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    元スレ唯「あずにゃんの葬式かあ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - あずにゃん + - けいおん! + - とある科学の超電磁砲 + - クロスオーバー + - 仮面ライダー + - + - 鬱展開 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 1 :

    「はは。表情に出過ぎなんだよ澪は・・・」

    「言えた義理じゃないけど、澪を見てたらこっちまで心配になってきたよ」

    「多分梓の事・・・だろ?」

    秋山「り、律・・・! そうなんだ! 実は梓のお母さんが律を訴えようとしてて!」

    「えっ!? う、訴える!?」

    ムギ「そうなの! 訴状はまだ裁判所には提出されてないけれど、このままだと
       梓ちゃんのお母さんがりっちゃんに厳しい請求を突きつける事になるわ!」

    ムギ「だから私達、さっきまで梓ちゃんちでお母さんを説得してたんだけど、
       梓ちゃんのお母さん、りっちゃんが謝りに来るなら考えるって仰って!」

    ムギ「こんな話急にされても戸惑うだけかもしれないけど、りっちゃん・・・!」

    「・・・・・・」

    「私も梓のご両親には早く謝らないといけないとは思ってたけど、
      まさか・・・知らない間にそんな大事になってたなんてな・・・」

    秋山「くっ・・・」

    「と言うより、私は澪やムギ達にそんな事までさせてたのか・・・」

    ムギ「わ、私は別にりっちゃんのせいで苦になったなんて思ってないよ!」

    「うん。ありがとうなムギ・・・」

    152 :

    れ・・・澪ちゃんイケメン

    154 = 127 :

    澪は相変わらず厨二病発祥してるな

    155 = 117 :

    律は澪のことお見通し

    156 :

    私怨

    157 = 1 :

    秋山「(やっぱり、今の律には荷が重すぎたか・・・?)」

    「・・・・・・」

    「すううううぅぅぅぅぅぅぅ・・・」

    「?」

    「・・・ふううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

    「深呼吸?」

    「・・・分かった! 私、梓のお母さんにちゃんと謝るよ!」

    秋山「り、律! 本当か!?」

    「ああ! もうウジウジしてられねーよ!」

    「これ以上私のせいでみんなに迷惑かけられないし!」

    「・・・うっし! 充電終わり! みんな今まで悪かったな!」

    ムギ「りっちゃん・・・!」

    「澪! 私明日学校が終わったら梓んちに行くから!」

    秋山「ああ。一応そのセッティングで梓のお母さんとは話してあるぞ」

    「よし! じゃあ明日はみんなであずにゃんちに謝りに行こう!」

    158 = 101 :

    澪の誕生日だし鬱エンドとかじゃないといいなあ

    159 = 156 :

    律!復活!律!復活!

    161 = 114 :

    これが後60レス分続くのか…

    162 :

    秋山澪がフルネームなのは何かあるのかな

    163 :

    >>162
    サンジュだろ

    164 :

    >>162
    それがちょっと不気味で怖いよな

    166 = 1 :

    (数十分後 - キッチン)
    秋山「律のこと、本当に良かったよ」 じゃぶじゃぶ

    ムギ「うん。これで"一つ目の関門"は突破できたね」 ふきふき

    秋山「そっか。まだ肝心な梓のお母さんの許しを得てないんだよな・・・」

    ムギ「それでも、今の私達ならどんな困難だって乗り越えられるわ」

    秋山「ああ。実際、律もまだ少し無理してるって事は私も分かってる」

    秋山「だから私達も、その律の"努力"が報われるように頑張らないと・・・」


    『うおっー! ・・・ってやっぱ憂つえー!』 YOU LOSE!

    『あはは。また勝っちゃった』

    『りっちゃんー。早くゲーム替わってよー』


    ムギ「・・・うん。その通りだね」

    秋山「・・・はは。もしかして律のやつ、ムギの持ってきた重箱の
        豪華な料理を食べたから元気になったのかな? なんて」

    ムギ「あはは。そうね。入ってたお薬が効いてるのもだいぶあるのかも」

    秋山「ん? お薬・・・?」

    167 :

    えっ

    168 :

    薬モリオッタ

    169 :

    今北産業

    170 = 163 :

    >>166
    え…!?

