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元スレほむら「あなたと友達になれてよかった」
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さやか「本日の授業も終了!帰ろ、ほむら」
ほむら「ええ」
さやか「仁美は今日はお稽古があるから先に帰るって」
ほむら「そう、わかったわ」
最近、私はさやか達と登下校する事が多くなった
最初はさやかに誘われて無理矢理連れ回されていたのが、いつの間にか一緒にいるのが自然になってしまっていた
ほむら「ええ」
さやか「仁美は今日はお稽古があるから先に帰るって」
ほむら「そう、わかったわ」
最近、私はさやか達と登下校する事が多くなった
最初はさやかに誘われて無理矢理連れ回されていたのが、いつの間にか一緒にいるのが自然になってしまっていた
さやか「いやー、今日も一日疲れたわ」
ほむら「ほとんど寝てただけのくせによく言うわね」
さやか「うっ・・・。そ、それはほら、昨日は魔獣退治で疲れてたから」
ほむら「そんなの私だって同じよ。むしろあなたのフォローをさせられてる分、
私の方がよっぽど疲れていると思うのだけど」
さやか「ハハハ・・・。ま、まあ何はともかく、この調子でどんどん魔獣を倒していこうよ。きっとまどかも喜んでるって」
ほむら「・・・そうね」
まどか・・・
ほむら「ほとんど寝てただけのくせによく言うわね」
さやか「うっ・・・。そ、それはほら、昨日は魔獣退治で疲れてたから」
ほむら「そんなの私だって同じよ。むしろあなたのフォローをさせられてる分、
私の方がよっぽど疲れていると思うのだけど」
さやか「ハハハ・・・。ま、まあ何はともかく、この調子でどんどん魔獣を倒していこうよ。きっとまどかも喜んでるって」
ほむら「・・・そうね」
まどか・・・
さやか「それにしてもほむらってさ、よっぽどまどかの事が好きなんだね」
ほむら「え?」
さやか「だってさ、友達の事を命を懸けてまで助けようとするなんて、普通なかなか出来ることじゃないじゃん」
ほむら「・・・そうね。否定はしない。好きよ、まどかの事は」
さやか「もしかしてそれってさ、ライクじゃなくてラブなやつだったりするの?」
ほむら「さあ、どうかしらね」
さやか「えー、いいじゃん教えろよー」
ほむら「あんまりくっつかないでよ」
ほむら「え?」
さやか「だってさ、友達の事を命を懸けてまで助けようとするなんて、普通なかなか出来ることじゃないじゃん」
ほむら「・・・そうね。否定はしない。好きよ、まどかの事は」
さやか「もしかしてそれってさ、ライクじゃなくてラブなやつだったりするの?」
ほむら「さあ、どうかしらね」
さやか「えー、いいじゃん教えろよー」
ほむら「あんまりくっつかないでよ」
さやか「ちぇっ。っと、じゃあ私そろそろ病院に行かなくちゃ」
ほむら「今日も上条恭介のお見舞い?あなたの方こそよくやるわね」
さやか「お見舞いっていうか、恭介今日で退院なんだって。だから一応おめでとうってね」
ほむら「そう。良かったわね」
さやか「うん。そだ、ほむらも一緒に行こうよ。恭介に紹介するから」
ほむら「やめておくわ。面識のない私が行っても仕方がないし。それに2人の邪魔なんて野暮なことはしたくないもの」
さやか「そ、そんなの気にしなくていいってば///」
ほむら「今日も上条恭介のお見舞い?あなたの方こそよくやるわね」
さやか「お見舞いっていうか、恭介今日で退院なんだって。だから一応おめでとうってね」
ほむら「そう。良かったわね」
さやか「うん。そだ、ほむらも一緒に行こうよ。恭介に紹介するから」
ほむら「やめておくわ。面識のない私が行っても仕方がないし。それに2人の邪魔なんて野暮なことはしたくないもの」
さやか「そ、そんなの気にしなくていいってば///」
>>55
一応さやかが生きてる設定でやってます
一応さやかが生きてる設定でやってます
まさか今更>>55みたいなこと言う奴がいるとは思わんかったわ
さやかと別れた私は、1人家までの道のりを歩く
さっきまで騒がしいのがいたせいで、1人がいつもより静かに感じる
ちょっと前まではこれが普通だったのに、おかしな話だ
私は今までまどかを救うために、ずっと1人で戦うことを選んできた
まどかを助けるためなら、どんな孤独にだって耐えられた
まどかが生きていてさえくれるなら、他には何もいらなかった
まどかのためなら私は・・・
ほむら「あ・・・れ」
だったら・・・今は?
