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    元スレ妹「お兄ちゃんって顔だけはわるくないよね」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×9
    タグ : - ×2+ - 良作 + - エルフ + - キチ夏 + - ゼロの使い魔 + - ディルアングレイ + - バスケ + - レイカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「えっ、ま、まじっ」

    「性格はきもいけどね」

    「ドゥフッ、ショック」

    「きも」

    「ごめん」

    「すぐあやまんないでよ」

    「ごめん」

    「ほら」

    「サーセン」

    「きも」

    「ぐぬぬ……」

    「オタクじゃなければなぁ……」

    2 :

    鏡見てる俺「俺って顔格好良いな」

    3 :

    それ言われたらどれだけ救われることか

    4 :

    >>40
    そういうエロ展開は悪くない

    5 :

    元すれ詳しく

    6 = 1 :

    「お、オタクじゃない、よーっ」

    「オタクじゃん」

    「ちげーし!」

    「いつも部屋でパソコンいじってるでしょ?」

    「パソコンなんて高校生なら誰でもいじるしっ!」

    「利用時間が尋常じゃないでしょ……それにほら、アニメとか好きなんでしょ?」

    「あ?あーっ、ワンピとかね、あとあれ、ジブリとか!」

    「定期的にリビングのテレビで深夜アニメ録画してること知ってるけど」

    「えっ」

    「お母さんもお父さんも知ってるし……隠してたって見苦しいだけだよ」

    「吊ってくる」

    「きも」

    「はぁう……」

    「きーもちわる」

    7 :

    続けろよ

    8 :

    隠れオタク

    9 = 1 :

    「俺終了のお知らせ」

    「てか、隠すような趣味ならやめればいいじゃん?」

    「やめる……?」

    「うん。オタクやめれば?」

    「……いや俺オタクじゃないし」

    「オタクでしょ」

    「うっ」

    「PCかして」

    「はっ、無理!」

    「やましいものでもあるの?」

    「ねーよ!」

    「じゃあかして」

    「むり……」

    「やっぱあるんだ。オタク」

    「………っ」

    10 :

    顔だけはわるくない→胸はガリガリであばら浮き出てる&腹はポッコリ出てる&腕細い&足短い

    11 = 1 :

    「でもさー、私がイメージしてたオタクと違うよねー」

    「なにが……?」

    「お兄ちゃん」

    「俺っ?」

    「なんていうか、オタクってもっといかにも~って感じの容姿でさ」

    「あぁ」

    「部屋にフィギュアとか並べまくってたりしてー、そういうの想像してた」

    「オタクじゃないしな……俺」

    「オタクじゃん」

    「う……」

    「なんかかわいそ」

    「か、かわいそうってなにっ」

    「オタクのくせにオタク趣味に背徳心もっててさー」

    「だ、だって……オタク趣味ってキモいしなっ!」

    「言ってることとやってることが違うよねー」

    12 = 1 :

    「しにたい」

    「はいはい」

    「はぁ……俺の存在が黒歴史だ……」

    「きもいもんね」

    「おいやめろ」

    「オタクのままでいいからさぁ、せめて外見だけでも今風したらさぁ」

    「スイーツ(笑)」

    「え?スイーツ?」

    「なんでもないです」

    「意味わかんない。ケーキたべたくなってきた」

    「……が、外見って…俺そういう知識ないよっ……」

    「高校生でしょ?雑誌とか読まないの?友達に借りたりしない?」

    「ぼっちです」

    「うわぁ……」

    13 :

    スレタイの通りのことを妹に言われますよく

    14 = 1 :

    「ごめん」

    「前はよくうちに友達呼んでたじゃん」

    「高校からぼっちです」

    「あぁ、そう」

    「あの頃にもどりたい」

    「ドラえもんにたのめば」

    「そういう妄想毎晩してます」

    「きも」

    「ごめん」

    「まずさー、その長い髪きれば?」

    「んぁ」

    「うっとうしそー」

    15 = 1 :

    「あぁ……確かにうざい……」

    「よくそんなになるまで放置してたね」

    「床屋怖い……」

    「ださ」

    「うるさいっ」

    「てか床屋は無いでしょー。美容院行きなって」

    「無理ゲーっ!予約段階で詰むわ!」

    「はぁ?それくらいがんばんなって」

    「第一こんな鬱メンロン毛が美容院なんて入ったら店員ドン引きだよ!いっちばん奥の一目につかない席に殴り置きだよっ!」

    「そうかな?」

    「はっ」

    「普通じゃない?ただの客だし」

    「え……えっ」

    「いけば?」

    「ぉ、おー……」

    16 :

    分隊支援火器

    17 = 1 :

