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元スレほむら「あなたと友達になれてよかった」
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・・・本当は、とっくの昔に分かっていたんだ
ただそれを認めたくなかっただけ
だってそれを認めてしまったら、私には何も無くなってしまうから
まどかは、もういない
どんな奇跡や魔法があったとしても、もうまどかに会えることは絶対にない
ただそれを認めたくなかっただけ
だってそれを認めてしまったら、私には何も無くなってしまうから
まどかは、もういない
どんな奇跡や魔法があったとしても、もうまどかに会えることは絶対にない
ほむら「まどかぁ・・・」
まどかがこの世界を見守っている?
まどかの願った世界を守る?
そんなのはただの現実逃避
まどかを救えなかった私の罪の意識を無くすための言い訳
そう、私はまどかを救えなかったんだ
約束したのに
必ず守るって言ったのに
まどかがこの世界を見守っている?
まどかの願った世界を守る?
そんなのはただの現実逃避
まどかを救えなかった私の罪の意識を無くすための言い訳
そう、私はまどかを救えなかったんだ
約束したのに
必ず守るって言ったのに
?「ちょっと!君大丈夫!?」
?「こんな雨なのに傘もささないで。家出でもした?」
誰かの声が聞こえる
だけど、なにを言っているのかがわからない
?「とにかくどこか雨宿り出来るところに入らないと。そうだ、あそこに入ろうか。あそこならシャワーも浴びれるし」
?「大丈夫、変なことはしないから。さ、早く行こう」
誰かが私の腕を捕み、その手を引っ張って歩き出す
誰?どこに行くの?
いや、いいか
誰でも、何処でも
もう、どうでもいいや
?「こんな雨なのに傘もささないで。家出でもした?」
誰かの声が聞こえる
だけど、なにを言っているのかがわからない
?「とにかくどこか雨宿り出来るところに入らないと。そうだ、あそこに入ろうか。あそこならシャワーも浴びれるし」
?「大丈夫、変なことはしないから。さ、早く行こう」
誰かが私の腕を捕み、その手を引っ張って歩き出す
誰?どこに行くの?
いや、いいか
誰でも、何処でも
もう、どうでもいいや
?「ほむらを離せえええ!」
?「うわ!」
声
また誰かの声が聞こえる
聞き覚えのある声
この声、誰だっけ
?「ほむらから離れろ!」
?「危な!傘を振り回すな!分かったって!もう行くから!」
遠ざかっていく足音
そして近づいてくる足音
私の両肩を掴む手
?「うわ!」
声
また誰かの声が聞こえる
聞き覚えのある声
この声、誰だっけ
?「ほむらから離れろ!」
?「危な!傘を振り回すな!分かったって!もう行くから!」
遠ざかっていく足音
そして近づいてくる足音
私の両肩を掴む手
?「ほむら!ほむらってば!」
私の名前を必死に読んでいる
そうだ、この声
この声は・・・
ほむら「さ・・・やか?」
さやか「あんたこんな所でなにしてんのよ!ここ数日学校にも来ないし、メールしても返事しないし!
あんたの家に行ってもいないし!どんだけ心配させんのよあんたは!」
ほむら「さやか・・・」
私の名前を必死に読んでいる
そうだ、この声
この声は・・・
ほむら「さ・・・やか?」
さやか「あんたこんな所でなにしてんのよ!ここ数日学校にも来ないし、メールしても返事しないし!
あんたの家に行ってもいないし!どんだけ心配させんのよあんたは!」
ほむら「さやか・・・」
モノクロの世界に色が戻る
空っぽだった心に、何かが溢れてくる
ほむら「さやか・・・さやか!」
気が付くと私はさやかの胸に飛び込んでいた
馬鹿みたいに大声をあげて泣き叫ぶ。
さやか「ほむら!?どうしたのよホントに」
ほむら「まどかが・・・まどかがいないの!何処にもいないのよ!」
空っぽだった心に、何かが溢れてくる
ほむら「さやか・・・さやか!」
気が付くと私はさやかの胸に飛び込んでいた
馬鹿みたいに大声をあげて泣き叫ぶ。
さやか「ほむら!?どうしたのよホントに」
ほむら「まどかが・・・まどかがいないの!何処にもいないのよ!」
さやか「ほむら・・・」
ほむら「私は・・・まどかを助けたくて・・・。ただまどかと一緒にいたくて・・・。
約束したのに!なのに私はまどかを助けられなくて!私のせいでまどかは!」
さやか「違う!」
さやかが私の事を抱き締める
とても強く、痛いくらいに
さやか「ほむらは頑張ったじゃん!ずっと1人で、ボロボロになりながら、まどかを助ける為に頑張ったんだよ!
