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元スレ恒一「最大の秘密がバレる現象?」

みんなの評価 : ★★★×5
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勅使河原「小椋の奴も何か様子おかしかったしなー……何かあったのかね?」
望月「さあ……」
恒一「……あ、そうだ。それより望月、ちゃんとカセットテープ持ってきてくれた?」
望月「あ、うん。ちゃんと持ってきたよ、レコーダーも一緒に」
勅使河原「よっし! グッジョブだ望月! そんじゃあ後でサカキの部屋に集合な!」
恒一「僕の部屋? まあいいけど……」
勅使河原「じゃ、また後でな。とりあえず今は合宿を楽しもうぜ!」
望月「そうだね。あ、僕カメラ持ってきたから皆で写真撮ろうよ」
勅使河原「おっ準備いいな! よーしそれじゃあ他の奴らも呼んで――」
・
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望月「さあ……」
恒一「……あ、そうだ。それより望月、ちゃんとカセットテープ持ってきてくれた?」
望月「あ、うん。ちゃんと持ってきたよ、レコーダーも一緒に」
勅使河原「よっし! グッジョブだ望月! そんじゃあ後でサカキの部屋に集合な!」
恒一「僕の部屋? まあいいけど……」
勅使河原「じゃ、また後でな。とりあえず今は合宿を楽しもうぜ!」
望月「そうだね。あ、僕カメラ持ってきたから皆で写真撮ろうよ」
勅使河原「おっ準備いいな! よーしそれじゃあ他の奴らも呼んで――」
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勅使河原「……それじゃ、再生するぞ?」
望月「うん」
恒一「どうぞ」
鳴「早く早く」ワクワク
勅使河原「……」
勅使河原「(……なあ、何で見崎までいるんだ?)」ヒソヒソ
望月「(見崎さんもテープ聞きたいって言ったらしくて、榊原くんがナチュラルに連れてきたんだよ……)」ヒソヒソ
恒一「? 早く再生しないの?」
勅使河原「あっ……お、おう! 再生するって! 急かすなよ!」
・
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勅使河原「……それじゃ、再生するぞ?」
望月「うん」
恒一「どうぞ」
鳴「早く早く」ワクワク
勅使河原「……」
勅使河原「(……なあ、何で見崎までいるんだ?)」ヒソヒソ
望月「(見崎さんもテープ聞きたいって言ったらしくて、榊原くんがナチュラルに連れてきたんだよ……)」ヒソヒソ
恒一「? 早く再生しないの?」
勅使河原「あっ……お、おう! 再生するって! 急かすなよ!」
カチッ…ジーキュルキュルキュル…
恒一「……」
勅使河原「……」
望月「……」ゴクリ
鳴「……」ワクワク
『……ええと、おれの……俺の名前は松永克己』
恒一「……」
勅使河原「……」
望月「……」ゴクリ
鳴「……」ワクワク
『……ええと、おれの……俺の名前は松永克己』
『これは俺の罪……そして秘密の告白だ』
『同じように3年3組の減少に苦しんでるであろう……』
『……未来の後輩のために、アドバイスとしてこのテープを残そうと思う』
恒一「……どうやら、松永さんが残したテープで間違いないようだね」
勅使河原「だな」
鳴(罪の告白……いいフレーズね)カリカリ
望月「……」(なにメモしてるんだろうこの子)
『同じように3年3組の減少に苦しんでるであろう……』
『……未来の後輩のために、アドバイスとしてこのテープを残そうと思う』
恒一「……どうやら、松永さんが残したテープで間違いないようだね」
勅使河原「だな」
鳴(罪の告白……いいフレーズね)カリカリ
望月「……」(なにメモしてるんだろうこの子)
この三組で起きた事を格好良く改竄してAnotherという本を出版しそう
『――――そして神社の清掃が終わっていざ帰ろう、ってなった時にそれが起こったんだ』
『まず始めに犠牲者になったのは浜口って言う生徒だ』
『あいつ、バカな奴でさ』
『用意周到に神社まで鞄を持ってきたんだよ』
『そしたら浜口のやつ、転んだ拍子に鞄の中身ぶちまけて』
