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    元スレ勇者「狩人に魔法使いをNTRれたんだよ!」 まおう「えぇ!?」

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    みんなの評価 : ★★
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    152 :

    >>8
    ハズカシー。botと会話とか

    >>73
    鬼女だー!

    155 :

    どっちにしてもやばい

    156 = 12 :

    まおう「むぅ……勇者さまはやっぱりああいうのが好きなのです?」

    勇者「愚問も愚問。お前みたいなのには解らないだろうし理解出来ないだろうけどな」

    まおう「ふん、でも勇者さまみたいな人、どーてーって言う事は知ってますよ」

    勇者「は、はぁ!?」

    まおう「神官様が教えてくれました。あたかも経験や知識や趣きがあるように語る人ほど、どーてーっていう肩書に属する人間だって」

    勇者「あのクソ神官要らん事ばっかり教えやがって」

    158 :

    逃げるから

    159 = 12 :

    まおう「でもどうするのです? 声でも掛けます?」

    勇者「バカか! そんなこと出来る訳ないだろ」

    まおう「でも勇者さまはああいう女性とお近づきになりたいんでしょ?」

    勇者「なんか今日のお前強気だな……いや確かにお前の言う通りだけど、なんというかかんというか……」

    まおう「好きなんですか? 苦手なんですか?」

    勇者「どっちもだよ! ったく、生意気に俺を問い質しやがって!」

    まおう「私だって勇者さまに好きって言ってほしいんです! だから勇者さまの好みは知りたいんです!!」

    勇者「えぇ……」

    160 :

    >>91
    いただきました今日は昨日より成仏しやがれってんだですでございます遺憾ですいざとなれば

    161 = 12 :

    「あ、あの、すみません」

    勇者「あはい……ぃぃえ!?」

    俺が振り返ると、そこには先ほどまで遠目に見ていた巨乳の女性が、手の触れる距離まで近づいていた。

    「あの、今おっしゃっていたこと本当ですか?」

    勇者「なんの事を……」

    「誤魔化す気なのですね……ちょっとこっちに来てくださいな!」グイッ

    勇者「ああおい!」

    まおう「ああぁっ!! 勇者さま勝手に持って言っちゃダメぇ―――!」

     ―――……

    162 = 127 :

    荒らされすぎだろ どういうことだ

    163 = 12 :

    勇者「それであのー……俺を喫茶店に押し込んで何の用でしょうか」

    まおう「勇者さま言葉づかいが変……」

    勇者「」 >太ももをつねる

    まおう「」(痛い痛い痛い痛い!)

    「すみません……こういう時は路地裏に押し込んで胸ぐらをつかむのが正攻法って聞いたんですが」

    勇者「そりゃカツアゲをする時じゃ……」

    「私にはそんなこと出来ないので、ここにお誘いしたまでです。本当にすみません」

    まおう「お誘いじゃなくて勝手に引き込んできたんじゃ……ぃたい痛い痛い!」

    勇者「」 >脇腹をつねる

    164 = 127 :

    >>145
    何のこと言ってるか理解できないんだが誰か解説

    167 = 12 :

    勇者「」 >脇腹をつねる

    エルフ「あ、自己紹介がまだでしたね。私はエルフって言います。よろしくお願いします」

    勇者「俺は勇者。こっちは……俺の姪です」

    エルフ「こちらは姪さんだったんですか。どうぞ、よろしくお願いします」

    まおう「…………」

    勇者「それで、エルフさんは俺に何の用で?」

    エルフ「それが……失礼ながら、先ほどのあなた方の会話を盗み聞きさせてもらいました。あなたはその……やっぱり勇者なのですか?」

    勇者「ゆ、勇者ですけど……そんな大したものでもなくてですね、へ、へへ……」

    まおう「(目じりが垂れ下がってる……)」

    168 :

    なにこいつ。かまってちゃん?

    169 = 12 :

    エルフ「やっぱり! たずねておいて失礼ですが、大事なお願いを受けてはくれませんか」

    勇者「ほう、お願いとな」

    エルフ「それが……ここ最近、私狙われているんです」

    勇者「どうしてまた」

    エルフ「相手の見当は……よくついていません。ただ確実に私を追い回してくるんです」

    勇者「一応聞いておきますが、あなたは人間ですか?」

    エルフ「はえっ?」

    勇者「いや、昨今は魔物と共存できる世界になりつつあるようですし。それに……さっきから変な魔力がこちらの方に流れてきていますから……」

    エルフ「……やっぱり勇者さまには隠せませんね。そうです。私は人間ではありません。ここから遠く離れた場所、妖精の国に住んでいたエルフです」

    まおう「こういう風に書かれると違和感ですね」

    勇者「お前は何を言ってるんだ」

    171 = 12 :

    エルフ「事情を全てお話しする事は出来ませんが、私はかろうじてここまで逃れて来ました。
        それでももう山河に身を隠すには危険すぎて、人波の中へ埋もれる事を選んだのですが……」