今の私は、なんなのだろうか
さっきまで騒がしいのがいたせいで、1人がいつもより静かに感じる
ちょっと前まではこれが普通だったのに、おかしな話だ
私は今までまどかを救うために、ずっと1人で戦うことを選んできた
まどかを助けるためなら、どんな孤独にだって耐えられた
まどかが生きていてさえくれるなら、他には何もいらなかった
まどかのためなら私は・・・
ほむら「あ・・・れ」
だったら・・・今は?
今の私は、なんなのだろうか
私はまどかが好きで、助けたくて、生きていてほしくて
それだけが私の生きてる意味で
だけど、まどかはもう・・・
ほむら「っ!違う!」
まどかはいる
いつでもどこでもこの世界を見守ってる
だから私はまどかのために
それだけが私の生きてる意味で
だけど、まどかはもう・・・
ほむら「っ!違う!」
まどかはいる
いつでもどこでもこの世界を見守ってる
だから私はまどかのために
ほむら「・・・まどか」
まどか、いるんだよね?
どこかで私の事見ててくれてるんだよね?
だったらお願い、出てきてよ
夢なんかじゃない、本当のあなたに会いたい
そしたら私、またまどかの為に頑張れるから
じゃないと、私は・・・
私は、なんのために・・・
まどか、いるんだよね?
どこかで私の事見ててくれてるんだよね?
だったらお願い、出てきてよ
夢なんかじゃない、本当のあなたに会いたい
そしたら私、またまどかの為に頑張れるから
じゃないと、私は・・・
私は、なんのために・・・
マミ「暁美さん!?どうしたの暁美さん!」
気が付くと、いつの間にか巴マミがそばにいた
心配そうに私の顔を覗き込んできている。
マミ「こんなところでうずくまってどうしたのよ!どこか具合でも悪いの?」
ほむら「・・・いえ、なんでもないわ。ちょっと、目眩がしただけ」
私は必死に平静を取り繕ってそう答える
大丈夫・・・少しずつ落ち着いてきた
気が付くと、いつの間にか巴マミがそばにいた
心配そうに私の顔を覗き込んできている。
マミ「こんなところでうずくまってどうしたのよ!どこか具合でも悪いの?」
ほむら「・・・いえ、なんでもないわ。ちょっと、目眩がしただけ」
私は必死に平静を取り繕ってそう答える
大丈夫・・・少しずつ落ち着いてきた
マミ「本当に?」
ほむら「ええ、心配かけて悪かったわね」
マミ「そう?ならいいけど。あんまり心配かけさせないでね」
QB「それよりマミ、早くしないと」
ほむら「キュゥべえ、あなたもいたの」
ほむら「ええ、心配かけて悪かったわね」
マミ「そう?ならいいけど。あんまり心配かけさせないでね」
QB「それよりマミ、早くしないと」
ほむら「キュゥべえ、あなたもいたの」
マミ「そうね。暁美さん、あっちに魔獣の気配を感じたの。手伝ってくれないかしら?」
ほむら「魔獣・・・!」
まどかの為に魔獣を倒す
私はそれだけを考えていればいい
それだけが今の私の生きてる意味
余計なことは考えるな
ほむら「魔獣・・・!」
まどかの為に魔獣を倒す
私はそれだけを考えていればいい
それだけが今の私の生きてる意味
余計なことは考えるな
ほむら「ええ、わかったわ」
マミ「佐倉さんももう向かってくれているわ。あとは三樹さんにも連絡をとりたいんだけど。
今日も病院にいるのかしら」
ほむら「・・・さやかはいいわ。私達3人で戦いましょう」
QB「意外だな。君がそんな事を言うなんて。魔獣は数が多いんだ。1人でも戦力は多い方がいいと思うんだけど」
ほむら「問題ないわ。私が2人分働けばいいだけよ。それより私達も急ぎましょう」
マミ「佐倉さんももう向かってくれているわ。あとは三樹さんにも連絡をとりたいんだけど。
