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    元スレP「アイドル達を徹底的に無視する」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 実験 ×2+ - + - アイドルマスター + - 実験実験 + - 無視 + - 結局このオチ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    801 = 709 :

    トイレ

    あずさ「何か悪いことしたのかな……」

    あずさ「あんなに優しくしてくれたのに、何で急に、こんな」

    あずさ「私がプロデューサーさんを裏切っちゃったのかな……」

    あずさ「それとも……」

    あずさ「優しくなくていいですから、もう一度話してくださいプロデューサーさん」

    あずさ「じゃないと、じゃないと私…………」ポロポロ

    あずさ「うっ……くっ……ダメ……泣いちゃダメ……そんな女、きっと嫌われちゃう……」

    (出れない……)

    802 = 779 :

    >>49
    働いて食う飯はうまいか?w

    >>458
    ハハハ、その話って本当なんですか?私ダイイングブリードの大ファンなんですけど

    803 = 745 :

    今優しくしたら簡単に落ちるな

    804 = 709 :

    ごめん、あずささん泣かしたから罪の一服してくる

    806 = 714 :


    真www

    807 :

    無視したまんまスレが埋まったりしたら泣く

    808 = 715 :

    >>804
    よくアイマスSS書いてたりするのか?

    810 = 709 :

    夕方

    「ふぃー終わった終わった」

    小鳥「お疲れさまです」

    あずさ「お疲れさまでした」

    (トイレでの事は僕の胸に閉まっとこう、とりあえず)

    「はぁ疲れた、ビールが欲しい」

    小鳥「おっ、いいですねー行きますか?」クイッ

    「えぇ?音無さんと二人はちょっと」

    小鳥「何言ってるんですか、三人ですよ」

    「真は未成年じゃないですか」

    「えっ」

    あずさ「……」

    811 :

    しえん

    812 = 709 :

    小鳥「……ボケてるんですか?」

    「まさか」

    小鳥「はぁもう……行きましょうあずささん」

    あずさ「ご、ご一緒してよろしいんですか?」

    小鳥「当たり前じゃないですか、ねぇプロデューサーさん」

    「あ、すいません、やっぱり今日は帰ります」

    小鳥「はい?」

    「またの機会に……ほら帰るぞ真、送ってやるよ」グイグイ

    「えっ、な、なんですか?」

    あずさ「……」

    小鳥「……二人で行きます?」

    813 = 744 :

    あぁ、この前のハゲか
    こいつ最高に中国人

    814 = 785 :

    >>812
    まこちんトイレで話聞いてたしこの後Pのことボコしかねない

    815 = 709 :

    あずさ「あ、いえ、私も」

    小鳥「そうですか……じゃたまには一緒に帰りますか!」

    あずさ「えぇ……あ」

    あずさ(クッキー残ってる……)

    小鳥「あ……き、きっと虫歯か何かだったんですよ!」

    あずさ「帰ります……」フラフラ

    小鳥「……」

    あずさ「バカみたい……私……」

    816 = 709 :

    「そう言えばプロデューサー」テクテク

    「んー?」

    「あずささんと何かあったんですか?」

    「いや、別に」

    「言っていいのかわからないですけど、今日トイレでその……泣いてましたよ」

    「プロデューサーさんと話がしたいとかなんとか」

    「マジか……」

    「そんな嘘つかないですよ」

    「うーん説明すると難しいんだが」

    「指導だな、指導」

    817 = 709 :

    「指導?」

    「うん、優しいだけじゃなく、時には厳しくすることも大事なんだよ」

    「練習が厳しくてって割には心底悲しそうでしたよ」

    「本当か!?」

    「は、はい」

    「そうかそうか、成果が出てるじゃないか。俺も身を粉にしてる甲斐がある」ニヤニヤ

    「……?」

    「もう一押しでいけそうかな」

    「何でもいいですけど」

    「?」

    「あんまり女性を泣かせると怒りますよ」

    (王子様……)

    818 :

    真、まことの王子様

    819 = 709 :