『……鞄の中身から、出てきたんだよ。大量の巨大クモが』
『後から聞いた話だと、そのクモは輸入禁止の危険種だったらしい』
勅使河原「なんで合宿にクモなんて連れてきてんだよ!?」
恒一「ちょっとこのテープの内容が既に意味わからなくなってきたの僕だけ?」
『まず始めに犠牲者になったのは浜口って言う生徒だ』
『あいつ、バカな奴でさ』
『用意周到に神社まで鞄を持ってきたんだよ』
『そしたら浜口のやつ、転んだ拍子に鞄の中身ぶちまけて』
『……鞄の中身から、出てきたんだよ。大量の巨大クモが』
『後から聞いた話だと、そのクモは輸入禁止の危険種だったらしい』
勅使河原「なんで合宿にクモなんて連れてきてんだよ!?」
恒一「ちょっとこのテープの内容が既に意味わからなくなってきたの僕だけ?」
『無論、その場はパニックになってさ』
『皆クモから逃げようとして合宿所まで猛ダッシュだ』
『そして次の犠牲者は星川って言う女子生徒でな』
『相当焦ってたのか、走ってる最中に盛大にずっこけて』
『そしたらポーンって何かが宙を舞って……後ろに居た俺の頭に、それが乗っかったんだ』
『なんとな……その星川って言う女子』
恒一「……」
勅使河原「……」
望月「……」
鳴「……」ドキドキ
『……ヅラだったんだよ』
『皆クモから逃げようとして合宿所まで猛ダッシュだ』
『そして次の犠牲者は星川って言う女子生徒でな』
『相当焦ってたのか、走ってる最中に盛大にずっこけて』
『そしたらポーンって何かが宙を舞って……後ろに居た俺の頭に、それが乗っかったんだ』
『なんとな……その星川って言う女子』
恒一「……」
勅使河原「……」
望月「……」
鳴「……」ドキドキ
『……ヅラだったんだよ』
恒一「っ……! っ……!!」プルプルプル
勅使河原「ぶふっ……くっ、くふっ!!」
望月「ぷっ……こっ、コントかよっ……!!」ブルブルブル
鳴「お気の毒に……」
『後から聞いた話だとどうもストレス性の脱毛症だったらしい』
『まあつまるところ、こんなお参りなんて何の効果も無かったわけなんだ』
『そして肝心なのはこのあとだ』
恒一「くっ……て、て言うかさ、これ浜口って人と星川って言う人、完全にとばっちりだよね」
勅使河原「だなっ……ま、まさか本人も音声として秘密が残されてるなんて思ってねーだろうな……」
望月「はぁー……はぁー……ぶふっ!!」
勅使河原「ぶふっ……くっ、くふっ!!」
望月「ぷっ……こっ、コントかよっ……!!」ブルブルブル
鳴「お気の毒に……」
『後から聞いた話だとどうもストレス性の脱毛症だったらしい』
『まあつまるところ、こんなお参りなんて何の効果も無かったわけなんだ』
『そして肝心なのはこのあとだ』
恒一「くっ……て、て言うかさ、これ浜口って人と星川って言う人、完全にとばっちりだよね」
勅使河原「だなっ……ま、まさか本人も音声として秘密が残されてるなんて思ってねーだろうな……」
望月「はぁー……はぁー……ぶふっ!!」
さすがにヅラは笑えねーだろ
っていうか恒一はちょっと前に不用意に爆笑して鳴ちゃんにえらい嫌われたのもう忘れたのか
っていうか恒一はちょっと前に不用意に爆笑して鳴ちゃんにえらい嫌われたのもう忘れたのか
『合宿所近くの森の中で』
『××って言う生徒と……少し喧嘩になっちまったんだ』
『最初はただの言い争いだったんだけど、段々エスカレートしてさ』
『数分経たずに掴み合いの喧嘩になったんだ』
『それで……それで』
恒一「……」
勅使河原「……」
『それで……あいつのシャツを引っ張った拍子にボタンが飛んで』
『そして見えちまったんだ……あいつのシャツの下の……』
望月「……」
鳴「……」
『ブラジャーが……』
『××って言う生徒と……少し喧嘩になっちまったんだ』
『最初はただの言い争いだったんだけど、段々エスカレートしてさ』
『数分経たずに掴み合いの喧嘩になったんだ』
『それで……それで』
恒一「……」
勅使河原「……」
『それで……あいつのシャツを引っ張った拍子にボタンが飛んで』
『そして見えちまったんだ……あいつのシャツの下の……』
望月「……」
鳴「……」
『ブラジャーが……』
『あいつ……××の奴、女装癖があったんだよ』
恒一「うわぁ……」
勅使河原「これは……」