今日も病院にいるのかしら」
ほむら「・・・さやかはいいわ。私達3人で戦いましょう」
QB「意外だな。君がそんな事を言うなんて。魔獣は数が多いんだ。1人でも戦力は多い方がいいと思うんだけど」
ほむら「問題ないわ。私が2人分働けばいいだけよ。それより私達も急ぎましょう」
杏子「ふう。全部倒したか?」
マミ「ええ、みんなお疲れさま」
杏子「確かにちょっと疲れたかな。あいつら弱いくせに数ばっかいやがるし」
マミ「今日は3人だったから余計にね」
杏子「そういえばさやかはどうしたんだよ?」
ほむら「・・・さやかには連絡していない。時間もあまりなかったし」
マミ「ええ、みんなお疲れさま」
杏子「確かにちょっと疲れたかな。あいつら弱いくせに数ばっかいやがるし」
マミ「今日は3人だったから余計にね」
杏子「そういえばさやかはどうしたんだよ?」
ほむら「・・・さやかには連絡していない。時間もあまりなかったし」
杏子「ふーん、そうなのか」
マミ「ふふっ」
杏子「どうしたんだマミ?」
マミ「いえ、暁美さんって意外と優しいなって思って」
杏子「ん?どういうことだよ」
ほむら「別になんでもないわ。早く帰りましょう」
マミ「ふふっ、じゃあみんな帰りましょうか」
杏子「おいなんか気になるじゃねーかよ。なんなんだよー」
マミ「ふふっ」
杏子「どうしたんだマミ?」
マミ「いえ、暁美さんって意外と優しいなって思って」
杏子「ん?どういうことだよ」
ほむら「別になんでもないわ。早く帰りましょう」
マミ「ふふっ、じゃあみんな帰りましょうか」
杏子「おいなんか気になるじゃねーかよ。なんなんだよー」
さやか「おはよう、ほむら」
仁美「おはようございます、暁美さん」
次の日の朝、いつもの場所で2人と合流して、今日も私達は学校に向かう
その途中、さやかの目がとある人物の方を見て止まった
さやか「あ、あれ・・・」
仁美「あら、上条君退院なさったんですの?」
さやか「うん、昨日ね。今日から学校にも来るって言ってたっけそういえば」
ほむら「行ってきてもいいわよ」
さやか「んー、今はいいよ。同じクラスなんだからいつでも話せるし」
仁美「おはようございます、暁美さん」
次の日の朝、いつもの場所で2人と合流して、今日も私達は学校に向かう
その途中、さやかの目がとある人物の方を見て止まった
さやか「あ、あれ・・・」
仁美「あら、上条君退院なさったんですの?」
さやか「うん、昨日ね。今日から学校にも来るって言ってたっけそういえば」
ほむら「行ってきてもいいわよ」
さやか「んー、今はいいよ。同じクラスなんだからいつでも話せるし」
そして教室
男子生徒1「上条、退院おめでとう」
男子生徒2「良かったな、手治って」
恭介「ありがとう、みんな」
男子生徒3「なあなあ、やっぱ美人のナースとかいっぱいいたか?」
男子生徒4「美人ナースに下の世話とかされたりしたんだろ?羨ましいぞこいつー」
仁美「相変わらす人気者ですね、上条君は」
さやか「だね。みんな普通に接してくれてるみたいでよかったよ」
仁美「話しかけますか?」
さやか「いいって。私は別に後ででも」
男子生徒1「上条、退院おめでとう」
男子生徒2「良かったな、手治って」
恭介「ありがとう、みんな」
男子生徒3「なあなあ、やっぱ美人のナースとかいっぱいいたか?」
男子生徒4「美人ナースに下の世話とかされたりしたんだろ?羨ましいぞこいつー」
仁美「相変わらす人気者ですね、上条君は」
さやか「だね。みんな普通に接してくれてるみたいでよかったよ」
仁美「話しかけますか?」
さやか「いいって。私は別に後ででも」
恭介「さやか」
さやか「きょ、恭介!」
