元スレまどか「ほむらちゃんは私が好きなの?」

みんなの評価 : ★★★×7
1 :
みたいな
2 :
甘えはクソ・フィナーレ
3 :
ほむら「また……ダメだった」
ほむら「私はいつまで、まどかが苦しむ所を見続ければいいの?」
ほむら「もうダメ……私は……もう」
ほむら「ごめんなさい、まどか……ごめんね……」
……………………
………………
シャルロッテ「新しい魔女の誕生なのさ!」
魔女ほむら「? ……ここは」
シャルロッテ「魔女のお茶会へようこそなのさ」
魔女ほむら「……そうか……私は心が折れて魔女に」
魔女ほむら(でも魔女になっても魔法少女だった時の記憶や意識を保っている? この時間軸では誰かがそれを望んだ?)
シャルロッテ「ところで、シャルロッテはスモークチーズが好きなのさ!」
魔女ほむら「ごめんなさい、持ってないわ」
シャルロッテ「しゃろ~ん」
4 = 3 :
魔女ほむら「でも何で私はここに?」
シャルロッテ「チーズを探しに行った部下が孵化直前の魔女を見つけたのさ! だからお茶会に誘ったのさ!」
魔女ほむら「だから何で?」
シャルロッテ「気まぐれさ!」
魔女ほむら「ああ、そうなのね」
魔女ほむら(話は通じるし、何というかマイルドな感じになってるわね)
魔女ほむら(まあ、そのおかげで私も意識を保ってられるのだろうけれど)
魔女ほむら(それに……もしかしたら今度こそまどかを助けられるかも)
魔女ほむら(皮肉なものね。すべて諦めてから新しい希望が見つかるなんて)
5 = 3 :
シャルロッテ「それじゃ、さよならなのさ!」
魔女ほむら「あら、まだそんなに時間が経ってないじゃない?」
シャルロッテ「飽きたのさ!」
魔女ほむら「そう、また会えるかしら?」
シャルロッテ「魔女は馴れ合いを嫌う孤高の存在なのさ! でもチーズを持ってきたら、また話をしてやるのさ!」
魔女ほむら「そう、じゃあさよなら」
シャルロッテ「ばいばいなのさ!」
6 :
しえん
7 :
ほむ
8 = 3 :
魔女ほむら「さて、シャルロッテとも別れたし、私はいったいどうしたらいいのかしら?」
魔女ほむら「まどかの様子を見に行きたいけれど……」
奇跡的に姿は魔法少女の時とほとんど変わらない。
だが、背中には砂時計やら車輪やらをモチーフにした羽らしきものが生えている。
魔女ほむら「……取り外せるかしら?」
ガタガタ、ボトッ
魔女ほむら「いけた……自分でやっておいてアレだけど、ガンプラじゃないんだから……」
9 = 3 :
魔女ほむら「でも、会いにいくのが少し怖いわね」
魔女ほむら(私が魔女になったということは、まどかを助けることを諦めて絶望に身を落としたという事)
魔女ほむら「…………」
魔女ほむら「いや、一度は諦めたからこそ。今度こそは絶対に諦めない!」
魔女ほむら「ということで、いつも通りに転校生として」
?「サーセン、マジサーセン」
魔女ほむら「誰!?」
使い魔「サーセン、サーセン」
魔女ほむら「……盾が浮いてる」
11 = 3 :
だが、魔女になったほむらは瞬時に理解した。
目の前に浮かぶ盾は自分の使い魔だと。
魔女ほむら「盾の中央に目玉……私のやりたい事、求める事の手助けのために、私が無意識に創りだした存在」
魔女ほむら「…………」
魔女ほむら(まどかを見守る、という事かしら……ふふ、私もまだ腐ってないわね。魔女だけど)
使い魔「サーセン、マジサーセン」
魔女ほむら「でも、この鳴き声はどうにかならないの?」
12 :
おやすみからおやすみまで、支援
13 = 3 :
あまりの眠さに意識が手ぶまくってござる。
14 :
起きてからまたやってくれー
保守は辛い
15 :
ここは俺に任せろ!
16 = 15 :
こんな仕事やってられっか!
俺は寝るぜ!
17 = 15 :
ほんとに寝るぜ!
18 = 14 :
>>17
おい、寝るな!
19 = 15 :
>>18
おやすみ!
20 = 15 :
ほんとに寝るぜ!
21 :
俺はとっくに起きるぜ!
22 = 14 :
いつから起きていると錯覚していた?
