幸村は俺の嫁

みのりんに腹パンして涙目なのを優しく慰めてあげたい

小鷹（さりげなく、肉と言う単語を出しつつ……そして柔らかな笑みを浮かべ
　　　直接的に言葉にすることなく、その肉を選別した貴方に対して、敬意を見せた自然なさりげなさ…！）

竜児（………そうか、俺の買った肉は、安物で）

竜児（………なのに、アンタが買うのは高級の肉なのになぁ…という…）

竜児（俺に対しての、あてつけかコイツ！！）ｷﾞﾗｧｯ！

小鷹（んひっ！？　な、なんだっ！？　わ、わからんがっ……すっごい怒ってない！？）

竜児（そうか、とんだ勘違いだったようだ……俺は馬鹿野郎だ、本当に馬鹿だ）

竜児（ちょっとでもこの不良に歩み寄ろうとした俺を、ブン殴りてぇ…）

竜児（……その主婦力は認めるがよ、俺は…その人間としての小ささは……最低だと思う！）

竜児「……プリン頭が…」ぼそっ…

小鷹（っ……！？　今、コイツプリン頭って言いやがった！？
　　　っ～～～～～！！　な、なんだよ！　悪いかよ！　地毛だよ！　仕方ねぇだろ！）

小鷹（……なんだよ、馬鹿野郎……俺は別に不良じゃねぇよ……）

小鷹「……殺人顔面」

竜児「っ……！？」

俺「っ！」

地味な戦いだな

これは面白い

それでも北村なら......北村なら全裸になってくれるはず！

ほんとはいいやつなんだよ！

サバイバー発動

おもしろい

はがないはよく知らないけど面白い

竜児（今……殺人、顔面とか……言ったのか？　泣くぞ！　泣いちゃうぞ俺！
　　　す、好きでこの顔で……生まれたんじゃねぇよ！　この不良が！）

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

竜児「………」

小鷹「………」

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

竜児（……どうしてくれようか、俺、喧嘩強くないし…）

小鷹（……どうしよくれようか、俺、本当に沈められるんじゃ…）


主婦「あ、あそこです！　あそこで不良とヤクザがっ…！」

警備「なにっ！？　この白昼堂々喧嘩だと！？　こらーー！！」

竜児&小鷹「っ……！？」びくぅっ！

竜児（やべぇ！　に、逃げねぇと！　……だが、この肉が惜しい…！）

小鷹（やばい！　す、すぐさまトンずらしないと……！　だけど、肉が…！）

竜児&小鷹「………」

竜児&小鷹（くっそおおおおおお！！）だだだだだっ！

のちの三橋と伊藤であった

ヤクザと不良の喧嘩に首突っ込む警備員ｶｯｹｰ

発想は何度かあったがちゃんと投下されてるのは初めてだな
頑張れ

小鷹の口調が全然ちげえ…

>>46

とある商店街

「……はぁ…はぁ……」

竜児「──なんだよ、本当に……っ…はぁっ……はぁっ…！」

竜児「くそっ！　……今日は変に体力を使う日だなほんっと…っ！」

竜児「っはぁー………」

竜児「………」

竜児「……買えなかった、肉…」

竜児「……」ｼｮﾎﾞｰﾝ

竜児（……どうしよう、あの肉を買うことによって大分食費が浮く予定だったのによ……）

竜児（どれもこれもっ！　あのプリン不良のせいだな絶対……ッ！）

竜児「………」

竜児「……電車乗って、ここまできたのによ……なんにも、買えなかった…」

竜児「……あ、泣きそうだマジで…」

>>66
こまけぇことは気にすんな

竜児「……帰るか。途中で、肉を買おう…そうしよう…」とぼとぼ…


「──あーん……びぇえええっ…」


竜児「………」とぼとぼ…


「──びぇえええっ……あんっ……ちゃ、あんちゃっ……ぎゃあああああっ…！」


竜児（……ん、すっげぇ泣いてる子がいるな…）とぼ…


「あんちぁああああんっ！　どこいったとぉおおおっ……！　あんちゃあああああんっ……！」


竜児（あんちゃん？　……新種の餡子か？）すた…


「ぎゃああああああっ……！！」


竜児「………おい、大丈夫か？」

「っ……！？」びくぅ

ま…まさか……

④

きましたは

これは

小鳩たんきた！！

竜児「その……迷子、みたいなもんか？」

「………」びくびく…

竜児「………」

竜児（めちゃくちゃビビられてるな……おう、わかってたけどよ）

竜児「えっと……まぁ、この先をずっと真っ直ぐ行くとな？
　　　交番があるからよ、そこに行けばいいと思う」

「……交番？」

竜児「お、おう。交番、わかるか？」

「……ひっぐ……うん、分かる……わかる交番…」

竜児「そ、そうか……」

竜児（子供は好きだけどよ……その、相手にするのは苦手だ…）

竜児「…じゃ、じゃあそれだけだ。じゃあな、気をつけてな」

「………」

ぎゅっ…

竜児「…おう？」

これはおもしろい

久しぶりに「おう？」見たな

いいねいいね～

はよ

「……ひっぐ……ぐしゅっ…」

竜児「…えっと……な、なんだ？　どうして俺の腕を…？」

「……ぐすっ……一人、さびしいけんっ……」

竜児「え？」

「だけんっ……しょの、一人、ざびじいげんっ…！」ぎゅうっ

竜児「お、おう……いや、一人寂しいって……」

「ぐしゅっ……ひっく、ひっく……」

竜児「…ひ、一つ聞きたいんだけどよ……」

「………ぐすっ……ひっぐ……あに…？　ぐしっ…」

竜児「………その、俺のこと、怖くないのか？」

「………ひっく……うん、怖くなか…よ？」

竜児「…マジで？」

「……うん」

しえん

小鷹に誘拐犯扱いされそうだな

これは萌える

高度な心理戦は良かったんだが小鳩は無いわ

小鷹「あ、元ネタさん。チィーッス」

っていう話かと

小鳩はよくも悪くも兄で慣れてるのか

ちょっおまっ小鳩ないとか屋上

いいゾ～これ

これは竜児感涙でお持ち帰りの流れ

竜児って語尾によってつけてたっけ？

>>90
兄とマリア以外になつく小鳩はちょっと…

竜児「怖くなかよ？」

とある商店街　

小鷹「……はぁ、ふぅ」

小鷹「……」きょろきょろ…

小鷹（よし、今度もキチンと巻いたな……くっそ、流石に疲れてきた）

小鷹「──しかも狙いの肉も買えてねぇ！　どうしてくれんだよまったく！」

小鷹「………」

小鷹「…いや、嘆いても仕方ないよな……なんやかんや言って、俺の所為ってところもあるし…」

小鷹（走りながら考えてみたんだけど、やっぱ、あの笑い方は無いって思うんだよなぁ…
　　　…明らかに馬鹿にした言い方だった気がする。なんで今わかるんだよ！　馬鹿か俺は！）

小鷹「……謝りたい、すごくあの人に謝りたい…」とぼとぼ…

小鷹「…でも、会ったら会ったで…また色々としちまいそうだな…俺…」

小鷹「……仕方ない、バスに乗って何時もの所で肉を買うか…」ぽすっ

「………」

小鷹「…ん？　なんだ、腹部あたりに衝撃が…」

大河キター

>>94
迷子で心細い所だからな
見た目凶悪な主夫でも、金髪巨乳の変態でも、鼻息荒いおっさんでもついてくんだろう

寝れねええええ

>>98
肉にだけはついていかんと思う