私的良スレ書庫
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元スレまどか「初めまして転校生の鹿目まどかです」
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まどかが来るなら毎日ケーキ用意するわ
…ああ、だからマミさんは…
…ああ、だからマミさんは…
でも……いったいどうして?
2日、3日前には口もきかなかったのに……
やっぱり、謎が多いわね。
ほむら「何か二人で遊べるものがあるといいのだけどね」
まどか「でも、将棋とかチェスはほむらちゃんに勝てる気がしないな~」
2日、3日前には口もきかなかったのに……
やっぱり、謎が多いわね。
ほむら「何か二人で遊べるものがあるといいのだけどね」
まどか「でも、将棋とかチェスはほむらちゃんに勝てる気がしないな~」
ほむら「美樹さやかたちとは昔何をして遊んでたのかしら?」
まどか「ん~~~。……ん?昔?」
ほむら「……」
ほむら「そういえば、まどかは最近転校してきたのだったわね」
まどか「う、うん……」キョロ
ほむら(目を逸らした)
やっぱり、何かあるってことかしら……
まどか「ん~~~。……ん?昔?」
ほむら「……」
ほむら「そういえば、まどかは最近転校してきたのだったわね」
まどか「う、うん……」キョロ
ほむら(目を逸らした)
やっぱり、何かあるってことかしら……
時計が18時を回った。
まどか「なるほど。だから3で割り切れるんだ!」
まどか「すっごいね~。証明って面白~い」
さっきの問題をひたすら頑張ってまどかに考えさせていた。
なんとかヒントを与えながら、半分は自力で解くことができた。
まどか「なるほど。だから3で割り切れるんだ!」
まどか「すっごいね~。証明って面白~い」
さっきの問題をひたすら頑張ってまどかに考えさせていた。
なんとかヒントを与えながら、半分は自力で解くことができた。
ほむら「結局今日は1問しかできなかったわね?」
まどか「え、ああ…もうこんな時間……」
ほむら「そろそろ帰らないと、ご飯に間に合わないのではなくて?」
まどか「……うん、そうだね」
まどか「じゃあ、今日はありがとうね、ほむらちゃん」
まどか「また遊びにくるから……」
ほむら「ええ、待ってるわ」
バタンッ
まどか「え、ああ…もうこんな時間……」
ほむら「そろそろ帰らないと、ご飯に間に合わないのではなくて?」
まどか「……うん、そうだね」
まどか「じゃあ、今日はありがとうね、ほむらちゃん」
まどか「また遊びにくるから……」
ほむら「ええ、待ってるわ」
バタンッ
さようならのあともおおお消えぬ笑顔おおおおおおおおおお
わたしらしくなーーーーーい
わたしらしくなーーーーーい
ほむら(なんだか、まどか少し寂しそうだったような)
気のせいだろうか?
どうしよう。
私は全面的な調査に乗り出すべきなんだろうか。
ほむら(おそらくまどかが転校してくる前の学校へ行けば、何か手がかりがつかめるはず)
世界のバランスに大きな影響を与えかねない、鹿目まどかの存在を調査しておくことは私たちには必要なことだった。
気のせいだろうか?
どうしよう。
私は全面的な調査に乗り出すべきなんだろうか。
ほむら(おそらくまどかが転校してくる前の学校へ行けば、何か手がかりがつかめるはず)
世界のバランスに大きな影響を与えかねない、鹿目まどかの存在を調査しておくことは私たちには必要なことだった。
まどかが仕事を放棄したとすれば、これは大ごとだ。
魔法少女から魔女が生まれてしまうからだ。
だが今のところ魔女が生まれた気配はない。
まどかが仕事をサボっているわけではなさそうだ。
ではあの子は、いったい誰なのだ?
神まどかの現身……分身という説はどうだろう?
あれだけの力をもった魔法少女だ。
それを実現するだけの力があったとしても不思議ではない。
魔法少女から魔女が生まれてしまうからだ。
だが今のところ魔女が生まれた気配はない。
まどかが仕事をサボっているわけではなさそうだ。
ではあの子は、いったい誰なのだ?
神まどかの現身……分身という説はどうだろう?
あれだけの力をもった魔法少女だ。
それを実現するだけの力があったとしても不思議ではない。
でも、それならば私にまで初めて会った素振りを見せる必要があるだろうか?