寝ながら保守
23 :
ほむら「こいつなんで毎回魔女化すんだよくそボケ」
で2レスだけ投下した人?
24 = 3 :
~数日後の学校~
魔女ほむら「暁美ほむらです。よろしく」
魔女ほむら(魔女は常人には見えないと思っていたけれど、『見せよう』とすれは認識させる事も可能なようね)
魔女ほむら(……まあ、魔女にはメリットがないし、する意味が無いだけなのだろうけれど)
魔女ほむら(とにかく、今度こそアナタを助けるわ。まどか)
まどか「……?」
25 = 3 :
さやか「転校生と知り合い? めっちゃガン飛ばされてたけれど」
まどか「う、うん。知ってる人というか、見たことがある人っていうか」
魔女ほむら「…………」
魔女ほむら(ふう、特に変わりは無いようね)
魔女ほむら(なら、後は今まで通りに……)
まどか「……?」
26 = 3 :
ほむらの視線に気付いたまどかが苦笑いを浮かべる。
魔女ほむら「……っ!!」
いつもならば、ほむらは胸を痛めながらも、まどかを遠ざけるために冷たくあしらってきた。
だが、魔女化して倫理観だの自制心だのが希薄になったほむらにはまどかの笑みを無視する事は出来なかった。
魔女ほむら「…………」スタスタ
まどか「え、あの……」
ほむらがまどかの席の前に立つ。
まどか「あ、暁美さん?」
魔女ほむら「ほむらでいいわ、鹿目まどかさん」
まどか「あ、うん……」
魔女ほむら「ふぅ」
そしてほむらは一息つくと、まどかに右手を差し出した。
魔女ほむら「これからよろしく」
まどかは困惑した表情を浮かべるがそれも一瞬。
その意図をすぐに察すると満面の笑顔に変わって、ほむらの右手を握りしめた。
まどか「うん、よろしくね。ほむらちゃん」
27 = 3 :
魔女ほむら「……っ!!」
まどか「えっ?」
魔女ほむら「う、うぅ……ぐすっ……」
さやか「まどかが転校生を泣かした!」
まどか「えっ違うよ! さやかちゃん」
まどか「ほむらちゃんどうしたの? どこか痛いの? 私、保健委員だから保健室までついていくよ」
魔女ほむら「ううぅ……」
魔女ほむら(ありがとう、まどか……今度こそ、今度こそ絶対に守ってあげるからね……)
さやか「泣くなよ~、転校生~」
28 = 3 :
~放課後~
さやか「CDを買いに行くから一緒に~」
まどか「あっ! ほむらちゃんも一緒にどうかな?」
魔女ほむら(確かキュゥべえと接触するのがこの後ね)
魔女ほむら(なら先回りして、排除すれば)
魔女ほむら「えぇ、一緒に行こうかしら」
まどか「わ~い」
魔女ほむら(口が勝手にぃっ!? 魔女化のせいなの!?)
魔女ほむら(し、仕方ないわ。せめて可能な限り危険から遠ざける方向で、アドリブ同行するしかないようね)
29 :
ほうほう
31 :
ティロティロははやらない
32 = 3 :
仁美「新しいのが結構と……」
まどか「あっ試聴出来る、ふんふ~ん~」
魔女ほむら「…………」
魔女ほむら(可愛いわ、ヘッドホンまどか)
魔女ほむら「いとおしいわ、思いっきり抱き締めてあげたい」ブシュー
さやか「心の声と鼻血が噴き出してんぞ、転校生」
さやか「ってあれ? まどかがいない?」
魔女ほむら「…………あっ」
魔女ほむら(し、しまった!? まどかのあまりの可愛らしさに我を忘れてトリップしてしまうなんて……!)
魔女ほむら「このままではまどかが危ない!」ブシュー
さやか「とにかく鼻血を拭こうや」
33 = 3 :
まどか「誰? 誰なの?」
?「タスケテータスケテー」
まどか「ここにいるの?」
さやか「ちょーっと待った!」
魔女ほむら「やっと追いついたわ」
まどか「あっ、2人とも」
さやか「何も言わずにどっか行くなんてひどいぞー」
まどか「ご、ごめん。でも誰かが私を呼んでるの」
さやか「? 何も聞こえないぞ?」
まどか「ほ、本当だよ!」
魔女ほむら「……」
35 = 3 :
魔女ほむら(ここでキュゥべえとの接触を避けられたら、まどかが危険に巻き込まれる確率も激減するわね)
魔女ほむら「とにかく、仁美さんも店に1人っきりだし、早く帰りましょ」
まどか「で、でも」
魔女ほむら「それに、勝手に入っちゃダメでしょ? 不法侵入よ」
まどか「う、うん……そうだね」
まどかは後ろ髪を引かれるような目で建物を見ていたが、友人を待たせている事につけて不法侵入という言葉が効いたらしい。
まどかはゆっくりと建物から離れていく。
魔女ほむら(よし、これで……)
マミ「あら? どうしたの貴女たち?」
魔女ほむら(ほんと、いいタイミングでしゃしゃり出てくるわね、こいつッ!!)
