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元スレ妹「お兄ちゃん……お願いだから部屋から出てきて……」
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男「嫌だ」
妹「…なんで?」
男「何度も言ってるじゃん、部屋にいるだけで生きていけるから」
妹「……。」
男「俺、お前になにか迷惑でもかけてるか?」
妹「……。」
男「分かったら、もう俺に構うなよ」
妹「…お兄ちゃん」
男「なんだよ」
妹「…ううん、なんでもない」
妹「晩ご飯、ここに置いとくね」
男「おう」
妹「……。」
男「……。」カタカタ
妹「…うー」
妹「お願いだから…出てきてよぉ」
妹「…なんで?」
男「何度も言ってるじゃん、部屋にいるだけで生きていけるから」
妹「……。」
男「俺、お前になにか迷惑でもかけてるか?」
妹「……。」
男「分かったら、もう俺に構うなよ」
妹「…お兄ちゃん」
男「なんだよ」
妹「…ううん、なんでもない」
妹「晩ご飯、ここに置いとくね」
男「おう」
妹「……。」
男「……。」カタカタ
妹「…うー」
妹「お願いだから…出てきてよぉ」
男「…ふう」
ピコン♪
男「…ん?」
tomo:男
男「……。」
カタカタ
刹那戦士:どうした?
tomo:今日、また妹さんが相談に来たぞ
刹那戦士:俺を部屋から出そうってか?
tomo:そう
刹那戦士:ちょうど今、俺にも説得に来たよ
男「……。」
男「……。」
男「…ん、返事が来なくなった」
ピコン♪
男「…ん?」
tomo:男
男「……。」
カタカタ
刹那戦士:どうした?
tomo:今日、また妹さんが相談に来たぞ
刹那戦士:俺を部屋から出そうってか?
tomo:そう
刹那戦士:ちょうど今、俺にも説得に来たよ
男「……。」
男「……。」
男「…ん、返事が来なくなった」
ピコン♪
男「あ、来た」
tomo:だからか
刹那戦士:あ?
tomo:今、電話が来た
刹那戦士:妹から?
tomo:おう
tomo:泣いてた
男「……。」
カタカタ
刹那戦士:たく、あの野郎
刹那戦士:迷惑かけて悪いな、いつも
tomo:別に、迷惑なんかじゃないけれども
tomo:誰のせいでこうなってると思うんだ?
男「…はあ」
男「あ、来た」
tomo:だからか
刹那戦士:あ?
tomo:今、電話が来た
刹那戦士:妹から?
tomo:おう
tomo:泣いてた
男「……。」
カタカタ
刹那戦士:たく、あの野郎
刹那戦士:迷惑かけて悪いな、いつも
tomo:別に、迷惑なんかじゃないけれども
tomo:誰のせいでこうなってると思うんだ?
男「…はあ」
カタカタ
刹那戦士:俺のせいだけど?
tomo:このやろう…
刹那戦士:でも、俺、あいつになにも迷惑かけてねえし、放っておいて欲しい
tomo:お前が引きこもってるっていう状況がすでに迷惑なんだよ
男「……。」
刹那戦士:俺なんていないと思ってくれればいいのに
刹那戦士:そうすれば、あいつはいらない心配をしなくて済むし
カタカタ
刹那戦士:なにより、俺も余計なことを考えなくて済む
男「…また、返事が止まった」
tomo:無理だろ、そんなの
刹那戦士:なんで?
tomo:分かってるくせに
tomo:お前らが、兄妹だから、気にかけるに決まってる。気に病むに…決まってるだろ
刹那戦士:俺のせいだけど?
tomo:このやろう…
刹那戦士:でも、俺、あいつになにも迷惑かけてねえし、放っておいて欲しい
tomo:お前が引きこもってるっていう状況がすでに迷惑なんだよ
男「……。」
刹那戦士:俺なんていないと思ってくれればいいのに
刹那戦士:そうすれば、あいつはいらない心配をしなくて済むし
カタカタ
刹那戦士:なにより、俺も余計なことを考えなくて済む
男「…また、返事が止まった」
tomo:無理だろ、そんなの
刹那戦士:なんで?
tomo:分かってるくせに
tomo:お前らが、兄妹だから、気にかけるに決まってる。気に病むに…決まってるだろ
男「…はあ、いつもこれだ」
カタカタ
刹那戦士:やめよう、毎回不毛な言い争い、飽き飽き
tomo:不毛じゃねえ
tomo:第一、誰のためにみんな頭抱えて悩んでると思ってるんだか
男「……。」
刹那戦士:誰も悩んでくれなんて言ってない
tomo:
刹那戦士:どうした?白紙で送られても、俺には行間を読む繊細さなんて無いぞ?
