私的良スレ書庫
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元スレほむら「タイムリープ?」岡部「魔法少女だと?」
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ほむら「その機関とか、戦いとか、鳳凰院だとかって、本気で言っているのかしら」
さやか「あはははは、何言ってんの転校生。
そういう設定に決まってるじゃん」
ほむら「それにしてはやたらしつこい厨二設定ね」
さやか「いやいやオカリン、いいんだよ。
あたしも昔よくやったからさー。
封印されし闇の力がー、とかね」
岡部「・・・・・・」
岡部「ああ、俺だ。
どうやら機関のマインドコントロールはこんな僻地まで進んでいたらしい・・・
今じゃ俺たちのほうが御伽話になっているようだな。
引き続き潜入を続ける・・・
エル・プサイ・コングルゥ」
ほむら「あなたの携帯、充電切れてなかったかしら」
岡部「・・・・・・」
マミ「お待たせ」
さやか「おー、ケーキだ!いただきまーす!」
ほむら「ねえ岡部、あなたが話を進めるべきだわ」
岡部「・・・・・・」
ほむら「この集まりだって元はあなたが
岡部「話を進める?何のだ?」
ほむら「え、ほら、巴マミと美樹さやかだって初対面なんだし」
岡部「・・・・・・」
岡部「ほむよ。自分がするべきだと思ったことは自分でやるべきなのだ。
お前が人前で話したり、何かを人に伝えることをあまり得意としていないことは知っている」
ほむら「・・・・・・」
岡部「しかし。
俺は無事ワルプルギスとやらを倒したら東京に帰る。
そしたら、俺はお前の代わりに話してやることはできんぞ」
ほむら「・・・・・・」
ほむら「美樹さやか」
さやか「え?」ムシャムシャ
ほむら「あ、あなた、自己紹介しなさい」
ほむら「巴マミとは初対面でしょう」
さやか「あ、そうだった。
初めまして。美樹さやかです。
見滝原中学校2年生です!」
マミ「私も忘れていたわね。
巴マミです。見滝原中学校3年生です」
さやか「わー、やっぱり先輩だったんですね」
マミ「そうね。ちなみに魔法少女になったのはだいぶ昔だわ。
分からないことがあったらなんでも聞いてね」
さやか「マミさん・・・かっこいい」
岡部「俺は!狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真。
訳あって、見滝原の講師をしている」
さやか「よっ、オカリンかっこいい!」
岡部「だからオカリンって呼ぶな」
マミ「鳳凰院・・・。あなたも、まさか」
岡部「どうしたマミーッよ。
この名に聞き覚えがあるというのか?」
マミ「あなた、もしかして“機関”
岡部「命が惜しくばそれ以上言うな」
岡部「機関の目はそこら中にある・・・」
マミ「わかったわ・・・」
さやか「?」
ほむら「ごほん。それでは本題に入るわ」
ほむら「あなたたちを集めたのはほかでもない。
約3週間後に来る、大型魔女。ワルプルギスの夜を倒すためよ」
さやか「ワルプルギス?」
マミ「大型魔女・・・」
ほむら「おそらく、いえ、確実に私一人では倒せないし、
3人で団結しても歯が立つかどうか・・・」
マミ「そ、そんな強い魔女が来るってどうしてわかるのかしら」
ほむら「統計よ」
さやか「統計?」
岡部「まあいいではないかさやかよ。
来る日と場所は分かってるんだろう?」
ほむら「ええ、確実よ。
そのワルプルギスはこの見滝原に確実にやって来る。
だから、3人で力をあわせて立ち向かいたいの」
岡部「3人ではない!4人だ!」
マミ「鳳凰院さん、ほかに魔法少女のアテがあるの!?」
マミ「グリーフシードの性質上、一人での戦いを強いられる魔法少女にこんなに早く目星をつけるなんて、さすがだわ・・・」
岡部「ち、がーう!!!
