元スレP「アイドル達を徹底的に無視する」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
501 = 216 :
一瞬竜宮小町が解散したかとおもた
502 = 221 :
雪歩「お、落ち込んでなんて……」
律子「はぁ……自分の顔を見てもそれが言える? はい、鏡」
雪歩「顔? あっ……!」
律子「顔は真っ赤で目は腫れて……ひどい顔してるわよ」
雪歩「そうですよね。私なんてひどい顔でひんそーで、ちんちくりんで……」
律子「誰もそこまで言ってないでしょーが!」
律子「……で、失敗した理由は分かる?」
雪歩「はい。実は……」
503 = 478 :
そのひんそーを俺のちんちくりんで直してあげようか?
504 = 481 :
熱湯かけてやろうか
505 = 221 :
律子「プロデューサーが無視?」
雪歩「はい。昨日はちょっと機嫌が悪いのかな……って思ったんですけど」
雪歩「今日も私にだけ口を聞いてくれなくて……」
律子「何やってるのよあの人は……電話して問い詰めてやるわ。ちょっと待ってなさい」
雪歩「だ、だめっ!」
律子「何でよ」
雪歩「きっと私がだめだめだから、プロデューサーも愛想をつかしちゃったんです」
雪歩「だから悪いのは私なんです。もっと私がしっかりすれば、プロデューサーもきっと……」
律子「はぁ? ちょっと雪歩。アンタそれ本気で言ってるの?」
雪歩「はい」
律子「…………」
律子「分かった、好きになさい。私は口を挟まないわ」
律子「でも、辛くなったら言いなさいよ。私がプロデューサーに説教かましてやるから」
雪歩「律子さん……。ありがとうございます」
506 :
仕方ない、プロデューサーの代わりに俺が説教されよう
507 = 221 :
雪歩「た、ただいま帰りました。あ、プロデューサー……」
P「…………」
小鳥「おかえり、雪歩ちゃん。ほら、プロデューサーさんもあいさつしなきゃダメじゃないですか」
P「あ、何だかお腹空いたなぁ。そろそろ帰ろっかな」
小鳥「なんですか、その無理矢理すぎる話題の逸らし方は……」
雪歩「みんながお腹空いてると思ってお茶菓子買ってきたんですぅ。食べませんか?」
小鳥「あ、それって前にテレビでやってた……雪歩ちゃん、ナイス!」
P「そういえば今牛丼が安いんだっけか。よし、牛丼を食べに行くとしよう」
雪歩「私と小鳥さんと、プロデューサー……三人分のお茶用意しますねぇ」
小鳥「ほら、雪歩ちゃんもこう言ってるんですし。このお菓子美味しそうじゃないですか」
P「……すみません、今甘いもの食べる気分じゃないので」
小鳥「プロデューサーさん。待ってくださ……あ、逃げた!」
雪歩「あ……」
雪歩(せっかく美味しそうなお菓子買ってきたのに……)
508 = 476 :
>>506
俺がお前を説教してやる
こんな所で油売ってる暇があったら働いたらどうだ
509 = 221 :
小鳥「雪歩ちゃん、プロデューサーさんと何かあったの?」
雪歩「いえ……気にしないでください」
小鳥「気にしないでって言われても……さっきのプロデューサーさんの逃げっぷりは見逃せないわ」
小鳥「どう見ても雪歩ちゃんを避けてると思うのだけれど」
雪歩「私は大丈夫ですから……」
雪歩(これぐらいの事でくじけちゃだめ。プロデューサーに嫌われちゃうもん)
510 = 481 :
結婚!結婚!さっさと結婚!しばくぞ!
511 = 478 :
雪歩が健気すぎて興奮する
512 = 335 :
雪歩のお茶は恋の味
513 = 330 :
雪歩とやよいは無視しちゃダメだってあれ程言っただろ
俺、これ以上ストレスでハゲたらもうスキンヘッドだよ
514 = 221 :
雪歩(プロデューサーが私の事を無視し始めてから、もう一ヶ月になるんだね……)
雪歩(今では一人でちゃんとお仕事もできるし、泣くこともほとんどなくなった)
雪歩(なのになんで……なんで、プロデューサーは私の事を無視するんだろう?)
雪歩(もしかしてあの時に完全に愛想つかしちゃったとか……)
雪歩(違う。プロデューサーはちゃんと私のこと見てくれてる)
雪歩(きっと私の努力がまだまだ足りないんだよね)
雪歩(一人でお仕事することなんて当たり前だし……私からすれば頑張ってるけど、それぐらいじゃあだめだよね)
雪歩(プロデューサーは私に一人前のアイドルになって欲しいんだもん)
515 = 498 :
健気すぎる
516 :
やめろよ雪歩のこと好きになっちゃうじゃんか……
517 = 221 :
あ、ごはん・・・20分ぐらい外す
ごめんなさい
519 = 487 :
1ヶ月・・・
ゆきぽかわいそうです(´;ω;`)
520 = 216 :
一か月・・・無視された期間が1番長いであろう美希ですら何週間だったのに・・・
521 = 330 :
あれじゃね
「1ヶ月無視された」というよりも「無視されてから1ヶ月」って感じなんじゃないの?