刹那戦士:なんせ、社会生活不適応者だからな、自分本位にしか物事が考えられねえ
刹那戦士:おい、どうした?言い争いしようじゃねえか、不毛じゃない議論、しようぜ
刹那戦士:誰かさんのために悩んでくれてるんだもんな、俺にはなにも言い返す権利なんかないだろうけどな
tomo:分かった!悪かったから、キレるなよ駄々っ子
男「駄々っ子って…こいつ、話を収める気ゼロだな」
男「…俺も調子乗って書きすぎたけど」
カタカタ
刹那戦士:やめよう、毎回不毛な言い争い、飽き飽き
tomo:不毛じゃねえ
tomo:第一、誰のためにみんな頭抱えて悩んでると思ってるんだか
男「……。」
刹那戦士:誰も悩んでくれなんて言ってない
tomo:
刹那戦士:どうした?白紙で送られても、俺には行間を読む繊細さなんて無いぞ?
刹那戦士:なんせ、社会生活不適応者だからな、自分本位にしか物事が考えられねえ
刹那戦士:おい、どうした?言い争いしようじゃねえか、不毛じゃない議論、しようぜ
刹那戦士:誰かさんのために悩んでくれてるんだもんな、俺にはなにも言い返す権利なんかないだろうけどな
tomo:分かった!悪かったから、キレるなよ駄々っ子
男「駄々っ子って…こいつ、話を収める気ゼロだな」
男「…俺も調子乗って書きすぎたけど」
tomo:悪かったよ、俺の言い方が悪かった。ちょっと恩着せがましかったな、気に障ったよな?
刹那戦士:聞くんじゃねえよアホ…お前わざと煽ってるだろ?
tomo:あ、ばれた?
刹那戦士:このやろう…
tomo:はは
tomo:スキンシップスキンシップ
男「…はあ」
tomo:でも、撤回はしないからな
tomo:俺も、妹さんも、お前のために、悩んでる
tomo:いくらお前がやめろって言ってもな
tomo:分かってるとは思うけど
男「……。」
tomo:さてと、じゃあそろそろ妹さんを宥めてくるよ
刹那戦士:すまん
tomo:気にするな、友達に遠慮は無用
刹那戦士:聞くんじゃねえよアホ…お前わざと煽ってるだろ?
tomo:あ、ばれた?
刹那戦士:このやろう…
tomo:はは
tomo:スキンシップスキンシップ
男「…はあ」
tomo:でも、撤回はしないからな
tomo:俺も、妹さんも、お前のために、悩んでる
tomo:いくらお前がやめろって言ってもな
tomo:分かってるとは思うけど
男「……。」
tomo:さてと、じゃあそろそろ妹さんを宥めてくるよ
刹那戦士:すまん
tomo:気にするな、友達に遠慮は無用
tomo:またなんかあったら報告する
刹那戦士:おう
tomo:あと、明日お前んち行くから
刹那戦士:部屋汚いぞ?
tomo:なにを今更
刹那戦士:はは、じゃあな
tomo:ノ
[tomoさんが、退室しました]
男「…ふう」
男「……。」
男「この、終わった後の静けさってのがなんともいけない」
男「繋がりが切られたこの感じ、この虚しさ」
もっと他人と繋がっていたい
孤独は、感じたくない
男「…ひきこもりってのは精神が強くないとやっていけねえなぁ」
男「…さ、寝るか」
刹那戦士:おう
tomo:あと、明日お前んち行くから
刹那戦士:部屋汚いぞ?
