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元スレマミ「ちょっと佐倉さん、前くらい隠しなさいよ・・・///」
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ほむら「まどかの叫び!」
部屋でワルプルギス対策を練っていたほむらはまどかの悲鳴を聞き、時空を越えてまどかの下へと瞬時に駆け付けた。
ほむら「どうしたの! まどか!」
まどか「あっ、ほむらちゃん! ……アレを見て!」
マミ「……縦ロール! 見て縦ロール!」
ぴょんぴょん跳ねるマミ。
ほむら「人形?」
まどか「そうだ、ほむらちゃんは見てないよね? アレはマミさんを殺した魔女の最初の姿なんだよ!」
ほむら「……魔女」
空気がほむらの殺気で冷え込む。
シャルロッテ『ガタガタガタガタ』
マミ「どうしたの? シャルロッテ」
シャルロッテ『逃げてマミ、早く逃げて! 殺される、また殺される』
マミ「に、逃げるって……どうやって?」
ほむら「…………」
部屋でワルプルギス対策を練っていたほむらはまどかの悲鳴を聞き、時空を越えてまどかの下へと瞬時に駆け付けた。
ほむら「どうしたの! まどか!」
まどか「あっ、ほむらちゃん! ……アレを見て!」
マミ「……縦ロール! 見て縦ロール!」
ぴょんぴょん跳ねるマミ。
ほむら「人形?」
まどか「そうだ、ほむらちゃんは見てないよね? アレはマミさんを殺した魔女の最初の姿なんだよ!」
ほむら「……魔女」
空気がほむらの殺気で冷え込む。
シャルロッテ『ガタガタガタガタ』
マミ「どうしたの? シャルロッテ」
シャルロッテ『逃げてマミ、早く逃げて! 殺される、また殺される』
マミ「に、逃げるって……どうやって?」
ほむら「…………」
ほむらの目を見たマミは、話し合うのが無理な相手だと即座に悟った。
マミ「逃げる? ……無理ね。背中を向けた瞬間に殺しそうな殺気よ」
シャルロッテ『うぅ……』
マミ「大丈夫よ、シャルロッテ……私に任せて!」
絶対絶命の中でマミは笑った。
そして、自慢の縦ロールへと手を伸ばす。
マミ「伊達や酔狂でこんな髪型はしてないわよ!」
縦ロールが渦を巻き、渦の中から大砲を召喚する。
ほむら「……そ、それは!?」
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
だが無念、腕が届かない。
マミ「逃げる? ……無理ね。背中を向けた瞬間に殺しそうな殺気よ」
シャルロッテ『うぅ……』
マミ「大丈夫よ、シャルロッテ……私に任せて!」
絶対絶命の中でマミは笑った。
そして、自慢の縦ロールへと手を伸ばす。
マミ「伊達や酔狂でこんな髪型はしてないわよ!」
縦ロールが渦を巻き、渦の中から大砲を召喚する。
ほむら「……そ、それは!?」
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
だが無念、腕が届かない。
マミ「いやぁーーッッ!!」
引き金に腕が届かず、じたばたと暴れるマミ(シャルロッテ)。
ほむら「あなた……どうして?」
マミ「こ~な~い~で~!」
ほむらが近づいて来るのを見て一層暴れるマミ。
やがて自重で大砲が落下を始めると、マミ(シャルロッテ)もつられて落下。
マミ「あ、あららっ!?」
落下途中でマミ(シャルロッテ)の体が大砲にからまり、そして――
ガチンッと、撃鉄が落ちた。
引き金に腕が届かず、じたばたと暴れるマミ(シャルロッテ)。
ほむら「あなた……どうして?」
マミ「こ~な~い~で~!」
ほむらが近づいて来るのを見て一層暴れるマミ。
やがて自重で大砲が落下を始めると、マミ(シャルロッテ)もつられて落下。
マミ「あ、あららっ!?」
落下途中でマミ(シャルロッテ)の体が大砲にからまり、そして――
ガチンッと、撃鉄が落ちた。
マミ・シャル「あ~れ~!!」
神のイタズラか魔女の呪いか。
