私的良スレ書庫
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元スレ岡部「みんな俺から離れていく……」
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岡部「……まゆり」
まゆり『ん~?』
岡部「病気、治るといいな」
まゆり『……うん、そうだね』
岡部「それじゃあ、切るな。いきなり電話なんかかけさせて、悪かった」
まゆり「ううん、気にしないで? 嬉しかったよ」
岡部「本当に……ごめんな……がんばれよ」
まゆり「え? う、うん、岡部くんも、頑張って」
岡部「あぁ……」
まゆり『ん~?』
岡部「病気、治るといいな」
まゆり『……うん、そうだね』
岡部「それじゃあ、切るな。いきなり電話なんかかけさせて、悪かった」
まゆり「ううん、気にしないで? 嬉しかったよ」
岡部「本当に……ごめんな……がんばれよ」
まゆり「え? う、うん、岡部くんも、頑張って」
岡部「あぁ……」
ピッ
岡部「ふー……」
紅莉栖「全く、まゆりが相手となると人が変わったみたいに優しくなるんだから」
岡部「うるさいカメハメ波、少し黙れ」
紅莉栖「なっ!?「
紅莉栖「ちょ! あんたっ! それ、それをどこでっ!」 ガシッ
岡部「ぐぁっ! き、貴様! 今の俺に触るな! いて、いてて!」
ダル・鈴羽・萌郁「……?」
岡部「ふー……」
紅莉栖「全く、まゆりが相手となると人が変わったみたいに優しくなるんだから」
岡部「うるさいカメハメ波、少し黙れ」
紅莉栖「なっ!?「
紅莉栖「ちょ! あんたっ! それ、それをどこでっ!」 ガシッ
岡部「ぐぁっ! き、貴様! 今の俺に触るな! いて、いてて!」
ダル・鈴羽・萌郁「……?」
>>407
おまぇ…
おまぇ…
鈴羽「さて、今度こそあたしは行くね」
ダル「阿万音氏~、もう行っちゃうん?」
鈴羽「早く今を変えないと……きついでしょ、体」
紅莉栖「そうよね……途中から忘れてたけど、体中風穴だらけだもの……岡部ってば」
岡部「これくらい、大したことはない」
鈴羽「……今なら分かる気がするよ」
岡部「……?」
鈴羽「今の君はさ、2036年での悪逆非道の限りを尽くした鳳凰院凶真とは似ても似つかない」
鈴羽「ただひたすら椎名まゆりを救うことに必死になってる」
鈴羽「……見てて危なっかしくなるくらいね」
ダル「阿万音氏~、もう行っちゃうん?」
鈴羽「早く今を変えないと……きついでしょ、体」
紅莉栖「そうよね……途中から忘れてたけど、体中風穴だらけだもの……岡部ってば」
岡部「これくらい、大したことはない」
鈴羽「……今なら分かる気がするよ」
岡部「……?」
鈴羽「今の君はさ、2036年での悪逆非道の限りを尽くした鳳凰院凶真とは似ても似つかない」
鈴羽「ただひたすら椎名まゆりを救うことに必死になってる」
鈴羽「……見てて危なっかしくなるくらいね」
>>407
お前は知りすぎた
お前は知りすぎた
鈴羽「椎名まゆりを救うためならいかなる手段も問わず行動するペルソナ」
鈴羽「仮面の下で膨れ上がった悪意の塊。きっと……2036年の君はそれを抹殺しようとしていたのかな」
鈴羽「椎名まゆりを殺した世界を否定することで──」
岡部「……我ながら迷惑な話だ」
鈴羽「それじゃ後は任せたよ、岡部倫太郎」
鈴羽「あたしは手助けするだけ。椎名まゆりを救うのは君だよ」
鈴羽「きっと、未来を変えてみせるね」
岡部「あぁ……頼んだぞ」
ダル「阿万音氏~! 頑張れよ~、僕たち見てるからな~!」
紅莉栖「いってらっしゃい、鈴羽」
萌郁「……頑張って」
鈴羽「ふふ……」
プシュー バタン
鈴羽「仮面の下で膨れ上がった悪意の塊。きっと……2036年の君はそれを抹殺しようとしていたのかな」
鈴羽「椎名まゆりを殺した世界を否定することで──」
岡部「……我ながら迷惑な話だ」
鈴羽「それじゃ後は任せたよ、岡部倫太郎」
鈴羽「あたしは手助けするだけ。椎名まゆりを救うのは君だよ」
鈴羽「きっと、未来を変えてみせるね」
岡部「あぁ……頼んだぞ」
ダル「阿万音氏~! 頑張れよ~、僕たち見てるからな~!」
紅莉栖「いってらっしゃい、鈴羽」
萌郁「……頑張って」
鈴羽「ふふ……」
プシュー バタン
岡部「……」
萌郁「……」
シュー
あ、タイムマシンが輝いている──
世界が……変わる。
岡部くんと私の関係も……変わる。
岡部くん、今あなたは何を思っているの──?