36 = 31 :
魔女ほむらがマミに退治される展開?
37 = 3 :
まどか「かくかくしかじか」
マミ「なるほど、貴女もキュゥべえに……」
まどか「キュゥべえ?」
マミ「私の友達よ。そうね、一緒に来るといいわ」
魔女ほむら「ちょ、ちょっと何を勝手に話を進めているの!」
ほむらが話に割り込む。
だが、いろめき立つほむらにまどかが懇願するような顔を見せた。
まどか「お願い、ほむらちゃん。どうしても気になるの」
魔女ほむら「仕方ないわね」ブシュー
さやか「鼻血出てるって」
上目遣いにお願いしてくるまどかに思わず即答。
5秒とかからず陥落するほむらの思考だった。
39 = 3 :
マミ「大丈夫? キュゥべえ」
キュゥべえ「た、助かったよマミ」
さやか「人形? それとも小動物? しかも何でしゃべってるの?」
まどか「あなたが私を呼んでたの?」
キュゥべえ「うん、そうだよ。まどか」
まどか「! 何で私の名前を?」
キュゥべえ「キミだけじゃないよ、そっちの娘はさやかで、そっちの娘は……」
魔女ほむら「?」
キュゥべえとほむらの視線が交差する。
キュゥべえ「……」
魔女ほむら「……」
キュゥべえ「…………」
魔女ほむら「……あっ!」
40 = 3 :
キュゥべえ「マミ! こいつは魔女だ!」
マミ「!」
まどか「え? 魔女?」
マミ「2人とも離れなさい!! 変・身!」チャラーラー
さやか「えっ? えっ?」
突然の事に慌てふためく2人をかばうようにマミが一歩、前に出る。
マミ「まさか結界から出歩く魔女がいるなんて」
キュゥべえ「確かに驚きだよ。でも間違いない、こいつは魔女だ」
魔女ほむら「くっ!」
魔女ほむら(自分が魔女だという事を失念してたわ! 最悪ね……どうしたら)
41 = 3 :
魔女ほむら(戦ってもいいけれど、後々まどかとの関係に響いてきそうだし……ああ! もう!)
まどか「ち、ちょっと待って下さい! えっと」
マミ「巴マミ、マミでいいわ」
まどか「マミさん! ほむらちゃんに何をする気ですか!」
マミ「彼女はもう人間じゃない。絶望を振り撒く魔女になったのよ」
さやか「いや、魔女って言われても」
マミ「ほ、本当よ!」
魔女ほむら(……相変わらず打たれ弱そうなメンタルね)
魔女ほむら(これならいけるかしら?)
42 = 3 :
魔女ほむら「マミさん、落ち着いて」
マミ「触らないで!」パシーン
魔女ほむら「あ、握手しようと思っただけなのに……ひどい」
マミ「うるさいわよ魔女!」
さやか「うわぁー、この人ひくわー」
まどか「……マミさん」
マミ「な、なに? 私は悪くないわ! こいつは魔女なのよ!」
さやか「…………」
まどか「…………」
魔女ほむら「うっ……うぅっ……」
マミ「キ、キュゥべえっ! あいつは魔女なんでしょ!?」
キュゥべえ「間違いない、魔女だよ」
マミ「ほれ見たことか!」
さやか「仁美が待ってるし、帰ろう」
まどか「うん。泣かないでほむらちゃん」
魔女ほむら「……うん」
43 = 3 :
マミ「…………」
マミ「うっ……」ブワッ
44 = 1 :
支援っ!!
45 :
追い付いた面白いなこれ
46 :
面白そうなので支援
>>3のIDもなかなか
47 :
デブざまぁ
48 :
マミさんマジぼっち
49 :
さすが豆腐メンタルだな
50 :
ほむぅ……
みんなの評価 : ★★★×7
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