私的良スレ書庫
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元スレまどか「初めまして転校生の鹿目まどかです」
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時計を見ると、9時半を指していた。
そろそろ、切り出す頃合いか…
ほむら「まどか……」
まどか「なぁに、ほむらちゃん」
ほむら「今日、泊まっていかない?」
まどか「え……」
そろそろ、切り出す頃合いか…
ほむら「まどか……」
まどか「なぁに、ほむらちゃん」
ほむら「今日、泊まっていかない?」
まどか「え……」
ほむら「幸い明日は休みだし…そのまま一緒に明日出かけるというのはどうかしら?」
これが私が今日考えて出したまどかへの提案だ。
まどかが今どのような暮らしをしているのか、私は知らない。
でも、もしかしたらまどかはずっと一人でいるのかもしれない。
詢子さんの話を聞いた限りでは、まどかとは一緒に住んでいないみたいだし…
私はそれが耐えられない。
この子が、家族に忘れられてずっと一人でいるなんて、そんなの嫌だ。
せめて、せめて私が傍にいてあげられることでまどかが救われるのなら…
これが私が今日考えて出したまどかへの提案だ。
まどかが今どのような暮らしをしているのか、私は知らない。
でも、もしかしたらまどかはずっと一人でいるのかもしれない。
詢子さんの話を聞いた限りでは、まどかとは一緒に住んでいないみたいだし…
私はそれが耐えられない。
この子が、家族に忘れられてずっと一人でいるなんて、そんなの嫌だ。
せめて、せめて私が傍にいてあげられることでまどかが救われるのなら…
まどか「……どうしたの急に?」
ほむら「いや、もう少しまどかと遊んでいたいと思って…」
まどか「で、でも……それだとほむらちゃんに迷惑がかかるよ…」
ほむら「別に構わないわ」
まどか「………」
少し悩んでいるように見えた。
私の真意を探っているのだろう…
ほむら「私だって、一人で寂しくなる時があるわ」
ほむら「そんな時まどかが居てくれると、うれしいのだけれど」
まどか「う、うん……じゃあ」///
ほむら「ふふ。ありがとう。」
ほむら「じゃあ、お風呂沸かしてくるからその間に家に連絡しときなさい」
まどか「うん♪」
ほむら「それじゃ、バスタオルとかここに置いておくわ」
まどか「え、一緒に入らないのほむらちゃん、お背中流すよ?」
ほむら「ばっ……そそんなの結構よ」///
まどかに裸を見られるなんて恥ずかしい。
それに、この時間を使わなければ武器を手入れすることができない。
やはり魔獣に備えをしておかないと不安だった。
まどか「え、一緒に入らないのほむらちゃん、お背中流すよ?」
ほむら「ばっ……そそんなの結構よ」///
まどかに裸を見られるなんて恥ずかしい。
それに、この時間を使わなければ武器を手入れすることができない。
やはり魔獣に備えをしておかないと不安だった。
ほむら「まどかはお風呂にはどれぐらい入るの?」
まどか「いつもはだいたい10分ぐらいかな…でも、もっと早くあがるけど?」
ほむら「ゆっくり入っていていいわよ。その間に布団の準備とかしておくから」
まどか「うん。わかったよ」
まどか「……」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「何かしら?」
まどか「ありがとね。いろいろ……」
ほむら「え…ええ……」
そう言って脱衣所に入っていった。
まどか「いつもはだいたい10分ぐらいかな…でも、もっと早くあがるけど?」
ほむら「ゆっくり入っていていいわよ。その間に布団の準備とかしておくから」
まどか「うん。わかったよ」
まどか「……」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「何かしら?」
まどか「ありがとね。いろいろ……」
ほむら「え…ええ……」
そう言って脱衣所に入っていった。
ほむら(まさか、まどかは私が気をまわしている理由に気づいているんだろうか?)