大砲は地面に密着したまま発射された。
結果、ロケットよろしく、反動で2人は空の彼方に飛んでいった。
ほむら「……」
まどか「あ、ありがとう! ほむらちゃん」
ほむら「え、ええ? どういたしまして、まどか」
ほむら(……気のせい、じゃないわよね)
ほむらは考えるが、すぐに考えるのをやめた。
ほむら「お昼ご飯まだなら、一緒に食べないかしら?」
まどか「わー! 大賛成!」
マミの残した飛行機雲だけが、昼過ぎの空にかかっていた。
神のイタズラか魔女の呪いか。
大砲は地面に密着したまま発射された。
結果、ロケットよろしく、反動で2人は空の彼方に飛んでいった。
ほむら「……」
まどか「あ、ありがとう! ほむらちゃん」
ほむら「え、ええ? どういたしまして、まどか」
ほむら(……気のせい、じゃないわよね)
ほむらは考えるが、すぐに考えるのをやめた。
ほむら「お昼ご飯まだなら、一緒に食べないかしら?」
まどか「わー! 大賛成!」
マミの残した飛行機雲だけが、昼過ぎの空にかかっていた。
~まどかたちから遠く離れた川の下流~
マミ・シャル「ひでぶっ!!」
吹き飛ばされたマミたちは川の水面を何度もバウンドし、やっと止まった。
マミ・シャル「ぷか~~」
死んだ魚のようにしばらく浮いていたマミ(シャルロッテ)だったが、やがてゆっくりと川岸に向かってバタ足を始める。
マミ「ふ、ふふ……コレが私の逃走経路よ!」
シャルロッテ『二度目だけど、今回はナイスだと心の底から誉めるの』
マミ「ふふふ、ありが……? 何かしらこれ、釣り針?」
泳いでいる途中で何かに引っ掛かり、マミがバタ足を止めてみると背中のマントに釣り針のような針金が刺さっていた。
?「よっしゃー! フイーシュッ!!」
マミ・シャル「ひでぶっ!!」
吹き飛ばされたマミたちは川の水面を何度もバウンドし、やっと止まった。
マミ・シャル「ぷか~~」
死んだ魚のようにしばらく浮いていたマミ(シャルロッテ)だったが、やがてゆっくりと川岸に向かってバタ足を始める。
マミ「ふ、ふふ……コレが私の逃走経路よ!」
シャルロッテ『二度目だけど、今回はナイスだと心の底から誉めるの』
マミ「ふふふ、ありが……? 何かしらこれ、釣り針?」
泳いでいる途中で何かに引っ掛かり、マミがバタ足を止めてみると背中のマントに釣り針のような針金が刺さっていた。
?「よっしゃー! フイーシュッ!!」
マミ「き、きゃーっ!?」
勢いよく川岸に引き上げられるマミ(シャルロッテ)
杏子「ん? 魚じゃねーのかよ」
マミ「……さ、佐倉杏子!? 何でこの町に?」
杏子「ぬいぐるみ? ……こ、こいつは」
マミ「魔女だとばれた!?」
杏子「か、かわいいじゃねーかよ! 何だコレ! 何だコレ!」
杏子はマミ(シャルロッテ)を持ち上げて、おもいっきり胸元に抱き寄せた。
マミ「あ、あわわ~!」
杏子「うわっ! 肌がモチモチしていて柔らけぇー、何だコレ! すげぇ!」
勢いよく川岸に引き上げられるマミ(シャルロッテ)
杏子「ん? 魚じゃねーのかよ」
マミ「……さ、佐倉杏子!? 何でこの町に?」
杏子「ぬいぐるみ? ……こ、こいつは」
マミ「魔女だとばれた!?」
杏子「か、かわいいじゃねーかよ! 何だコレ! 何だコレ!」
杏子はマミ(シャルロッテ)を持ち上げて、おもいっきり胸元に抱き寄せた。
マミ「あ、あわわ~!」
杏子「うわっ! 肌がモチモチしていて柔らけぇー、何だコレ! すげぇ!」
マミ「ぴ~! ぴ~!」
杏子「おっと、すまねぇな」
マミ「ぴ」
杏子「ん? 何だ? ジェスチャー?」
杏子「髪の縦ロールをびよんびよん、胸がボインボイン?」
杏子「嫌がらせか~、こめかみをグリグリしてやっぞ~」
マミ「ぴ~!」
杏子「おっと、すまねぇな」
マミ「ぴ」
杏子「ん? 何だ? ジェスチャー?」
杏子「髪の縦ロールをびよんびよん、胸がボインボイン?」
杏子「嫌がらせか~、こめかみをグリグリしてやっぞ~」
マミ「ぴ~!」
>>65
あ?
あ?