tomo:なにを今更
刹那戦士:はは、じゃあな
tomo:ノ
[tomoさんが、退室しました]
男「…ふう」
男「……。」
男「この、終わった後の静けさってのがなんともいけない」
男「繋がりが切られたこの感じ、この虚しさ」
もっと他人と繋がっていたい
孤独は、感じたくない
男「…ひきこもりってのは精神が強くないとやっていけねえなぁ」
男「…さ、寝るか」
『男君、この問題教えてよ』
『すげえな、お前。俺にはなにやってるかさっぱりだぜ』
『じゃあ、そうだな…男、お前なら分かるだろ?この問題、黒板で解いてくれ』
『やっぱり、男君はあの高校受けるの?』
『男君だったら絶対受かるよねー』
『羨ましい、俺にも勉強教えてくれよ』
『男君がいてくれて良かった、こんなに分かりやすく教えてくれる人、そうそういないよ』
男「……。」
『…え、落ちた?』
『滑り止めも?全部落ちたの?』
『なんていうか、その…そういうことも、あるんだな…』
『で、でも大丈夫だよ。男君なら一年つまずくくらいどうってことないし』
『そうそう、来年もう一回受けて入れば余裕余裕』
男「……。」
『すげえな、お前。俺にはなにやってるかさっぱりだぜ』
『じゃあ、そうだな…男、お前なら分かるだろ?この問題、黒板で解いてくれ』
『やっぱり、男君はあの高校受けるの?』
『男君だったら絶対受かるよねー』
『羨ましい、俺にも勉強教えてくれよ』
『男君がいてくれて良かった、こんなに分かりやすく教えてくれる人、そうそういないよ』
男「……。」
『…え、落ちた?』
『滑り止めも?全部落ちたの?』
『なんていうか、その…そういうことも、あるんだな…』
『で、でも大丈夫だよ。男君なら一年つまずくくらいどうってことないし』
『そうそう、来年もう一回受けて入れば余裕余裕』
男「……。」
『2年連続で落ちるって…』
『男君…どうしたの?』
『高校受験2浪って…』
『…あ、いや、なんでもないけどさ』
『……。』
『……。』
『…あ、俺用事あるからさ』
『男君、これからどうするの?』
『挫けちゃだめだぞ、応援してるからな』
『男君、頑張れ』
『高校、楽しいところだぞ、2年も足踏みしてんじゃねえよ』
『頑張れ、男君』
『男君』
『男君』
『…駄目だな、こいつ』
『男君…どうしたの?』
『高校受験2浪って…』
『…あ、いや、なんでもないけどさ』
『……。』
『……。』
『…あ、俺用事あるからさ』
『男君、これからどうするの?』
『挫けちゃだめだぞ、応援してるからな』
『男君、頑張れ』
『高校、楽しいところだぞ、2年も足踏みしてんじゃねえよ』
『頑張れ、男君』
『男君』
『男君』
『…駄目だな、こいつ』
ピピピピピピピピ
男「……。」
ピピピピピピピピ
男「……。」
ピピピピピピ カチッ
男「……。」
男「…なんだこれ」
男「……。」
男「……。」
男「…おい」
妹「……。」ビク
男「おい、妹」
妹「…わ、わたしですか?」
男「そうだよ、お前だよ」
妹「う、うー…」
男「……。」
ピピピピピピピピ
男「……。」
ピピピピピピ カチッ
男「……。」
男「…なんだこれ」
男「……。」
男「……。」
男「…おい」
妹「……。」ビク
男「おい、妹」
妹「…わ、わたしですか?」
男「そうだよ、お前だよ」
妹「う、うー…」
男「ひとつ、聞いて良いか?」
妹「は…はいな」
男「この目覚まし時計、なに?」
妹「と、友ちゃんが…『駄目人間を更正させるにはまず早起きをさせるべし』って」
男「……。」
妹「だから、目覚まし時計で起こそうと思って」
男「ん、理解した」
妹「…うー」
男「あいつ…嫌がらせの仕方が陰湿だな」
妹「ご、ごめんなさい」
男「いや、妹は悪くない」
妹「…朝ご飯、作ってあるけど」
男「…ん?」
妹「持ってこようか?」