ほむら(いや、それこそ杞憂ね)
ほむら(今更だけど、お客用の敷布団なんてないものね)
ほむら(私が毛布を借りてソファーで寝れば問題ないかしら)
私はさっさとベッドメイキングを終わらせて、武器の手入れを急ぐ。
まどかに気づかれないよう、慎重に火器を取り出した。
5分もあれば手入れができるものだけを選んでいく。
ほむら(いや、それこそ杞憂ね)
ほむら(今更だけど、お客用の敷布団なんてないものね)
ほむら(私が毛布を借りてソファーで寝れば問題ないかしら)
私はさっさとベッドメイキングを終わらせて、武器の手入れを急ぐ。
まどかに気づかれないよう、慎重に火器を取り出した。
5分もあれば手入れができるものだけを選んでいく。
さっきは咄嗟にまどかに、寂しいからいて欲しいと言ったが、
我ながらあれは本音だったように思えてくる。
こんな武器を扱っている時間でさえ、
まどかが家にいると思えば安らかな気分になれるのだから。
こんなにも違うんだ……
魔獣との戦いもまどかを守るためにやっているような気さえしてくる。
手入れの終わった武器を収納へしまっていく。
そろそろまどかがあがってくる時間だ。
年頃の女の子なんだからいくらなんでも風呂が10分ってのは短すぎだろ
30分くらいはみないと
30分くらいはみないと
すいません、なんか書き込みすぎたせいで書き込み規制がかかってました。
続けます
続けます
髪をおろしたまどかが脱衣所から現れた。
まどか「お先に入っちゃってよかったのかな?」
ほむら「ええ。その髪型……」
まどか「ああ…いつもリボンしてるからね」
一瞬、あのリボンを受け取った時のまどかが現れたような気がした。
ほむら「結構長いのね……」
ほむら「じゃあ、入ってくるから」
まどか「うん。わかった」
まどか「お先に入っちゃってよかったのかな?」
ほむら「ええ。その髪型……」
まどか「ああ…いつもリボンしてるからね」
一瞬、あのリボンを受け取った時のまどかが現れたような気がした。
ほむら「結構長いのね……」
ほむら「じゃあ、入ってくるから」
まどか「うん。わかった」
湯船での中で、もう一度あの時のことを思い出した。
まどかが神になったあの日のことを。
ポツン…
水滴が、湯船に滴り響く。
私は……使命を果たす。
それが、私が決めたあなたとの誓いだから。
だけど、だけど……
彼女無しではもう…ダメなの。
お願い、こんな私を許して。
体を洗い、さくっと汗を流した。
髪を乾かし終えて、寝巻に着替えた。
まどか「ねぇ、ほむらちゃん?」
ほむら「何かしら?」
まどか「ソファーの上に毛布が引いてあるんだけど…もしかしてこっちで」
ほむら「私が寝るわ」
まどか「だ、だめ! 風邪ひいちゃうよ」
ほむら「いくら12月とはいえ、エアコンかければ大丈夫よ」
まどか「それだと電気代かかるし、喉痛めちゃうよ」
髪を乾かし終えて、寝巻に着替えた。
まどか「ねぇ、ほむらちゃん?」
ほむら「何かしら?」
まどか「ソファーの上に毛布が引いてあるんだけど…もしかしてこっちで」
ほむら「私が寝るわ」
まどか「だ、だめ! 風邪ひいちゃうよ」
ほむら「いくら12月とはいえ、エアコンかければ大丈夫よ」
まどか「それだと電気代かかるし、喉痛めちゃうよ」
ほむら「いくら12月とはいえ、エアコンかければ大丈夫よ」
まどか「それだと電気代かかるし、喉痛めちゃうよ」
ほむら「別に構わないわよ」
まどか「とにかく、ダメなものはダメ!」
まどか「ほむらちゃんは、わたしと一緒に寝るの!!」
ほむら「え…」
まどか「そ、そういうことだから……」///
ソファーの上にあった毛布をとりあげると、ベッドの上にそれをしき直した。
まどか「それだと電気代かかるし、喉痛めちゃうよ」
ほむら「別に構わないわよ」
まどか「とにかく、ダメなものはダメ!」
まどか「ほむらちゃんは、わたしと一緒に寝るの!!」
ほむら「え…」
まどか「そ、そういうことだから……」///
ソファーの上にあった毛布をとりあげると、ベッドの上にそれをしき直した。
まどか「……」
まどか「ほ、ほむらちゃんが嫌なら元に戻すよ」///
ほむら「別にいいわよ」
こうなることを予想していなかっただけで嫌なわけではない。
まどか「よかった。えへへ」
ほむら「じゃあ、部屋の電気消してもいいかしら?」
まどか「うん。お布団入ってるね……」
まどか「ほ、ほむらちゃんが嫌なら元に戻すよ」///
ほむら「別にいいわよ」
こうなることを予想していなかっただけで嫌なわけではない。
まどか「よかった。えへへ」
ほむら「じゃあ、部屋の電気消してもいいかしら?」
まどか「うん。お布団入ってるね……」
よく考えたら友達と一緒に寝るなんて、初めてだ。
泊まりにいったことも、来たこともないから…
その『初めて』が、まどかだということが少しばかり嬉しかった。