/ / :| ;| .:/ | |ハ::: / :| |::::: | |
/ ,:| :| / | .:; | | i: / /| |::::: | |
/ / | .::| / | :::i | | | /" | '1::: | i: |
// i ::/|; | :::| | //j:/ |/ :|::: ' i:: |
/ ! .::i Τ¨八‐-|ミ |/´ / ____,/_ |:: /:: i: | まー落ち着けってお前ら
i :::| | _,\{__ / ア^7厂(_⌒ソ |:: /::|:: |:i |
i ::|ヤ⌒厂(_`ヽ {゚:{:::ノ } |: /} |:: | | .;
八 :::| ヘ. { ゚{::::ノ} 乂)::ソ ; /' | |:: | |/
\ :::{ 乂):: ソ / / }/ ノ |: ,'
i、\:、 丶 ´ ´ ´ ´ ´ // -‐'/::::八/
| :\i\ ´ ´ ´ ´ / ノー:彡⌒`ー‐ミ
|.:::::八 ノ⌒ ̄ ̄ ̄ ̄}′ /-=ニ⌒\ |`ヽ
/⌒¨゙\> _/´) /´ ) /ヽ | ,.ィ """"""""""| | \_
/-- ミ \ ,/ / ノ / / ノ ._! < | | | | `ヽ
|/ \ { 〈__j |__| | / | |∧""""""""""| ' .:/
/ \ i ',i i__| |___ノ j ヽ. i | ′ .:/
/ \| ∨ し' レ' / |"""""""""ノ / .:::/
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マミ「結局、誰にも気づいてもらえないのね……」
シャルロッテ『落ちこまないで欲しいの、マミ』
マミ「ありがとう、シャルロッテ。……原因を作ったのはアナタだけど」
シャルロッテ『はうっ!』
杏子「おーい、おまえー」
マミ「は、はい?」
杏子「あたしの家に来るかい? すぐそこなんだけどよ」
マミ「い、いえ! 少し急いでいるもので……」
杏子「お? そんなに喜ばれると嬉しいな、おい」
杏子「案内してやるよ、ほら来い」ズルズル
マミ「うふふ、やっぱり話が通じてないのね……うふふふふ」ズルズル
杏子「おいおい、泣くほど喜ぶ事かよ」ズルズル
マミ「もう好きにするがいいわ……うふふ」ズルズル
シャルロッテ『落ちこまないで欲しいの、マミ』
マミ「ありがとう、シャルロッテ。……原因を作ったのはアナタだけど」
シャルロッテ『はうっ!』
杏子「おーい、おまえー」
マミ「は、はい?」
杏子「あたしの家に来るかい? すぐそこなんだけどよ」
マミ「い、いえ! 少し急いでいるもので……」
杏子「お? そんなに喜ばれると嬉しいな、おい」
杏子「案内してやるよ、ほら来い」ズルズル
マミ「うふふ、やっぱり話が通じてないのね……うふふふふ」ズルズル
杏子「おいおい、泣くほど喜ぶ事かよ」ズルズル
マミ「もう好きにするがいいわ……うふふ」ズルズル
~橋の下~
杏子「どうだぁ! 立派な家だろー!」
マミ「……」
シャルロッテ『段ボールにブルーシートの小屋?』
杏子「へへ、ちょっと待ってな」
杏子はマミ(シャルロッテ)を残して、1人で段ボールハウスに入って行く。
そして数秒後、手にサバ缶を持って帰って来た。
杏子「いやー、ごちそうがまだ1つだけ残っていたぞー!」
マミ「……杏子」
杏子「ちょっと待ってな! すぐに開けるからよ」
マミ「杏子!」ブワッ
杏子「どうだぁ! 立派な家だろー!」
マミ「……」
シャルロッテ『段ボールにブルーシートの小屋?』
杏子「へへ、ちょっと待ってな」
杏子はマミ(シャルロッテ)を残して、1人で段ボールハウスに入って行く。
そして数秒後、手にサバ缶を持って帰って来た。
杏子「いやー、ごちそうがまだ1つだけ残っていたぞー!」
マミ「……杏子」
杏子「ちょっと待ってな! すぐに開けるからよ」
マミ「杏子!」ブワッ
マミは杏子を連れて、自分の家までの道のりを歩く。
杏子「どうしたー、急に手を引っ張ってさ?」
シャルロッテ『どうしてこの人を連れて行くの?』
マミ「ダメよ、この娘はあそこにいたらダメなのよ!」
シャルロッテ『?』
杏子「どっか連れていく気かー? おいおい、あたしも暇じゃないんだぞー?」