誰のことを考えてるの──?
Chapter 6 『哀心迷図のカイン』 END
萌郁「……」
シュー
あ、タイムマシンが輝いている──
世界が……変わる。
岡部くんと私の関係も……変わる。
岡部くん、今あなたは何を思っているの──?
誰のことを考えてるの──?
Chapter 6 『哀心迷図のカイン』 END
Chapter 7 『自己喪失のアポティヒア』
紅莉栖……すまない。
俺はこれからお前を見殺しにする選択をしなくてはならない。
そして萌郁……お前にも申し訳ないことをした。
最初はただ、お前を利用していただけなのかもしれない。
記憶を取り戻す鍵。もしくは単なる仕事仲間として──
でも今はただの仲間じゃない。
まゆりや紅莉栖たちと等しく大事な仲間だ。
お前も俺のことを特別な存在だと言ってくれた。
その気持ちを俺はなかったことにしてしまう。
今の関係をなかったことに──
岡部「ありがとう、萌郁。さようなら……また、会おう」
萌郁「……っ」
岡部(タイムマシンが……消えるっ!)
紅莉栖……すまない。
俺はこれからお前を見殺しにする選択をしなくてはならない。
そして萌郁……お前にも申し訳ないことをした。
最初はただ、お前を利用していただけなのかもしれない。
記憶を取り戻す鍵。もしくは単なる仕事仲間として──
でも今はただの仲間じゃない。
まゆりや紅莉栖たちと等しく大事な仲間だ。
お前も俺のことを特別な存在だと言ってくれた。
その気持ちを俺はなかったことにしてしまう。
今の関係をなかったことに──
岡部「ありがとう、萌郁。さようなら……また、会おう」
萌郁「……っ」
岡部(タイムマシンが……消えるっ!)
萌郁「行っちゃった」
ダル「阿万音氏ぃ~!」
紅莉栖「あら、やけに残念そうね、橋田」
ダル「なんか他人って気がしなかったんだお」
紅莉栖「告白しとけばよかったのに、時間を超えた恋愛なんてロマンティックじゃない?」
ダル「ちょ、超えるのは次元だけでおkだお!」
紅莉栖「はいはい、ワロスワロス」
岡部「……」
萌郁「どうしたの、岡部くん、浮かない顔、して」
ダル「阿万音氏ぃ~!」
紅莉栖「あら、やけに残念そうね、橋田」
ダル「なんか他人って気がしなかったんだお」
紅莉栖「告白しとけばよかったのに、時間を超えた恋愛なんてロマンティックじゃない?」
ダル「ちょ、超えるのは次元だけでおkだお!」
紅莉栖「はいはい、ワロスワロス」
岡部「……」
萌郁「どうしたの、岡部くん、浮かない顔、して」
>>1もがんばれ
>>422
今聴き直してる
今聴き直してる
岡部(おかしい、妙だ)
岡部(確かに……俺は物理的タイムトラベルで生じる世界線の変動を経験したことはないからはっきり断定することはできない)
岡部(しかし、鈴羽が過去に飛んだ時点でイレギュラーが生じ過去は変わるはず)
岡部(鈴羽が2000年問題を阻止したのであれば、リーディングシュタイナーが発動しなくてはならない)
岡部(だというのに──)
ダル「2000年問題かぁ、不謹慎ながらも当時は少しwktkしてますた、サーセン!」
萌郁「本当に、不謹慎……」
紅莉栖「ね、ねえ岡部、ちょっと……いい?」
岡部「……紅莉栖も気づいたか」
岡部(確かに……俺は物理的タイムトラベルで生じる世界線の変動を経験したことはないからはっきり断定することはできない)
岡部(しかし、鈴羽が過去に飛んだ時点でイレギュラーが生じ過去は変わるはず)
岡部(鈴羽が2000年問題を阻止したのであれば、リーディングシュタイナーが発動しなくてはならない)
岡部(だというのに──)
ダル「2000年問題かぁ、不謹慎ながらも当時は少しwktkしてますた、サーセン!」
萌郁「本当に、不謹慎……」