    P宅

    「真の目がマジだったな……」

    「泣いてたとか聞くと物凄い罪悪感だが、あと少しだ」

    「これも全てあずささんの為……」

    ブーンブーン

    「うおわぁ!!……噂をすればあずささんか」

    あずさ『本当は声が聞きたいのですけど、メールでもいいので、お話したいです』

    「うぐぐ……」

    あずさ『クッキーはお気に召しませんでしたか?言ってもらえれば何でも作りますよ!』

    「……」

    あずさ『それとも私の作ったものなんか嫌でしょうか?』

    820 = 709 :

    あずさ「……」カチカチ

    あずさ「今日も……返ってこないのね」

    あずさ「前はすぐに返してくれたのに」

    あずさ「何度も送ったら迷惑かしら」カチカチ

    あずさ「電話……きっと、出てくれないわね」

    あずさ「もう寝ましょう、明日も頑張らなきゃ」

    821 = 772 :

    埋まるのが怖くて支援できないだけで更新しまくってるんだからねっ

    822 = 731 :

    上に同じく

    823 = 709 :

    あずさ「……」

    あずさ「…………」

    あずさ「………………」

    『俺もあずささんと一緒で楽しみですよ』

    『うーん、もう少し感情を出して』

    『どこにいたって探しに行きますよ、あずささんだから』

    あずさ「……」ギュッ

    ヒック、グスッ……プロデューサーサン……グスッ……

    824 = 785 :

    まだ起きてるぞー
    しえん

    826 = 731 :

    ほ…しゅ…

    827 = 709 :

    翌朝

    「おはようございまーす」

    春香「おはようございます」

    あずさ「おはようございます……」

    美希「おはようなのー!」

    律子「あっプロデューサー、お願いがあるんですが」

    「はい」

    律子「実は今日雑誌の取材が入っちゃって……あずささんのレッスンの同行お願いできますか?」

    あずさ「!!」ビクッ

    「あー……うん、アイドルからの転身じゃ注目されるもんな。オッケー」

    律子「美希と春香も」

    美希「とーぜんなの!」

    春香「はーい」

    828 = 709 :

    美希「ハニー!ミキもそろそろ新曲欲しいの!」ギュッ

    「最近出しただろー」

    美希「ケチケチしないで1ヶ月に三枚くらい出せばいいの!」

    「バカ言え、どこから予算出てくるんだ」

    美希「ファンから」

    「怖いこと言うなよ」

    春香「あはは、相変わらず仲良いですね」

    あずさ「そう、ね」

    春香「あずささん?」

    あずさ「……」

    春香(寝てないのかな?凄い隅……)

    829 = 709 :

    ―――

    春香「~♪」

    美希「~♪」

    あずさ「~♪」

    (やっぱりあずささんは上手いなぁ)

    (最後の一押しはどうするかな)

    春香「ふぅ、どうでしたか?」

    美希「完璧なの!」

    あずさ「……」

    「うん、皆良かったよ、少し休憩にしよう」

    830 = 825 :

    あずささん・・・

    831 = 731 :

    そろそろか
    頑張ってくれ

    832 = 709 :

    美希「春香はそんなんだからすぐ転ぶのー」

    春香「うるさいなーわざとじゃないもん」

    「ははは」

    あずさ「……」

    「あ、そうだ新曲の話だけど」

    美希「ミキの!?」

    「違う、しっとりとした歌だから美希のイメージじゃない」

    美希「歌えるのにー」ブーブー

    春香「じゃあ……千早ちゃんか、あずささんですか?」

    「うん、誰か試しに歌って……」

    バンッ!

    美希「わっ!」

    あずさ「や、やります!歌わせてください!」

    「……」

    833 = 709 :

    「春香、一回頼む」

    春香「わ、私ですか?でも」チラッ

    あずさ「お願いします!私にもやらせてください!」

    春香(凄い気合い……)

    美希(あずさのこんな顔初めて見たの……)

    春香「じゃ、じゃあ試しに二人で歌ってみるって事でどうでしょう?」

    「いいから早くしてくれ」

    あずさ「……」

    春香「い、行きましょうあずささん」

    あずさ「えぇ」

    834 = 709 :

    あずさ「……」

    春香(こ、怖いくらいの気合い……)

    美希「むー、あずさがハニーばっかり見てるの」

    「気のせいだろ……んじゃいくぞ」

    あずさ「はい」

    春香「よろしくお願いしまーす」

    ♪♪♪

    あずさ「~♪」

    春香(何これ……横で歌うの嫌になるんですけど!)