    171 = 117 :

    今の私達(琴吹グループ)ならなんでもできるわ

    172 = 114 :

    おいwww

    173 = 1 :

    ムギ「うん。重箱は斉藤に頼んで作らせてもらったんだけど、伊達巻きには
       甘みのあるデパスやドグマチールを使ってるし、パキシルやデプロメール、
       ジェイゾロフトみたいな苦みが少し強いお薬はステーキのソースとか
       味の濃い物に混ぜてあったからそんなに分からなかったと思うけど」
       
    秋山「は・・・?」

    ムギ「他にもサインバルタ、レキソタン、セディール、トレドミンみたいな
       安全性の高いお薬が重箱のおかずに色々と混ぜられてたけど、むしろ
       これくらいお薬は併用してた方が効果がうんと出やすくなるからね」

    秋山「何を・・・言ってんだムギ・・・?」

    ムギ「あっ。"普段は"こんな事絶対に言わないのに、私ったら・・・。
       私にもお薬の効果が出ちゃってるのかな? あはは、まあいっか」

    秋山「えっ? 普段はって、まさか・・・」

    ムギ「ごめん澪ちゃん! 今の会話は二人だけの秘密にしといて!
       ほら、こう言う事ってあんまり人に知られるとマズいでしょ?」

    秋山「あ、ああ・・・。そう・・・だな・・・。分かったよ・・・」

    秋山「(まあ、どっちにしても今は問題を増やさない方が良いか・・・)」

    秋山「(私が黙ってれば問題にならないのは事実なんだし・・・)」

    秋山「(その方が、いいんだよな・・・?)」

    秋山「(・・・・・・。まあ、いっか・・・)」

    174 = 131 :

    なに盛ったんだよwww

    176 = 163 :

    >>169
    ムギ
    お重に
    薬盛る

    177 :

    なんだこれ・・・なんだこれ・・・

    178 :

    色々おかしすぐるw

    179 = 117 :

    澪心の声読まれてるぞwwww

    180 :

    ぜんぶ精神安定剤の薬か

    181 = 114 :

    エンドが見えねえwwwwwwwww

    182 = 65 :

    ムギには読心能力があるんだよ

    183 = 1 :

    (次の日の朝 - リビング)
    秋山「んっ。朝か・・・」 むくっ

    秋山「・・・そうだ、昨日はリビングに布団を敷いて全員ここで寝たんだっけ」

    トントントン・・・

    秋山「? キッチンから音が・・・」

    (キッチン)
    「・・・あ、澪先輩起きたんですか?」

    秋山「憂は一番に起きて朝ご飯作ってたのか。偉いな」

    秋山「・・・私も何か手伝う事ある?」

    「えっと、じゃあテーブル拭くのお願いできます? あとみんなを起こすのも」

    秋山「了解。布巾はここにあるの使えばいいんだよな」 ひょい

    (リビング)
    ムギ「・・・あ、澪ちゃん。起きてたんだ・・・」

    秋山「ん、ムギも起きたのか」

    ムギ「うん・・・」

    ムギ「・・・・・・。澪ちゃん、ちょっと話・・・いい?」

    秋山「・・・ああ。分かった」

    184 :

    ざわ・・・ざわ・・・

    185 = 1 :

    (廊下)
    ムギ「昨日、私がキッチンで言ってた事だけど・・・」

    秋山「・・・重箱のおかずに"お薬"を入れてたって話だっけ」

    ムギ「っ・・・! ・・・澪ちゃん! 私の顔を殴って!」 がしっ

    秋山「む、ムギ・・・!?」

    ムギ「私・・・! 昨日はお薬が効いてて全然正しい判断ができなくて・・・!」

    ムギ「・・・違う! それ以前に私、みんなに隠して重箱にお薬を・・・!」

    ムギ「・・・違う! その前から私・・・! ずっと・・・! みんなに隠して・・・!」

    ムギ「あれだけみんなの為とか言いながら・・・! 本当は自分だけの為に・・・!」

    秋山「ま、待っててムギ! ムギが何を言ってるのか全然分からないぞ!?」

    ムギ「澪ちゃん・・・! 私・・・! 今までずっと・・・!」

    ムギ「私が部室に持ってきてたお菓子や紅茶の中に・・・!」

    秋山「っ・・・!」

    ムギ「"気持ちが安らぐお薬"を・・・! 黙って混ぜてたの・・・!」 がくっ

    ムギ「ごめんなさい・・・! ごめんなさい・・・! ごめん、なさい・・・!」

    秋山「やっぱり、昨日の"普段は"ってそう言う・・・」

    186 :

    憂も薬入れてそう

    188 = 1 :