記憶を書き換えられた美樹さやかたちだけならともかく、
私はまどかのことをはっきりと覚えている。
それぐらい、まどか本人であれば知ってそうなものだが…
それに、彼女が神の化身であるなら、何らかの魔力を感じるはず。
そういう意味で、彼女は全く普通の人間なのだ。
ほむら(全然わからないわ……)
記憶を書き換えられた美樹さやかたちだけならともかく、
私はまどかのことをはっきりと覚えている。
それぐらい、まどか本人であれば知ってそうなものだが…
それに、彼女が神の化身であるなら、何らかの魔力を感じるはず。
そういう意味で、彼女は全く普通の人間なのだ。
ほむら(全然わからないわ……)
ほむら(まどかが、何かを隠しているような気はするのだけど……)
ほむら(無理に暴いていいものなのか、どうか…)
ほむら(どういうわけか知らないけど、まどかは私を頼ってくれているみたいだし…)
ほむら(もし秘密を暴いて、私の前から消えてしまうようなことがあれば……)
消える?
私に笑顔を向けるあの子の姿が頭によぎった。
一抹の不安が胸を焦がし、ズキズキと音を立てて痛みで締め付けられる。
ほむら(無理に暴いていいものなのか、どうか…)
ほむら(どういうわけか知らないけど、まどかは私を頼ってくれているみたいだし…)
ほむら(もし秘密を暴いて、私の前から消えてしまうようなことがあれば……)
消える?
私に笑顔を向けるあの子の姿が頭によぎった。
一抹の不安が胸を焦がし、ズキズキと音を立てて痛みで締め付けられる。
………嫌だ。
そんなの絶対に嫌……
……まどか。
せっかく、やり直せると思ったのに……
せっかく、また会えたのに……
また離れてしまう…
ダメ……
そんなのダメだ。
そんなの絶対に嫌……
……まどか。
せっかく、やり直せると思ったのに……
せっかく、また会えたのに……
また離れてしまう…
ダメ……
そんなのダメだ。
お願い。行かないで。
行かないで…まどか!
タッタッタッタッタ…
ほむら「まどかぁ~~~~~!!」
ベランダから身を乗り出して、力いっぱい叫んだ。
下に見える、小さな通行人たちがこちらを向く。
その中に、リボンをつけた少女の姿があった。
まどかだ。
ほむら(…まだいたんだ)サッ
行かないで…まどか!
タッタッタッタッタ…
ほむら「まどかぁ~~~~~!!」
ベランダから身を乗り出して、力いっぱい叫んだ。
下に見える、小さな通行人たちがこちらを向く。
その中に、リボンをつけた少女の姿があった。
まどかだ。
ほむら(…まだいたんだ)サッ
階段を使って、まどかのところまで走った。
心配そうにこちらを見つめている。
まどか「どうしたの、ほむらちゃん」
ほむら「……」
ほむら「夕飯食べていかないかしら?」
何言ってるんだ私、
まどかの家でご飯がもうできてるだろうに。
まどか「え? いいの?」
ほむら「え、ええ…」
まどか「うぇひひ、じゃあお言葉に甘えようかな」
心配そうにこちらを見つめている。
まどか「どうしたの、ほむらちゃん」
ほむら「……」
ほむら「夕飯食べていかないかしら?」
何言ってるんだ私、
まどかの家でご飯がもうできてるだろうに。
まどか「え? いいの?」
ほむら「え、ええ…」
まどか「うぇひひ、じゃあお言葉に甘えようかな」
ほむら「でも、ご家族に怒られないの?」
まどか「それは……」
まどか「パパに連絡しておけば大丈夫だよ」エヘヘ
ほむら「そう……」
よかった。
胸を抑えながら、息をついた。
……
まどか「それは……」
まどか「パパに連絡しておけば大丈夫だよ」エヘヘ
ほむら「そう……」
よかった。
胸を抑えながら、息をついた。
……
神の分身でもないとするなら…
いずれこの子は……
胸の奥がまたじんじんと軋む。
いずれこの子は……
胸の奥がまたじんじんと軋む。
~お料理タイム~
まどか「でも、びっくりしたよ」
まどか「急に呼ばれるんだもん。何か大変なことがあったのかと思ったよ」
さっきまでの不安をかき消すように、笑うまどか。
ほむら「そうね……ごめんなさい」
ほむら(杞憂にすぎないのかしら……)
まどか「でも、びっくりしたよ」
まどか「急に呼ばれるんだもん。何か大変なことがあったのかと思ったよ」
さっきまでの不安をかき消すように、笑うまどか。
ほむら「そうね……ごめんなさい」
ほむら(杞憂にすぎないのかしら……)
まどか「ジャガイモの皮むけたよ、ほむらちゃん」
ほむら「そう。じゃあボウルの中にいれておいて頂戴」
まどか「なんだかこういうの楽しいね」エヘヘ
ほむら「楽しんでもらえてよかったわ」
ほむら「そう。じゃあボウルの中にいれておいて頂戴」
まどか「なんだかこういうの楽しいね」エヘヘ
ほむら「楽しんでもらえてよかったわ」
まどか「いつもちゃんとお料理してるの?」
ほむら「一人だと、適当になってしまうわね」
まどか「うん、わかるわかる」
ほむら「あら、あなたはご家族と食べているのでは?」
まどか「えと…。パパもママもいないことがあるから」
まどか「そういう時は、スーパーで惣菜買ってご飯食べちゃうの」
ほむら「一人だと、適当になってしまうわね」
まどか「うん、わかるわかる」
ほむら「あら、あなたはご家族と食べているのでは?」
まどか「えと…。パパもママもいないことがあるから」
まどか「そういう時は、スーパーで惣菜買ってご飯食べちゃうの」
ほむら「まどかは料理はできるのね?」
まどか「ママが、女の子は料理ができる方がモテるからって…」
なるほど、詢子さんが言いそうなことだ。
まどか「私はまだそういうのよくわからないけど」
まどか「ママが、女の子は料理ができる方がモテるからって…」
なるほど、詢子さんが言いそうなことだ。
まどか「私はまだそういうのよくわからないけど」
ほむら「あなたは十分可愛いからね
ほむら「あなたのファンクラブだってあるかもしれないわよ」
まどか「………全然……そんなこと……」
……え?
