私的良スレ書庫
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元スレまどか「初めまして転校生の鹿目まどかです」
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ほむら「あなたはQBに騙されている。ついでに一月以内に振られるわ」
ほむら「あなたには大切な親友がいたわ」
そりゃ下は信じて都合の悪い上は信じんわ
ほむら「あなたには大切な親友がいたわ」
そりゃ下は信じて都合の悪い上は信じんわ
まどかが好きじゃなくなったら、それはほむらではない別の何かだから
「ほむらが可愛い」だけで合ってる
「ほむらが可愛い」だけで合ってる
ほむら「全く……あなたったらいつも人の気をしらないで…」ボソッ
まどか「でも、可愛いほむらちゃんを私だけが知ってるってのは嬉しいな」エヘヘ
ほむら(……全くもう)フフ
まどか「あ、ほむらちゃん笑った」
ほむら「別に普通よ」
まどか「なんだかすごく珍しい気がするよ」
まだ話して数日しか経ってないのに、ずいぶんなことを言ってくれるではないか。
ほむら「あなたのシチューをすする姿が可愛らしかったからね」
まどか「も、もう!可愛いって言えばなんでも許されると思って!」
ほむら「あら、別にバカにしてるつもりはなかったのだけど…」
まどか「それ絶対、嘘だよ」
ほむら「ふふ…バレてるなら仕方ないわね」
まどか「もう~~、子供っぽいって結構気にしてるんだからね!」
私としては、そういう反応が一番可愛らしくていいと思うのだが、
これ以上は言わないでおいた。
あまりいじめすぎて、まどかに嫌われては困る。
まどか「も、もう!可愛いって言えばなんでも許されると思って!」
ほむら「あら、別にバカにしてるつもりはなかったのだけど…」
まどか「それ絶対、嘘だよ」
ほむら「ふふ…バレてるなら仕方ないわね」
まどか「もう~~、子供っぽいって結構気にしてるんだからね!」
私としては、そういう反応が一番可愛らしくていいと思うのだが、
これ以上は言わないでおいた。
あまりいじめすぎて、まどかに嫌われては困る。
まどか「ねぇ、ほむらちゃんは一人暮らししててさびしいときはとかないの?」
ほむら「唐突ね。毎日それなりに忙しいから、さほど寂しいと感じることはないけど……」
あなたが来てからは……
まどか「そっか。すごいね」
ほむら「当初は今よりも心許なかったのだけどね。慣れたってのもあるわよ」
ほむら「唐突ね。毎日それなりに忙しいから、さほど寂しいと感じることはないけど……」
あなたが来てからは……
まどか「そっか。すごいね」
ほむら「当初は今よりも心許なかったのだけどね。慣れたってのもあるわよ」
そしてほむらにほむほむされてまどまどしてるまどかが可愛すぎて俺は死ぬ
まどか「家族とは会ってないの?」
ほむら「そうね……しばらく会ってないわ」
正確な時間は全く覚えていない。
だが、顔を思い出せなくなるぐらいだから、相当な時間がたったのだと思う。
ほむら「そうね……しばらく会ってないわ」
正確な時間は全く覚えていない。
だが、顔を思い出せなくなるぐらいだから、相当な時間がたったのだと思う。
ほむら「まどかも家族がいるうちは、時間を大切にした方がいいわ」
ほむら「いつ会えなくなるかわからないのだからね」
こんなこと、私が言えた義理ではないのだけれど。
まどか「うん……ホント。……その通りだね」
ほむら「いつ会えなくなるかわからないのだからね」
こんなこと、私が言えた義理ではないのだけれど。
まどか「うん……ホント。……その通りだね」
食事、洗い物を済ませ時計を見ると8時半を過ぎようとしていた。
いい時間だし、食事を済ませたら、まどかが帰ってしまうだろう。
ほむら(………)
立ち上がり、冷蔵庫からリンゴを取り出した。
いい時間だし、食事を済ませたら、まどかが帰ってしまうだろう。
ほむら(………)
立ち上がり、冷蔵庫からリンゴを取り出した。
ほむら「まどか~、リンゴたべな~い?」
まどか「え?剥いてくれるの?」
ほむら「ええっ…」
リモコンでテレビをつけると動物特集がやっていたので、そこでチャンネルを止めた。
まどか「あ、わんちゃんだ!」ワクワク
ほむら「今りんご剥くわね」
まどか「うん♪」
たまたま安く売っていたのを買っておいてよかった。
……これでしばらく、まどかといられる。
まどか「え?剥いてくれるの?」
ほむら「ええっ…」
リモコンでテレビをつけると動物特集がやっていたので、そこでチャンネルを止めた。
まどか「あ、わんちゃんだ!」ワクワク
ほむら「今りんご剥くわね」
まどか「うん♪」
たまたま安く売っていたのを買っておいてよかった。
……これでしばらく、まどかといられる。