俺だ!この鳳凰院凶真を頭数に入れないでどーするッ!」
ほむら「・・・・・・」
さやか「あー、うん。心強いやー」
岡部「・・・・・・」
岡部「さやかよ。
お前は俺を見くびってはいないか?」
さやか「やだなー、そんなわけないじゃん」
マミ「それで、暁美さん。
ワルプルギスの夜によってもたらされる被害はどのくらいなの?」
マミ「普通の魔女の比じゃないんでしょう?」
ほむら「もし倒せなかったら見滝原がなくなると考えていわ」
さやか「・・・・・・」
マミ「・・・・・・」
ほむら「だから、みんな、聞いて」
マミ「・・・・・・」
ほむら「美樹さやか、巴マミ」
ほむら「(私は何度、このセリフを言っただろう」
ほむら「(そして何度失敗し、拒絶されただろう」
ほむら「・・・・・・」
岡部「ほむ。恐れることはない」
ほむら「」コクッ
岡部「なんてったってお前にはこの狂気の
ほむら「私と一緒に戦ってください!」
マミ「・・・・・・」
さやか「・・・・・・」
ほむら「・・・・・・」
さやか「ねえ、転校生、いや、ほむら」
さやか「あんたさっき言ったよね」
さやか「大切な人を守りたいって」
ほむら「ええ」
さやか「・・・・・・」
さやか「あたしはその話、乗った」
ほむら「さやか・・・・・・」
マミ「・・・・・・」
マミ「そのワルプルギスの夜って魔女」
マミ「後輩2人に任せておくには、ちょっと荷が重そうね」
ほむら「ええ。とっても」
マミ「だったら私も戦うわ」
マミ「あなたたちと同じ、魔法少女だもの」
ほむら「マミ・・・・・・」
帰り道
岡部「フーハッハハハハハ!!
これで頭数は揃った、というわけだな!」
ほむら「・・・そうね」
岡部「あとは、そのワルプルギスが来るのを待つだけか」
ほむら「ええ。できるだけそれまでにグリーフシードを集めておかなければいけないけれど」
ほむら「ねえ岡部」
岡部「なんだ」
岡部「フーハッハハハハハ!!
これで頭数は揃った、というわけだな!」
ほむら「・・・そうね」
岡部「あとは、そのワルプルギスが来るのを待つだけか」
ほむら「ええ。できるだけそれまでにグリーフシードを集めておかなければいけないけれど」
ほむら「ねえ岡部」
岡部「なんだ」
ほむら「きっと、私だけでは、
まどかを魔法少女にしないまま、
ワルプルギスの夜に立ち向かうメンバーを集めることはできなかったと思う」
ほむら「きっと、あなたがいたから」
岡部「・・・・・・」
ほむら「でもごめんなさい」
ほむら「これで、もし失敗してまどかが死んでしまったら」
ほむら「私、やっぱり、時間を
岡部「いい。それ以上言うな」
ほむら「でも、私、あなたの大切な人を殺したくない!」
岡部「ああ」
岡部「でも俺だって、お前も。
お前の大切な人も。お前の仲間も。殺したくない」
岡部「ほむ。何故泣く」
ほむら「だって、私。岡部にここまで助けてもらったのに」
岡部「ああだったら。
力を合わせてワルプルギスに勝とう」
岡部「そうすれば大団円だろう?
まゆりも、まどかも、マミも、さやかも、お前も死なない。
見滝原も守られる。最高じゃないか!」
ほむら「岡部・・・・・・」
岡部「それにお前には、
この狂気の天才マッドサイエンティスト。
鳳凰院凶真がついている」
岡部「何を泣いているんだ、バカめ」
ほむら「・・・・・・」
ほむら「ええ、もう泣かないわ。凶真」
ほむら「も、もう泣かないわ」
岡部「ガチ泣きじゃないか貴様!
ほら、これで涙を拭け。
フ、フハハハハハ。鬼の目にも涙とはこのことだな!」
ほむら「・・・・・・」
ほむら「ありがとう」
岡部「何か言ったか?」
ほむら「・・・何も。
そういえば岡部、自分の家はどこか分かったの?」
岡部「あ、聞くのを忘れていた。
なんたる失態・・・」
ほむら「・・・・・・」
ほむら「だったら私の家に来る?」
ほむら「布団くらいだったら貸してあげるわ」
岡部「・・・・・・」
岡部「な、何を考えてるんだこのHENTAIめ!