男「…いらね、もう一回寝る」
妹「は…はいな」
男「この目覚まし時計、なに?」
妹「と、友ちゃんが…『駄目人間を更正させるにはまず早起きをさせるべし』って」
男「……。」
妹「だから、目覚まし時計で起こそうと思って」
男「ん、理解した」
妹「…うー」
男「あいつ…嫌がらせの仕方が陰湿だな」
妹「ご、ごめんなさい」
男「いや、妹は悪くない」
妹「…朝ご飯、作ってあるけど」
男「…ん?」
妹「持ってこようか?」
男「…いらね、もう一回寝る」
妹「…分かった」
妹「起こしちゃってごめんね、お兄ちゃん…じゃあ」
男「妹」
妹「なあに?」
男「寝ぐせ」
妹「え?」
男「酷いぞ、ここ」
妹「え、あ…ほんとだ」
男「ちゃんと直してから学校行けよ」
妹「恥ずかしい」
男「なに言ってんだか、今更」
妹「うー…やぁ」
バタン
男「…はあ」
男「まだ6時前かよ…」
妹「起こしちゃってごめんね、お兄ちゃん…じゃあ」
男「妹」
妹「なあに?」
男「寝ぐせ」
妹「え?」
男「酷いぞ、ここ」
妹「え、あ…ほんとだ」
男「ちゃんと直してから学校行けよ」
妹「恥ずかしい」
男「なに言ってんだか、今更」
妹「うー…やぁ」
バタン
男「…はあ」
男「まだ6時前かよ…」
男「妹だって普段こんな時間に起きないだろ」
男「……。」
男「……。」
男「…俺のため、か?」
男「男友の言葉を真に受けて?」
男「……。」
男「……。」
男「寝ぐせ直す前に、朝ご飯作って…」
男「……。」
男「……。」
男「…いい迷惑だな、たく」
男「二度寝しよう」
男「……。」
男「……。」
男「…俺のため、か?」
男「男友の言葉を真に受けて?」
男「……。」
男「……。」
男「寝ぐせ直す前に、朝ご飯作って…」
男「……。」
男「……。」
男「…いい迷惑だな、たく」
男「二度寝しよう」
こういうスレで書いてくれる神がいるからVIPは持ってるんだよなぁ
ありがたやありがたや
ありがたやありがたや
男友「ちーっす」
男「ノックくらいしろ」
男友「やましいことしてるわけでもあるまいし」
男「マスかいてるかもしれねえだろ」
女「……。」
男「…え?」
女「最低」
男友「お前、女の前でよくそんなこと言えるな…」
男「来てるなら言えよ!」
男友「今日は女も一緒だぞ」
男「今言うなよ…」
女「別に私、妹ちゃんと遊びに来ただけだし、じゃあ」
男友「あーあー…」
男「…このやろう」
男友「俺のせいじゃないだろ…」
男「ノックくらいしろ」
男友「やましいことしてるわけでもあるまいし」
男「マスかいてるかもしれねえだろ」
女「……。」
男「…え?」
女「最低」
男友「お前、女の前でよくそんなこと言えるな…」
男「来てるなら言えよ!」
男友「今日は女も一緒だぞ」
男「今言うなよ…」
女「別に私、妹ちゃんと遊びに来ただけだし、じゃあ」
男友「あーあー…」
男「…このやろう」
男友「俺のせいじゃないだろ…」
男友「相変わらず、きたねえ部屋」
男「このほうが便利だって最近気づいた」
男友「それに、イカ臭い」
男「しょうがねえだろ、それは」
男友「しょうがなくねえよ…ティッシュが散乱してるのがもう生々しくて」
男「片付け手伝う?」
男友「触りたくもねえ」
男「だろうな」
男友「女が来るってのによくこんな部屋見せれたな」
男「来るって知ったの、さっきだからな…」
男友「…なんだ、その…悪かった」
男「いや、良いよ。今更なにを知られても、評価はなにも変わらないだろう」
男友「……。」
男「なんだ?」
男友「いや…なにも」
男「このほうが便利だって最近気づいた」
男友「それに、イカ臭い」
男「しょうがねえだろ、それは」
男友「しょうがなくねえよ…ティッシュが散乱してるのがもう生々しくて」
男「片付け手伝う?」
男友「触りたくもねえ」
男「だろうな」