    ムギ「私・・・! もうみんなの友達で居られない・・・! ううぅぅぅ・・・!」

    秋山「む、ムギ・・・。とにかく一旦落ち着いて・・・」

    ムギ「じゃあ澪ちゃん・・・! 私がした事、怒って・・・ない!?」

    秋山「っ・・・! そ、それは・・・」

    ムギ「正直に全部言うね・・・。私、澪ちゃん達と友達になりたくて必死で・・・」

    ムギ「それで部室にお菓子や紅茶を持って来たらみんなとすごく仲良くなれて・・・」

    ムギ「・・・でも! そんな物で釣るような関係、長く続かない事は分かってて・・・!」

    秋山「ち、違う・・・。私達の関係はそんなんじゃ―――」

    ムギ「だから・・・! やっちゃダメって事は分かってたけど・・・!」

    ムギ「お菓子や紅茶に"気持ちが安らぐお薬"を入れてみんなに服用させれば・・・!」

    ムギ「無意識の内にみんながそのお薬入りのお菓子や紅茶に"依存"するから・・・!」

    秋山「っ・・・!?」

    ムギ「それでみんなとの関係が・・・! 切れなくなるって思って・・・!」

    ムギ「私・・・! 一年の頃からずっと・・・! 黙ってお菓子や紅茶にお薬を・・・!」

    ムギ「う、ううぅぅぅ・・・! ごめんなさい・・・! ごめんなさい・・・!」

    189 :

    ワロエタ

    190 = 1 :

    秋山「もしかして、私達が部室でお茶するのをやめられない理由も・・・」

    ムギ「間違いなく・・・! みんなが知らない内にお薬に依存してたから・・・!」

    秋山「っ・・・!」

    ムギ「・・・それに! 唯ちゃんやりっちゃんが"必要以上に"落ち込んでたのも・・・!」

    ムギ「おそらくお薬で・・・辛い事や悲しい事への"耐性"が無くなってたから・・・!」

    秋山「っ・・・!? ま、まさか・・・!?」

    ムギ「だから・・・! 唯ちゃんがずっと悲しんでたのも・・・!」

    ムギ「りっちゃんがずっと苦しんでたのも・・・! 全部・・・!」

    ムギ「全て・・・! 私に・・・! 原因が・・・! あるの・・・!」

    秋山「っ・・・! くっ・・・!」

    秋山「くっそおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・!」 がくっ

    ムギ「ごめんなさい・・・! ごめんなさい・・・! ごめんなさい・・・!」

    秋山「(くそっ! チクショウ! 違う!)」

    秋山「(私もムギを責めたくない! 分かってる・・・!)」

    秋山「(でも・・・! 怒りのやり場が・・・! 何処にもなくて・・・!)」

    191 = 108 :

    ヤンデレ

    193 = 101 :

    あーもうこれむちゃくちゃだよー

    194 :

    これでまだ半分もいってないとかwwwwww

    195 :

    けいおんアンチだが、こういうブラックなのは好きだわ。けい豚死ね

    196 :

    段々胸が詰まってきたわ

    197 :

    抗鬱剤とか友達に処方すんなよ

    198 = 117 :

    この1は相当けいおんを好きだと見えるのによくこんなの書けるなwwww

    199 :

    ゲロ澪の話思い出した

    200 = 1 :

    かちゃっ・・・

    秋山「(っ・・・!? 向こうのドアから誰かが!?)」

    「・・・ムギ先輩。それ、本当の話ですか?」 きぃ・・・

    ムギ「う、憂ちゃん・・・。・・・っ!?」

    秋山「憂!? なんで右手に"包丁"を持ったまま!?」

    ムギ「・・・・・・。うん・・・。全部本当の事、だよ・・・」

    秋山「ムギ!?」

    「そっか・・・。・・・梓ちゃんが死んで、お姉ちゃんが必要以上に悲しんでた事も、」

    「それでお姉ちゃんが悲しまないように、私が梓ちゃんの物全部捨てた事も、」

    「そのせいで私とお姉ちゃんの関係が壊れちゃった事も、全部・・・」

    「ムギ先輩が、原因だったんですね・・・」

    秋山「っ・・・!? 唯のやつ、そんな事になってたのか!?」

    ムギ「・・・うん。ごめんね、憂ちゃん・・・」

    秋山「ムギ!? 今の憂は何をするか分からな―――!」

    「・・・!」 だっ!


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