俺はそんな精神攻撃には屈しないぞ!」
ほむら「・・・・・・」
ほむら「ならいいわ。おやすみ」
岡部「あ、ああ。
また明日学校でな!」
ほむら「あなた本当にいいの?」
岡部「いいと言っているだろう!
俺の気が変わらんうちに帰れ!」
岡部「・・・・・・」
岡部「武士は食わねど高楊枝。
今日もあの段ボールハウスに世話になるとするか・・・」
公園
岡部「お邪魔しまーす」
岡部「って段ボールハウスに入るのに何を言っているんだ俺は」
岡部「まあでも一応これは杏子の別荘らしいしな」
ゴロン
岡部「フェイリスがこの姿を見たら
《凶真がとうとう機関に身ぐるみを剥がされたニャン!》とか言いそうだな」
岡部「言わないか・・・」
岡部「今日は忙しかったが、明日こそ銭湯に行かねばな。
ほむに銭湯の場所を聞かなければ・・・」
岡部「・・・・・・zzz」
今更ながらラボメンと会わない世界なら助手は速攻アメリカ帰るよね
>>86
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翌朝
岡部「せ、背中が痛い・・・」
岡部「絶対に今日はベッドで寝るぞ。絶対にだ」
杏子「・・・・・・」
杏子「オッサン、まだここにいたんだ」
岡部「貴様、人の家に土足で上がるとは無礼なヤツだ!」
杏子「あたしの家だっつーの。
オッサン、ほんとにリストラされたのか?
こんなところで2日も過ごすなんてさ」
岡部「そうだったな・・・すまない。
リストラなどされてはいない!
そもそも俺は学生だと」
岡部「そういえばお前、ちゃんと家には帰ったのか?」
岡部「せ、背中が痛い・・・」
岡部「絶対に今日はベッドで寝るぞ。絶対にだ」
杏子「・・・・・・」
杏子「オッサン、まだここにいたんだ」
岡部「貴様、人の家に土足で上がるとは無礼なヤツだ!」
杏子「あたしの家だっつーの。
オッサン、ほんとにリストラされたのか?
こんなところで2日も過ごすなんてさ」
岡部「そうだったな・・・すまない。
リストラなどされてはいない!
そもそも俺は学生だと」
岡部「そういえばお前、ちゃんと家には帰ったのか?」
杏子「・・・あ、ああ」
岡部「そうか。えらいぞ。
なんだかんだいって親は心配してるからな。
たまには顔を・・・」
杏子「・・・・・・」
岡部「ってもうこんな時間か。
じゃあな、俺は学校に行かねばならん」
杏子「・・・・・・」
~♪
岡部「さやかからメール・・・」
「おはよー。
公園のほうから魔女の気配がビンビンするから学校遅れるかも」
岡部「魔女だと。ほむに連絡を」
岡部「もしもしほむか」
ほむら「ええ、魔女の気配のことかしら」
岡部「そうだ。今さやかが向かっているらしいが、公園の近くらしい」
ほむら「私も探しに行くわ。
マミの連絡先は知っているかしら」
岡部「いや、わからん。
とりあえず俺も公園に向かう。すぐに来てくれ」
ほむら「分かったわ。
さやかに合流できなかったら空間の中には入らなくていいから」
岡部「了解した!」
岡部「さやかからメール・・・」
「おはよー。
公園のほうから魔女の気配がビンビンするから学校遅れるかも」
岡部「魔女だと。ほむに連絡を」
岡部「もしもしほむか」
ほむら「ええ、魔女の気配のことかしら」
岡部「そうだ。今さやかが向かっているらしいが、公園の近くらしい」
ほむら「私も探しに行くわ。
マミの連絡先は知っているかしら」
岡部「いや、わからん。
とりあえず俺も公園に向かう。すぐに来てくれ」
ほむら「分かったわ。
さやかに合流できなかったら空間の中には入らなくていいから」
岡部「了解した!」
公園
岡部「こう日に何度も公園に来ると本当に住んでるみたいだな・・・」
岡部「しかし2日風呂に入らないだけで、徹夜明けのダルみたいな臭いが」
さやか「あ、オカリーン!」
岡部「よかったさやか、無事だったか」
さやか「うん。かなり近いよ。
あたしから離れないで」
岡部「何ッ!さやかお前、魔法少女になりたてなんだろう?
