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    元スレ上条「バイトでもしようかな……」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - アイテム + - フレンダ + - 上条 + - + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    751 = 497 :

    >>750 すいません。全然気づきませんでした。以後気をつけます



    フレンダはあまりのうれしさに一瞬気を失っていた。
    まさか了承を得られるとは思いもしなかったからである。

    この後、待ち合わせ場所、集合時間、どんなことをするのか、などを決め、
    ついに念願の上条の携帯電話の番号とアドレスを入手することに成功したのである。

    ――――――

    752 = 497 :

    とりあえず投下できるレベルに書き溜めたのはこれまでです。

    また書き溜めるのでちょっと時間をください。

    お願いします。

    753 = 738 :

    ふぁいと

    755 :

    …ふぅ

    756 :

    もちろん役立たずの浜面からみんなNTRんだよね?

    757 = 738 :

    俺もそんな流れだと思ってたわw

    758 = 698 :

    >>756
    麦野と滝壺は難しいんじゃないか?

    759 = 738 :

    >>758
    歩くフラグメイカーに常識は通用しねぇ

    760 :

    一級フラグ建築士の上条さんがフラグ一本ってどういうことだよ

    762 = 736 :

    麦野のでれが

    764 :

    ふぅ・・・
    もっと上フレ増えないかな
    ふぅ・・・
    ふぅ・・・





    ふぅ・・・

    769 = 672 :

    期待としての保守

    773 = 738 :

    774 = 497 :

    フレンダ以外のルート希望の方はすいません。

    上フレ希望が多かったのでこうなっちゃいました。


    ここから書くのはデート編ですが

    先に言っておきます。
    フレンダは告白しません。

    告白しろ派の人はどうもすいません

    では出来ている所まで投下します。

    775 :

    きたきた

    777 = 736 :

    以外というかハーレムがががが

    778 = 497 :


    ――――――

    第七学区。『セブンスミスト』の入り口の前で一人の少女が立っていた。
    いつも以上におめかしをして、待ち合わせ時間の三十分以上前から待っている彼女はフレンダだ。
    どんな格好をしているのかは、読者の想像に任せる。
    え? なぜかって? なぜなら主はファッションセンスがないからである。

    フレンダ(やっぱり早く来すぎたかな?)

    そわそわしている彼女は腕時計を何回もチラチラと見ていた。
    そんなに何回も見たところで時間の流れが早くなるわけではないのだが、
    早く上条に会いたいという気持ちが行動に現れているのであろう。

    779 :

    スレタイ見て思ったけど、何で上条さんはバイト何もしてなかったんだろう
    貧乏学生の俺マジ不幸アピール?

    780 :

    実際問題として上条当麻をバイトとして雇ったらどうなると思うよ

    ビリビリあたりが常連客になりそうだけど起こらせたら店を破損させるのは間違いないんだぜ?
    なおかつ落ち度はないのに不幸

    781 = 497 :


    集合時間十分前。そわそわしている彼女の後ろから声がかかる。

    上条「わりー。待たせちまったか?」

    フレンダ「ひゃ!?」

    突然の出現により、やはりフレンダは驚いてしまう。

    フレンダ「い、いや。別に待ってないよ」

    上条「そうか。そりゃよかった」

    上条はフレンダの服装を見て、

    上条「へー。なんだかいつものヤツとは違って新鮮だなー」

    フレンダ「え!? に、似合ってない!?」

    上条「いや。充分似合ってると思うぞ」

    フレンダ「そ、そう。ありがとう」

    テレながら礼を言うフレンダ。
    しかし、上条はそんな顔は見てなかった。

    782 :

    >>741
    やっとわかってくれる人がいた

    783 = 698 :

    デレだ!デレデレしろ!わかったか!?デレンダ!

    784 = 497 :


    上条「よし。とっとと店に入ろうぜ!」

    フレンダ「う、うん」

    二人は店内へと入って行く。
    さあ、デートの始まりだ!!

    まあ、そう思っているのはフレンダだけで、
    上条にはただの買い物としか思っていない。
    なぜかというと、それは上条だからである。

    ――――――

    785 :

    最愛ちゃんは私が貰っていきますね

    786 = 548 :

    >>780
    いいね それ

    788 :

    >>785
    窒素パンチ!