マミ「ぴ~! ぴ~!」
杏子「……ま、少しだけ付き合ってやるか」
そして、数十分後。
3人はマミの家へと到着した。
杏子「どうしたー、急に手を引っ張ってさ?」
シャルロッテ『どうしてこの人を連れて行くの?』
マミ「ダメよ、この娘はあそこにいたらダメなのよ!」
シャルロッテ『?』
杏子「どっか連れていく気かー? おいおい、あたしも暇じゃないんだぞー?」
マミ「ぴ~! ぴ~!」
杏子「……ま、少しだけ付き合ってやるか」
そして、数十分後。
3人はマミの家へと到着した。
杏子「この部屋に何かあんのか?」
マミ「ちょっと待ってて……確かスペアの鍵をここら辺に……有った!」
扉を開けるために、ゼル伝のごとく鍵を掲げるマミリンク。
しかし、悲しいかな。
背が届かない。
マミ「ぴ~! ぴ~!」
杏子「あたしが開けてやるよ、貸してみな」
マミ「ぴ」
杏子「よっと、ほら開いたぞ」
杏子の言うとおり、マミが軽く押しただけで扉は開いた。
杏子「おじゃましていいのか?」
マミ「ぴ」
杏子「じゃあ、遠慮なく」
マミがジェスチャーで家の中に誘うと、杏子は臆す事無く室内へと上がっていった。
マミ「ちょっと待ってて……確かスペアの鍵をここら辺に……有った!」
扉を開けるために、ゼル伝のごとく鍵を掲げるマミリンク。
しかし、悲しいかな。
背が届かない。
マミ「ぴ~! ぴ~!」
杏子「あたしが開けてやるよ、貸してみな」
マミ「ぴ」
杏子「よっと、ほら開いたぞ」
杏子の言うとおり、マミが軽く押しただけで扉は開いた。
杏子「おじゃましていいのか?」
マミ「ぴ」
杏子「じゃあ、遠慮なく」
マミがジェスチャーで家の中に誘うと、杏子は臆す事無く室内へと上がっていった。
マミ「室内はまだきれいね。でも、やっぱり私は失踪した事になってるのかしら?」
さやかが魔法少女になり、杏子が町に来ている。
マミが死の淵をさまよっている内に、それなりの時間が経っているはずだった。
杏子「小綺麗な部屋だな? おまえのご主人様か友人の部屋か?」
マミ「ぴ」
杏子「ふーん……うん?」
杏子が何かに気がつき、マミの寝室にズカズカと入っていった。
マミ「ぴ~!」
マミ(シャルロッテ)の威嚇にもひるまず、杏子はマミの寝室で机の隅にあった生徒手帳をつまみ上げる。
杏子「…………」
杏子はわずかにためらうが、主のいなくなった部屋や家全体からは何かしらの違和感が漂っている。
そしてそれに突き動かされるまま、杏子は生徒手帳を開いた。
さやかが魔法少女になり、杏子が町に来ている。
マミが死の淵をさまよっている内に、それなりの時間が経っているはずだった。
杏子「小綺麗な部屋だな? おまえのご主人様か友人の部屋か?」
マミ「ぴ」
杏子「ふーん……うん?」
杏子が何かに気がつき、マミの寝室にズカズカと入っていった。
マミ「ぴ~!」
マミ(シャルロッテ)の威嚇にもひるまず、杏子はマミの寝室で机の隅にあった生徒手帳をつまみ上げる。
杏子「…………」
杏子はわずかにためらうが、主のいなくなった部屋や家全体からは何かしらの違和感が漂っている。
そしてそれに突き動かされるまま、杏子は生徒手帳を開いた。
杏子「…………」
マミ「ぴ(え?)」
杏子「……帰るぞ、お前もココにいたらダメだ」
杏子がマミ(シャルロッテ)の腕をつかんで、玄関へと向かう。
マミ「ぴ~!(ち、ちょっと待って杏子!)」
杏子「……こねーんだよ」
マミ「ぴ?(え?)」
杏子「もう、ココの住人は帰って来ねーんだよ!」
マミ「ぴぃ(いや、ココにしっかりと帰って来ているわよ杏子)」
杏子「いつまで待っても、もうこの家の主は帰って来ねーんだ……」
マミ「ぴ?(いや、だから目の前にいるわよ主が?)」
マミ「ぴ(え?)」
杏子「……帰るぞ、お前もココにいたらダメだ」
杏子がマミ(シャルロッテ)の腕をつかんで、玄関へと向かう。
マミ「ぴ~!(ち、ちょっと待って杏子!)」
杏子「……こねーんだよ」
マミ「ぴ?(え?)」
杏子「もう、ココの住人は帰って来ねーんだよ!」
マミ「ぴぃ(いや、ココにしっかりと帰って来ているわよ杏子)」
杏子「いつまで待っても、もうこの家の主は帰って来ねーんだ……」
マミ「ぴ?(いや、だから目の前にいるわよ主が?)」
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