ほむらは悪くない!ほむらを悪く言う奴がいたら、そんな奴私がぶっとばす!だから、もういいんだよ。
ほむらはもう、頑張らなくてもいいの」
ほむら「私は・・・まどかを助けたくて・・・。ただまどかと一緒にいたくて・・・。
約束したのに!なのに私はまどかを助けられなくて!私のせいでまどかは!」
さやか「違う!」
さやかが私の事を抱き締める
とても強く、痛いくらいに
さやか「ほむらは頑張ったじゃん!ずっと1人で、ボロボロになりながら、まどかを助ける為に頑張ったんだよ!
ほむらは悪くない!ほむらを悪く言う奴がいたら、そんな奴私がぶっとばす!だから、もういいんだよ。
ほむらはもう、頑張らなくてもいいの」
ほむら「だけど!まどかはもういないの!まどかがいなかったら、私もう、何の為に生きたらいいのか分からない・・・」
さやか「だったら私が、ほむらの生きる意味になるよ!だからお願い、ほむら。私の為に生きてよ」
ほむら「さやか・・・。ぅ・・・ぅぅ、うあああああ!」
激しく降る雨の音が、他の全ての音を覆い隠す
私はさやかの胸の中で、涙が枯れるまで、大声をあげて泣き続けた
さやか「だったら私が、ほむらの生きる意味になるよ!だからお願い、ほむら。私の為に生きてよ」
ほむら「さやか・・・。ぅ・・・ぅぅ、うあああああ!」
激しく降る雨の音が、他の全ての音を覆い隠す
私はさやかの胸の中で、涙が枯れるまで、大声をあげて泣き続けた
さやか「遠慮しないで入って。今うち誰もいないから」
ほむら「・・・お邪魔します」
さやか「ちょっと待ってね。今タオル持ってくるから」
そう言ってさやかは中に入っていき、タオルを持って戻ってきた
ここはさやかの家
あの後私達は、濡れた体をどうにかするために、近くにあるというさやかの家に来た
ほむら「・・・お邪魔します」
さやか「ちょっと待ってね。今タオル持ってくるから」
そう言ってさやかは中に入っていき、タオルを持って戻ってきた
ここはさやかの家
あの後私達は、濡れた体をどうにかするために、近くにあるというさやかの家に来た
さやか「お風呂もう沸いてるからほむら入ってきなよ」
ほむら「私は大丈夫。あなたが先に入りなさい」
さやか「大丈夫なわけないでしょ。あんな雨の中ずっと外にいたんだから」
ほむら「それはあなたも同じでしょう」
さやか「私はほむらみたいに体弱くないからいいの。だから先入りなって」
ほむら「ここはあなたの家なんだから、あなたが先に入るべきよ」
さやか「私は大丈夫だって!」
ほむら「私の体だってもう弱くはないわ!」
ほむら「私は大丈夫。あなたが先に入りなさい」
さやか「大丈夫なわけないでしょ。あんな雨の中ずっと外にいたんだから」
ほむら「それはあなたも同じでしょう」
さやか「私はほむらみたいに体弱くないからいいの。だから先入りなって」
ほむら「ここはあなたの家なんだから、あなたが先に入るべきよ」
さやか「私は大丈夫だって!」
ほむら「私の体だってもう弱くはないわ!」
・・・・・・・・・
さやか「・・・じ、じゃあ、一緒に入る・・・?」
ほむら「えっ!」
さやかと一緒にお風呂!?
誰かと一緒にお風呂に入った経験なんてほとんどないのに、そんなの無理に決まっている
ほむら「い、いやよ!何言ってるのよ!」
さやか「だ、だってしょうがないじゃんか!どっちも先に入らないって言うんだもん」
ほむら「だからって・・・イヤよ。恥ずかしいし・・・」
さやか「お、女同士なんだし恥ずかしがることないって。さ、行くよ」
ほむら「ま、待って!イヤ!ホントに無理なの!ちょっと!」
さやか「・・・じ、じゃあ、一緒に入る・・・?」
ほむら「えっ!」
さやかと一緒にお風呂!?
