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元スレP「アイドルたちにあすなろ抱きをしてどうなるか見てみよう」
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伊織「あ……え?」
ソファの後ろに回り、伊織の小さな身体を背後から抱きすくめる。
壊れないようにそっと優しく。だけど逃げられないように強く。
P「関係ないからこそ言えることもあるんじゃないか? 律子には言いにくいことでも俺になら構わんだろう? 担当プロデューサーじゃないんだし」
伊織「……なによ、それ」
P「伊織のことだから律子に迷惑掛けまいと一人で抱え込んでいたんだろ。竜宮小町は人気のあるユニットだし、これ以上負担を掛けたくないからって」
伊織「………………」
P「ならここで全部吐き出しちゃいな。それでまた律子やあずささん、亜美にいつもの元気な伊織の姿を見せてやれ」
伊織「なんで……」
P「うん?」
ソファの後ろに回り、伊織の小さな身体を背後から抱きすくめる。
壊れないようにそっと優しく。だけど逃げられないように強く。
P「関係ないからこそ言えることもあるんじゃないか? 律子には言いにくいことでも俺になら構わんだろう? 担当プロデューサーじゃないんだし」
伊織「……なによ、それ」
P「伊織のことだから律子に迷惑掛けまいと一人で抱え込んでいたんだろ。竜宮小町は人気のあるユニットだし、これ以上負担を掛けたくないからって」
伊織「………………」
P「ならここで全部吐き出しちゃいな。それでまた律子やあずささん、亜美にいつもの元気な伊織の姿を見せてやれ」
伊織「なんで……」
P「うん?」
伊織「なんで、そこまでしてくれるのよ?」
P「いやー、俺はほら、関係ないし?」
伊織「……あんた、関係ないって言われたの、ちょっと怒ってるでしょ」
P「あぁ、怒ってるよ」
伊織「あ……」
心持ち抱きしめる力を強くしながら伊織の首に顔を埋める。
甘い柑橘系の匂いがほのかに感じられた。
P「いやー、俺はほら、関係ないし?」
伊織「……あんた、関係ないって言われたの、ちょっと怒ってるでしょ」
P「あぁ、怒ってるよ」
伊織「あ……」
心持ち抱きしめる力を強くしながら伊織の首に顔を埋める。
甘い柑橘系の匂いがほのかに感じられた。
>>377
コレの続きのPも可愛い奴があったはず、、
コレの続きのPも可愛い奴があったはず、、
P「関係ないって言われてちょっと傷付いたんだぞ」
伊織「傷付いたって……なんでよ」
P「……なんでだろうな?」
伊織「なんでって、あんた……」
伊織がこれ見よがしに大きな溜息を吐いた。
伊織「それで」
P「うん?」
伊織「聞いてくれるんでしょ、弱音」
P「あぁ、俺でよければ」
────────
──────
────
伊織「傷付いたって……なんでよ」
P「……なんでだろうな?」
伊織「なんでって、あんた……」
伊織がこれ見よがしに大きな溜息を吐いた。
伊織「それで」
P「うん?」
伊織「聞いてくれるんでしょ、弱音」
P「あぁ、俺でよければ」
────────
──────
────
伊織「ふぅ……」
胸の内のわだかまりを一通り吐き終えたのか、伊織が小さく息を吐いた。
P「すっきりしたか?」
伊織「……少しだけね」
弱いところを見られたのが恥ずかしいのか、ちょっとだけ拗ねたような声音で返してくる伊織。
よく見ると耳まで真っ赤だった。そんなに俺に弱いところを見られたくなかったのだろうか?
P「伊織。耳まで真っ赤だけどやっぱり俺に弱音を聞かれたくなかったのか?」
余計なことだったのかと不安になり、つい思ったことが口を衝いて出てしまった。
胸の内のわだかまりを一通り吐き終えたのか、伊織が小さく息を吐いた。
P「すっきりしたか?」
伊織「……少しだけね」
弱いところを見られたのが恥ずかしいのか、ちょっとだけ拗ねたような声音で返してくる伊織。
よく見ると耳まで真っ赤だった。そんなに俺に弱いところを見られたくなかったのだろうか?