    「私の行きつけ紹介しよっか」

    「えっ無理」

    「なんで」

    「お、おまえが行ってるような所なんて俺にはハードルたかすぎる!」

    「あー結構地味だから大丈夫」

    「まじっ……」

    「うん。あ、ゲーム好きな美容師さんいるよー」

    「ほむほむ……」

    「よし!じゃあさっそく予約しよっか」

    「ぁ、あーやっぱやめとくっ……むり!いいや!」

    「えぇ?なんで」

    「気が変わった……もういいよっ、ありがとっ!」

    「意味わかんない」

    「いやだってそんな急な話とは思わなかったしっ……心の準備とか、あるし……」

    「……もういい」

    18 = 1 :

    「えっ」

    「いいし、もう」

    「いいってなにっ?あ、美容院ならまた今度ーっ」

    「うっさい。どうせいつまでたっても行かないくせに」

    「いやっ、行くし!時がきたら!だ、だから今は心の準備ができてないだけであって……っ!」

    「がっかり」

    「おま」

    「……少しくらい、ましになってよ………」

    「えっ?ちょ……どこいくのっ!」

    「部屋に決まってんじゃん!」バタッ

    「ぇあ……な、なにをキレてんのか……」

    「ぐぬぬ……」

    20 = 1 :

    「はぁ……2chでもするか」

    「……以下、ラーメンっと……」カタカタ

    「……チッ、画像無しかよ……」カタカタ

    「……キター……パスわかんねー……」カタカタ

    「……マジ天使っと…………はぁ……」カタカ

    「………モヤモヤする」

    「髪切るかどうかなんて俺の勝手じゃん」

    「勝手にキレられましても……」

    「……お、『妹(14)がコミュ障の俺の部屋に毎日くるんだがwww』か。境遇が似てるな」カチッ

    「妹がツンデレで……ほむほむ……更生させようと……」

    「……あ、なんだ釣りか。妄想かよくそー」

    「でもなんか似てたな……」

    21 = 1 :

    「うぅむ……」

    「……あああぁ……うー……」

    「はぁぁぁ………んっ……」ガチャ

    「………」

    「……」

    「あ、あのっ、母さん」

    「あら兄。どうしたの?」

    「んーとさぁ……んーっ」

    「どうしたの?お小遣いなら無理よ」

    「ちげーって!あのーあれだ、い、妹が行ってる美容院って、わかるっ?」

    「え?知ってるけど。そんなこと聞いてどうするの?」

    「あいやそのーっ……お、俺も行こうかなーとかって」

    「えー!」

    23 = 1 :

    「なんでそんな驚くの……」

    「あ、いえまー、意外だっからー……アンタが美容院ねぇ」

    「おかしいかよ……」

    「ううんー。年頃だしねぇ。近所の床屋じゃもう嫌なの?」

    「嫌ってワケじゃないけど……俺だってそっちがいい……?」

    「はぁ?」

    「いやっ、美容院がいい!美容院髪切るから番号教えて」

    「うふふ、はいはい。番号、~~-~~~…ね」

    「あ、ありがと……」

    「緊張する……」

    24 :

    続き読みたい・・・けど僕はサラリーマンでした
    保守よろ

    25 :

    はいはいニートの俺が保守するよ

    27 = 1 :

    「すーはー……」プルルルルッ

    「あぁぁ………」プル

    店員「もしもし。□□□です」

    「あぁっ、えと、予約お願いしたいんですがっ」

    店員「当店は初めてですか?」

    「そうですっ」

    店員「それではお名前と、希望の日付を教えてください」

    「あ、えと、名前は ~兄ですっ、日付はえと、今日でもっ」

    店員「当日ですと、夕方5時は大丈夫でしょうか?」

    「お、おけですっ、あ、大丈夫ですっ」

    店員「わかりました。担当にご希望はありますか?」

    「あ、えと初めてなので誰でもっ……」

    店員「わかりました、こちらで決めさせて頂きます。それでは5時におこしください」

    「あ、はいっ……」ツーツー

    「で……できたっ……!」

    28 :

    紫煙

    29 = 1 :

    「うおおっ…おっおっお……!おっおっおっおっ!」

    「きたこれ!!」

    「予約できた?」

    「うんっ!」

    「はーい。あ、お金ある?」

    「あ………無いっ!!」

    「あららぁ……じゃあ今日は払ってあげる」

    「いいのっ」

    「5000円で足りるわね」

    「ありがとう母さん!!」

    「5時でしょ?はやく着替えなさい」

    「着替え……?」

    30 :

    そりゃ持ってるわけ無いよな

    31 :

    この兄はなんか応援したくなる

    33 = 1 :