男友「女が来るってのによくこんな部屋見せれたな」
男「来るって知ったの、さっきだからな…」
男友「…なんだ、その…悪かった」
男「いや、良いよ。今更なにを知られても、評価はなにも変わらないだろう」
男友「……。」
男「なんだ?」
男友「いや…なにも」
男友「こんな部屋、妹さんがよく許すなー」
男「許さねえよ?」
男友「へ?」
男「毎週日曜日は、あいつが俺の部屋を掃除する日」
男友「……。」
男「ん?」
男友「毎週?」
男「うん、毎週」
男友「今日は木曜日だから…お前、4日間でここまで部屋を汚くするのか」
男「他の奴らとは部屋に依存してる時間が違うからな」
男友「ティッシュとかも妹さんが片付けてるのか?」
男「おう」
男友「あそこにあるエロ本とかAVの整理も?」
男「おう、あいつは俺が持ってる物も俺の趣味嗜好もすべて把握している」
男友「…制服フェチのロリコンだってバレてるのか」
男「許さねえよ?」
男友「へ?」
男「毎週日曜日は、あいつが俺の部屋を掃除する日」
男友「……。」
男「ん?」
男友「毎週?」
男「うん、毎週」
男友「今日は木曜日だから…お前、4日間でここまで部屋を汚くするのか」
男「他の奴らとは部屋に依存してる時間が違うからな」
男友「ティッシュとかも妹さんが片付けてるのか?」
男「おう」
男友「あそこにあるエロ本とかAVの整理も?」
男「おう、あいつは俺が持ってる物も俺の趣味嗜好もすべて把握している」
男友「…制服フェチのロリコンだってバレてるのか」
男友「なんか、引きこもってから神経図太くなったな、お前」
男「じゃないと引きこもりなんてやっていけない」
男友「それと、前言撤回しろ」
男「は?」
男友「妹さんに迷惑かけてないってやつ、お前これ以上無いくらい迷惑かけてんじゃねえか」
男「…でも誰も頼んでな――」
男友「頼まれなくても、自分の家に不潔な場所があったら掃除したくなるわ」
男「……。」
男友「…はあ、可哀想に」
男「これからは少し、気をつける」
男友「あと、4日間でマスかきすぎだろ…どんだけティッシュ散乱してんだよ」
男「それは男友も引きこもってみれば分かる」
男友「あ?」
男「暇だと、自慰くらいしかやることがない」
男友「……。」
男「じゃないと引きこもりなんてやっていけない」
男友「それと、前言撤回しろ」
男「は?」
男友「妹さんに迷惑かけてないってやつ、お前これ以上無いくらい迷惑かけてんじゃねえか」
男「…でも誰も頼んでな――」
男友「頼まれなくても、自分の家に不潔な場所があったら掃除したくなるわ」
男「……。」
男友「…はあ、可哀想に」
男「これからは少し、気をつける」
男友「あと、4日間でマスかきすぎだろ…どんだけティッシュ散乱してんだよ」
男「それは男友も引きこもってみれば分かる」
男友「あ?」
男「暇だと、自慰くらいしかやることがない」
男友「……。」
女「……。」
男「…ん?」
男友「お、どうした女」
女「二人して、なんの話してるかと思ったら…」
男「女も入る?猥談」
男友「おお…こいつ、開き直って女を誘いに入りやがった」
女「妹ちゃん、いないんだけど」
男「いないよ、買い物に行ってるし」
女「……。」
男「ん?」
女「先に言えっ!」ブンッ
男「おわっ!危ねえ!」
男友「…なんだそれ?」
女「…ママから男に。寒いから、あげるって」
男「…手袋?」
男「…ん?」
男友「お、どうした女」
女「二人して、なんの話してるかと思ったら…」
男「女も入る?猥談」
男友「おお…こいつ、開き直って女を誘いに入りやがった」
女「妹ちゃん、いないんだけど」
男「いないよ、買い物に行ってるし」
女「……。」
男「ん?」
女「先に言えっ!」ブンッ
男「おわっ!危ねえ!」
男友「…なんだそれ?」
女「…ママから男に。寒いから、あげるって」