    勇者「それでも追手が来るのを感じるのか」

    エルフ「はい……私、能力はエルフなので、そのあたりは敏感に察知できるんです」

    勇者「へぇー……それで、限界を感じたから俺に助けを求めたという訳ですか」

    エルフ「勇者さまならきっと……いえ、本当は少しだけ疑っていて、さっきまで正体を隠していましたね。
         本来なら誠意を示すべく最初から名乗るべきでしたが……それが出来ずごめんなさい」

    勇者「いえいえ、お気になさらず。それで俺たちは何をすればいいのですか?」

    まおう「……私と勇者さまの故郷に帰る旅が……」

    勇者「シーッ、これは人助けだ」

    まおう「人じゃないですし……ですし……」

    172 = 12 :

    エルフ「私の故郷は妖精の国です。そこに、どうにかして帰れればと」

    勇者「あはっ、そうですかそうですか。それならちょうど良いです。俺達自分の国に帰る為にもっと遠いところへと行かなきゃいけないのですから」

    まおう「ええっ!?」

    エルフ「本当ですか! 嬉しいです……! まさかこの国でこんな出会いがあるなんて……本当に、本当に感激です、ありがとうございます!」

    勇者「いぇへへ……こちらも得してますんで」

    まおう「(声まで緩んできてる……んもう)」

    173 :

    さっきまでマジ恋やってたからまおうが紋様のイメージで固定された
    何が言いたいかというと
    まおうたんかわいいおぺろぺろ

    176 = 12 :

    エルフ「今夜はこちらで泊まられるのですか?」

    勇者「そのつもり……だったけど、こっそり出るなら深夜に出た方が良いでしょう。
        ここは交易の場でもあるので閉門される事はあまりないですし、人通りは止まりません。
        そのかわり衛兵がずっと監視しているのですが……ここの警備員と接触するのに問題はありますか?」

    エルフ「問題が無いわけじゃないですが、おそらく敵は一部なので、その場で判断すれば間に合うものだと思います」

    勇者「よしじゃあ決まりだ。今から宿を取って休憩し、夜に妖精の国へ向けて出発だ」

    まおう「……はーい」

    177 = 66 :

    >>98
    お前、いいやつなんだろうけどウザいわ

    178 = 12 :

     マーケットから程近い宿

    勇者「俺は新しく必要になったアイテムを買いに行く。2人はこの部屋に居てくれ。姪、何かあったらお前がエルフさんを守るんだぞ」

    まおう「えー私もついてく!」

    勇者「わがまま言うな。じゃ後よろしく」バタム

    まおう「…………」

    エルフ「…………」

    まおう「一体何のつもりですか?」
    エルフ「えっ、私が……ですか?」

    まおう「私、ちょっと人間以外に繋がりが多いので知ってますけど、妖精の国ってここからそこそこ離れていますよね。
         なんでここまで来れた人が、1人じゃ帰れなくなっているんですか」

    エルフ「お2人の旅を邪魔してしまったのは……本当に心から申し訳ないと思っています。それにここから1人で国まで帰れない訳じゃありません」

    まおう「じゃあどうして!」

    エルフ「……ごめんなさい。これもはっきり言えませんが、私1人じゃ帰れないんです」

    179 = 12 :

    まおう「はっきり言わないばっかりでこっちがストレスたまるですよ! 本当はどうなるんですか」

    エルフ「…………私は」

    まおう「むむむ…………」

    エルフ「私が…………殺されます」

    180 :

    紫煙

    181 = 12 :

     マーケットの中

    勇者「ふんふふーふふー♪ あんな可愛い人に声を掛けられた上に頼られちゃうなんて、
       俺も隅におけねえな……一気にこの旅の楽しみが増えて来たぜ」

     両手に露店が並ぶ通りを鼻歌交じりに進む。

    勇者「ここであの人と仲良くなれば、もう魔法使いの事でくよくよする事なんてなくなるぞ。ふっふふーんふーふふー……ふっ!?」

    賢者「…………」

    勇者「け、賢者! お前こんな所で何やってんだよ!」

    賢者「あ、勇者じゃないですか」

     誰も近寄らないような路肩の店で亡霊のように座り込んでいたのは、間違いなく元俺のパーティメンバーである賢者だった。
     本当は20歳半ばの男であるはずなのに、整えていない髪と無精ひげのせいで非常にだらしなく見える。
     そんな見た目なので今さら間違えたりはしない。

    182 = 158 :

    逃げるから

    183 :

    しえん

    184 :

    面白い

    186 = 12 :

    賢者「あなたこそ何を」

    勇者「まぁちょっと、色々用事が重なってだな……そうだ、こんな所で話すのもなんだ。昼飯は食ったか?」

    賢者「いえ」

    勇者「ベーグルの2,3個くらいは奢ってやるよ。ほらあの店に入ろうぜ」

     軽食店 店内

    勇者「賢者は機械の国に帰ったんじゃなかったのか」

    賢者「あそこには私の欲しいものはありませんし、余計に忙しくなるだけです。
        こっちの方へ逃げて来たと言うのが正しいかな。勇者さんこそ何故」

    勇者「あぁ……勇者として、最後の仕事をこなすつもりだったんだが。でも本国へ帰るって予定は変わらないよ」

    賢者「そうですか」

    勇者「…………」

    賢者「あむっ」

    187 = 12 :