ほむら「玉ねぎが目にしみたかしら?」
実際に玉ねぎを切ってるのは私なのだけれど…
まどか「ううん……なんかママとも同じようなやりとりしたなって」
まどか「ちょっと、懐かしくなっちゃって……」
ほむら(懐かしい?)
ほむら「あなたのファンクラブだってあるかもしれないわよ」
まどか「………全然……そんなこと……」
……え?
ほむら「玉ねぎが目にしみたかしら?」
実際に玉ねぎを切ってるのは私なのだけれど…
まどか「ううん……なんかママとも同じようなやりとりしたなって」
まどか「ちょっと、懐かしくなっちゃって……」
ほむら(懐かしい?)
まどか「あ、ニンジンちょっと皮むきすぎちゃったかも。ごめんね」
ほむら「それはいいのだけれど」
ほむら(詢子さんと喧嘩でもしたのかしら?)
ほむら(そういえば、まどかがケーキ屋でトイレに入ってる間に詢子さんと会ったわね)
ほむら(今はその話はしない方がいいのかしら……)
ほむら「それはいいのだけれど」
ほむら(詢子さんと喧嘩でもしたのかしら?)
ほむら(そういえば、まどかがケーキ屋でトイレに入ってる間に詢子さんと会ったわね)
ほむら(今はその話はしない方がいいのかしら……)
>>120
あん?
あん?
まどか「ねぇねぇほむらちゃん、ずっと気になってたんだけどさ」
ほむら「何かしら」
まどか「そのリボンて、私のやつと同じものなんじゃないかな?」
ほむら「!?」
ほむら「い、言われてみれば確かによく似てるわね」
ほむら(なんてうっかりしていたのだろう…)
ほむら(まどかにもらったリボンを毎日つけるのが習慣になっていたせいだ)
ほむら「何かしら」
まどか「そのリボンて、私のやつと同じものなんじゃないかな?」
ほむら「!?」
ほむら「い、言われてみれば確かによく似てるわね」
ほむら(なんてうっかりしていたのだろう…)
ほむら(まどかにもらったリボンを毎日つけるのが習慣になっていたせいだ)
まどか「ねえ、どこで買ったの?」
ほむら「ええと……これは買ったのではなくてね」
この子の前で魔法少女の話題を出すことはできるだけ避けたかった。
できれば何も知らないでいて欲しい。
でもよく考えたら、同じリボンをしているぐらいでうろたえる必要はないのではないか。
ほむら「人からの貰い物よ」
ほむら「友達から貰ったの」
まどか「……そうなんだ」
まどか「そっか…そうだったんだ……」
ほむら「ええと……これは買ったのではなくてね」
この子の前で魔法少女の話題を出すことはできるだけ避けたかった。
できれば何も知らないでいて欲しい。
でもよく考えたら、同じリボンをしているぐらいでうろたえる必要はないのではないか。
ほむら「人からの貰い物よ」
ほむら「友達から貰ったの」
まどか「……そうなんだ」
まどか「そっか…そうだったんだ……」
まどか「なんかお揃いなんて、恋人みたいで恥ずかしいね」エヘヘ
ほむら「こ、恋人!?」///
まどか「うんうん。ほら、鏡、鏡」
台所にあった鏡の前に、二人並んだ。
同じリボンをつけた者がそこに映っている。
ほむら「こ、恋人!?」///
まどか「うんうん。ほら、鏡、鏡」
台所にあった鏡の前に、二人並んだ。
同じリボンをつけた者がそこに映っている。
恋人……いや、
……姉妹のようだというのが正直なところだ。
ほむら(でも、お揃いのものを身に着けるだけで仲がよさそうに見えるのね)
ほむら「私が姉かしら?」
まどか「…同じこと考えてたんだね」
まどか「ほむらちゃんの妹か。うん。いいかも……」
ほむら「似てない姉妹ね」
まどか「どうせ私はほむらちゃんみたいに美人じゃないですよ」ムク
ほむら「あら、私はあなたの方が愛らしくて可愛いと思うけど」
まどか「か、可愛い…」///
……姉妹のようだというのが正直なところだ。