    「そんな格好で行けないでしょう」

    「どうしよう……美容院に行く服がない……」

    「服ならお母さんがしまむらで買ってきたのがあるじゃない」

    「あ、あーいうのじゃだめなんだって!あぁどうしようっ……」

    「アンタが服に関心もたないから悪いのよ。嫌なら学校の制服でも着ていきなさい」

    「今日土曜日だけど……それが一番無難だよね……」

    「時間あるしお風呂入ろ……」

    34 :

    兄ちゃん頑張れ

    35 = 1 :

    ……………
    「……あら、妹」

    「あ、お母さん」

    「どこか行くの?」

    「うん。ちょっと友達と遊びに行ってくるね」

    「気をつけてね」

    「はーい。行ってきます」

    「いってらっしゃーい」

    ………………
    「てか美容院行く前にあたま洗っていいのっ!?」シャバシャバ

    「まあいっか……緊張してきた……」ジャー

    「ふー」

    38 = 1 :

    「さっぱり……制服着よう」

    「よし……あぁ………一応歯磨いとこうかな」

    「ひんちょうひてきひゃなぁ……がらがらぺっ」

    「んぁぁ……やばい……行きたくなくなってきた……」

    「美容院って色々話しかけられるとか聞くしな……あぁどうしよう……」

    「むりだわそんなの………やめたい……」

    「気分わるくなってきた……断ろうかな……」

    「……はぁ……でも、なぁ……行かないと……んーっ…」

    「あーあーあー、あーもうあー……数分耐えればいいんだ……数分…一瞬だっ」

    「帰ってきたら天国っ!お、思いっきりアニメみてやるっ」

    「行くっ!行くぞぉー」

    39 = 1 :

    「母さんっ」

    「あ、もう行くの?」

    「うん……」

    「行ってらっしゃい。気をつけてね」

    「うん……」ガチャ

    「はぁ……こっちだよな……」スタスタ

    「緊張で身体がふわふわする……」

    「ふぅー…………」

    「…………」スタスタ

    40 = 31 :

    髪切った後の妹の反応が楽しみです

    41 :

    最近しんちゃんSS読んだから
    野原家でイメージされた

    42 = 1 :

    ………………

    「ついたっ……けど……」

    「お、おされだな……」

    「ガラス越しにやってる人見えてるじゃん……」

    「結構地味とはなんだったのか……」

    「丁度5時になるな……入らないとマズイよな……入ってもマズイんだけど……」

    「ああぁ……絶対引かれるって……」

    「くそっ……あーこんな所で立ってたら余計不自然だな……もう行くかっ……」
    カラーン
    店員「いらっしゃいませっ!」

    「あどもっ……」

    店員「ご予約の方ですか?」

    「はいえっと……さっきの~……」

    店員「はーいわかりました。あちらの席へどうぞー」

    「あ、はいっ」

    43 :

    クソ追い付いた
    頑張ってね

    44 :

    風邪引いちゃう、早くしろ

    45 = 1 :

    美容師「始めましてっ!宜しくでーす」

    「あ、はいよろしくっす……」

    美容師「シャンプーはされてきました~?」

    「あ、はいさっき……」

    美容師「了解でーす。では今日はどんな感じにされます?」

    「あー、えっと……お任せでっ……」

    美容師「お任せですかー、とりあえず量が多いので減らしていきますね」

    「あはいっ」

    「………」ドキドキ

    美容師「あ、よかったら雑誌どうぞ」

    「あ、どもですっ」

    46 :

    大してコミュ障じゃない!

    47 = 1 :

    美容師「…………」チョキチョキ

    「………(リア充雑誌だ……)」ペラペラ

    美容師「今日は学校あったんですかー?」

    「あっ、ぇあ、はいっ、今日はあったんですっ」

    美容師「あ~お疲れ様でーす」

    「はいっ」

    美容師「何年生ですか?」

    「高2っすっ」

    美容師「へぇ~一番楽しい時期ですね~」

    「そっすかねっ……」

    美容師「うんー。部活とかやってます?」

    「あ、いえっ……帰宅っす……」

    美容師「あははっ、帰宅ですか」

    「はいっ……」

    美容師「でもいいじゃないですか帰宅、たくさん遊べますねー」チョキチョキ

    48 = 8 :

    コミュ障は絶対「あ、」をつける

    49 = 1 :

    「まあはいっ……はは……」

    美容師「何か趣味とかありますー?」

    「あ、えとっ……ゲームとか……」

    美容師「あー!ゲーム好きですよ俺」

    「あっそうなんすか……」

    美容師「うんうんー。モンハンとかウイイレとかねー」

    「あ、モンハン……」

    美容師「やってるー?」

    「はいっ」

    美容師「マジですかー。最近アレが倒せないんすよね、あのほら、ジンオウガ!」

    「あ、あれ……強いっす……」

    美容師「ですよねー、動きはやくてー」チョキチョキ

    50 :

    コミュ障は美容院の前に立つだけで過呼吸起こすよ


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