元スレ勇者「狩人に魔法使いをNTRれたんだよ!」 まおう「えぇ!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
902 = 728 :
勇者「広さも設備も段違いだな」
まおう「本物のお城みたいですね」
勇者「確かにここと比べたら、今までの宿があばら家に見えるか、こっちが城に思えるかだな」
まおう「お部屋も広―――あれ?」
勇者「鞘だけ長い短剣を買わされた気分だな」
言い渡された番号の部屋は小さな四角の空間にベッドと申し訳程度の設備が置かれているだけのものだった。
料金を思い返せばむしろ納得がいった。
まおう「勇者さまと一緒ならどこでも良いですけど……やっぱり広い方が良いですぅ……」
勇者「生まれつきの環境からは逃れられないもんな。同情してやるよコラ」
まおう「あはっ、止めてくださいこちょこちょは! ああんもう勇者さまっ!」
903 :
魔法使いが惨めで昼飯が旨いわ
904 = 728 :
―――……
まおう「すぴー……」
勇者「こいつの脇に眠りの壺があるのかと思うくらいの効きようだな。胡散臭くすら思うぞ」
いつまでも付いて来ると鬱陶しいまおうを片付け、俺は軽い格好になってホテルの外へと出た。
勇者「多分……そういう事なのかな」
25番、魔法使いが口にしていた言葉。
イブニングセットの値段だったつもりかもしれない。
けれども、その後に続く言葉が頭から離れなかった。
勇者「25番街……334って何だろう」
ホテル街を左手にまっすぐ歩いて25番街へ向かう。
その途中にも、何度も子供に遭遇した。建物の影から飛び出す子、
じっと屋根から見つめてくる子、3人ほどでベンチに固まっている子。
勇者「今日は平日なのかな……?」
どんなに人がいても、どんなに賑やかでも、
夜にこの道を歩くのはやはり不気味で仕方なかった。
905 = 728 :
勇者「グリッド25の334って読めばいいのか。って言うと……」
街からずいぶん離れているのはもうかなり前から自覚していた。
それでも今、自分の目の前にある光景はなかなか信じがたいものだった。
勇者「墓地……なのか?」
墓地なら墓地だと受け入れられる。しかし目の前にあるのは、
半壊した十字架や崩れた斜面、ボロボロの砂道と、そこに立っている1人の女性。
魔法使い「や、勇者」
勇者「お前ずっとこんな所にいたのか」
魔法使い「じゃあどんなところだと思う、ここは?」
勇者「は……墓場じゃねえのか」
魔法使い「違うよ。死体置き場」
彼女がおもむろにある方向を指差した。
俺は無意識にそちらへと視線を動かす。……すると
勇者「はっ……!」
削れ落ちた斜面の下には大量の白骨が――置かれていると言うよりは、寄せて積まれているように見えた。
907 = 728 :
魔法使い「ちゃんとした墓地は近くにあるよ。
でもそこは霊園って言われてて、安全な森フィールドの中に造られているの」
勇者「……呼び出されたとは言わないけど、何で魔法使いは、ここで俺を待っていたんだ」
魔法使い「この文字……読める?」
彼女の隣に立ち、ずっと眺めていたらしい墓標の名前を口にする。
勇者「かりゅ……うど……?」
忘れようと思っていた男の顔が、名前を読んだだけで一瞬にして読みがってくる。
908 :
そこには白骨化した狩人が!!
909 = 903 :
やったー!
910 = 728 :
勇者「死ん……だのか……? いつ、なんで……」
魔法使い「彼はね、あなたのパーティに加わる前からおかしかったのよ。
本当はガラスの心で、人の顔色を見て、何かあったらネジが壊れたように謝る。そんな人格の持ち主だった」
勇者「嘘だろ……」
魔法使い「嘘じゃない。いつも勇者が見ているような狩人になるには……
あの人――いえ、あの子を心から安心させればいい。それが愛撫なり、セックスなりだったの」
911 = 903 :
キョロ充狩人wwwww
912 :
俺もガラスハートだけど童貞だよ?なんで?