誰かと一緒にお風呂に入った経験なんてほとんどないのに、そんなの無理に決まっている
ほむら「い、いやよ!何言ってるのよ!」
さやか「だ、だってしょうがないじゃんか!どっちも先に入らないって言うんだもん」
ほむら「だからって・・・イヤよ。恥ずかしいし・・・」
さやか「お、女同士なんだし恥ずかしがることないって。さ、行くよ」
ほむら「ま、待って!イヤ!ホントに無理なの!ちょっと!」
ポチャン
さやか「・・・」
ほむら「・・・」
さやか「・・・」
ほむら「・・・あ、あんまり見ないでよ・・・」
さやか「ご、ごめん・・・」
ほむら「・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
ほむら「・・・」
さやか「・・・」
ほむら「・・・あ、あんまり見ないでよ・・・」
さやか「ご、ごめん・・・」
ほむら「・・・」
さやか「・・・」
さやか「それにしても、明日が休みでよかったわー。学校あったら制服乾かないとこだったよ」
ほむら「・・・ねえ、さやか」
さやか「なに?」
ほむら「もう少し小さい着替えはないのかしら」
さやか「そのサイズしかないなー。昔のは捨てちゃったし。まあ我慢してよ」
ほむら「・・・胸のところがぶかぶかだわ」
さやか「え?なにか言った?」
ほむら「いいえ、なにも」
ほむら「・・・ねえ、さやか」
さやか「なに?」
ほむら「もう少し小さい着替えはないのかしら」
さやか「そのサイズしかないなー。昔のは捨てちゃったし。まあ我慢してよ」
ほむら「・・・胸のところがぶかぶかだわ」
さやか「え?なにか言った?」
ほむら「いいえ、なにも」
さやか「ほむら、この野菜切っといてくれる?」
ほむら「分かったわ」
さやか「ってちょっと待った!どんな切り方しようとしてるのよ!あんた包丁もちゃんと使えないの?」
ほむら「馬鹿にしないで。それくらい出来るわよ」
さやか「危ない危ない!や、やっぱそれはいいわ。その代わりこの卵割っといてくれる?」
ほむら「任せて」グシャ
ほむら「・・・」
さやか「・・・あっちでテレビでも見てて」
ほむら「分かったわ」
さやか「ってちょっと待った!どんな切り方しようとしてるのよ!あんた包丁もちゃんと使えないの?」
ほむら「馬鹿にしないで。それくらい出来るわよ」
さやか「危ない危ない!や、やっぱそれはいいわ。その代わりこの卵割っといてくれる?」
ほむら「任せて」グシャ
ほむら「・・・」
さやか「・・・あっちでテレビでも見てて」
さやか「いただきます」
ほむら「いただきます」
さやか「どう?さやかちゃんの手料理の味は?美味しいでしょ?」
ほむら「まあまあね」
さやか「隠し味は愛情だよ」
ほむら「・・・」
さやか「ちょ、ちょっと!突っ込んでくんなきゃ恥ずかしいじゃんか!」
ほむら「・・・これ、美味しいわ、とても」
さやか「そ、そう?ありがと」
ほむら「いただきます」
さやか「どう?さやかちゃんの手料理の味は?美味しいでしょ?」
ほむら「まあまあね」
さやか「隠し味は愛情だよ」
ほむら「・・・」
さやか「ちょ、ちょっと!突っ込んでくんなきゃ恥ずかしいじゃんか!」
ほむら「・・・これ、美味しいわ、とても」
さやか「そ、そう?ありがと」
さやか「じゃあ、そろそろ寝ようか」
ほむら「そうね」
さやか「私床で寝るから、ほむらがベッド使っていいよ」
ほむら「いえ、私は床でいいわ。あなたがベッドを使いなさい」
さやか「こういう時は普通お客さんに使わせるものなんだって」
ほむら「あなたのベッドなんだからあなたが使うべきでしょう」
さやか「ほむらが(ry」
ほむら「さやかが(ry」
・・・・・・・・・
ほむら「そうね」
さやか「私床で寝るから、ほむらがベッド使っていいよ」
ほむら「いえ、私は床でいいわ。あなたがベッドを使いなさい」
さやか「こういう時は普通お客さんに使わせるものなんだって」
ほむら「あなたのベッドなんだからあなたが使うべきでしょう」
さやか「ほむらが(ry」
ほむら「さやかが(ry」
・・・・・・・・・
ほむら「・・・くっつかないでよ」
さやか「しょうがないでしょ狭いんだから」
ほむら「もっと壁際に行けないの?」
