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元スレ絢辻「まさか手帳落とした…?」
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教室
絢辻「…」
「ねえ、これってどういうコト?」
「…信じらんない」
絢辻「…」
「これって絢辻さんの手帳でしょ?」
「いつも持ってるの見かけてるし」
絢辻「…そう、私のよ」
「…」
「…中を勝手に見た事は謝るよ。だけど、さ」
絢辻「…」
「───酷いよね、こういうのって」
「…最悪、いつもそんな風にあたし達のこと見てたんだ」
絢辻「……」
絢辻「…とりあえず、その手帳を返して」
絢辻「…」
「ねえ、これってどういうコト?」
「…信じらんない」
絢辻「…」
「これって絢辻さんの手帳でしょ?」
「いつも持ってるの見かけてるし」
絢辻「…そう、私のよ」
「…」
「…中を勝手に見た事は謝るよ。だけど、さ」
絢辻「…」
「───酷いよね、こういうのって」
「…最悪、いつもそんな風にあたし達のこと見てたんだ」
絢辻「……」
絢辻「…とりあえず、その手帳を返して」
「……言われなくても返すよ、こんなの」パサ…
絢辻「……」
「ねえ、絢辻さん。私たち、これを何処で拾ったかわかる?」
絢辻「……いいえ」
「……」
「ここよ、ここ。教室で拾ったの」
絢辻「…そうなの、それはありがとう」すっ…
「……」
「ッ……なにそれ、あたし達が言ってること分かってんの?」
絢辻「……」
「…この手帳はさ、私たちだけが中身を見たんじゃないってことなんだよね」
絢辻「……」
「ほぼクラス全員、それに噂とかでクラス中に広まってると思う」
絢辻「……」
「この意味、わかるよね?」
絢辻「……」
「ねえ、絢辻さん。私たち、これを何処で拾ったかわかる?」
絢辻「……いいえ」
「……」
「ここよ、ここ。教室で拾ったの」
絢辻「…そうなの、それはありがとう」すっ…
「……」
「ッ……なにそれ、あたし達が言ってること分かってんの?」
絢辻「……」
「…この手帳はさ、私たちだけが中身を見たんじゃないってことなんだよね」
絢辻「……」
「ほぼクラス全員、それに噂とかでクラス中に広まってると思う」
絢辻「……」
「この意味、わかるよね?」
絢辻さんならいじめられるだけいじめられまくってしっかり証拠写真・映像を撮った後それをばら撒いて全員の人生終わらせちゃいそう
またはこれがバラされたくなかったら~で逆に脅してきそう
またはこれがバラされたくなかったら~で逆に脅してきそう
絢辻「…ええ、わかるわ」
「……」
「なん…なの、その態度ッ……!」
絢辻「……」
「ねえ、絢辻さん」
絢辻「…なにかしら」
「これからのクラスでの創設祭の準備、私たちは参加しないから」
絢辻「っ…どうして」
「どうして? とか聞かないでくれると嬉しいんだけど」
絢辻「……っ」
「私は表だって言葉にしたくないんだ、皆もそう思ってる」
「……女子の殆んどは、そういう風になってるから」
絢辻「……」ぐっ…
「…じゃあ次のhrで、頑張ってね絢辻さん」くる
絢辻「っ…ま、待って!」がたっ
「……」
「なん…なの、その態度ッ……!」
絢辻「……」
「ねえ、絢辻さん」
絢辻「…なにかしら」
「これからのクラスでの創設祭の準備、私たちは参加しないから」
絢辻「っ…どうして」
「どうして? とか聞かないでくれると嬉しいんだけど」
絢辻「……っ」
「私は表だって言葉にしたくないんだ、皆もそう思ってる」
「……女子の殆んどは、そういう風になってるから」
絢辻「……」ぐっ…
「…じゃあ次のhrで、頑張ってね絢辻さん」くる
絢辻「っ…ま、待って!」がたっ
「………」
絢辻「創設祭はっ……関係、ないでしょう!
