私的良スレ書庫
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元スレまどか「家族みんなで」
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私は絆の重さを知った。
ほむらちゃんが、私を忘れなかったのもきっと…
何もかもが変わってしまったこの世界で
私の大切なものは、何も変わっていなかった。
それがわかっただけで、今日は満足だった。
ほむらちゃんが、私を忘れなかったのもきっと…
何もかもが変わってしまったこの世界で
私の大切なものは、何も変わっていなかった。
それがわかっただけで、今日は満足だった。
>>502
知りたく無かったよ…素敵な情報をどうもありがとう…
知りたく無かったよ…素敵な情報をどうもありがとう…
ほむらちゃんはママのことを知ってたんだ。
しかも本当はママが覚えていることを確信しているようだった。
もしかして、ほむらちゃんは全て知っているだろうか?
私がここにいる理由も、過去の願いも……
ほむら「ありがとう、まどか」
ほむら「私はもう二度と家族に会うつもりはなかったけれど」
ほむら「あなたを見ていたら、少し考えが変わったわ」
まどか「……」
家族に会いに行くんだ。
ほむらちゃんも、私以外に大切な人がいるんだもんね。
がんばってね。
でもどうしてだろう。
ほむらちゃん、ちょっと寂しそうに見える…
しかも本当はママが覚えていることを確信しているようだった。
もしかして、ほむらちゃんは全て知っているだろうか?
私がここにいる理由も、過去の願いも……
ほむら「ありがとう、まどか」
ほむら「私はもう二度と家族に会うつもりはなかったけれど」
ほむら「あなたを見ていたら、少し考えが変わったわ」
まどか「……」
家族に会いに行くんだ。
ほむらちゃんも、私以外に大切な人がいるんだもんね。
がんばってね。
でもどうしてだろう。
ほむらちゃん、ちょっと寂しそうに見える…
>>502
貴様……知りとうなかったぜよ……
貴様……知りとうなかったぜよ……
~ほむホーム 夜~
今夜も有無を言わさずほむらちゃんの布団に入っていた。
ほむら「やっぱり、一緒に寝るのね。」
まどか「何を今さら」エヘッ
今夜もぬくぬくだね。
ほむらちゃんを抱きしめようと思った、その時だった。
ほむら「ねぇ…」
ほむら「いいの?」
今夜も有無を言わさずほむらちゃんの布団に入っていた。
ほむら「やっぱり、一緒に寝るのね。」
まどか「何を今さら」エヘッ
今夜もぬくぬくだね。
ほむらちゃんを抱きしめようと思った、その時だった。
ほむら「ねぇ…」
ほむら「いいの?」
まどか「何が?」
ほむら「こんな時に過ごすのが、私なんかでいいの?」
ほむら「あなたは家族を選ぶこともできるのよ」
ほむら「私は……きっともう……大丈夫だから」
なんかほむらちゃん、勘違いしてる?
その言い方はまるで、もうすぐ私とほむらちゃんが一緒にいられなくなるみたい。
まどか「私は選んだんだよ。」
まどか「家族を」
まどか「本当に、私を必要としてくれる人を…」
まどか「そのために私はここにいるんだもの…」
まどか「だから…」
まどか「ずっと一緒だよ、ほむらちゃん」
ほむら「こんな時に過ごすのが、私なんかでいいの?」
ほむら「あなたは家族を選ぶこともできるのよ」
ほむら「私は……きっともう……大丈夫だから」
なんかほむらちゃん、勘違いしてる?