さやか「これが限界なの」
ほむら「・・・」
さやか「・・・」
さやか「しょうがないでしょ狭いんだから」
ほむら「もっと壁際に行けないの?」
さやか「これが限界なの」
ほむら「・・・」
さやか「・・・」
ほむら「・・・さやか、起きてる?」
さやか「・・・起きてるよ」
ほむら「・・・今日はごめんなさい。恥ずかしいところを見られたわね」
さやか「・・・もう大丈夫なの?」
ほむら「ええ、多分もう大丈夫。あれだけ泣いたらスッキリしたわ」
さやか「そっか。なら良かったよ」
ほむら「・・・私には今まで、本当にまどかだけだった。まどかを救う事だけを考えてずっと生きてきたわ」
ほむら「だから、もうまどかはいないんだって思ったらどうしようもなく悲しくなって、生きる意味をなくした気がした」
さやか「ほむら・・・」
さやか「・・・起きてるよ」
ほむら「・・・今日はごめんなさい。恥ずかしいところを見られたわね」
さやか「・・・もう大丈夫なの?」
ほむら「ええ、多分もう大丈夫。あれだけ泣いたらスッキリしたわ」
さやか「そっか。なら良かったよ」
ほむら「・・・私には今まで、本当にまどかだけだった。まどかを救う事だけを考えてずっと生きてきたわ」
ほむら「だから、もうまどかはいないんだって思ったらどうしようもなく悲しくなって、生きる意味をなくした気がした」
さやか「ほむら・・・」
ほむら「だけど、さやかは言ってくれた。生きる意味になるって。私のために生きてって」
さやか「!!あ、あれは、その・・・///」
ほむら「すごい救われた気分になったわ。私にも生きてる意味があるんだって思えた」
ほむら「本当にありがとう。私、あなたと友達になれてよかった」
さやか「ど、どうしたのよ。あんたってそんなキャラだっけ?」
ほむら「ふふっ、たまにはキャラじゃない事を言いたくなるときだってあるわ」
さやか「!!あ、あれは、その・・・///」
ほむら「すごい救われた気分になったわ。私にも生きてる意味があるんだって思えた」
ほむら「本当にありがとう。私、あなたと友達になれてよかった」
さやか「ど、どうしたのよ。あんたってそんなキャラだっけ?」
ほむら「ふふっ、たまにはキャラじゃない事を言いたくなるときだってあるわ」
さやか「あ・・・」
ほむら「どうしたの?」
さやか「ほむらが笑ってるの、初めて見た気がする」
ほむら「・・・そうだったかしら。・・・そうかも」
さやか「可愛いじゃん」
ほむら「・・・馬鹿。もう寝るわ。お休みなさい」
さやか「照れちゃって。おやすみー」
ほむら「どうしたの?」
さやか「ほむらが笑ってるの、初めて見た気がする」
ほむら「・・・そうだったかしら。・・・そうかも」
さやか「可愛いじゃん」
ほむら「・・・馬鹿。もう寝るわ。お休みなさい」
さやか「照れちゃって。おやすみー」
ほむら「zzz」
さやか「・・・ほむら、もう寝た?」
ほむら「zzz」
さやか「寝たんだ」
ほむら「・・・さやか」
さやか「あれ、起きてる?」
ほむら「zzz」
さやか「なんだ、寝言か」
さやか「・・・ほむら、もう寝た?」
ほむら「zzz」
さやか「寝たんだ」
ほむら「・・・さやか」
さやか「あれ、起きてる?」
ほむら「zzz」
さやか「なんだ、寝言か」
さやか(眠れない・・・)
さやか(私なんでこんなにドキドキしてるんだろ)
ほむら「zzz」
さやか「いつもブスッとしてるくせに、笑顔と寝顔は可愛いんだから」
さやか(私、なんであんなこと言ったのかな)
さやか(ただ、あんなほむらは見たくなかった。ほむらを絶対に1人にしたくないって思った)
さやか(そう思ったら、いつの間にかあんなこと言ってた)
さやか(私なんでこんなにドキドキしてるんだろ)
ほむら「zzz」
さやか「いつもブスッとしてるくせに、笑顔と寝顔は可愛いんだから」
さやか(私、なんであんなこと言ったのかな)
さやか(ただ、あんなほむらは見たくなかった。ほむらを絶対に1人にしたくないって思った)
さやか(そう思ったら、いつの間にかあんなこと言ってた)
さやか(よく考えたらなんかあれって告白みたいじゃね?ほむらは気にしてないみたいだったけど)
さやか(私は恭介が好き・・・なんだよね?)