    「……」

    836 :

    このスレ長生きだなー

    837 = 709 :

    あずさ「~♪」

    美希「ふわぁ……」

    (美希でも見入る程の感情表現……でもまだまだ)

    あずさ「……ふぅ」

    春香「す、凄いです!最高ですよ!この曲は絶対にあずささんが歌うべきです!」

    あずさ「ふふっ、ありがとう春香ちゃん……自分でも今のはよくできたと思うわ」

    「……悪い、トイレ」

    美希「行ってらっしゃいなの」

    あずさ「……」タッ

    838 = 709 :

    廊下

    「……」スタスタ

    あずさ「プロデューサーさん!」

    「……」ピタッ

    あずさ「ど、どうでしたか?以前プロデューサーさんに言われた通り、もっと感情を出したつもりなんですが」

    あずさ「じ、自分で言うのもなんですけど、上手くいったというか」

    あずさ「プロデューサーさんに認めてほしくて、頑張ったらまたお話してもらえると思って、それで」

    「……」クルッ

    あずさ「あ……」

    839 :

    ばばあいじめんな

    840 = 785 :

    841 = 709 :

    「……」スタスタ

    あずさ「あ、待ってください」

    「……」スタスタ

    あずさ「……」ペタン

    あずさ「……」

    あずさ「……」

    あずさ「……」

    あずさ「私の事なんか……もうどうでも、いいんですね……ふ、ふふっ、うふふ……」

    842 = 709 :

    ザーザー

    美希「雨なの」

    「うわ、凄い降ってるな」

    春香「それよりあの、あずささんは?」

    「トイレだろ、その内戻ってくるよ」

    春香「まさか酷いことしてませんよね?」

    「してないしてない、するわけないだろう」

    春香「私、呼んできます」

    (いやでもちょっとやり過ぎたかな……あそこでネタばらしすべきだったか)

    美希「雷まで落ちそうなのー」

    「えぇ……」

    春香「……トイレ見てきましたけど、あずささんいませんでしたよ」

    「えっ」

    843 = 709 :

    春香「帰っちゃったんじゃ……」

    「この大雨の中を?」

    美希「電話してみたらいいの」カチカチ

    美希「……出ないの」

    「おいおいマジか」

    春香「さ、探してきます!」

    美希「ミキも行くの!」

    「いや二人はここにいてくれ、あずささんの事だから建物の中でも迷子になってるかもしれん」

    春香「……否定出来ませんね」

    (えらいことになっちまった)

    845 :

    まさかの寝落ち……か?

    846 = 709 :

    ザーザー

    「くそっ!やっぱりあそこで止めときゃ良かった!」

    「どこ行っちゃったんだ……あ、タクシーで事務所にとか」カチカチ

    小鳥『はいもしもし、どうしました?』

    「あの、あずささん戻ってませんか?」

    小鳥『いいえ、一緒なんでしょう?』

    「あ、いえ、ちょっとその……」

    小鳥『……もし戻ったら連絡しますから、急いで探してあげてください』

    「は、はい」

    小鳥『見つかるまでプロデューサーさんも帰って来なくて結構です』

    (怒っていらっしゃる……)

    848 = 709 :

    ザーザー

    「全く止む気配が無いな……」

    ゴロゴロ

    「雷とか勘弁してくれよ」

    「あぁくそ、何で俺はもっと良い方法を……!」

    「いくら何でも最悪の事態はないと思いたいけど」

    「おーい!あずささーん!」

    「あーずーさーさーん!」

    「あずささぁぁぁぁぁん!!」

    ゴロゴロドガシャーン!

    「あずささん……」

    850 = 709 :

    ザーザー

    「ハァハァ……どこ行っちゃったんだ」

    「そうだ、普通に自宅に戻ってるんじゃ」カチカチ

    「……そりゃ出ないわな」

    ブーンブーン

    「うおっ?あ……あずささん!?」

    あずさ『短い間でしたが、大変お世話になりました』

    「え?」

    「そんな、まさか」

    「あずささん……あずささん!!あずささぁぁぁぁぁん!!」

    あずさ「はい」


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