P「伊織。耳まで真っ赤だけどやっぱり俺に弱音を聞かれたくなかったのか?」
余計なことだったのかと不安になり、つい思ったことが口を衝いて出てしまった。
伊織「あ、あんたねぇ! 普通、ここでそういうこと言う!?」
P「え?」
伊織「これは、その……」
訳が分からずきょとんとしていると伊織が何事かを口篭るがよく聞こえない。
P「伊織?」
伊織「抱きつかれて恥ずかしいからに決まってるでしょ! 言わせんじゃないわよ、ばかぁ!!」
P「……あぁ、そっか」
言われて改めて気付いたが、そういえばずっと抱きしめたままだった。
それも後ろから包み込むようにあすなろ抱きで。
……今の若い子にあすなろ抱きとか分からないだろうなぁ。
そんな益体の無いことを考えつつ、抱きしめながら片手で伊織の頭を撫でる。
P「え?」
伊織「これは、その……」
訳が分からずきょとんとしていると伊織が何事かを口篭るがよく聞こえない。
P「伊織?」
伊織「抱きつかれて恥ずかしいからに決まってるでしょ! 言わせんじゃないわよ、ばかぁ!!」
P「……あぁ、そっか」
言われて改めて気付いたが、そういえばずっと抱きしめたままだった。
それも後ろから包み込むようにあすなろ抱きで。
……今の若い子にあすなろ抱きとか分からないだろうなぁ。
そんな益体の無いことを考えつつ、抱きしめながら片手で伊織の頭を撫でる。
伊織「もういいでしょ! さっさと離れなさいよ、この変態大人!!」
P「もう少し。相談料ってことで」
伊織「はーなーれーなーさーいー!」
P「はぁ……抱き心地いいなー、伊織」
伊織「ふえぇ!?」
────────
──────
────
P「もう少し。相談料ってことで」
伊織「はーなーれーなーさーいー!」
P「はぁ……抱き心地いいなー、伊織」
伊織「ふえぇ!?」
────────
──────
────
一通り満足するまで抱きしめた後、伊織を解放するとジトッとした上目遣いで睨まれてしまった。
少しばかりやり過ぎたか。
伊織「まったくもう、この変態プロデューサーは……!」
ぷりぷりと頬を膨らましながら怒る伊織。
愛らしいその姿を見ているとまた抱きしめた衝動に駆られたがここは我慢しておこう。
P「ははっ、すまんすまん。だけどようやくいつもの伊織らしくなったな」
伊織「……ふん。それはまあ、あんたのおかげだと思ってあげなくもないわ」
まだ少し紅い頬のまま、伊織がそっぽを向く。
少しばかりやり過ぎたか。
伊織「まったくもう、この変態プロデューサーは……!」
ぷりぷりと頬を膨らましながら怒る伊織。
愛らしいその姿を見ているとまた抱きしめた衝動に駆られたがここは我慢しておこう。
P「ははっ、すまんすまん。だけどようやくいつもの伊織らしくなったな」
伊織「……ふん。それはまあ、あんたのおかげだと思ってあげなくもないわ」
まだ少し紅い頬のまま、伊織がそっぽを向く。
P「それだけ悪態が吐ければ問題ないな。さて、残りの仕事を片しちゃうとするかね」
伊織「……ねぇ」
P「うん? どうした、伊織」
伊織「えと……」
言い難そうに身体をもじもじとさせる伊織。
辛抱強く待っていると意を決したかのように口を開いた。
伊織「また聞いてもらってもいい……弱音」
P「あぁ、伊織ならいつだって大歓迎だよ」
にっこりと笑いながら快諾してやると、伊織が安堵の笑みを浮かべた。
その笑顔が見られるのなら愚痴の相手ぐらい安いものだと思ったが少しだけ悪戯心が芽生え、ちょっとしたいじわるを口にする。
伊織「……ねぇ」
P「うん? どうした、伊織」
伊織「えと……」
言い難そうに身体をもじもじとさせる伊織。
辛抱強く待っていると意を決したかのように口を開いた。
伊織「また聞いてもらってもいい……弱音」
P「あぁ、伊織ならいつだって大歓迎だよ」
にっこりと笑いながら快諾してやると、伊織が安堵の笑みを浮かべた。
その笑顔が見られるのなら愚痴の相手ぐらい安いものだと思ったが少しだけ悪戯心が芽生え、ちょっとしたいじわるを口にする。
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ヽ: : : : : : : : : : : . , , i |: : : /
P「相談料としてまた抱きしめさせてもらうけどな」
伊織「んなっ……!」
伊織の顔が一瞬のうちに真っ赤に染まる。
P「ははっ、なーんて……」
伊織「…………わよ」
P「え?」
伊織「……あんただったら、その……いいわよ」
身体をふるっと小さく震えさせて、瞼をぎゅっと瞑りながら、まるで告白でもするかのように伊織が呟いた。
P「………………」
頭が真っ白になってしまって言葉が出てこない。
……伊織ってこんなに可愛かったっけ?
