元スレ妹「お兄ちゃん……お願いだから部屋から出てきて……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
351 = 342 :
>>347
このSSみたままのイメージを描いたので、元ネタはないですよ
352 :
あれID変わってる
スイマセン自分>>351、>>311です
連投スンマセン
353 :
早く書け
いや、書いてください
355 :
寝る前保守
359 :
ほんとに妹サンタの人なのか怪しくなってきた
いえ特定厨とかじゃないです黙って保守します
360 :
ほっしゅ
361 :
薄い本にして下さい
362 :
ほ
363 = 362 :
ほ
364 :
ほほほお
366 :
>>351
わざわざ書いてくれたんですか
ありがとうございます、嬉しいです
367 :
追いついたかな。
保守
368 = 366 :
きっと彼は、なにかを諦めてしまって
あるいは、外れて
あるいは、辞めて
あるいは、忘れて
あるいは、止めて
あるいは、堕ちて
あるいは、消して
あるいは、捨てて
あるいは、爆ぜて
あるいは、埋めて
あるいは、隠して
あるいは、歪めて
あるいは、殺して
男友「……・。」
そしてきっと彼は、なにかが壊れてしまったのだ
369 = 366 :
妹「友ちゃん」
男友「妹…さん」
そして、彼女も同じように
男友「男…どこか、変わったな」
妹「友ちゃんに、お願いがあるの」
男友「……。」
妹「お願いが、あるの」
その目は、異様に輝いて
妹「お願い、聞いてくれるよね?」
話す視線は、どこか遠くを向いて
妹「あのね、ずっと、お兄ちゃんの友達でいて欲しいんだぁ」
妹「ずっと、ずっと、友達に…ね」
男友「……。」
妹「友ちゃんなら、大丈夫だよね?」
この日から、心に何かを、宿していた
370 :
女「別れる…なん…で?」
男「……。」
女「私のこと、嫌になったの?」
男「……。」
女「なんか言ってくれないと…納得出来ないよ」
男「……。」
女「ねえ、男!」
彼らも、彼らを取り巻く環境も、少しずつ変わっていって
男友「親父さんがいなくなった?」
男「いなくなったというか、ほとんど家に帰ってこなくなった」
男友「仕事のせいか?」
男「分かんねえ」
男友「そっか」
男「まあ、分かんなくても別に良いし」
男友「……。」
371 = 360 :
まだ書いてるのか頑張れ
372 :
妹「友ちゃんー、お兄ちゃんと仲良くしてくれてありがとね」
男友「…おう」
妹「これからも、仲良くしてね?」
男友「……。」
妹「ね?」
男友「…勿論、だよ」
俺は、どうすれば良いのか分からなくて
彼らに、なにがしてあげられるのか分からなくて
男友「チャット?」
男「そう、チャット」
男友「まあ、やり方を教えてくれるなら出来るだろうよ」
男「簡単だから楽勝だろ」
男友「教えてみろよ」
男「まず、名前を決めるんだけどな――」
373 = 372 :
男友「女…あのな」
女「……。」
男友「男も、考えてのことだと思うんだ」
男友「お前のことを想ったからこそさ――」
女「分かってるよ!」
男友「……。」
女「分かってるから、余計に悲しいんだよ」
男友「…女」
女「…男の、バカ」
なにも出来ないまま、時間は流れて
男友「……。」
男「はは、落ちこぼれだなー」
男友「……。」
男の二回目の高校受験
彼はどこの高校も、受験しなかった
376 :
これ生活費どうしてんだろ
377 :
>>376
親父は生活費だけ入れて他の女のところで生活してると妄想
378 = 372 :
……………………
…………
……
男友「……。」
カタカタ
tomo:そういえば、今日は掃除の日じゃねえのか?
刹那戦士:今やってる
tomo:チャットしてんじゃん
刹那戦士:俺じゃなくて、妹が
男友「……。」
tomo:だから妹さんに迷惑かけんなって
刹那戦士:だってよ、妹が良いって言うからさ
tomo:この野郎、何度言わせるつもりだ…
刹那戦士:俺だって何度も言ってるだろうが
379 :
シェラザード
380 = 372 :
男友「……。」
tomo:あーはいはい、分かった分かった
刹那戦士:なんか適当に返事してねえか?