男「…手袋?」
男友「なんだ?手作り?」
女「…へ、下手くそなのは許してあげて、ママ不器用だから」
男「俺、別に外出ないし寒くないんだけど」
女「外くらい出なさいよ」
男「…引きこもりという前提を根本から覆す発言だな」
女「こんな不潔な部屋にいても健康に悪いだけじゃん」
男友「俺もそれに異論はない」
男「……。」
女「まず、この臭いが耐えられないし…」
男友「なんの臭いか教えてやろうか?」
女「いいです!」
男「……。」
女「とにかく…一人が嫌なら私も付き合ってあげてもいいし」
男「……。」
女「ど、どうしてもって言うならね!私が暇なときに、す、少しくらいなら…だから…」
女「…へ、下手くそなのは許してあげて、ママ不器用だから」
男「俺、別に外出ないし寒くないんだけど」
女「外くらい出なさいよ」
男「…引きこもりという前提を根本から覆す発言だな」
女「こんな不潔な部屋にいても健康に悪いだけじゃん」
男友「俺もそれに異論はない」
男「……。」
女「まず、この臭いが耐えられないし…」
男友「なんの臭いか教えてやろうか?」
女「いいです!」
男「……。」
女「とにかく…一人が嫌なら私も付き合ってあげてもいいし」
男「……。」
女「ど、どうしてもって言うならね!私が暇なときに、す、少しくらいなら…だから…」
男友「だってさ、男」
男「…ん、ありがとな、女」
女「お、お礼ならママに言ってよ。私は届けただけだし」
男「ここ、ほつれてるけど」
女「え、嘘!私ちゃんと――」
男「嘘だよ」
女「……。」
男「ありがと、女」
女「…ふん、馬鹿」
男友「…俺、お邪魔?」
女「へ、変なこと言うな!」
ガチャ
男「お、妹が帰ってきたな」
女「ふう、やっとこの汚い部屋から出て遊べる…妹ちゃんー」
男「……。」
男「…ん、ありがとな、女」
女「お、お礼ならママに言ってよ。私は届けただけだし」
男「ここ、ほつれてるけど」
女「え、嘘!私ちゃんと――」
男「嘘だよ」
女「……。」
男「ありがと、女」
女「…ふん、馬鹿」
男友「…俺、お邪魔?」
女「へ、変なこと言うな!」
ガチャ
男「お、妹が帰ってきたな」
女「ふう、やっとこの汚い部屋から出て遊べる…妹ちゃんー」
男「……。」
妹「あ、先輩来てたんですかー!」
女「うん、久しぶりにちょっとねー」
妹「お兄ちゃんの為にわざわざありがとうございます」ペコ
女「だ、誰があんな奴のためなんか!妹ちゃんと遊ぶために来たんだよ」
妹「え?あ…でも私今から晩ご飯作らないと…うー」
女「あ、じゃあ私も手伝うよー」
妹「そんな悪いですよ」
女「遠慮しないのー」
妹「あ…じゃあ、お願いします」
女「この家のキッチンでご飯作るのも久し振りだなー…ふふ、男の嫌いな物ばっかり入れてやる」
男「……。」
男友「……。」
男「女も変わってねえな」
男友「ああ…懐かしいか?」
男「まあな」
女「うん、久しぶりにちょっとねー」
妹「お兄ちゃんの為にわざわざありがとうございます」ペコ
女「だ、誰があんな奴のためなんか!妹ちゃんと遊ぶために来たんだよ」
妹「え?あ…でも私今から晩ご飯作らないと…うー」
女「あ、じゃあ私も手伝うよー」
妹「そんな悪いですよ」
女「遠慮しないのー」
妹「あ…じゃあ、お願いします」
女「この家のキッチンでご飯作るのも久し振りだなー…ふふ、男の嫌いな物ばっかり入れてやる」
男「……。」
男友「……。」
男「女も変わってねえな」
男友「ああ…懐かしいか?」
男「まあな」
男友「あいつも、お前のことをいつも気にかけてるからな」
男「そっか」
男友「……。」
男「……。」
男友「…はあ」
男友「なあ、男」
男「なんだ?」
男友「お前、女と寄り戻せよ」
男「…は?」
男友「そのほうが、きっと良い」