伊織「んなっ……!」
伊織の顔が一瞬のうちに真っ赤に染まる。
P「ははっ、なーんて……」
伊織「…………わよ」
P「え?」
伊織「……あんただったら、その……いいわよ」
身体をふるっと小さく震えさせて、瞼をぎゅっと瞑りながら、まるで告白でもするかのように伊織が呟いた。
P「………………」
頭が真っ白になってしまって言葉が出てこない。
……伊織ってこんなに可愛かったっけ?
P「あ、えっと、その……」
どぎまぎしているとこの場の空気に耐えられなくなったのか、伊織が事務所の出口の方へと駆け出していってしまった。
為す術もなくその後姿を見送っていると、扉の前でくるりと伊織がこちらに振り向いた。
伊織「あ、あんたにだけなんだからね、こんなこと言うの!」
ばたばたと伊織が外へ出て行き、事務所にはエアコンの音だけが残された。
P「………………」
明日からどんな顔で会おうと考えながら俺は火照った顔を誰かが戻ってくるまでに冷まさなければならなかった。
fin.
どぎまぎしているとこの場の空気に耐えられなくなったのか、伊織が事務所の出口の方へと駆け出していってしまった。
為す術もなくその後姿を見送っていると、扉の前でくるりと伊織がこちらに振り向いた。
伊織「あ、あんたにだけなんだからね、こんなこと言うの!」
ばたばたと伊織が外へ出て行き、事務所にはエアコンの音だけが残された。
P「………………」
明日からどんな顔で会おうと考えながら俺は火照った顔を誰かが戻ってくるまでに冷まさなければならなかった。
fin.
P(なんだか最近人肌が恋しい…)
P(ああ、無性にあすなろ抱きをしたい…。したくて堪らん! 誰かいないのか!)ゴロゴロ
ガチャ
響「はいさーい! 皆元気かー? …ってあれ? プロデューサーだけなのか?」
P「ああ、今日は皆出払ってるよ。小鳥さんも買い出しに出たばかりだしな」スクッ
響「そうなのか…。折角話そうと思ってたのに残念だぞ…」
P「そう言えば響のレッスンまではまだ時間があるな…。早く来るなんて偉いじゃないか」
響「へへっ! そりゃ自分完璧だからなー!」
響「皆がいないのはしょうがないし、雑誌でも読んでるさ」スタスタゴロン
P(ふむ…、響か…)ジーッ
響「~~♪」パタパタ
P(ああ、無性にあすなろ抱きをしたい…。したくて堪らん! 誰かいないのか!)ゴロゴロ
ガチャ
響「はいさーい! 皆元気かー? …ってあれ? プロデューサーだけなのか?」
P「ああ、今日は皆出払ってるよ。小鳥さんも買い出しに出たばかりだしな」スクッ
響「そうなのか…。折角話そうと思ってたのに残念だぞ…」
P「そう言えば響のレッスンまではまだ時間があるな…。早く来るなんて偉いじゃないか」
響「へへっ! そりゃ自分完璧だからなー!」
響「皆がいないのはしょうがないし、雑誌でも読んでるさ」スタスタゴロン
P(ふむ…、響か…)ジーッ
響「~~♪」パタパタ
P(誰もいない事務所。そして無防備にソファーでくつろぐ響…)
P(これは響に抱きつけという天の声ではなかろうか? いや、そうに違いない!!)クワッ!
P(…さいわい響なら何とか謝れば許してくれそうだしな。それになによりも…)
P(抱きつかれて恥ずかしがる響がすごく見てみたい…)ググッ
P(そうと決まれば、いざ参らん!)ガタッ
P(これは響に抱きつけという天の声ではなかろうか? いや、そうに違いない!!)クワッ!