恭介「おはよう」
さやか「お、おはよう///」
恭介「昨日はありがとう。いや、昨日だけじゃない。今まで何度もお見舞いに来てくれて。
ずっとお礼を言いたかったんだ」
さやか「な、なによいきなり。別にお礼言われるような事なんてしてないわよ」
恭介「そんなことない。僕が今ここにいられるのはさやかのおかげだよ。
医者にもう治らないって言われて自暴自棄になってたときも、さやかは言ってくれたよね。
奇跡も魔法もあるって。そしたらホントに奇跡みたいに手が治って。
僕はこの奇跡は、さやかが起こしてくれたんだって思ってるよ」
さやか「きょ、恭介!」
恭介「おはよう」
さやか「お、おはよう///」
恭介「昨日はありがとう。いや、昨日だけじゃない。今まで何度もお見舞いに来てくれて。
ずっとお礼を言いたかったんだ」
さやか「な、なによいきなり。別にお礼言われるような事なんてしてないわよ」
恭介「そんなことない。僕が今ここにいられるのはさやかのおかげだよ。
医者にもう治らないって言われて自暴自棄になってたときも、さやかは言ってくれたよね。
奇跡も魔法もあるって。そしたらホントに奇跡みたいに手が治って。
僕はこの奇跡は、さやかが起こしてくれたんだって思ってるよ」
さやか「や、やめてよ。恥ずかしいなあ///」
男子生徒1「おい、上条と美樹がいい感じだぞー」
男子生徒2「ヒューヒュー」
中沢「チュウしろチュウ!」
仁美「・・・やっぱりさやかさんには敵いませんわね」
さやか「ちょ、ちょっとやめてよ///。私と恭介は別にそんなんじゃないから///」
恭介「アハハ///」
さやか「そ、そんなことより!恭介に紹介したい人がいるんだ。転校生の暁美ほむら・・・ってあれ?」
恭介「どうしたんだい?」
さやか「・・・ほむら?」
男子生徒1「おい、上条と美樹がいい感じだぞー」
男子生徒2「ヒューヒュー」
中沢「チュウしろチュウ!」
仁美「・・・やっぱりさやかさんには敵いませんわね」
さやか「ちょ、ちょっとやめてよ///。私と恭介は別にそんなんじゃないから///」
恭介「アハハ///」
さやか「そ、そんなことより!恭介に紹介したい人がいるんだ。転校生の暁美ほむら・・・ってあれ?」
恭介「どうしたんだい?」
さやか「・・・ほむら?」
ところ変わって屋上
私は1人ベンチに座っていた
ああいう騒がしい雰囲気はやっぱり苦手
それになんか・・・変な感じ
よくわからないけど、とにかくあの場にいたくなかった私は、途中で教室を抜けて屋上に上がっていた
ここはまどかの好きな場所だったから
私は1人ベンチに座っていた
ああいう騒がしい雰囲気はやっぱり苦手
それになんか・・・変な感じ
よくわからないけど、とにかくあの場にいたくなかった私は、途中で教室を抜けて屋上に上がっていた
ここはまどかの好きな場所だったから
ほむら「まどか・・・」
何回も時間を繰り返してきたから私の感覚ではもうずいぶんと前の事だけれど、
まどかに初めて会った頃はよくここで一緒にご飯を食べた
他愛のない話をして過ごした
幸せだった。まどかといるといつも笑いが絶えなかった
ほむら「・・・そういえば私、もうずいぶんと笑ってない気がする」
何回も時間を繰り返してきたから私の感覚ではもうずいぶんと前の事だけれど、
まどかに初めて会った頃はよくここで一緒にご飯を食べた
他愛のない話をして過ごした
幸せだった。まどかといるといつも笑いが絶えなかった
ほむら「・・・そういえば私、もうずいぶんと笑ってない気がする」
またあなたと一緒にご飯を食べたい
笑い合いたい
あなたに、会いたい
ねえまどか、あなたは一体どこにいるの?