ほむが来るまで待ったほうが」
さやか「うーん、それもそうだけど。
あたしも強くなっておかなきゃ、ね」
さやか「3週間後に迷惑かけたくないんだ」
岡部「こう日に何度も公園に来ると本当に住んでるみたいだな・・・」
岡部「しかし2日風呂に入らないだけで、徹夜明けのダルみたいな臭いが」
さやか「あ、オカリーン!」
岡部「よかったさやか、無事だったか」
さやか「うん。かなり近いよ。
あたしから離れないで」
岡部「何ッ!さやかお前、魔法少女になりたてなんだろう?
ほむが来るまで待ったほうが」
さやか「うーん、それもそうだけど。
あたしも強くなっておかなきゃ、ね」
さやか「3週間後に迷惑かけたくないんだ」
さやか「あたしにはわからないけど、オカリンも何か賭けているものがあるんでしょ?」
岡部「・・・ああ」
さやか「だったら、なおさらあたしも強くならなきゃ。
ここだね」
岡部「さやかお前」
魔女空間
使い魔「キィキィ・・・」
さやか「なんだ、使い魔だったみたい」
岡部「つ、使い魔とはなんだ!」
さやか「魔女になる前の魔女みたいな感じって聞いたけど。
でもどうせ魔女になるなら今倒しとこう」
岡部「だ、大丈夫か?さやか」
さやか「ふふふ。オカリンこそさやかちゃんをみくびってるんじゃありませんかー?」
さやか「これでも立派な魔法少女のつもりだよ!」ザシュッ
使い魔「キィ・・・」
使い魔「」
さやか「やったー!」
岡部「お、おお。なんだ意外にやるじゃないか」
さやか「意外にとは失礼な。
あたしだってやるときはやるの!」
さやか「でも使い魔だからグリーフシードは出ないんですなー。
さ、学校行こ。まだ遅刻じゃ
「待ちなよ」
さやか「誰?」
岡部「どうしたさやか、誰かいるのか?」
さやか「うん、なんか声が」
岡部「声・・・?聞こえないが」
さやか「オカリン危ない!」ドンッ
岡部「ぐわ、な、何を」
岡部「さやか?」
さやか「・・・う・・」
杏子「なーんだ。やっぱり今朝のオッサンだったんだ」
岡部「さ、さやか!おい、大丈夫か!
しっかりしろ!」
さやか「オカリン・・・逃げ・・・て・・・」
杏子「魔女の結界に魔法少女以外の人間がいたからさ、餌なのか魔女なのかわらなくてさー」
岡部「貴様・・・魔法少女だったのか!?」
杏子「そーだよ。そこの甘ちゃんとは違うけどね」
岡部「・・・どういうことだ」
杏子「言葉のまんまさ。
結界の中はもう戦場だぜ?戦場で一般人をかばうなんて甘え以外の何者でもねーだろ」
杏子「おまけに使い魔まで狩っちまうし話になんねーよ」
岡部「・・・お前は」
さやか「オカリン」
岡部「さやか!?無理をするな。
今ここから連れ出して
さやか「大丈夫だよ、オカリン。
あたし回復早いから」
杏子「ふーん。
甘ちゃんのくせにやるじゃん」
さやか「オカリン、早く逃げて。
こいつはあたしが」
岡部「し、しかしっ!」
杏子「人の心配してる余裕あんのかよっ!」
さやか「ぐっ」
さやか「なんで魔法少女同士で戦いなんか!」
杏子「あんたさー。
なんで使い魔狩ったわけ?