この手帳でのことは、あたしッ…私だけの! 私だけの問題であって…!」
「…関係無い、か」
絢辻「っ……そ、そうでしょう?」
「じゃあ聞くけど、絢辻さん。私たち、楽しく創設祭やりたいんだよね」
「……そこに、アンタみたいなやつが一人居たらどう思う?」
絢辻「それは……っ」
「…残念だけど、ほんとうに残念だけどさ。私たちは私たちで、創設祭を楽しもうと思ってる」
「…このクラスでやること全部、あたし達は虫唾が走るの」
絢辻「っ………」
「だって絢辻さん委員長だもんね、仕方ないよ」
「あたし達だけで楽しむには、無理じゃない? だから、諦めて上げるの。こっちから!」
絢辻「………」
絢辻「創設祭はっ……関係、ないでしょう!
この手帳でのことは、あたしッ…私だけの! 私だけの問題であって…!」
「…関係無い、か」
絢辻「っ……そ、そうでしょう?」
「じゃあ聞くけど、絢辻さん。私たち、楽しく創設祭やりたいんだよね」
「……そこに、アンタみたいなやつが一人居たらどう思う?」
絢辻「それは……っ」
「…残念だけど、ほんとうに残念だけどさ。私たちは私たちで、創設祭を楽しもうと思ってる」
「…このクラスでやること全部、あたし達は虫唾が走るの」
絢辻「っ………」
「だって絢辻さん委員長だもんね、仕方ないよ」
「あたし達だけで楽しむには、無理じゃない? だから、諦めて上げるの。こっちから!」
絢辻「………」
「…分かってほしいとは言わないけど」
絢辻「……」
「──貴方はそれ程のことをやったんだって、思って欲しい」
「じゃあ、そんな感じだから。じゃあね、絢辻さん」くる…
絢辻「……」
「──やっぱり甘いって、あれぐらいじゃ皆の気持ちが晴れないって……」
「──いいの、あれぐらいで十分だから……」
絢辻「……ッ……」
ぐぐっ…
絢辻「………───」
hr
絢辻「───それでは、今年の創設祭でやるクラスの出し物を決めようと思うのですが」
クラス一同「……」
絢辻「誰か、提案はありますか」
絢辻「……」
「──貴方はそれ程のことをやったんだって、思って欲しい」
「じゃあ、そんな感じだから。じゃあね、絢辻さん」くる…
絢辻「……」
「──やっぱり甘いって、あれぐらいじゃ皆の気持ちが晴れないって……」
「──いいの、あれぐらいで十分だから……」
絢辻「……ッ……」
ぐぐっ…
絢辻「………───」
hr
絢辻「───それでは、今年の創設祭でやるクラスの出し物を決めようと思うのですが」
クラス一同「……」
絢辻「誰か、提案はありますか」
クスクス……ねー……だよねー……
絢辻「……誰か、挙手をお願いします」
「……」
「……誰か言えよ」
「…お前が言えって…」
「……ばっか、言えるかよこんな空気でっ」
絢辻「……」
「あー退屈ぅ……やらないコト決める時間ほど退屈なことないよね~」
「クスクスっ……だよねー」
「ねー、なにか言ってあげなよー? 可哀そうじゃんっ」
「何を提案するの? あっは、今年はなにもやりません~! とか?」
絢辻「……誰か、挙手をお願いします」
「───アンタが一人で決めれば?」
絢辻「……誰か、挙手をお願いします」
「……」
「……誰か言えよ」
「…お前が言えって…」
「……ばっか、言えるかよこんな空気でっ」
絢辻「……」
「あー退屈ぅ……やらないコト決める時間ほど退屈なことないよね~」
「クスクスっ……だよねー」
「ねー、なにか言ってあげなよー? 可哀そうじゃんっ」
「何を提案するの? あっは、今年はなにもやりません~! とか?」
絢辻「……誰か、挙手をお願いします」
「───アンタが一人で決めれば?」
ここまでされてもまだ足りないぐらいって一体何を書いたんだ絢辻さん…
クラス一同「っ……」
絢辻「……どう言う意味かしら」
「そのまんまの意味よ、わるでしょ? アンタが一人で創設祭でのやること全部よ」