その言い方はまるで、もうすぐ私とほむらちゃんが一緒にいられなくなるみたい。
まどか「私は選んだんだよ。」
まどか「家族を」
まどか「本当に、私を必要としてくれる人を…」
まどか「そのために私はここにいるんだもの…」
まどか「だから…」
まどか「ずっと一緒だよ、ほむらちゃん」
グスッ…
ほむら「嘘よ…だって、あなたは……」
ほむらちゃん私が消えると思ってるんだ。
マミさんが言ってた、ほむらちゃんが私の調査をしなかった理由もそこにあるのかもしれない。
全てを知ったら、私がいなくなってしまうって。
まどか「嘘なんかじゃないよ」
まどか「約束したよね?ずっと一緒にいるって」
まどか「私を夢や幻にしないで…」
まどか「私はたしかにここにいて。それはこれからもずっと同じで…」
まどか「ほむらちゃんが寂しくならないように、隣にいつづけるんだ」
まどか「それが、私の居場所だから」
ほむら「嘘よ…だって、あなたは……」
ほむらちゃん私が消えると思ってるんだ。
マミさんが言ってた、ほむらちゃんが私の調査をしなかった理由もそこにあるのかもしれない。
全てを知ったら、私がいなくなってしまうって。
まどか「嘘なんかじゃないよ」
まどか「約束したよね?ずっと一緒にいるって」
まどか「私を夢や幻にしないで…」
まどか「私はたしかにここにいて。それはこれからもずっと同じで…」
まどか「ほむらちゃんが寂しくならないように、隣にいつづけるんだ」
まどか「それが、私の居場所だから」
ほむら「まどか…うう……」
ほむら「うぁあああああああ」
ほむら「ああああああああああああああぁぁ」
まどか「……ずっと一緒だよ」
ほむらちゃんは、私の胸の中で泣いた。
それからいろいろお話をした。
魔法少女のこと。
私の生活のこと。
でも、結局私の正体のことは教えなかった。
いつかほむらちゃんと私が、本当に家族のになれた時。
その時まで秘密にしておこう。
ほむら「うぁあああああああ」
ほむら「ああああああああああああああぁぁ」
まどか「……ずっと一緒だよ」
ほむらちゃんは、私の胸の中で泣いた。
それからいろいろお話をした。
魔法少女のこと。
私の生活のこと。
でも、結局私の正体のことは教えなかった。
いつかほむらちゃんと私が、本当に家族のになれた時。
その時まで秘密にしておこう。
ベッドの側に、2本のリボンが落ちているのが見えた。
まどか「……」
私はそれを手にとった。
……これでよし。
リボンは結ばれ、たった一つになった。
まどか「……」
私はそれを手にとった。
……これでよし。
リボンは結ばれ、たった一つになった。
~終業式~
今日で二学期が終わる。 これから冬休みだ。
ほむらちゃんといられる時間も増えて、わくわくしている私は
クリスマスプレゼントを何にしようか考えていた。
いつも私を支えてくれるほむらちゃんに、恩返しがしたい。
まどか「ねえ、ほむらちゃん」ヒソヒソ
ほむら「何かしら?」
まどか「何か欲しいものとかある?」
ほむら「今のところ、特にないかしら」
まどか「そっか…」
だよね。ほむらちゃんて、必要ないものほとんど買わないし。
あれが欲しい、これが欲しいって言ってるの聞いたことないや。
帰りに何か選んでみるか…
今日で二学期が終わる。 これから冬休みだ。
ほむらちゃんといられる時間も増えて、わくわくしている私は
クリスマスプレゼントを何にしようか考えていた。
いつも私を支えてくれるほむらちゃんに、恩返しがしたい。
まどか「ねえ、ほむらちゃん」ヒソヒソ
ほむら「何かしら?」
まどか「何か欲しいものとかある?」
ほむら「今のところ、特にないかしら」
まどか「そっか…」
だよね。ほむらちゃんて、必要ないものほとんど買わないし。
あれが欲しい、これが欲しいって言ってるの聞いたことないや。
帰りに何か選んでみるか…
~放課後~
ほむら「あのねまど…」
まどか「ごめん、今日は先帰ってて。ちょっと用事終えたら帰るから」
ほむら「わかったわ」
ほむら「あのねまど…」
まどか「ごめん、今日は先帰ってて。ちょっと用事終えたら帰るから」
ほむら「わかったわ」
~雑貨屋~
さやか「これなんかいいんじゃない?」
木刀をとって、ふん、ふん、と素振りをする。
さやか「あいつにはピッタリだと思うけど。」
まどか「さやかちゃんが欲しいものじゃないんだよ。真剣に考えてよ~」
さやか「木刀だけに……いや、なんでもない。わかってるって」
さやか「手作りとかは考えた?」
まどか「う~ん。でも手編みとか、今からじゃ間に合わないし…」
さやか「お菓子は?」
まどか「作ったことないな…さやかちゃんは?」
さやか「ないけど?」
じゃあ、ダメか。
さやか「マミさんなら教えてくれるんじゃないかな?」
さやか「これなんかいいんじゃない?」
木刀をとって、ふん、ふん、と素振りをする。
さやか「あいつにはピッタリだと思うけど。」
まどか「さやかちゃんが欲しいものじゃないんだよ。真剣に考えてよ~」