さやか(それとも、もしかしてほむらの事を?)
さやか(私は・・・)
さやか(私は恭介が好き・・・なんだよね?)
さやか(それとも、もしかしてほむらの事を?)
さやか(私は・・・)
チュンチュン
ほむら「・・・ん」
窓から射し込む暖かい太陽の光で、私は目をさます
布団から体を起こして、思いっきり伸びをした
ずいぶんよく寝た気がする
最近は夢にうなされて安眠出 来る日が少なくなっていたが、今日は久しぶりにスッキリした目覚めだ
そこでようやく、見慣れない部屋にいることに気付いた
ほむら「・・・そういえばさやかの家に泊まったんだったわ」
ほむら「・・・ん」
窓から射し込む暖かい太陽の光で、私は目をさます
布団から体を起こして、思いっきり伸びをした
ずいぶんよく寝た気がする
最近は夢にうなされて安眠出 来る日が少なくなっていたが、今日は久しぶりにスッキリした目覚めだ
そこでようやく、見慣れない部屋にいることに気付いた
ほむら「・・・そういえばさやかの家に泊まったんだったわ」
だけど、隣で寝ていたはずのさやかの姿は既になかった
私は布団から起きて、リビングへと向かう
そこには、既に着替えを終え、台所で何かを作っているさやかがいた
さやか「あ、おはようほむら。よく眠れた?」
ほむら「おはよう。お陰さまでよく眠れたわ。何を作っているの?」
さやか「んー、朝食。っていっても目玉焼きと味噌汁だけの簡単なものだけどね」
ほむら「・・・あなたって本当に家庭的なのね。イメージと違いすぎる」
さやか「なんでよ。お弁当も私が作ってるって言ったじゃん」
私は布団から起きて、リビングへと向かう
そこには、既に着替えを終え、台所で何かを作っているさやかがいた
さやか「あ、おはようほむら。よく眠れた?」
ほむら「おはよう。お陰さまでよく眠れたわ。何を作っているの?」
さやか「んー、朝食。っていっても目玉焼きと味噌汁だけの簡単なものだけどね」
ほむら「・・・あなたって本当に家庭的なのね。イメージと違いすぎる」
さやか「なんでよ。お弁当も私が作ってるって言ったじゃん」
ほむら「正直半信半疑だったわ」
さやか「ひどっ!そういうほむらは全然家庭的じゃないよね。イメージと全然・・・いや、イメージ通りか」
ほむら「私はいいのよ。必要ないもの」
さやか「あーあ、将来ほむらの旦那さんになる人はかわいそうだなー。
ま、まあ相手が家庭的な人だったら問題ないかもしれないけどね」
ほむら「・・・さやかちょっと顔が赤いわよ?大丈夫?」
さやか「な、なんでもないわよ!それよりほら、テーブルにお皿運んで」
さやか「ひどっ!そういうほむらは全然家庭的じゃないよね。イメージと全然・・・いや、イメージ通りか」
ほむら「私はいいのよ。必要ないもの」
さやか「あーあ、将来ほむらの旦那さんになる人はかわいそうだなー。
ま、まあ相手が家庭的な人だったら問題ないかもしれないけどね」
ほむら「・・・さやかちょっと顔が赤いわよ?大丈夫?」
さやか「な、なんでもないわよ!それよりほら、テーブルにお皿運んで」
さやか「ごちそうさま」
ほむら「ごちそうさま」
さやか「ふぅ・・・。この後どうしよっか」
ほむら「あんまり長居するのも悪いし、そろそろ御暇するわ」
さやか「え、もう帰るの?うちの両親明日の夜まで帰ってこないから今日も泊まってきなよ」
ほむら「明日も学校があるのだから、そんなわけにはいかないでしょ」
さやか「でも、どうやって帰るつもり?制服、多分まだ乾いてないよ?」
ほむら「あ・・・」
さやか「考えてないんだ・・・。夜までには乾くようにしとくからさ、それまではここにいなよ」
ほむら「・・・そうね。そうさせてもらうわ」
ほむら「ごちそうさま」
さやか「ふぅ・・・。この後どうしよっか」
ほむら「あんまり長居するのも悪いし、そろそろ御暇するわ」
さやか「え、もう帰るの?うちの両親明日の夜まで帰ってこないから今日も泊まってきなよ」
ほむら「明日も学校があるのだから、そんなわけにはいかないでしょ」