『そいつはそれを見られた途端大泣きしてさ、しかもオネエ言葉まで使いだして』
『酷いわ! 誰にも知られてないアタシの秘密だったのに! とか言い出してさ』
『……俺、怖くなってその場を後にして逃げたんだ』
鳴「そりゃ逃げるわね……」
望月(女装か……)
恒一「うわぁ……」
勅使河原「これは……」
『そいつはそれを見られた途端大泣きしてさ、しかもオネエ言葉まで使いだして』
『酷いわ! 誰にも知られてないアタシの秘密だったのに! とか言い出してさ』
『……俺、怖くなってその場を後にして逃げたんだ』
鳴「そりゃ逃げるわね……」
望月(女装か……)
『その夜は怖くて眠れなかった』
『俺は一人のクラスメイトの秘密を知ってしまったんだ』
『もしかしたら××の奴が俺に報復に来るかもしれない』
『秘密を知る俺を夜這いしにくるかもしれない……そう思うと、全然眠れなかった』
勅使河原「なんで夜這いしにくると思ったんだよ……」
恒一「普通そこ消しにくるかもしれないとかじゃないの?」
『そして翌朝、俺他のクラスメイトに聞いたんだよ』
『××の奴、どうしたって?』
『そしたらな……皆口を揃えて言うんだよ。そんな奴は知らないって』
『俺は一人のクラスメイトの秘密を知ってしまったんだ』
『もしかしたら××の奴が俺に報復に来るかもしれない』
『秘密を知る俺を夜這いしにくるかもしれない……そう思うと、全然眠れなかった』
勅使河原「なんで夜這いしにくると思ったんだよ……」
恒一「普通そこ消しにくるかもしれないとかじゃないの?」
『そして翌朝、俺他のクラスメイトに聞いたんだよ』
『××の奴、どうしたって?』
『そしたらな……皆口を揃えて言うんだよ。そんな奴は知らないって』
『……それから数日後、夜見山に戻ってから』
『俺、××のこと調べたんだ……そしたらな』
『あいつ……実は何年も前に、少年院に収容されてたんだ』
勅使河原「!?」
恒一「どういうこと……?」
『なんでも当時、夜見山市内で世間を騒がせてた露出狂だったらしくてさ』
『ブラジャー一丁でしばしば深夜を徘徊してたらしい』
『何度も補導されて、結局更生のためにと少年院に送られたんだと』
『俺、××のこと調べたんだ……そしたらな』
『あいつ……実は何年も前に、少年院に収容されてたんだ』
勅使河原「!?」
恒一「どういうこと……?」
『なんでも当時、夜見山市内で世間を騒がせてた露出狂だったらしくてさ』
『ブラジャー一丁でしばしば深夜を徘徊してたらしい』
『何度も補導されて、結局更生のためにと少年院に送られたんだと』
『つまりな、本来なら少年院にいた筈の××が何故か夜見北中学の3年3組の生徒になってたんだ』
『おそらくは災厄のせい……きっと現象によって、皆の記憶や記録が改竄されてたんだろう』
『そして卒業する頃にはその改竄は修正され、皆知らない奴がが紛れ込んでいたなんて全く気付かない』
鳴「……」
恒一「記憶の改竄……」
『……そして、もうわかるだろ? 災厄を止める方法』
『クラスに紛れ込んだ……既に社会的に死んでいる人間』
『そいつの秘密を暴くんだ』
『社会的に死んだ人間を……もう一度、死に還せ』
『おそらくは災厄のせい……きっと現象によって、皆の記憶や記録が改竄されてたんだろう』
『そして卒業する頃にはその改竄は修正され、皆知らない奴がが紛れ込んでいたなんて全く気付かない』
鳴「……」
恒一「記憶の改竄……」
『……そして、もうわかるだろ? 災厄を止める方法』
『クラスに紛れ込んだ……既に社会的に死んでいる人間』
『そいつの秘密を暴くんだ』
『社会的に死んだ人間を……もう一度、死に還せ』
ジー…カチッ
恒一「……」
鳴「……」
望月「……」
勅使河原「……な、何か凄い話聞いちまったな」
恒一「そうだね……」
望月「……それで、どうするの?」
恒一「……どうするって?」
望月「……誰が3年3組に紛れ込んだ人間だと思う?」
恒一「……」
鳴「……」
望月「……」
勅使河原「……な、何か凄い話聞いちまったな」
恒一「そうだね……」
望月「……それで、どうするの?」
恒一「……どうするって?」
望月「……誰が3年3組に紛れ込んだ人間だと思う?」
怜子さんが社会的に抹殺され もしかしたら刑務所に入れられる可能性もあることってなんだ?