途中から話し掛けるのを諦めるだろ
522 = 478 :
おいおい、1ヶ月もなにやってるんだよ俺…
524 = 462 :
ほ
527 = 216 :
休憩倍プッシュだ
529 = 221 :
雪歩「あ、プロデューサー……おはようございます。今日は私のほうが早かったですね」
P「…………」
雪歩「あ、ネクタイ少し曲がってますよ。後でちゃんと直してくださいね」
P「…………」
雪歩「それじゃ、私はドラマの撮影に行ってきますね」
雪歩「ゴールデンのドラマで主役だなんて緊張します……」
雪歩「でもこのお仕事を取ってきてくれたプロデューサーの顔に泥を塗らないよう、頑張りますぅ」
P「…………」
530 = 472 :
もう雪歩をいじめるのはやめて
531 :
ゆりしーかわいそうです(´;ω;`) ブワッ
532 = 221 :
美希「雪歩……意外とタフなの」
真「ボクだったらきっと、途中で心が折れるだろうなぁ」
春香「というかプロデューサーさん……もうやめましょうよ」
P「本人はこのことに口を出すなって言ったんだろう?」
春香「それはそうですけど……もう見てられません」
P「春香たちもそろそろ仕事に行ってくれ。遅刻するぞ」
春香「……分かりました」
534 = 221 :
数時間後――
スタッフ「お疲れ様でした、萩原さん!」
雪歩「お疲れ様ですっ!」
カントク「いやぁ、雪歩ちゃんの演技は素晴らしいねぇ」
カントク「正直アイドルに演技なんて期待してないんだが……恐れいったよ。さすがは雪歩ちゃんだ」
雪歩「そんな、私なんてまだまだですぅ」
カントク「ははは、雪歩ちゃんらしい答えだ。とにかくお疲れ様」
雪歩「はい、失礼しますね」
535 = 221 :
スタッフ「萩原さん、ちょっといいですか?」
雪歩「はい。あ、あなたは……一ヶ月前に私のグラビアを撮った……」
スタッフ「覚えていたとは光栄ですね。しかし今の萩原さん、あの時とは別人だ」
スタッフ「自分に自信を持ってるていうかなんて言うか……」
雪歩「そんなことありませんよぉ」
スタッフ「謙遜しなくても。ただ……なんか表情に自然さがないというか」
雪歩「え……?」
スタッフ「あ、すみません! たわ言です、忘れてください」
536 = 221 :
次の日――
雪歩「おはようございますぅ」
小鳥「あ、雪歩ちゃん雪歩ちゃん!」
雪歩「ひゃあっ! どうしたんですかぁ、小鳥さん?」
小鳥「アイドルアカデミー大賞よ!」
雪歩「……はい?」
小鳥「あぁ、これじゃ言葉が足りなかったわね」
律子「雪歩がアイドルアカデミー大賞を受賞したってことよ。さっき連絡が来たの」
雪歩「わ、私がですかぁっ!?」
亜美「最近のゆきぴょんの頑張りっぷりはすごいですからなぁ」
真美「まったくですなぁ。おめでと、ゆきぴょん!」
貴音「おめでとうございます、雪歩」
響「何だか悔しいぞー! 来年は自分が大賞もらうんだからね!」
537 = 221 :
千早「おめでとう、萩原さん」
伊織「悔しいけど、最近のアンタの頑張りには……負けたわ」
やよい「うっうー! 雪歩さんおめでとうございまーすっ!」
あずさ「よかったわね、雪歩ちゃん」
高木「おめでとう、萩原君」
雪歩「みんな……ありがとう」
雪歩(やった、私……トップアイドルになれたんだ。これでプロデューサーも……)
P「…………」
雪歩(え?)
538 = 341 :
考えはあるんだよな…?
雪歩幸せになるんだよな…?
539 :
雪歩が賞取ってるのに心が痛い
540 = 481 :
歪んでいる…
541 = 221 :
春香「ほら、プロデューサーさん」
美希「プロデューサー、腹をくくるの」
真「そうですよ。逃がしませんからね」
雪歩「……?」
P「雪歩」
雪歩「!」
P「アイドルアカデミー大賞受賞、おめでとう」
雪歩「プロデューサー……あ、あれ? 何で……涙が、でちゃうの」
雪歩「嬉しいはずなのに、なんで……泣いたらだめなのに、泣いたらプロデューサーが……」
春香「嬉しくて涙がでてるんじゃないかなぁ」
雪歩「嬉しくて……?」
P「今まですまなかったな」
雪歩(プ、プロデューサーがわ、私を抱きしめて……!?)
雪歩(みんなの前なのに……恥ずかしいよぉ)
雪歩(でも、すごく温かい……)
542 = 478 :
何をやってるんだ、もう一人の僕!!
543 = 335 :
ゆきぽ…
544 = 221 :
小鳥「さーて、私達は退散しましょうねー」
亜美「えー! ここからがいいとこなのにー」
真美「そうだYO! ピヨちゃんはーなーしーてー」
P「お、おいみんな……どこ行くんだよ?」
貴音「プロデューサーは雪歩とごゆっくり……」
響「あ! 変なことしちゃダメだぞ!」
あずさ「あらあら、響ちゃんったらー」
真「祝勝会的なのはまた今度開きましょうね! それじゃ!」
春香「ふたりともお幸せに……」グスッ
千早「泣かないの、春香」
春香「こ、これは嬉しくて泣いてるんだよっ!」
547 = 221 :
雪歩「行っちゃいましたね……」
P「あぁ……」
雪歩「プロデューサー……ありがとうございました」
P「え?」
雪歩「私がプロデューサーやみんなに頼りっきりで甘えてたから……喝を入れてくれたんですよね」
P「まぁ、な……だが正直ここまで成長するとは思わなかった」
雪歩「そうなんですか?」
P「最初はほんの2、3日無視するだけのつもりだったんだよ」
P「しかしどんどん成長していく雪歩を見て、止めるに止められなかったんだ……すまん」
雪歩「ひどいですよぉ、プロデューサー」
P「本当にごめんな」
548 = 341 :
責任とって結婚だな
549 :
もう雪歩は1人でやっていけるからPが見なくていいな
550 :
ああああああああああああああああああああ
ゆきぽと結婚したいいいいいいいいいいい
みんなの評価 : ★★★×4
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