度が気に入らなかったみたいよ」
森夏「ま、女子なんかそんなもんなんだから気にしないで」
六花「………」
森夏「小鳥遊さんも。気をつけたほうがいいわよ」
森夏「私といるところ見られないようにした方がいいわ」
森夏「あなたまでシカトされちゃったら元も子もないでしょ?」
六花「でも……森夏が………」
森夏「私は大丈夫だから!心配しないで!」
………
勇太(それから数日の間、丹生谷に対するシカトの行為は続いた…)
勇太(最初は数人の女子だけのシカトが、今はクラスの女子全体に浸透し…)
勇太(今や教室内で丹生谷に関わろうとするものは誰もいなくなっていた…)
勇太(丹生谷は日に日に元気をなくしていっているのが目に見えるようにわかった…)
勇太(だけど…放課後は前と同様、凸森や六花と接している姿を見て俺は心を痛めていた…)
………
勇太(最初は数人の女子だけのシカトが、今はクラスの女子全体に浸透し…)
勇太(今や教室内で丹生谷に関わろうとするものは誰もいなくなっていた…)
勇太(丹生谷は日に日に元気をなくしていっているのが目に見えるようにわかった…)
勇太(だけど…放課後は前と同様、凸森や六花と接している姿を見て俺は心を痛めていた…)
………
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