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元スレまどか「初めまして転校生の鹿目まどかです」

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保守ありがとうございます。
続けます。
>>402
ナニ、礼には及ばぬ。
ナニ、礼には及ばぬ。
ほむら・まどか「いただきます」
すごい。
二人分の温かい食事がある。
味噌汁とご飯から白い湯気が見え、いり卵とケチャップが鮮やかな色。
そして、目の前にはまどかがいる。
すごい。
二人分の温かい食事がある。
味噌汁とご飯から白い湯気が見え、いり卵とケチャップが鮮やかな色。
そして、目の前にはまどかがいる。
まどか「えへへ、お腹すいたからすごくおいしそう」
ほむら「私より早く起きてたみたいだしね…」
まどか「うん。5時には起きてたかな」
ほむら「1時間も早いじゃないの!?」
ほむら「言ってくれれば、もっと早くご飯作ったのに…」
まどか「そういうと思ったから起こさなかったんだよ」モグモグ
ほむら「……まったく」///
まどか「たまごおいしいね♪」
ほむら「私より早く起きてたみたいだしね…」
まどか「うん。5時には起きてたかな」
ほむら「1時間も早いじゃないの!?」
ほむら「言ってくれれば、もっと早くご飯作ったのに…」
まどか「そういうと思ったから起こさなかったんだよ」モグモグ
ほむら「……まったく」///
まどか「たまごおいしいね♪」
ゆったりと食事をとりながら、私たちは午後の予定について話し合った。
町をぶらぶらする予定だったが、
まどかの経済事情がわからなかったので、あまりお金を使わないような場所を回るよう提案した。
出来るだけば立ち入った質問をしないように心がける。
ほむら「まどかはお金は大丈夫なのかしら?それによってどこに行くか決めようと思うのだけど」
まどか「あんまり持ち合わせがないから、出来ればお金がかからない方がいいかな」
ほむら「わかったわ。じゃあ歩いていけるところがいいわね。」
町をぶらぶらする予定だったが、
まどかの経済事情がわからなかったので、あまりお金を使わないような場所を回るよう提案した。
出来るだけば立ち入った質問をしないように心がける。
ほむら「まどかはお金は大丈夫なのかしら?それによってどこに行くか決めようと思うのだけど」
まどか「あんまり持ち合わせがないから、出来ればお金がかからない方がいいかな」
ほむら「わかったわ。じゃあ歩いていけるところがいいわね。」
お金はないか…
今までは普通に生活していたみたいだけど、どうやって暮らしているのだろう。
とりあえずお金をかけないとなると、どこがいいかしら……
ショッピングをするにしても、まどかが生活に困るほどお金がないのであれば、楽しめないだろうし…
カラオケ…
映画…
ボーリング…
どれもお金がかかりそうなものばかりが浮かんでくる。
私がおごってあげればいいのだけど、まどかが拒否するだろう……
ほむら「まどかはどこか行きたいところはあるかしら?」
今までは普通に生活していたみたいだけど、どうやって暮らしているのだろう。
とりあえずお金をかけないとなると、どこがいいかしら……
ショッピングをするにしても、まどかが生活に困るほどお金がないのであれば、楽しめないだろうし…
カラオケ…
映画…
ボーリング…
どれもお金がかかりそうなものばかりが浮かんでくる。
私がおごってあげればいいのだけど、まどかが拒否するだろう……
ほむら「まどかはどこか行きたいところはあるかしら?」
~市民体育館~
なるほど、ここならお金もあまりかけずに遊ぶことができるわね。
中学生は2時間200円で遊べるみたいだ
今日は卓球とバトミントンの日らしい。
まどか「ほむらちゃんはどっちがいい?」
ほむら「どちらでもまどかには負ける気がしないわね。」
まどか「そういえば、体育も得意だったね」
なるほど、ここならお金もあまりかけずに遊ぶことができるわね。
中学生は2時間200円で遊べるみたいだ
今日は卓球とバトミントンの日らしい。
まどか「ほむらちゃんはどっちがいい?」
ほむら「どちらでもまどかには負ける気がしないわね。」
まどか「そういえば、体育も得意だったね」
結局バトミントンをやることにした。
理由はバトミントンの方が得意だとまどかが言ったからだ。
受付を済ませてラケットを借り、2階のアリーナへ向かう。
休日でまだ早いせいか、中はガラガラだった。
奥で卓球をやっている高年のサークルが1組いる程度。