P(…さいわい響なら何とか謝れば許してくれそうだしな。それになによりも…)
P(抱きつかれて恥ずかしがる響がすごく見てみたい…)ググッ
P(そうと決まれば、いざ参らん!)ガタッ
P「駆け出しだった頃の俺は、とにかくやる気に満ちあふれていた」
P「これはイケる!と思った相手を見かけたら、とにかく声を掛けていたんだが……」
柊志乃「プロデューサーさん、今夜付き合って下さる?」(31)
高橋礼子「プロデューサーくん、今夜、食事でもどうかしら」(31)
川島瑞樹「プロデューサー! どうこの格好! 可愛いでしょ!」(28)
和久井留美「プロデューサー君、今夜新しい衣装合わせに付き合ってくれる?」(26)
服部瞳子「プロデューサーさん、私なら大丈夫だから、もっとお仕事しましょ」(25)
三船美優「プロデューサーさん……私と……お話しませんか……?」(26)
東郷あい「プロデューサーくん、君に頼みごとしていいかな。ちょっと服を見たくてね」(23)
P「正直、早まったかもしれない」
P「これはイケる!と思った相手を見かけたら、とにかく声を掛けていたんだが……」
柊志乃「プロデューサーさん、今夜付き合って下さる?」(31)
高橋礼子「プロデューサーくん、今夜、食事でもどうかしら」(31)
川島瑞樹「プロデューサー! どうこの格好! 可愛いでしょ!」(28)
和久井留美「プロデューサー君、今夜新しい衣装合わせに付き合ってくれる?」(26)
服部瞳子「プロデューサーさん、私なら大丈夫だから、もっとお仕事しましょ」(25)
三船美優「プロデューサーさん……私と……お話しませんか……?」(26)
東郷あい「プロデューサーくん、君に頼みごとしていいかな。ちょっと服を見たくてね」(23)
P「正直、早まったかもしれない」
P「おはようございます……って今日も朝からワインですか、志乃さん」
志乃「気付けの一杯のようなものよ。それにノンアルコールだから問題はないわ」
P「確かに志乃さんなら仕事に影響が出ることはないと思いますが……」
志乃「ふふ……プロデューサーさんも一杯どう? 景気づけに」
P「遠慮しておきますよ」
志乃「もう…堅いわねぇ……」
志乃「気付けの一杯のようなものよ。それにノンアルコールだから問題はないわ」
P「確かに志乃さんなら仕事に影響が出ることはないと思いますが……」
志乃「ふふ……プロデューサーさんも一杯どう? 景気づけに」
P「遠慮しておきますよ」
志乃「もう…堅いわねぇ……」
留美「はぁ……」
P「あ、おはようございます和久井さん。どうしたんです?」
留美「いえ……職場でワインなんて、以前なら考えられなかったって思ってるのよ」
P「す、すいませんです…」
留美「いいのよ、あなたの言うとおり柊さんなら一応は心配ないし……それに」
志乃「それに?」
留美「こういう空気も悪くは無いわ。プロデューサー君もいるもの…」
P「は、はは……」
志乃「あらあら」
P「あ、おはようございます和久井さん。どうしたんです?」
留美「いえ……職場でワインなんて、以前なら考えられなかったって思ってるのよ」
P「す、すいませんです…」
留美「いいのよ、あなたの言うとおり柊さんなら一応は心配ないし……それに」
志乃「それに?」
留美「こういう空気も悪くは無いわ。プロデューサー君もいるもの…」
P「は、はは……」
志乃「あらあら」
P「そ、それじゃあ今日は二人とも一緒にレッスンの日なので。
あちらのスタジオでトレーナーさんの指示に従ってください」
留美「ええ、わかったわ」
志乃「流石にダンスの最中には飲めないわねぇ……あ、プロデューサーさん」
P「はい?」
志乃「今夜、ちょっと付き合ってくださる? お勧めしたいお酒があるの」
P「いや、今日は仕事が遅くまで入っているので…」
留美「あら、そうなの。私も今夜衣装合わせに付き合って欲しかったのだけれど」
志乃「残念ねぇ……それじゃあ今度の休日に埋め合わせをしてもらおうかしら」
P「程ほどにしてください……」
あちらのスタジオでトレーナーさんの指示に従ってください」
留美「ええ、わかったわ」
志乃「流石にダンスの最中には飲めないわねぇ……あ、プロデューサーさん」
P「はい?」
志乃「今夜、ちょっと付き合ってくださる? お勧めしたいお酒があるの」
P「いや、今日は仕事が遅くまで入っているので…」
留美「あら、そうなの。私も今夜衣装合わせに付き合って欲しかったのだけれど」
志乃「残念ねぇ……それじゃあ今度の休日に埋め合わせをしてもらおうかしら」
P「程ほどにしてください……」
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