     賢者は俺のパーティに加わるのが1番遅かった。
    旅も終盤という時に戦力補強のため雇ったのだ。しかし雇い金額が半端じゃなかっただけで、実際の戦力はほとんど無きに等しかった。
    しかも魔王が死んだあと、別れ言葉も告げずパーティを最初に離れたのもこいつだ。

    賢者「それにしても、どうして僕なんかに声を」

     そう。本当なら声を掛ける筋合いが無いどころか、闇討ちをしたっていいくらい――は言い過ぎだ。

    勇者「賢者に聞きたい事があってだな」

     こいつは情報の取り扱いについては突き抜けていた。

    189 = 12 :

    勇者「魔王が死んでから世界は変わった。だが人々が望むような平和ではなく、
        余計に不安定な状況へと陥っている……という俺の見解は間違ってないよな」

    賢者「……まぁそうでしょう。この世界には、私たち人類が測れるような終わりはありません。
        だから、今回解決したのは魔王の支配、という事だけです」

    勇者「それと人間が魔物と一緒に暮らすようになりかけている事に関係はあるのか?」

    賢者「関係も何も……魔物は魔王の手下だったわけです。
        その手下を、今度は人間が従えるようになっただけ。自然な事ですよ」

    190 :

    >>145
    うほっいい男

    191 :

    ふむ

    192 = 12 :

    勇者「いや違うだろ。普通の犬とヘルハウンドを手なずけるのは訳が違う。
        水と油の関係なんてもんじゃねえ。それこそ魔学的に相容れない関係であるはずだ」

    賢者「……魔学は敵を作りません。出来るとしたら、それを使う人間と魔族同士です。
       人間は魔王が占有していた世界のエネルギーを手にし始めています。
       そのパワーバランスがこちらに傾き始めたのが最近です。
       習慣的に魔物と関わるのはまだ禁忌とされていますが、
       この国の様に多種多様な事柄が動く場所では、既に魔物が市民権を獲得していると言えましょう」

    勇者「だから荒野の国にはまだ魔物がいなかったのか」

    賢者「あそこは退魔鉄筋の壁が厄介ですから文化も浸透しないでしょう。その兆候こそあるようですが」

    193 = 12 :

     しばらくの沈黙。客の声以外は、2人の咀嚼する音しか聞こえない。

    勇者「お前はこの先……どうなると思うんだ」

    賢者「私は分類上賢者と呼ばれているだけで、あなたも知るとおり魔法も使えなければ予知も出来ません。
        ……ですが、今の様な状況はしばらく続くでしょう」

    勇者「その先に有るものは」

    賢者「……繰り返す歴史ですかね。結局魔王と呼ばれるものが現われるか、人を支配する強力な人が現われるか。
        如何せん私たちは個人の力が強いですから、話し合いによる世界の調停は無理でしょう」

    勇者「……もし」

    賢者「なんです」

    勇者「もし……俺たちの身体は一刺しで動かなくなったり、魔法が使えなかったりしたら……賢者ならどうなったと思う」

    賢者「荒目に見れば変わり映えしないでしょう。……ただもう少し、ほんの少しだけ、世界は安定しているように見えたかもしれません」

    194 = 114 :

    ブログ流入民でちゅか

    195 :

    あらあら

    197 = 12 :

     再び宿

    まおう「あ、勇者さまお帰りなさい」

    エルフ「お帰りなさいませ。結構手のかかる買い物だったのですか?」

    勇者「ま、まあな……それにちょっと、今後のために人の話を聞いていたみたいな」

    まおう「まーた別の女の子について言ったりしてないですよね……」

    勇者「してねーよ、ったく……そんなの俺の勝手だっての。姪もエルフさんも風呂に入ったの?」

    まおう「はい、言われた通り2人で」

    勇者「別にそこは指定してないが」

    エルフ「きゃっ」

    勇者「なに顔赤くしてるんですか」

    199 = 127 :

    それ違うし。あんまり嘘広めんなよ。

    200 = 12 :

     その日の晩

    勇者「エルフさん、1つだけ確認する事があります。妖精の国はここからそこそこ離れてるから、
        中継のために渓谷の国に向かいます。異存ありますか?」

    エルフ「私と一緒に国へ行ってくれるなら、何も。勇者さまの言う通りにするまでです」

    勇者「ははっ……そこまで言われると逆に恐れ入っちゃうな。おい姪、準備できたか」

    まおう「……いーですよー……」

    勇者「お前なぁ、自分本位もいい加減にしろよ。元の身分が高かったくらいで」

    エルフ「あの、やっぱりすみません……」

    勇者「ああエルフさんは……姪、ちょっと来いよ」

    まおう「やだ! べーっ!」

     タッタッタッ……


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