空を見上げてみる
そこには雲ひとつない青空が広がっていた
ずっと遠く、この世界の果てまで
そして、この広い空の下、ここにいるのは私だけ
私1人だけが、この広い世界に取り残されているように感じた
笑い合いたい
あなたに、会いたい
ねえまどか、あなたは一体どこにいるの?
空を見上げてみる
そこには雲ひとつない青空が広がっていた
ずっと遠く、この世界の果てまで
そして、この広い空の下、ここにいるのは私だけ
私1人だけが、この広い世界に取り残されているように感じた
さやか「ほむらみーっけ」
そんな世界に乱入者が現れる
その乱入者は私の方に向かって歩いてくると、私のとなりに腰を落とした
ほむら「・・・あなた、なんでこんなところにいるの?」
さやか「それはこっちの台詞だっつーの。ほむら急にいなくなるんだもん。探しちゃったわよ」
ほむら「意外ね。上条恭介と話すのに夢中で、私がいなくなったことなんて気が付かないと思っていたけど」
さやか「なにそれ。嫌な言い方」
ほむら「・・・ごめんなさい。今の言い方はなかったわ」
そんな世界に乱入者が現れる
その乱入者は私の方に向かって歩いてくると、私のとなりに腰を落とした
ほむら「・・・あなた、なんでこんなところにいるの?」
さやか「それはこっちの台詞だっつーの。ほむら急にいなくなるんだもん。探しちゃったわよ」
ほむら「意外ね。上条恭介と話すのに夢中で、私がいなくなったことなんて気が付かないと思っていたけど」
さやか「なにそれ。嫌な言い方」
ほむら「・・・ごめんなさい。今の言い方はなかったわ」
さやか「・・・ほむらは何してたの?なにか考え事?」
ほむら「・・・まどかの事を考えていたの」
さやか「ハハ。ほむらの頭の中はまどかの事でいっぱいだね」
ほむら「ええ、だってそれが私の全てだもの」
さやか「全て・・・かあ」
ほむら「・・・まどかの事を考えていたの」
さやか「ハハ。ほむらの頭の中はまどかの事でいっぱいだね」
ほむら「ええ、だってそれが私の全てだもの」
さやか「全て・・・かあ」
そこで一旦会話が止まった
お互い無言で、聞こえてくるのは風の音だけ
そんな時間が流れたあと、またさやかが口を開く
さやか「ほむら、あんまり思い詰めちゃダメだよ。あんたが何考えてるのかは分からないけど、
悩みでもあるなら話くらい聞くからさ。私馬鹿だから、それこそ聞くくらいしか出来ないかもしれないけど」
お互い無言で、聞こえてくるのは風の音だけ
そんな時間が流れたあと、またさやかが口を開く
さやか「ほむら、あんまり思い詰めちゃダメだよ。あんたが何考えてるのかは分からないけど、
悩みでもあるなら話くらい聞くからさ。私馬鹿だから、それこそ聞くくらいしか出来ないかもしれないけど」
ほむら「・・・ねえ、さやか」
さやか「ん?」
ほむら「あなたはどうして、そんなに私なんかを構うの?私といたって、面白くなんかないでしょうに」
さやか「なんでだろね。私もわかんない。だけど、あんたってなんでかほっとけないんだよね」
ほむら「・・・そう」
さやか「ん?」
ほむら「あなたはどうして、そんなに私なんかを構うの?私といたって、面白くなんかないでしょうに」
さやか「なんでだろね。私もわかんない。だけど、あんたってなんでかほっとけないんだよね」
ほむら「・・・そう」
さやか「そろそろ教室に戻ろっか。1時間目の授業が始まっちゃうよ」
ほむら「・・・そうね」
屋上の扉から出る前に最後に一度振りかえる
この広い屋上には、私達以外だれもいない
ほむら「ここにはいないのね・・・」
さやか「ん?何か言った?」
ほむら「なんでもないわ。戻りましょう」
そして私達は屋上を後にした
この時には私の心は、自分でも気付かないうちに、少しずつ壊れ始めていたのかもしない
ほむら「・・・そうね」
屋上の扉から出る前に最後に一度振りかえる
この広い屋上には、私達以外だれもいない
ほむら「ここにはいないのね・・・」
さやか「ん?何か言った?」
ほむら「なんでもないわ。戻りましょう」
そして私達は屋上を後にした
この時には私の心は、自分でも気付かないうちに、少しずつ壊れ始めていたのかもしない
まどか『ほむらちゃん』
ほむら『まどか!お願い!どこにも行かないで!ずっと私の傍にいて』
まどか『私はいつでもほむらちゃんの傍にいるよ』
ほむら『そんなのじゃない!私はあなたに会いたい!あなたとおしゃべりしたい!あなたに触りたい!