理由はバトミントンの方が得意だとまどかが言ったからだ。
受付を済ませてラケットを借り、2階のアリーナへ向かう。
休日でまだ早いせいか、中はガラガラだった。
奥で卓球をやっている高年のサークルが1組いる程度。
まどか「バトミントンは私たちだけだね。」
ほむら「ちゃんとあいててよかったわ」
荷物を端の方へ置き、早速まどかがラケットカバーから中身を取り出した。
まどか「えへへ、小学校ぶりだなぁ」
私に至ってはラケットを握ったことさえないが、まどかには黙っておいた。
一応、バトミントンのルールぐらいは知っている。
まどかがどれぐらいできるのかわからないが、適当に打ち返していればいいだろう。
ほむら「ちゃんとあいててよかったわ」
荷物を端の方へ置き、早速まどかがラケットカバーから中身を取り出した。
まどか「えへへ、小学校ぶりだなぁ」
私に至ってはラケットを握ったことさえないが、まどかには黙っておいた。
一応、バトミントンのルールぐらいは知っている。
まどかがどれぐらいできるのかわからないが、適当に打ち返していればいいだろう。
私もラケットを取り出してみた。
グリップを握って、少し振ってみる。
ほむら(こんな感じかしら…)
ブン…ブン…
空気を切る音がした。
………楽しいかも。
グリップを握って、少し振ってみる。
ほむら(こんな感じかしら…)
ブン…ブン…
空気を切る音がした。
………楽しいかも。
パックからシャトルを取り出してまどかに渡し、反対側のコートへと向かう。
ブン、ブン……
ほむら「いつでも来なさい」ワクワク
まどか「いくよ~」
まどかがシャトルを打ち上げる。
やや前方に転がったのでステップで前にラケットを伸ばす。
しかしシャトルは逃げるようにラケットの先をかするだけだった。
ブン、ブン……
ほむら「いつでも来なさい」ワクワク
まどか「いくよ~」
まどかがシャトルを打ち上げる。
やや前方に転がったのでステップで前にラケットを伸ばす。
しかしシャトルは逃げるようにラケットの先をかするだけだった。
まどか「ごめんね、今のはちょっと短かったよ。」
短いとは察するに、飛距離が足りてないということだろう。
ほむら(確かにいまのはまどかのサーブが弱かったわ)
ほむら(なら今度は少し前の方で立っていればいいかしら。)
私はシャトルを拾って、まどかに向けて打ち返した。
高く上がったシャトルをまどかが難なく打ち返す
まどか「えい!」
シャトルは予想通り、前の方へきた。
今度はよく狙って下から打ち上げる形でリターン。
シャトルはネットをこえて、まどかのコートへ飛んでいく。
ほむら(やった!)
短いとは察するに、飛距離が足りてないということだろう。
ほむら(確かにいまのはまどかのサーブが弱かったわ)
ほむら(なら今度は少し前の方で立っていればいいかしら。)
私はシャトルを拾って、まどかに向けて打ち返した。
高く上がったシャトルをまどかが難なく打ち返す
まどか「えい!」
シャトルは予想通り、前の方へきた。
今度はよく狙って下から打ち上げる形でリターン。
シャトルはネットをこえて、まどかのコートへ飛んでいく。
ほむら(やった!)
まどか(えい!)
今度はやや右の方へ返ってきたが、少し移動するだけで拾えた。
ほむら(なるほど、距離感がつかめてきたわ。)
ほむら(今度はまどかみたいに、オーバーショットで返してみるわ。)
ちょうど長めの玉が返ってきたのでテニスのサーブみたいに肩の後ろにテイクバックをして……
振りかぶった。
しかしシャトルはかすりもせず、床に落下した。
今度はやや右の方へ返ってきたが、少し移動するだけで拾えた。
ほむら(なるほど、距離感がつかめてきたわ。)
ほむら(今度はまどかみたいに、オーバーショットで返してみるわ。)
ちょうど長めの玉が返ってきたのでテニスのサーブみたいに肩の後ろにテイクバックをして……
振りかぶった。
しかしシャトルはかすりもせず、床に落下した。
まどか「あはは、ほむらちゃん空振った」
ほむら「」///
まさかスポーツをやってまどかに笑われるとは…
こうなったら意地でもギャフンと言わせてやる。
ほむら「次、行くわよ!!」
ほむら「」///
まさかスポーツをやってまどかに笑われるとは…
こうなったら意地でもギャフンと言わせてやる。
ほむら「次、行くわよ!!」
~公園~
まどか「楽しかったね~~♪」
ほむら「ハァ、ハァ……」
ほむら(バトミントンなんて、二度とやらないわ)
まどかはバッグから白いナプキンと箱を取り出した。
まどか「ほむらちゃん、お弁当でも食べて元気出して」
ほむら「うう~~」
これじゃ、姉妹の力関係が逆転じゃないの!