913 = 777 :
手当たり次第女を食ってた理由にはならんじゃろがい
914 :
メシウマwwwwwwwwwwww
915 = 801 :
ハァ!?いくらなんでもないわ
916 :
おまえらの感情移入っぷりが笑えるわ
かりゅwwwwwうどwwwwww
ざwwwwwwwwまwwwwwwあwwwwwwww
917 = 900 :
エロゲ主人公かよwww
918 = 718 :
なぜそんな奴をPTメンバーにしたのか
920 = 728 :
勇者「ずっと奴の面倒を見ていたのか」
魔法使い「傭兵ギルドにいた時代からね。
セックスさせる頻度はそこまで高くなかったから、別に私が困るなんて事はなかった。でも……」
勇者「どうしたんだ?」
魔法使い「いざ安心感が切れると、やっぱり壊れた。
厳しい戦闘で、死んでしまった仲間の女賢者を見て勃起して、その場で彼女を抱えながらイッてた。
似たような事がいつ起きるか解らなかったから、ずっと私が面倒見ていたの」
勇者「それから俺のパーティに……」
921 = 877 :
狩人wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
922 = 772 :
>>872
半年ROMれ
なに語ってんだよ、きめぇよ
923 = 900 :
こんな言い訳にしか見えん謎設定ほいほい信じるなよwwww
924 = 797 :
ホモのくせによぉ何がしゃぶれだァ?てめェがしゃぶれよ!
925 = 818 :
予想以上に狩人終わってた
926 :
またまたご冗談を
927 = 802 :
これで同情なんてしないよな?
よな?
928 :
なにこのパーティー狂ってる
931 :
どっちにしろ魔法使いは惨たらしく死ねばいいよ
遺骨は豚にでも食わせてやる
932 = 903 :
>>931
おめえそれブタさんに失礼だろ
933 = 901 :
むしろ聖人みたいな勇者一行のイメージは狂ってる
こんなドロドロな関係を望んでた
つまり支援
934 = 818 :
終わらなさそうだけど次のスレ立てるのかな
935 = 898 :
>>369
スレがみにくいったらありゃしない
936 = 755 :
静かにしないと埋まるぞ
937 :
アレだな。一昔前の少年漫画の悪役みてーな臭いがする
環境が悪かったんだ。昔嫌な事件があったんだ。だからこんな悪い奴になっちゃったんだよー
とか言い出すタイプの、最も醜い悪党の臭いが
狩人の精神病めいた人格と、ヤる気もねーのに勇者に気を持たせた事はなんの関係もねーよな
938 = 728 :
魔法使い「希望的な観測だったけど、名誉やら使命やら、
連続した死の恐怖に晒されてみれば、ショック療法的に狩人の人格は治ると思ってた。
それが最初の内だけ効果があったものだから、私は調子に乗ってしまったのかもしれない」
勇者「まだ何かあったのか……?」
魔法使い「あの子は、旅の途中でこっそり薬を買い始めた。覚えてる?
あの子がやたら張り切って宿の予約とか、買い出しに出始めた時期」
勇者「そういや中期ごろから……」
魔法使い「あそこでお金を少しずつ拝借して、たまったら街の怪しい商人と取引してたみたいなの」
939 = 777 :
魔法使いが勇者に気を持たせといて狩人に貰われちゃった(テヘッの理由づけにはなってないので魔法使いはガチクズだし死んだらいいと思うよ
940 = 903 :
>>939
魔法使いの弁を信じるなら狩人の魔法使いの関係はPT加入前からなので
「貰われちゃった」のではなく魔法使いがハイパーグレイトフルビッチ
941 :
どう見ても精神病が熾烈になるであろう勇者PTに加わる事が間違っている
ということで同情のよしはない
942 :
やっぱり勇者がクズじゃなくて周りの全員がクズだったんじゃん……
943 = 919 :
勇者の仲間にはろくな奴いないな
そしてまおう空気
944 :
やっと人間か、マジでこいつらキモいよな
945 :
今>>1が物語を紡いでんだから外野は黙ってろや
946 = 822 :
パーティ加わる前からセクロスしてたってことは勇者との約束がマジでワケワカメ
約束した時からすでに非処女じゃん
947 = 801 :
嘘くさいとかいうレベルじゃないな
大体なんで心からの安心がセックスとか性的なことなんだよバカか
948 :
>>945
なな板に比べればこの程度…
949 = 873 :
魔法使いさっさと魔物に八つ裂きにされろ
スイーツ()言い訳クソビッチが
950 :
おまえらうるせーよ
みんなの評価 : ★★
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