    789 = 497 :


    ――――――

    『セブンスミスト』洋服コーナーに二人はいた。

    フレンダ「この服似合うと思う?」

    上条「ああ、似合ってると思う」

    フレンダ「じゃあこれは?」

    上条「うんうん、似合ってる」

    フレンダ「……じゃあこれはどう?」

    上条「似合っていますよお嬢様」

    上条はファッショについてはそこまで詳しくはない。
    なので、細かいことが分からないので、
    よっぽど似合っていない服ではない限り似合っているとしか言いようがなかった。

    790 = 497 :


    しかし、フレンダは、そんな上条の返事が適当に答えている感じがして、
    なんだかいい気分ではなかった。

    フレンダ「上条。なんか適当に言っていない?」

    上条「い、いや。そんなことはないぞ」

    フレンダ「……ほんとに?」

    上条「ほんとだからさ。……そうだ。試着とかしてみたらどうだ?」

    フレンダの気を逸らすために、上条は試着室に指を指す。

    フレンダ「……わかった。ちょっと着てくる」

    フレンダは自分で選んだ服を持ち、試着室へと歩いていく。

    上条(た、たすかった……)

    そんな失礼なことを思っている上条。

    上条「やっぱファッションとか勉強した方がいいのかなあ……」

    そんなことを呟きながら、フレンダが出てくるのを待つ。

    791 = 724 :

    急にキモくなったな

    792 = 497 :


    待つこと約十分後。試着室から、服を着替えたフレンダが出てくる。
    上条はその姿を見る。

    上条「…………」

    上条は、しばらく言葉が出なかった。
    なぜか?

    試着室から出てきた少女に見とれてしまったからである。

    上条(か、かわいい……)

    フレンダ「……どうしたの上条?」

    上条「はっ、いやちょっとぼー、としてた」

    フレンダ「ふーん。で、どう? この服」

    上条「すっげえェーかわいいと思うぞ!! 似合ってる似合ってる!!」

    フレンダ「ふぇ!!?」

    794 = 497 :


    いきなりの言葉に顔を真っ赤に染めてしまうフレンダ。

    フレンダ(い、い、い、い、今、かわいい、って!!)

    またあっさりと返されるのを予想しただけに、
    予想外の言葉でフレンダは混乱してしまう。

    上条「ど、どうしたフレンダ? 顔が赤いぞ!?」

    フレンダ「な、な、な、何でもないからああああ!!」

    そんなやりとりをしている二人。
    それを見ていた周りの人間は必ず彼らを、
    恋人か何かに見えているだろう。

    ――――――

    795 = 672 :

    >>785
    では手負いのむぎのんのお世話は僕がさせて頂きます

    796 = 497 :


    ――――――

    今は昼ごろ。
    「セブンスミスト」で、あらかた用事を終わらせて、
    現在、近所のファミレスで二人は昼食を取ろうとしていた。
    二人席に、ダラッと二人は座っていた。

    上条・フレンダ((……疲れた))

    上条はメニューを取って、

    上条「なにか食べたいものあるか?」

    ダラっとしているフレンダは、

    フレンダ「もはやなんでもいいって訳よ」

    相当疲れてるんだなあ、と思いながら上条はハンバーグセット(小)を二人分注文した。

    797 = 497 :


    十分後。
    どっと疲れている二人に、脅威が訪れる。
    向こうから一人の影が近づいてくる。

    ウェイトレス「お待たせいたしましたー。『特製カップル用ラブラブドリンク』ですー」

    はっ!? と二人はその物体を見る。
    明らかに一人で飲むには多過ぎる量のドリンク。
    二本のストローが交差し、ハート形を形成していた。
    デート物の話でよく見るあれである。

    上条「……あのー。こんなもの頼んだ覚えはないのですが……」

    ウェイトレス「これはカップル様たちのための当店からのサービスでございます」

    そう言ってウェイトレスは「ごゆっくりー」と言って立ち去って行った。
    上条は、壁に貼られているポスターを見た。
    それに書かれていたのは。

    『本日はラブラブデー!!』

    798 = 497 :


    ……………。
    どうするよこれ? と二人は目を合わせる。

    上条「の、飲むしかねえのか?」

    フレンダ「そ、そうみたいね」

    上条(いやいやいやいやいやムリだろ!! そもそも俺たちは恋人でも何でもねえぞ!! 飲めるわけねえだろ!!)

    フレンダ(ムリムリムリムリムリムリ!! そんな恋人みたいな……いやそれを望んでいるんだけど……やっぱり恥ずかしい!!)

    周りの席からひそひそと声が聞こえる。
    それだけ上条たちは目立っていたのだろう。

    早く飲んでここから出ていきた。でも飲むのは恥ずかしい。
    かといって飲まずに放置してたらそれだけでも目立つ。

    799 = 532 :

    出ていきた?

    800 = 497 :

    >>799 ミスです。たびたびすいません。ありがとうございました
    ×出ていきた ○出ていきたい


    前門の虎、後門の狼。

    上条はストローを咥えた。

    上条「と、とっとと飲んで、飯食って、ここから出るぞ!!」

    そう言ってドリンクを飲む。

    フレンダ「わ、わかった!!」

    返事をし、その場の勢いでストローを咥えたフレンダ。

    フレンダ(か、顔が近い―――)

    そんなことに気付いたときにはもう遅い。
    今日は二人にとって、今までの人生の中で一番恥ずかしいときだったに違いない。

    ――――――


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