さやか「木刀だけに……いや、なんでもない。わかってるって」
さやか「手作りとかは考えた?」
まどか「う~ん。でも手編みとか、今からじゃ間に合わないし…」
さやか「お菓子は?」
まどか「作ったことないな…さやかちゃんは?」
さやか「ないけど?」
じゃあ、ダメか。
さやか「マミさんなら教えてくれるんじゃないかな?」
~マミホーム~
まどか「というわけなんですけど」
マミ「いいわ、教えてあげる」
マミ「でも何を作りたいの?」
そうだな……クリスマスだし……
まどか「ケーキとか?」
さやか「いいね。でも時間かかるんじゃない?」
マミ「暗くなるぐらいにはできると思うけど」
まどか「えへへ、じゃあお願いします」
ほむらちゃんには、メールで遅くなるかもって連絡しとこう。
まどか「というわけなんですけど」
マミ「いいわ、教えてあげる」
マミ「でも何を作りたいの?」
そうだな……クリスマスだし……
まどか「ケーキとか?」
さやか「いいね。でも時間かかるんじゃない?」
マミ「暗くなるぐらいにはできると思うけど」
まどか「えへへ、じゃあお願いします」
ほむらちゃんには、メールで遅くなるかもって連絡しとこう。
台所には甘い匂いが立ち込めてきた。
マミさんに指示をもらいながら、材料を混ぜていく。
さやか「でもアレだよね。クリスマスなのに、友だちのためにケーキを焼く私達ってほんと献身的っていうか」
まどか「ごめんね、さやかちゃんも、マミさんも付き合ってくれて」
マミ「ふふ、鹿目さんのためだもの。別に気にしないわ」
マミ「魔法少女にクリスマスなんて、縁遠いものだもの」
さやか「マミさん、まどかの前でそのことは!?」
まどか「大丈夫だよ、さやかちゃん。私全部知ってるから」
さやか「まどか…」
まどか「さやかちゃんたちが、頑張っていること…」
さやか「……そうだったんだね」
マミさんに指示をもらいながら、材料を混ぜていく。
さやか「でもアレだよね。クリスマスなのに、友だちのためにケーキを焼く私達ってほんと献身的っていうか」
まどか「ごめんね、さやかちゃんも、マミさんも付き合ってくれて」
マミ「ふふ、鹿目さんのためだもの。別に気にしないわ」
マミ「魔法少女にクリスマスなんて、縁遠いものだもの」
さやか「マミさん、まどかの前でそのことは!?」
まどか「大丈夫だよ、さやかちゃん。私全部知ってるから」
さやか「まどか…」
まどか「さやかちゃんたちが、頑張っていること…」
さやか「……そうだったんだね」
さやか「あのさ…」
さやか「ありがとね」
さやか「アンタが頑張ってくれたおかげで、私たちは魔女ってのにならなくて済んだんだろ」
正確には私が頑張ったからではないんだけれど…
さやか「私、自分で望んで魔法少女になったのに、それをすごく後悔したことがあるんだ」
さやか「全部間違いだった。全て無かったことにしたいって。そう思った」
さやか「もしかしたら私、魔女になってたんじゃないかって…」
さやか「だから。ありがとう。まどか」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「ありがとね」
さやか「アンタが頑張ってくれたおかげで、私たちは魔女ってのにならなくて済んだんだろ」
正確には私が頑張ったからではないんだけれど…
さやか「私、自分で望んで魔法少女になったのに、それをすごく後悔したことがあるんだ」
さやか「全部間違いだった。全て無かったことにしたいって。そう思った」
さやか「もしかしたら私、魔女になってたんじゃないかって…」
さやか「だから。ありがとう。まどか」
まどか「さやかちゃん……」
それを聞いて、あの子たちも喜んでいるだろうか。
親友の願いを救えたことを、どこかで聞いていて、
胸を張ってくれていたら嬉しい。
マミ「さて、後は焼くだけね」
まどか「思ったより、結構早くできたね」
さやか「待ってる間トランプでもやろうよ!」
親友の願いを救えたことを、どこかで聞いていて、
胸を張ってくれていたら嬉しい。
マミ「さて、後は焼くだけね」
まどか「思ったより、結構早くできたね」
さやか「待ってる間トランプでもやろうよ!」
>さやか「待ってる間トランプでもやろうよ!」
夢中になりすぎて焦がしませんように
夢中になりすぎて焦がしませんように
~帰り道~
家へと向かう。
早く顔が見たくて、急ぎ足になっていた。
ケーキが崩れないように、慎重に。
今夜は特に冷え込んでいる気がした。
ケータイのベルがなった。
ほむらちゃんからだ。
家へと向かう。
早く顔が見たくて、急ぎ足になっていた。
ケーキが崩れないように、慎重に。
今夜は特に冷え込んでいる気がした。
ケータイのベルがなった。
ほむらちゃんからだ。
まどか「もしもし」
ほむら「まどか?今どこにいる?」
まどか「2丁目の本屋の前だけど…」
ほむら「じゃあ、駅まで来てもらっていいかしら?」
まどか「うん…いいけど…」
そういって電話は途切れた。
なんだろう?