「───アンタ一人でやればいいじゃない?」
絢辻「……」
「だって出来るんでしょ? 一人でなにもかも完璧に、誰の手も借りずに」
「大した自信家だってことは、このクラスにいる全員が知ってるわよ」
クラス一同「……」
絢辻「…私は、創設祭は皆でやる物だと思っています。ですから…」
「ハッ、笑わせないでよ……皆でやるもの? 絢辻さんアンタ今そう言った?」
絢辻「…ええ、言ったわ」
「……皆でワイワイとやって、楽しい創設祭を迎えよう。確かにそれはあたしもやりたい」
「───だけど、それをぶち壊したのは誰?」
「───一体誰が楽しい創設祭を無残な空気にしたと思ってんの?」
薫「……ねえ、絢辻さん?」
絢辻「……どう言う意味かしら」
「そのまんまの意味よ、わるでしょ? アンタが一人で創設祭でのやること全部よ」
「───アンタ一人でやればいいじゃない?」
絢辻「……」
「だって出来るんでしょ? 一人でなにもかも完璧に、誰の手も借りずに」
「大した自信家だってことは、このクラスにいる全員が知ってるわよ」
クラス一同「……」
絢辻「…私は、創設祭は皆でやる物だと思っています。ですから…」
「ハッ、笑わせないでよ……皆でやるもの? 絢辻さんアンタ今そう言った?」
絢辻「…ええ、言ったわ」
「……皆でワイワイとやって、楽しい創設祭を迎えよう。確かにそれはあたしもやりたい」
「───だけど、それをぶち壊したのは誰?」
「───一体誰が楽しい創設祭を無残な空気にしたと思ってんの?」
薫「……ねえ、絢辻さん?」
絢辻「………」
薫「………」
田中「か、薫…!」
薫「アンタは黙ってなさい、いいから」
田中「……う、うん」
絢辻「……」
薫「…ねえ、聞かせてよ。絢辻さんアンタってどうしてそこまで馬鹿なの?」
絢辻「…意味が分からないのだけど」
薫「へー、わかってないんだ。じゃあ言うけど、この空気で誰かが提案するとか思ってる?」
絢辻「…クラスでの決めごとだから、皆の意見を聞くことは重要でしょう」
薫「うん、それはそうよね。絢辻さん、だけどさ?」
薫「───もっと重要なこと、あんでしょ? アンタがまずしなきゃいけないことが」
絢辻「……重要なこと?」
薫「………分からないんだ、アタシが言ってること」
薫「なんで謝らないの。まずはあたし達に、このクラス全員に大して」
薫「………」
田中「か、薫…!」
薫「アンタは黙ってなさい、いいから」
田中「……う、うん」
絢辻「……」
薫「…ねえ、聞かせてよ。絢辻さんアンタってどうしてそこまで馬鹿なの?」
絢辻「…意味が分からないのだけど」
薫「へー、わかってないんだ。じゃあ言うけど、この空気で誰かが提案するとか思ってる?」
絢辻「…クラスでの決めごとだから、皆の意見を聞くことは重要でしょう」
薫「うん、それはそうよね。絢辻さん、だけどさ?」
薫「───もっと重要なこと、あんでしょ? アンタがまずしなきゃいけないことが」
絢辻「……重要なこと?」
薫「………分からないんだ、アタシが言ってること」
薫「なんで謝らないの。まずはあたし達に、このクラス全員に大して」
絢辻「……」
薫「アタシが言ってる意味、わかるわよね」
絢辻「……」
薫「それにクラスのみんなが、アタシが言ってることはわかってるはず」
クラス一同「……」
薫「アンタ、当たり前のことも出来ないの? 人に悪いことをしたら謝ることもできないの?」
絢辻「……」
薫「今日のhrでは、そのごめんなさいの一言が聞けると思って出たけど……はぁ、とんだ時間の無駄ね」がたっ
田中「か、薫…っ?」
薫「帰る」
絢辻「…っ…待ちなさい! まだhrが…!」
薫「…ここに居てなんの意味があんの?」
絢辻「っ……」
薫「……。意味が無いからアタシは帰る、それだけ」すたすた がら…
薫「…他の人たちも、勝手に帰れば?」ばたん!