ほむら(でも、お揃いのものを身に着けるだけで仲がよさそうに見えるのね)
ほむら「私が姉かしら?」
まどか「…同じこと考えてたんだね」
まどか「ほむらちゃんの妹か。うん。いいかも……」
ほむら「似てない姉妹ね」
まどか「どうせ私はほむらちゃんみたいに美人じゃないですよ」ムク
ほむら「あら、私はあなたの方が愛らしくて可愛いと思うけど」
まどか「か、可愛い…」///
ほむら「ええ。目にいれても痛くないぐらいに。」
まどか「そ、それは言い過ぎだよ」
ほむら「あら、そうかも」
まどか「もうっ、ほむらちゃん!?」
ほむら「冗談よ。可愛いと言ったのは本当だから許して頂戴」
まどか「///」
姉妹…か。
私にも家族がいた。
兄妹はいなかったけれど……それなりに幸せだったと思う。
私にも家族がいた。
兄妹はいなかったけれど……それなりに幸せだったと思う。
まどか・ほむら「いただきます」
二人で作ったシチューを口の中に入れる。
ほむら・まどか「あつつ……」
まどか「えへへ、ふぅふぅしないと熱いね…」
ほむら「もう、まどかにつられて、何も考えず食べてしまったわ」
まどか「え?私のせい?」
ほむら「そうね。一人ならこんなことしなかったわね」
まどか「つられるほむらちゃんが悪いんじゃないかな?」
ほむら「む…」
二人で作ったシチューを口の中に入れる。
ほむら・まどか「あつつ……」
まどか「えへへ、ふぅふぅしないと熱いね…」
ほむら「もう、まどかにつられて、何も考えず食べてしまったわ」
まどか「え?私のせい?」
ほむら「そうね。一人ならこんなことしなかったわね」
まどか「つられるほむらちゃんが悪いんじゃないかな?」
ほむら「む…」
ほむら「だって、二人で一緒につくったものだから…」
ほむら「味わうのも一緒がよかったのよ」ボソッ
なんだが自分で言っていて恥ずかしくなった。
まどか「ほむらちゃんてさぁ」
まどか「実は結構可愛いよね?」
ほむら「なっ…」///
ほむら「味わうのも一緒がよかったのよ」ボソッ
なんだが自分で言っていて恥ずかしくなった。
まどか「ほむらちゃんてさぁ」
まどか「実は結構可愛いよね?」
ほむら「なっ…」///
まどか「そういうところ、さやかちゃんとかの前で出していったらもっと仲良くなれるんじゃないかな?」
ほむら「大きなお世話よっ!?」
美樹さやかとは、魔獣退治があるから必要があれば話はする。
同じ役目を持った者同士だから。
でも、彼女と必要以上に近づくつもりはない。
美樹さやかが嫌いなんじゃない。
過去にいろいろありすぎて、彼女にどうやって接していいかわからないのだ。
立場上敵対することが多かったから、友達になろうという発想がそもそもなかった。
ほむら「大きなお世話よっ!?」
美樹さやかとは、魔獣退治があるから必要があれば話はする。
同じ役目を持った者同士だから。
でも、彼女と必要以上に近づくつもりはない。
美樹さやかが嫌いなんじゃない。
過去にいろいろありすぎて、彼女にどうやって接していいかわからないのだ。
立場上敵対することが多かったから、友達になろうという発想がそもそもなかった。
ほむらが可愛いんじゃなくてまどかの事が好きなほむらが可愛いんだって事に最近気付いた
だけど、一つだけ感謝していることがあるとすれば……
今まで一度も私の話を信じてくれなかった美樹さやかだが、
彼女だけが、まどかが神になったという話を受け止めてくれたことだ。
私もどうして彼女にそんな話をする気になったのか……
今まで一度も私の話を信じてくれなかった美樹さやかだが、
彼女だけが、まどかが神になったという話を受け止めてくれたことだ。
私もどうして彼女にそんな話をする気になったのか……
みんなの評価 : ★★★
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