男「今の、どこからそういう話になったんだ」
男友「俺の頭の中で」
男「……。」
男友「お前もそのほうが良いと思わないか?」
男「……。」
男「そっか」
男友「……。」
男「……。」
男友「…はあ」
男友「なあ、男」
男「なんだ?」
男友「お前、女と寄り戻せよ」
男「…は?」
男友「そのほうが、きっと良い」
男「今の、どこからそういう話になったんだ」
男友「俺の頭の中で」
男「……。」
男友「お前もそのほうが良いと思わないか?」
男「……。」
男「…俺の意志なんて関係ねえよ」
男友「……。」
男「一般常識として、引きこもりと付き合いたいと思う馬鹿なんていねえだろ」
男友「引きこもりに一般常識が通用するとは思わなかったが」
男「てめえ――」
男友「それに」
男友「別れたのは、お前の意志だろ?女の意志じゃねえ」
男「……。」
男友「そうだろ?」
男「…それは」
男友「それは?」
男「あいつは、優しいから」
男友「…ん?」
男「……。」
妹「お兄ちゃーん」
男友「……。」
男「一般常識として、引きこもりと付き合いたいと思う馬鹿なんていねえだろ」
男友「引きこもりに一般常識が通用するとは思わなかったが」
男「てめえ――」
男友「それに」
男友「別れたのは、お前の意志だろ?女の意志じゃねえ」
男「……。」
男友「そうだろ?」
男「…それは」
男友「それは?」
男「あいつは、優しいから」
男友「…ん?」
男「……。」
妹「お兄ちゃーん」
男「ん、どした?」
妹「先輩がカレーとシチュー、どっちがいい?だって」
男「シチュー」
妹「わっ」
男「なんだ?」
妹「ううん、先輩の言ったとおりだったから」
男「…?」
妹「『あいつ絶対にシチューって即答するから』って」
男「……。」
妹「やっぱり先輩はお兄ちゃんのことなんでも分かって――」
女「よ、余計な話はしなくていいからさっさと戻ってきなさい!」
妹「は、はーい」
トットット
男友「…な?」
男「なにが、『な?』だよ…」
妹「先輩がカレーとシチュー、どっちがいい?だって」
男「シチュー」
妹「わっ」
男「なんだ?」
妹「ううん、先輩の言ったとおりだったから」
男「…?」
妹「『あいつ絶対にシチューって即答するから』って」
男「……。」
妹「やっぱり先輩はお兄ちゃんのことなんでも分かって――」
女「よ、余計な話はしなくていいからさっさと戻ってきなさい!」
妹「は、はーい」
トットット
男友「…な?」
男「なにが、『な?』だよ…」
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同じ引きこもりでもなぜこんなに差がついたのか、慢心、環境の違い
男友「…まあ良いや、ちょっかいはこれくらいにしとこう」
男「ちょっかいって、やっぱりからかってただけだったのか」
男友「いやいや大真面目よ…さてと」
男「帰るのか?」
男友「不衛生なこの部屋にもっといろってか?」
男「人の部屋を汚い汚い言いすぎだ」
男友「事実だろ…また来るよ」
男「週始めに来るのをお薦めするよ」
男友「そうらしいな」
男「じゃあな」
男友「おう」
男「…そうだ、男友」
男友「あ?」
男「早く妹に告白しろよ」
男友「…馬鹿言え」
男「ちょっかいって、やっぱりからかってただけだったのか」
男友「いやいや大真面目よ…さてと」
男「帰るのか?」
男友「不衛生なこの部屋にもっといろってか?」
男「人の部屋を汚い汚い言いすぎだ」
男友「事実だろ…また来るよ」
男「週始めに来るのをお薦めするよ」
男友「そうらしいな」
男「じゃあな」
男友「おう」
男「…そうだ、男友」
男友「あ?」
男「早く妹に告白しろよ」
男友「…馬鹿言え」
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