薫「アタシが言ってる意味、わかるわよね」
絢辻「……」
薫「それにクラスのみんなが、アタシが言ってることはわかってるはず」
クラス一同「……」
薫「アンタ、当たり前のことも出来ないの? 人に悪いことをしたら謝ることもできないの?」
絢辻「……」
薫「今日のhrでは、そのごめんなさいの一言が聞けると思って出たけど……はぁ、とんだ時間の無駄ね」がたっ
田中「か、薫…っ?」
薫「帰る」
絢辻「…っ…待ちなさい! まだhrが…!」
薫「…ここに居てなんの意味があんの?」
絢辻「っ……」
薫「……。意味が無いからアタシは帰る、それだけ」すたすた がら…
薫「…他の人たちも、勝手に帰れば?」ばたん!
田中「か、薫…ま、待って!」がたっ
絢辻「……」
田中「……あ、その! すみません! ごめんなさい! わ、わたし……!」
田中「か、帰ります…っ!」だっ
がらら…
田中「ま、待って薫~!!」たったった…!
絢辻「……」
「ど、どうする…?」
「いや、どうするって言われてもな…」
「いいーじゃんかえろーよ、別に薫変なこと言ってないし~」がたっ
「だよね~、かえりますかー」がた…
絢辻「っ……ま、待ちなさい…!」
「……ぐおぉ……ど、どうすんよ…?」
「……帰る?」
「…あ、明日決めればいいじゃん! な!? そうだろ!?」
絢辻「……」
田中「……あ、その! すみません! ごめんなさい! わ、わたし……!」
田中「か、帰ります…っ!」だっ
がらら…
田中「ま、待って薫~!!」たったった…!
絢辻「……」
「ど、どうする…?」
「いや、どうするって言われてもな…」
「いいーじゃんかえろーよ、別に薫変なこと言ってないし~」がたっ
「だよね~、かえりますかー」がた…
絢辻「っ……ま、待ちなさい…!」
「……ぐおぉ……ど、どうすんよ…?」
「……帰る?」
「…あ、明日決めればいいじゃん! な!? そうだろ!?」
絢辻「だ、駄目よ! 明日にはもっと細かいことを決めないと日程がっ…!」
「す、すまん委員長! お、俺ちょっと用事がっ……!」
「そ、そうそう! 俺も用事があって! 明日なら~……うん! そんな感じで!」
絢辻「ま、まって……!」
がたっ……がたたっ……
絢辻「皆ちょっと待って! それじゃあ創設祭はっ……!」
「──だから、ひとりできめればいいーじゃん…クスクス」
絢辻「っ……!」
───パタン
絢辻「あ……」
絢辻「………」
絢辻「……………」
「す、すまん委員長! お、俺ちょっと用事がっ……!」
「そ、そうそう! 俺も用事があって! 明日なら~……うん! そんな感じで!」
絢辻「ま、まって……!」
がたっ……がたたっ……
絢辻「皆ちょっと待って! それじゃあ創設祭はっ……!」
「──だから、ひとりできめればいいーじゃん…クスクス」
絢辻「っ……!」
───パタン
絢辻「あ……」
絢辻「………」
絢辻「……………」
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