紅莉栖「ね、ねえ岡部、ちょっと……いい?」
岡部「……紅莉栖も気づいたか」
紅莉栖「うん……阿万音さんがタイムトラベルした時点で過去は変わり、今も変わる」
紅莉栖「なのに今私たちは”2000年問題が起こったこと”を覚えてる」
岡部「そのようだな」
紅莉栖「リーディングシュタイナーを持ってる岡部ならともかく、私たちも覚えてるってことは──」
紅莉栖「過去は変わっていない……」
岡部(これは……この状況は……)
くくく……失敗した。
まゆりは助からない。
岡部「……っ」
岡部(出て……来るな!)
紅莉栖「なのに今私たちは”2000年問題が起こったこと”を覚えてる」
岡部「そのようだな」
紅莉栖「リーディングシュタイナーを持ってる岡部ならともかく、私たちも覚えてるってことは──」
紅莉栖「過去は変わっていない……」
岡部(これは……この状況は……)
くくく……失敗した。
まゆりは助からない。
岡部「……っ」
岡部(出て……来るな!)
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した
コツコツコツ
岡部「……誰か来る」
ダル「フェイリスたん達じゃ?」
岡部「いや、この足音は……」
コツコツコツ
岡部「……」
天王寺「よう」
萌郁「FB……!」
紅莉栖「店長さん!?」
天王寺「裏切ったみてーだな、M3、M4」
ダル「ちょ! ど、どういうことなん!?」
岡部「FB、俺達の上司で──」
萌郁「──ラウンダー、よ」
岡部「……誰か来る」
ダル「フェイリスたん達じゃ?」
岡部「いや、この足音は……」
コツコツコツ
岡部「……」
天王寺「よう」
萌郁「FB……!」
紅莉栖「店長さん!?」
天王寺「裏切ったみてーだな、M3、M4」
ダル「ちょ! ど、どういうことなん!?」
岡部「FB、俺達の上司で──」
萌郁「──ラウンダー、よ」
紅莉栖「そんな……なんで店長さんが……」
天王寺「まさかとは思ったが、ホントに裏切るとはな」
岡部「……」
天王寺「ったく、ボロボロじゃねーか」
天王寺「しかしやってくれたぜ、片付けるの大変だったんだぜ、死体」
天王寺「まぁ……おめーは目的のためなら手段は選ばない男だからな」
萌郁「FB……どうして、ここが……」
天王寺「おい、うちのバイトはここにいねーのか? なんだよ、うちのバイトだけハブってんのか?」
岡部「まさか……フェイリスとるかを!?」
天王寺「おめーにしちゃ無用心だったな、M3」
岡部「くっ……」
天王寺「さあ、タイムマシンの在り処を教えろ。ラボから持ちだしたんだろ?」
天王寺「まさかとは思ったが、ホントに裏切るとはな」
岡部「……」
天王寺「ったく、ボロボロじゃねーか」
天王寺「しかしやってくれたぜ、片付けるの大変だったんだぜ、死体」
天王寺「まぁ……おめーは目的のためなら手段は選ばない男だからな」
萌郁「FB……どうして、ここが……」
天王寺「おい、うちのバイトはここにいねーのか? なんだよ、うちのバイトだけハブってんのか?」
岡部「まさか……フェイリスとるかを!?」
天王寺「おめーにしちゃ無用心だったな、M3」
岡部「くっ……」
天王寺「さあ、タイムマシンの在り処を教えろ。ラボから持ちだしたんだろ?」
天王寺「言わなきゃ……わかってるよな」
岡部「この……罪のない人間にまで手を──」
岡部「……っ」
天王寺「そうだな。おめーがそれを言えるはずねーよな」
紅莉栖「岡部……ど、どうするの?」
萌郁「……っ」
岡部「萌郁、よせ」
天王寺「わーかってねーみてーだなM4、銃を降ろせ」
天王寺「俺が戻らなかったら他のラウンダー達に命令が通達するように仕向けてある」
岡部「この……罪のない人間にまで手を──」