tomo:気のせいだ
刹那戦士:なら良いけど
男友「……。」
カタカタ
tomo:じゃあ、俺も今から部屋片付けるわ
刹那戦士:はいよ
tomo:またな
刹那戦士:おう
[tomoさんが退室しました]
男友「……。」
男友「…男」
381 :
なんか泣ける
382 :
こんな妹がほしかった
383 = 372 :
このままじゃ、駄目ということも
男友「……。」
今のままじゃ、間違っているということも
男友「……。」
それは全部、分かっているんだ
男友「……。」
痛いほどに、苦しいほどに、彼らはそれを、訴えている
男友「……。」
だけど俺は、どうして良いのか分からなくて
男友「……。」
助けることも、見捨てることも、出来なくて
男友「……。」
狂ったように、違った日々を
続けることしか、出来なくて
384 = 372 :
プルルルルルルルル…
男友「……。」
それを責めるように鳴るベルを、止めたくて
プルルルルルルルル…
男友「……。」
助けてくれと叫ぶように鳴るベルから、逃げたくて
プルルルルルルルル…
男友「……。」
ピッ
俺は今日も、その電話を取るんだ
妹「あ、友ちゃん」
妹「今日のお兄ちゃん、どうだった?」
第3話 男友 おわり
385 = 372 :
コンコン
妹『…んー、むにゃ』
男『妹、開けるぞ』
ガチャ
妹『ふにー…』
男『妹、目覚まし時計返しに…って、寝てるな』
妹『…おにい…ちゃん…ふふ』
男『…寝言?』
妹『えへへー…』
男『…はあ、しょうがない。これだけ置いてくか』
妹『……。』ゴロン
男『あ、ベッドから落ち――』
ゴチン
妹『ふぎゃッ!』
男『……。』
387 = 372 :
妹『痛いー…』
男『大丈夫か?』
妹『…ふえ?…お兄ちゃん?』
男『目覚まし時計、俺の部屋に置きっぱなしだったろ。返しに来たぞ』
妹『……。』
男『…?』
妹『夢?』
男『なにが』
妹『……。』
男『…おーい』
妹『…なんでお兄ちゃんが私の部屋にいるの?』
男『人の話聞けよ、おい』
388 :
見てるぞ
389 = 372 :
妹『お兄ちゃん…』
男『寝ぼけてるな、こいつ』
妹『…んしょ』
ポフッ
男『ん、また寝るのか?』
妹『…お兄ちゃん、手』
男『手?』
妹『手、貸して』
男『ん?…ほれ』
グイッ
男『わっ!』
ドサッ
妹『えへへ』
男『…危ねえな』
390 = 372 :
妹『お兄ちゃんが私の部屋に来るの、久しぶりー』
男『…だな』
妹『えへへ、嬉しいなぁ』
男『…ま、いつも妹がこっち来るからな』
妹『お兄ちゃん、好きぃ』
ギュー
男『……。』
妹『ねえねえ、お兄ちゃん』
妹『えっちぃこと、しよ?』
男『……。』
妹『朝からねー…ふふ、時間もあるし』
男『……。』
男『いいよ、しようか』
391 = 372 :
最終話 男
392 = 372 :
最終話に入れた…
寝ます、すいません…
おやすみなさい
393 = 388 :
なんやて
395 = 388 :
あぶない
396 :
なんだと・・・
397 :
稀にみる良スレだ
>>1の次回作が楽しみだ
398 :
ヴァァァ
400 :
お兄ちゃん私達義理の兄弟だったんだネ
一万でフェラしてあげてもいいよ
みんなの評価 : ★★
類似してるかもしれないスレッド
- 妹「お兄ちゃんは私と幼なじみどっちが好きなの……?」 (356) - [58%] - 2012/3/24 3:45 ★★★
- 宥「玄ちゃん……そろそろお部屋から出てこようよ」玄「……」 (255) - [57%] - 2013/1/6 11:45 ★
- 妹「お兄ちゃんの事が好きなのに、冷たくしちゃう…」 (138) - [56%] - 2013/2/21 8:00 ☆
- 妹「お兄ちゃん…女さんと付き合ってるのかぁ…」 (414) - [56%] - 2009/12/6 5:33 ★★★
- 妹「お兄ちゃん? お兄ちゃんなんでしょ…?」 (219) - [55%] - 2013/5/29 2:30 ☆
- 妹「お兄ちゃん、いっしょに寝よっ」兄「え……?」 (158) - [54%] - 2013/2/27 20:45 ★
- 弟「お姉ちゃん…お願いがあるんだけど」 (120) - [54%] - 2013/10/12 16:15 ☆
- 妹「お兄ちゃんって顔だけはわるくないよね」 (1001) - [53%] - 2011/6/27 9:45 ★★★×9
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について