キッチンに戻り、りんごを洗い果物ナイフを手に取った。
背後から、テレビの音が聞こえてくる。
それを嬉しそうに見る、まどかの姿を横目で確認した。
ほむら(なんだか……すごく懐かしい気分だわ)
背後から、テレビの音が聞こえてくる。
それを嬉しそうに見る、まどかの姿を横目で確認した。
ほむら(なんだか……すごく懐かしい気分だわ)
誰にでもあったであろう、温かい時間。
私にもあったと思う。
かけがえのない人と、時間を分かつこと。
その人といるだけで、こんなに安心するなんて。
ナイフでりんごの皮を剥きながら、昔を思い出した。
ギリ、ギリ、ギリ、ギリ、ポタ。
ギリ、ギリ、ギリ、ギリ、ポタ。
姉妹……か。
家族なんてもう私には縁のないものだと思っていたけれど……
私にもあったと思う。
かけがえのない人と、時間を分かつこと。
その人といるだけで、こんなに安心するなんて。
ナイフでりんごの皮を剥きながら、昔を思い出した。
ギリ、ギリ、ギリ、ギリ、ポタ。
ギリ、ギリ、ギリ、ギリ、ポタ。
姉妹……か。
家族なんてもう私には縁のないものだと思っていたけれど……
ほむら「ほら、剥けたわよ」
まどか「わ~い♪」
まどか「すごい、うさぎだぁ!」
ウサギ型にカットしたリンゴを見て、目を輝かせている。
まどかが喜ぶと思って、ちょっと手間をかけてみた。
予想通りの反応が見れて満足だ。
まどか「わ~い♪」
まどか「すごい、うさぎだぁ!」
ウサギ型にカットしたリンゴを見て、目を輝かせている。
まどかが喜ぶと思って、ちょっと手間をかけてみた。
予想通りの反応が見れて満足だ。
まどか「食べてもいいかな?」
ほむら「うん。」
まどか「いただきま~す♪」パクッ
ほむら「……」モグモグ
歯ごたえのある食感と、甘み、酸味が口の中に広がっていく。
ほむら「うん。」
まどか「いただきま~す♪」パクッ
ほむら「……」モグモグ
歯ごたえのある食感と、甘み、酸味が口の中に広がっていく。
まどか「おいしいね」
ほむら「うん」
同じものを食べて、同じ時間を過ごす。
魔法少女になってから、その幸せをとうに忘れていた。
……そうか。これが幸せということなんだ。
ほむら「うん」
同じものを食べて、同じ時間を過ごす。
魔法少女になってから、その幸せをとうに忘れていた。
……そうか。これが幸せということなんだ。
テレビを見ながら時間がゆっくりと過ぎて行った。
気づくと10時近くになっていて、さすがに家の方が心配になってきた。
でも、まどかの方は時計を気にする様子はない。
……気づいていないのだろうか?
あんまり遅いと、家の人も心配するだろう。
気づくと10時近くになっていて、さすがに家の方が心配になってきた。
でも、まどかの方は時計を気にする様子はない。
……気づいていないのだろうか?
あんまり遅いと、家の人も心配するだろう。
ほむら(言った方がいいのかしら……)
ほむら(でも、そうしたらまどかが帰ってしまうわ…)
私が迷っていると、まどかの方がそれを察したように話を切り出した。
まどか「もうこんな時間だね」
ほむら「そ、そうね…」
まどか「そろそろ帰るね」
ほむら「………」
ほむら「送っていくわ」
まどか「でも、そうしたら帰りにほむらちゃんが一人になっちゃうよ」
ほむら(私は全然問題ないのだけれど…)
ほむら(でも、そうしたらまどかが帰ってしまうわ…)
私が迷っていると、まどかの方がそれを察したように話を切り出した。
まどか「もうこんな時間だね」
ほむら「そ、そうね…」
まどか「そろそろ帰るね」
ほむら「………」
ほむら「送っていくわ」
まどか「でも、そうしたら帰りにほむらちゃんが一人になっちゃうよ」
ほむら(私は全然問題ないのだけれど…)
ほむら「そう? なら気を付けてね……」
まどか「うん。今日はありがとう」
まどか「また遊びに来ていいかな?」
ほむら「ええ。待ってるわ」
まどか「うん。今日はありがとう」
まどか「また遊びに来ていいかな?」
ほむら「ええ。待ってるわ」
そして、まどかは部屋から出て行った。
部屋の中には、時計の音だけが無情に響いていた。
一人きりのいつもの空間がそこにあった。
戸棚の中から、Gランチャーを取り出し、机の上に置いた。
武器の手入れは、毎日の日課だった。
部屋の中には、時計の音だけが無情に響いていた。
一人きりのいつもの空間がそこにあった。
戸棚の中から、Gランチャーを取り出し、机の上に置いた。
武器の手入れは、毎日の日課だった。
私の生きる意味は、あの子の守った世界を守ることだった。
ただあてもなく、魔獣を狩ることが自分の役目。
それが私にできることだから。
自分の幸せなんて、考えたこともなかった。
魔法少女の真実を知った時からずっと……
ほむら(もう一度望んでいいのかしら?)