岡部「……っ」
天王寺「そうだな。おめーがそれを言えるはずねーよな」
紅莉栖「岡部……ど、どうするの?」
萌郁「……っ」
岡部「萌郁、よせ」
天王寺「わーかってねーみてーだなM4、銃を降ろせ」
天王寺「俺が戻らなかったら他のラウンダー達に命令が通達するように仕向けてある」
ブラウンも、嫌でも仕事だからで割り切る人だから、こういうのは仕方ないね。
天王寺「この先は言わなくても分かるだろ? 幼馴染を苦しませて死なせたくはねーよなぁ」
岡部「くそ……!」
岡部「……分かった、渡す……渡すから……誰も、傷つけないでくれ……」
萌郁「岡部く……ん」
天王寺「それでいい」
これでDメールを送ることも叶わなくなる。
抵抗すればまゆりやフェイリス、るかも傷つく。
どうしようもない。
そして放っておけばまゆりが死ぬ。
どうしてだよ……なんで俺から奪うんだよ……。
どうして引き離すんだよ……。
岡部「くそ……!」
岡部「……分かった、渡す……渡すから……誰も、傷つけないでくれ……」
萌郁「岡部く……ん」
天王寺「それでいい」
これでDメールを送ることも叶わなくなる。
抵抗すればまゆりやフェイリス、るかも傷つく。
どうしようもない。
そして放っておけばまゆりが死ぬ。
どうしてだよ……なんで俺から奪うんだよ……。
どうして引き離すんだよ……。
まゆりがリーディングシュタイナーある設定の話かいてた人か
まってました!
まってました!
岡部「結局あなたも目的のためなら手段は選ばないというわけかっ……!」
岡部「俺はあなたのことを尊敬していた! なのにっ……!」
天王寺「裏切っといてよく言うぜ」
岡部「あなたも俺の気持ちは分かっていたはずだ! まゆりを救うのにどれだけ必死になっていたか!!」
天王寺「……はぁ」
天王寺「おめーらが裏切ったこと、本部には内緒にしといてやる」
天王寺「開発者の二人もすでに逃げたって報告してやる」
天王寺「だから今後、俺に近づくな。別の地域で1からやり直せ」
岡部「……」
天王寺「甘ぇな、俺も……」
それじゃ……意味が無い。
俺だけ別の場所でやり直したって意味が無い!
俺の居場所はそんなところにない!
岡部「俺はあなたのことを尊敬していた! なのにっ……!」
天王寺「裏切っといてよく言うぜ」
岡部「あなたも俺の気持ちは分かっていたはずだ! まゆりを救うのにどれだけ必死になっていたか!!」
天王寺「……はぁ」
天王寺「おめーらが裏切ったこと、本部には内緒にしといてやる」
天王寺「開発者の二人もすでに逃げたって報告してやる」
天王寺「だから今後、俺に近づくな。別の地域で1からやり直せ」
岡部「……」
天王寺「甘ぇな、俺も……」
それじゃ……意味が無い。
俺だけ別の場所でやり直したって意味が無い!
俺の居場所はそんなところにない!
天王寺「おいM4、案内しろ」
萌郁「は、はい……」
コツコツコツ
ああ、これは罰だ。
きっと罰なんだ。
まゆりを助けるためとはいえ、罪のない人間に手をかけてきた報いだ。
だから世界は俺にこんなに辛く当たるんだ。
また……みんな俺から離れていく……。
ブーブー ブーブー
────
───
──
萌郁「は、はい……」
コツコツコツ
ああ、これは罰だ。
きっと罰なんだ。
まゆりを助けるためとはいえ、罪のない人間に手をかけてきた報いだ。
だから世界は俺にこんなに辛く当たるんだ。
また……みんな俺から離れていく……。
ブーブー ブーブー
────
───
──
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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