とりあえず、駅に向かおう。
ここからそう遠くない。
ほむら「まどか?今どこにいる?」
まどか「2丁目の本屋の前だけど…」
ほむら「じゃあ、駅まで来てもらっていいかしら?」
まどか「うん…いいけど…」
そういって電話は途切れた。
なんだろう?
とりあえず、駅に向かおう。
ここからそう遠くない。
駅の歩道橋が見えてきた。
時計台の下に、白いコートを来たほむらちゃんが私を待っている。
ケーキが倒れないように気をつけながら、坂道を下っていく。
まどか「おまたせ♪」
ほむら「ふふ、来たわね。じゃあ行こうかしら」
まどか「行く?」
ほむら「ほら…」
時計台の下に、白いコートを来たほむらちゃんが私を待っている。
ケーキが倒れないように気をつけながら、坂道を下っていく。
まどか「おまたせ♪」
ほむら「ふふ、来たわね。じゃあ行こうかしら」
まどか「行く?」
ほむら「ほら…」
ほむらちゃんが、ロータリーの方を指さす。
見覚えのある車が一台…
助手席から顔を出すたっくん、ママ……奥にはパパもいる。
みんな…
ほむら「昨日詢子さんに会ったの」
ほむら「よかったら今日、一緒に過ごさないかって」
ママが…?
見覚えのある車が一台…
助手席から顔を出すたっくん、ママ……奥にはパパもいる。
みんな…
ほむら「昨日詢子さんに会ったの」
ほむら「よかったら今日、一緒に過ごさないかって」
ママが…?
後部座席の扉を開けて、私たちは車に乗り込んだ。
詢子「おっす。アンタたち今日はフリーだったのかい?」
ほむら「まどか以外に過ごす相手なんていませんから」
知久「美人なのにもったいないね」
詢子「こら、嫁の前で中学生を口説いてんな!」
知久「ふふ、そんなつもりはないよ」
詢子「おっす。アンタたち今日はフリーだったのかい?」
ほむら「まどか以外に過ごす相手なんていませんから」
知久「美人なのにもったいないね」
詢子「こら、嫁の前で中学生を口説いてんな!」
知久「ふふ、そんなつもりはないよ」
タツヤ「まろか~~」
たっくんが私に向かって手を伸ばす。
その手を握ってあげたら、きゃっきゃと喜んでくれた。
やっぱり変わってない。
パパも…ママも
よかった。
たっくんが私に向かって手を伸ばす。
その手を握ってあげたら、きゃっきゃと喜んでくれた。
やっぱり変わってない。
パパも…ママも
よかった。
まどか「でも、私達がおじゃましてよかったのかな?」
詢子「ああ?」
まどか「だって、クリスマスでせっかく家族水入らずのイベントだし…」
家族……
どうやっても、私は元にはもどれない。
詢子「ああ?」
まどか「だって、クリスマスでせっかく家族水入らずのイベントだし…」
家族……
どうやっても、私は元にはもどれない。
詢子「……」
知久「ふふ、詢子さんは賑やかなのが好きな人だからね」
知久「みんなでわいわいやりたいんだってさ…」
パパが優しそうに、ママのことをちらりとみた。
ママがパパに向かってありがとう……と、小さな声で言ったような気がした。
ほむら「そういうことらしいから、お邪魔させてもらおう、まどか」
まどか「うん♪」
知久「ふふ、詢子さんは賑やかなのが好きな人だからね」
知久「みんなでわいわいやりたいんだってさ…」
パパが優しそうに、ママのことをちらりとみた。
ママがパパに向かってありがとう……と、小さな声で言ったような気がした。
ほむら「そういうことらしいから、お邪魔させてもらおう、まどか」
まどか「うん♪」
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