グリーフシード出ないって知らないわけじゃないよね?」
さやか「え?だ、だっていずれは魔女に」
杏子「・・・何お前。バカじゃねーの」
杏子「もういいよ。餌場荒らされたんじゃ迷惑だ」シャキンッ
岡部「やめろぉぉぉぉぉ!!!!!」
杏子「邪魔」
岡部「ぐっ」ガクッ
さやか「オカリン!」
杏子「一般人まで引っ張り込んでさー。
魔法少女ってどういうもんか分かってないよね」
さやか「・・・絶対許さない」
杏子「ふーん。で、どうすんのさ?」
さやか「魔法少女は、人助けのための存在なのに。
あんたみたいな魔法少女は偽物だ!」
杏子「・・・・・・」
杏子「あーはははははは。何それ」
杏子「あんたさ、まさかとは思うけど、やれ人助けだの正義だの、その手のおちゃらけた冗談かます為に契約したわけじゃないよね?」
岡部「ぐっ」ガクッ
さやか「オカリン!」
杏子「一般人まで引っ張り込んでさー。
魔法少女ってどういうもんか分かってないよね」
さやか「・・・絶対許さない」
杏子「ふーん。で、どうすんのさ?」
さやか「魔法少女は、人助けのための存在なのに。
あんたみたいな魔法少女は偽物だ!」
杏子「・・・・・・」
杏子「あーはははははは。何それ」
杏子「あんたさ、まさかとは思うけど、やれ人助けだの正義だの、その手のおちゃらけた冗談かます為に契約したわけじゃないよね?」
さやか「だったら・・・何だって言うのよ」
杏子「偽物はあんただろ。偽善者」
さやか「黙れ!あたしはあんたみたいなヤツには絶対負けない!」
杏子「言ってわかんないなら殺すしかないよね」シャキンッ
ほむら「そこまでよ」
さやか「ほ、ほむら」
杏子「・・・・・・ッチ」
ほむら「さやか、大丈夫?」
さやか「・・・うん」
杏子「仲間同士で傷の舐め合いかい?」
ほむら「・・・岡部は、気絶してるだけね」
ほむら「そこのあなた、よく聞きなさい」
ほむら「これ以上無駄な争いをするというのならあなたを今ここで潰すわ」
杏子「おもしれえ。やってみろよ」
ほむら「ちなみにこちらにはあと一人魔法少女がいるわ」
杏子「それがどうし
ほむら「岡部とさやかを傷つけた時点であなたを再起不能にしてもよかったのだけれど。
きっとこいつはそれを望まないでしょうから。
逃げるなら逃げなさい」
杏子「逃げなさい?
お前らみたいな縄張り荒らしの弱虫共、今ここで叩き潰してやるよ」
ほむら「・・・そう」
杏子「え?」
ほむら「まだやる?」
杏子「(何時の間に後ろに・・・」
杏子「・・・・・・」
杏子「」バッ
ほむら「逃げた・・・賢明ね」
さやか「あいつ、あたしのこと偽善者って・・・」
ほむら「・・・・・・」
ほむら「(こういうとき、岡部ならなんて言うだろう」
ほむら「それは違うわ」
さやか「え?」
ほむら「あなたのしたことは偽善なんかじゃない。
彼の腕を治したという事実は誰に何と言われても偽物なんかにはならないでしょう?」
さやか「ほむら・・・」
ほむら「(さやかの願いは、偽善ではなくても甘えだわ。
度の過ぎた優しさ・・・
でも、あなたならきっとこう言うはず」
さやか「ありがとう、元気でた」
ほむら「いいえ。とりあえず岡部を私の家に運びましょう」
さやか「そうだね」
岡部「・・・クリスティーナ!」
さやか「う、うお。オカリン起きた」
岡部「あれ、ここはどこだ」
さやか「ほむらの家だよ。大丈夫?」
岡部「そういえば、俺は家出少女に・・・」
さやか「家出少女?魔法少女じゃなくて?」
岡部「うむ。あいつは、家出少女でありなかまら魔法少女なのだ」
さやか「オカリン・・・ごめんっ!」
岡部「・・・?何を謝っている」
さやか「あたしが弱いせいで、オカリンを守れなかったから」
岡部「いや、それはお前が謝ることではない。
むしろ一緒に戦うと豪語しておきながら一撃で気絶した俺が悪いのだ。
頭をあげてくれ」
さやか「オカリン・・・かっこいいよもう」
岡部「ケガはいいのか?」
さやか「うん、バッチリ!」
ほむら「目が覚めた?」
岡部「ほむ。すまなかったな」
ほむら「何も。ところであなた、杏子と、あの魔法少女と知り合いなのかしら」
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