髪からリボンを解き、手に取った。
ほむら(あなたはどう思う? まどか……)
ただあてもなく、魔獣を狩ることが自分の役目。
それが私にできることだから。
自分の幸せなんて、考えたこともなかった。
魔法少女の真実を知った時からずっと……
ほむら(もう一度望んでいいのかしら?)
髪からリボンを解き、手に取った。
ほむら(あなたはどう思う? まどか……)
>>187
グレネード
グレネード
それからしばらく、まどかがうちに通う日が続いた。
ゲームをしたり、一緒にご飯を作ったり、テレビをみたり
そんな他愛もないことばかりだけど、私にとっては幸せな時間だった。
あの子の正体を突き止めることを忘れていた。
いや、無意識に遠ざけていたのかもしれない。
全てがわかった時、まどかはいなくなってしまう。
そんな不安が現実になる気がして。
ゲームをしたり、一緒にご飯を作ったり、テレビをみたり
そんな他愛もないことばかりだけど、私にとっては幸せな時間だった。
あの子の正体を突き止めることを忘れていた。
いや、無意識に遠ざけていたのかもしれない。
全てがわかった時、まどかはいなくなってしまう。
そんな不安が現実になる気がして。
~ほむホーム~
まどか「ほむらちゃん、次の土曜日暇かな?」
ほむら「そうね。特に予定はないけれど?」ホム?
まどか「じゃあ、二人でどっかお出かけしよっか?」ニコッ
ほむら「ええ。いいわよ」
ほむら「どこか行きたい場所があるのかしら?」
まどか「ううん。とりたてては……」
ほむら「なら適当に街をぶらぶらしてみましょうか?」
まどか「うん!」
まどか「ほむらちゃん、次の土曜日暇かな?」
ほむら「そうね。特に予定はないけれど?」ホム?
まどか「じゃあ、二人でどっかお出かけしよっか?」ニコッ
ほむら「ええ。いいわよ」
ほむら「どこか行きたい場所があるのかしら?」
まどか「ううん。とりたてては……」
ほむら「なら適当に街をぶらぶらしてみましょうか?」
まどか「うん!」
そして、まどかは笑顔を浮かべて帰っていった。
初めてまどかとお出かけ。
次の土曜日が楽しみで仕方なかった。
初めてまどかとお出かけ。
次の土曜日が楽しみで仕方なかった。
ほのぼのなのに…不安になるわぁ…
ハッピーエンドでありますようにっ!
ハッピーエンドでありますようにっ!
そして、まどかは笑顔を浮かべて帰っていった。
初めてまどかとお出かけ。
次の土曜日が楽しみで仕方なかった。
初めてまどかとお出かけ。
次の土曜日が楽しみで仕方なかった。
~深夜~
マミ「暁美さん、そっちに行ったわよ」
ほむら「任せなさい」
時間を止めると一角獣の動きが止まった。
円盤から身体の半分近くある重装備を取り出す。
ほむら「これで終わり」
マミ「暁美さん、そっちに行ったわよ」
ほむら「任せなさい」
時間を止めると一角獣の動きが止まった。
円盤から身体の半分近くある重装備を取り出す。
ほむら「これで終わり」
魔獣に向かってRランチャーの引き金を引く。
大きな爆音と共に、魔獣の悲鳴が響き渡った。
さやか「ちぇ、また転校生においしいところもってかれたか」
ほむら「別においしいところだけ狙ってるわけではないわよ」
マミ「まぁまぁ。私たちの目的は魔獣を倒すことなんだから、誰が倒しても同じでしょう?」
さやか「うん、わかってるよ。」
魔装を解除して、一息つく。
大きな爆音と共に、魔獣の悲鳴が響き渡った。
さやか「ちぇ、また転校生においしいところもってかれたか」
ほむら「別においしいところだけ狙ってるわけではないわよ」
マミ「まぁまぁ。私たちの目的は魔獣を倒すことなんだから、誰が倒しても同じでしょう?」
さやか「うん、わかってるよ。」
魔装を解除して、一息つく。
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