私はあなたに、生きていて欲しかった!あなたがいないんだったら、こんな世界どうだっていい!』
ほむら『お願い・・・私を1人にしないで・・・。もうイヤ・・・。まどかのいない世界なんて耐えられない・・・』
まどか『・・・ごめんね、ほむらちゃん。でも、ほむらちゃんは1人じゃないよ』
ほむら『まどか!待って!まどかあああ!』
ほむら『まどか!お願い!どこにも行かないで!ずっと私の傍にいて』
まどか『私はいつでもほむらちゃんの傍にいるよ』
ほむら『そんなのじゃない!私はあなたに会いたい!あなたとおしゃべりしたい!あなたに触りたい!
私はあなたに、生きていて欲しかった!あなたがいないんだったら、こんな世界どうだっていい!』
ほむら『お願い・・・私を1人にしないで・・・。もうイヤ・・・。まどかのいない世界なんて耐えられない・・・』
まどか『・・・ごめんね、ほむらちゃん。でも、ほむらちゃんは1人じゃないよ』
ほむら『まどか!待って!まどかあああ!』
今にも雨が降りだしそうな曇り空の下、私は今日もフラフラと行く宛もなく歩いていた
最近は学校にも行かず、ずっとこんなことをしている
まどかに会いたい
ただそれだけを考えて、私は足を動かす
最近は学校にも行かず、ずっとこんなことをしている
まどかに会いたい
ただそれだけを考えて、私は足を動かす
ここは、まどかが私を助けてくれた場所
私とまどかが仲良くなるきっかけだった場所
ここで魔法少女のまどかに助けられていなかったら、私とまどかが友達になることは無かったのかもしれない
だけど、周りを見渡してみても、ここにはまどかはいなかった
私とまどかが仲良くなるきっかけだった場所
ここで魔法少女のまどかに助けられていなかったら、私とまどかが友達になることは無かったのかもしれない
だけど、周りを見渡してみても、ここにはまどかはいなかった
ここは、私とまどかが初めて一緒に魔女と戦った場所
戦いなれていない私をまどかと巴マミがフォローしてくれた
そして魔女を倒した時、まどかは自分の事のように喜んでくれていた
だけど、ここにもまどかはいない
戦いなれていない私をまどかと巴マミがフォローしてくれた
そして魔女を倒した時、まどかは自分の事のように喜んでくれていた
だけど、ここにもまどかはいない
ここは、まどかの家
まどかが大好きな家族と暮らし、数多くの思い出がつまっているであろう場所
だけど、その家の表札にまどかの名前はない
以前まどかが使っていた部屋も、どうやら物置として使われているようだ
やっぱりここにもまどかの姿はない
まどかが大好きな家族と暮らし、数多くの思い出がつまっているであろう場所
だけど、その家の表札にまどかの名前はない
以前まどかが使っていた部屋も、どうやら物置として使われているようだ
やっぱりここにもまどかの姿はない
ここにも、ここにも、ここにも、まどかの存在どころか、まどかが生きていた痕跡すら何もない
気付けばいつの間に雨が降りだしてきていた
私は雨に濡れることも気にせず、ただ呆然とその場に立ち尽くす
ほむら「まどか・・・」
気付けばいつの間に雨が降りだしてきていた
私は雨に濡れることも気にせず、ただ呆然とその場に立ち尽くす
ほむら「まどか・・・」
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