まどかの方をちらりと見る。
布団からちょこっとだけ顔をだしている姿がなんとも可愛らしかった。
ほむら「切るわよ」
まどか「うん♪」
ポチッ
泊まりにいったことも、来たこともないから…
その『初めて』が、まどかだということが少しばかり嬉しかった。
まどかの方をちらりと見る。
布団からちょこっとだけ顔をだしている姿がなんとも可愛らしかった。
ほむら「切るわよ」
まどか「うん♪」
ポチッ
まどか「温か~い♪」
ほむら「ぬくぬくね」
まどか「えへへ、ほむらちゃんの匂いがするよ」
まどか「…いい匂い……」
ほむら(…恥ずかしいこと言わないでちょうだい)///
ほむら「ぬくぬくね」
まどか「えへへ、ほむらちゃんの匂いがするよ」
まどか「…いい匂い……」
ほむら(…恥ずかしいこと言わないでちょうだい)///
まどか「ねえ、ほむらちゃん?」
ほむら「何?」
まどか「私、ほむらちゃんにお世話になってばかりだね」
勉強をみたり、部屋に泊めたりしたことを言っているのだろう。
ほむら「ふふ、そうかもしれないわね」
まどか「いいのかな?」
まどか「このまま、ずっと、ほむらちゃんにお世話になりっぱなしで…」
まどか「私も何かしてあげたいのに、何も返せそうもないよ……」
ほむら「何?」
まどか「私、ほむらちゃんにお世話になってばかりだね」
勉強をみたり、部屋に泊めたりしたことを言っているのだろう。
ほむら「ふふ、そうかもしれないわね」
まどか「いいのかな?」
まどか「このまま、ずっと、ほむらちゃんにお世話になりっぱなしで…」
まどか「私も何かしてあげたいのに、何も返せそうもないよ……」
ほむら「……そうね」
ほむら(あなたはそういう子よね、まどか)
ほむら(あなたといるだけで、私がどれだけ救われているか、わからないでしょ?)
ほむら(多分それを言って聞かせても、あなたはきっと納得してくれない)
ほむら(何か形を与えてあげられるといいのだけれど……)
ほむら「……そうだ」
ほむら「なら、私の妹になりなさい」
まどか「いもうと?」
ほむら「何か困ったことがあれば、必ず私があなたを守る」
ほむら「そのかわり、私が寂しくならないように、あなたは私の傍にいて」
ほむら「私はあなたが思っている以上に、寂しがり屋なの……」
ほむら「だから……」
ほむら「私の……家族になってほしい」
まどか「……家族」
ほむら「私、理由があってしばらく家族に会っていないの」
まどか「家族の人は心配してないの?」
暦上はまだ、3ヶ月も経ってないからね…
ほむら「たまに連絡はいれるけど、その程度。今は会えない理由があって…」
まどか「……うん」
ほむら「それぐらいじゃへこたれないぐらい、強くなれたと思っていたのにね…」
ほむら「このリボンをくれた、あの子のように…」
まどか「……その人、ほむらちゃんの大切なお友達だったんだんだね」
ほむら「ええ……」
ほむら「それでも、やっぱり……私はダメみたい」
ほむら「ここ数日あなたと過ごしてみて、わかったの」
ほむら「一人でいきていくのはあまりに辛い…」
まどか「家族の人は心配してないの?」
暦上はまだ、3ヶ月も経ってないからね…
ほむら「たまに連絡はいれるけど、その程度。今は会えない理由があって…」
まどか「……うん」
ほむら「それぐらいじゃへこたれないぐらい、強くなれたと思っていたのにね…」
ほむら「このリボンをくれた、あの子のように…」
まどか「……その人、ほむらちゃんの大切なお友達だったんだんだね」
ほむら「ええ……」
ほむら「それでも、やっぱり……私はダメみたい」
ほむら「ここ数日あなたと過ごしてみて、わかったの」
ほむら「一人でいきていくのはあまりに辛い…」
まどか「……その人、ほむらちゃんの大切なお友達だったんだんだね」
ほむら「ええ……」
ほむら「それでも、やっぱり……私はダメみたい」
ほむら「ここ数日あなたと過ごしてみて、わかったの」
ほむら「一人でいきていくのはあまりに辛い…」
まどか「……ほむらちゃん」
ほむら「だからどうかお願い。」
ほむら「私の側にいて…」
ほむら「私には、あなたが必要なの。まどか…」
まどか「………」
ほむら「ダメかしら?」
まどか「うんう……」ウルッ
まどかは目に涙を溜めていた。
ほむら「まどか……」
まどか「違うの……」
まどか「私……わたし……うれしくって……」
まどか「うまく言えないけど……すごくうれしいんだよ。」
ほむら「ダメかしら?」
まどか「うんう……」ウルッ
まどかは目に涙を溜めていた。
ほむら「まどか……」
まどか「違うの……」
まどか「私……わたし……うれしくって……」
まどか「うまく言えないけど……すごくうれしいんだよ。」
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