そしてこの世界線では恒一の母ちゃんは生きてるんだよな?
そしてこの世界線では恒一の母ちゃんは生きてるんだよな?
>『社会的に死んだ人間を……もう一度、死に還せ』
なんという死体蹴り
なんという死体蹴り
>>341
捕まってるんじゃね
捕まってるんじゃね
恒一「うーん……見当もつかないなあ」
鳴「松永さんのケースは偶然だったみたいだしね」
勅使河原「だなー……クラスの奴に『お前の秘密を教えろ!』なんて言ってもキレられるだけだろうし」
望月「だよね……はあ、結局余り役に立たない情報だったね」
恒一「そうだねー……」
勅使河原「はー……まあ落ち込んでても仕方ねえか。気を取り直して何かしようぜ」
望月「あ、それなら僕トランプ持ってきたよ」
勅使河原「おっ、いいね! 準備いいじゃん」
恒一「それじゃ夕飯まで暇つぶしてよっか。トランプで何する?」
鳴「私大富豪やりたい」
恒一「じゃあ大富豪ね。異論は認めない」
勅使河原「はいはい……」
赤沢『……』
鳴「松永さんのケースは偶然だったみたいだしね」
勅使河原「だなー……クラスの奴に『お前の秘密を教えろ!』なんて言ってもキレられるだけだろうし」
望月「だよね……はあ、結局余り役に立たない情報だったね」
恒一「そうだねー……」
勅使河原「はー……まあ落ち込んでても仕方ねえか。気を取り直して何かしようぜ」
望月「あ、それなら僕トランプ持ってきたよ」
勅使河原「おっ、いいね! 準備いいじゃん」
恒一「それじゃ夕飯まで暇つぶしてよっか。トランプで何する?」
鳴「私大富豪やりたい」
恒一「じゃあ大富豪ね。異論は認めない」
勅使河原「はいはい……」
赤沢『……』
これ、見崎への攻撃できないよな…
怜子さんは交通事故とか起こしたのかな
怜子さんは交通事故とか起こしたのかな
赤沢「……なるほどね、いいことを聞いたわ」
赤沢「ふふふ……今までよくも散々馬鹿にしてきてくれたわね」
赤沢「ここで私が災厄を止めてしまえば、対策係としての威厳も復活」
赤沢「そうすればきっと恒一くんだって私のことを見直して……」
赤沢「……」
赤沢「……うふ、うふふ、ふふふふふふふふ」
赤沢「そうと決まったらこうしちゃいられないわ! 早速対策を考えないと!」
赤沢「多佳子ー! ちょっと一緒に考えて欲しいことがあるんだけどー!」ダダダダダ…
赤沢「ふふふ……今までよくも散々馬鹿にしてきてくれたわね」
赤沢「ここで私が災厄を止めてしまえば、対策係としての威厳も復活」
赤沢「そうすればきっと恒一くんだって私のことを見直して……」
赤沢「……」
赤沢「……うふ、うふふ、ふふふふふふふふ」
赤沢「そうと決まったらこうしちゃいられないわ! 早速対策を考えないと!」
赤沢「多佳子ー! ちょっと一緒に考えて欲しいことがあるんだけどー!」ダダダダダ…
かーちゃんにおつかい頼まれたごめんなさい
五時までには帰ってきます
五時までには帰ってきます



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