まどかが取り出したお弁当箱から、おにぎりを取る。
こうなったら、ヤケ食いに走るか…
まどか「楽しかったね~~♪」
ほむら「ハァ、ハァ……」
ほむら(バトミントンなんて、二度とやらないわ)
まどかはバッグから白いナプキンと箱を取り出した。
まどか「ほむらちゃん、お弁当でも食べて元気出して」
ほむら「うう~~」
これじゃ、姉妹の力関係が逆転じゃないの!
まどかが取り出したお弁当箱から、おにぎりを取る。
こうなったら、ヤケ食いに走るか…
ほむら「」ぱくっ
まどか「ふふふ。はい、お茶もあるよ」
ほむら「ありがとう」ホム…
まどか「ほむらちゃん、自信満々だったから、つい本気になっちゃったよ」
ほむら「あなた結構うまかったけど、正直意外だわ」
まどか「お母さんが昔バトミントンやってて、教えてもらったんだ」
ほむら(詢子さんが……)
どおりで上手いわけだ……
まどか「ふふふ。はい、お茶もあるよ」
ほむら「ありがとう」ホム…
まどか「ほむらちゃん、自信満々だったから、つい本気になっちゃったよ」
ほむら「あなた結構うまかったけど、正直意外だわ」
まどか「お母さんが昔バトミントンやってて、教えてもらったんだ」
ほむら(詢子さんが……)
どおりで上手いわけだ……
さて、午後からは何をしようかしら……
ん…あれは…?
ズキ…
ズキ…ズキ…
ほむら「そろそろ、行こうかしら?」ドキ…
まどか「え?もういいの?」
ほむら「ええ。十分休んだわ」
まどかからは遊具があって視覚になっていて見えないが、あれは…
まどかのお母さんと、弟。
ん…あれは…?
ズキ…
ズキ…ズキ…
ほむら「そろそろ、行こうかしら?」ドキ…
まどか「え?もういいの?」
ほむら「ええ。十分休んだわ」
まどかからは遊具があって視覚になっていて見えないが、あれは…
まどかのお母さんと、弟。
奥のほうから歩いてくる。
ここにいてはまどかと鉢合わせをするはめになってしまう。
ほむら「さっ」ニギ
まどか「う、うん」
まどかの手をとって、できるだけ遊具に隠れながら進む。
ほむら(お願い、どうか私達に気づかないで…)
ここにいてはまどかと鉢合わせをするはめになってしまう。
ほむら「さっ」ニギ
まどか「う、うん」
まどかの手をとって、できるだけ遊具に隠れながら進む。
ほむら(お願い、どうか私達に気づかないで…)
強く祈りながら急ぎ足で歩く。
お願い……
後ろが気になってちらりと振り返ってみる。
ほむら(!?)
……詢子さんの目は、しっかり私達を認識していた。
いや、凝視していた。
私ではない。
私の隣にいるまどかのことを、はっきりと。
お願い……
後ろが気になってちらりと振り返ってみる。
ほむら(!?)
……詢子さんの目は、しっかり私達を認識していた。
いや、凝視していた。
私ではない。
私の隣にいるまどかのことを、はっきりと。
彼女は何を考えているのか、呆然と立ち尽くしていた。
鹿目詢子は自分に娘などいないと言った。
当然だ。
まどかはこの世界のどこにも存在しない。
ただ魔女を滅ぼす概念として在るのだから。
ほむら(なのにどうして…)
鹿目詢子は自分に娘などいないと言った。
当然だ。
まどかはこの世界のどこにも存在しない。
ただ魔女を滅ぼす概念として在るのだから。
ほむら(なのにどうして…)
まどかの手を強く握りしめた。
まどか「ほ、ほむらちゃん?」
呼ばないで…
どうか私達を放っておいて…
私の……
新しい家族をとらないで…
まどか「ほ、ほむらちゃん?」
呼ばないで…
どうか私達を放っておいて…
私の……
新しい家族をとらないで…
「まろか~~~!!」
背後から呂律の回らない、幼い声が公園中響いた。
終わった……
まどかの存在を忘れられなかったのは詢子さんだけじゃなかったんだ。
幼い子供だと思って油断していた。
まさか、本物の家族の絆がこれほどまでに強いとは……
背後から呂律の回らない、幼い声が公園中響いた。
終わった……
まどかの存在を忘れられなかったのは詢子さんだけじゃなかったんだ。
幼い子供だと思って油断していた。
まさか、本物の家族の絆がこれほどまでに強いとは……
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