さやか「でも、どうやって帰るつもり?制服、多分まだ乾いてないよ?」
ほむら「あ・・・」
さやか「考えてないんだ・・・。夜までには乾くようにしとくからさ、それまではここにいなよ」
ほむら「・・・そうね。そうさせてもらうわ」
さやか「よし、じゃあどうせ外にも出れないし、ゲームでもしよっか」
ほむら「私、やったことない」
さやか「やってるうちに覚えるから大丈夫だって。ふふ、でも私が初心者相手に手加減すると思ったら大間違いだからね。
徹底的にボコボコにしてあげるから覚悟しなさい!」
一時間後、そこには私に徹底的にボコボコにされているさやかの姿があった
ほむら「ゲームって意外と楽しいのね」
さやか「なんでだー!」
ほむら「私、やったことない」
さやか「やってるうちに覚えるから大丈夫だって。ふふ、でも私が初心者相手に手加減すると思ったら大間違いだからね。
徹底的にボコボコにしてあげるから覚悟しなさい!」
一時間後、そこには私に徹底的にボコボコにされているさやかの姿があった
ほむら「ゲームって意外と楽しいのね」
さやか「なんでだー!」
そして夜
制服も乾いて時間も遅くなってきたので、そろそろ帰ることにした
ほむら「いろいろありがとう。とても楽しかったわ」
さやか「私も。またいつでも遊びに来なよ」
ほむら「ええ、それじゃあね」
さやか「また明日学校でね」
帰り道、私は昨日今日の事を考える
本当に楽しかった
まどかを救うために頑張ってた時は、何かを楽しむ余裕なんて全くなかったから
だから、こんな気分になったのは本当に久しぶり
制服も乾いて時間も遅くなってきたので、そろそろ帰ることにした
ほむら「いろいろありがとう。とても楽しかったわ」
さやか「私も。またいつでも遊びに来なよ」
ほむら「ええ、それじゃあね」
さやか「また明日学校でね」
帰り道、私は昨日今日の事を考える
本当に楽しかった
まどかを救うために頑張ってた時は、何かを楽しむ余裕なんて全くなかったから
だから、こんな気分になったのは本当に久しぶり
ほむら「私の為に生きて・・・か」
さやかが昨日私に言ってくれた言葉
なんだか告白みたいね
もちろん、そんな意味じゃないことは分かってる
傷ついた私を助けるために、咄嗟に言ってくれただけだろう
これくらいで変な勘違いをするような私じゃない
第一さやかは上条恭介の事が好きなんだし
さやかが昨日私に言ってくれた言葉
なんだか告白みたいね
もちろん、そんな意味じゃないことは分かってる
傷ついた私を助けるために、咄嗟に言ってくれただけだろう
これくらいで変な勘違いをするような私じゃない
第一さやかは上条恭介の事が好きなんだし
ほむら「・・・」
なんでだろう、胸が痛い
さやかと上条恭介の事を考えると、胸のチクチクが止まらなくなる
なんだろうこれ
ほむら「・・・変なことを考えるのはやめましょう」
私は無理矢理考えるのをやめて、帰宅を急いだ
止まらない胸の苦しみに気づかないふりをして
なんでだろう、胸が痛い
さやかと上条恭介の事を考えると、胸のチクチクが止まらなくなる
なんだろうこれ
ほむら「・・・変なことを考えるのはやめましょう」
私は無理矢理考えるのをやめて、帰宅を急いだ
止まらない胸の苦しみに気づかないふりをして
それからしばらくは、何もない平穏な時間が流れた
さやかと学校に行って授業をうけて、帰りにはどこか寄り道をして、そしてたまに魔獣を退治する
さやかはいいって言ってくれたけど、まどかの事がなくたって魔獣退治は
魔法少女の使命なのだからそういうわけにはいかない
そしてある日の放課後
さやかと学校に行って授業をうけて、帰りにはどこか寄り道をして、そしてたまに魔獣を退治する
さやかはいいって言ってくれたけど、まどかの事がなくたって魔獣退治は
魔法少女の使命なのだからそういうわけにはいかない
そしてある日の放課後
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