元スレインデックス「好きだよ、あくせられーた」一方通行「…はァ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×9
451 :
六枚羽使えば余裕じゃね?
452 :
かっこ良すぎワロタ
もうこうなれば浜面無双が可能だな
453 :
>>450
今も妹達普通に動いてるからネットワーク使ってないのかと思った
そりゃネットワーク使っても一方通行の演算を最盛期並には補えないから、脳を損傷してないこの一方通行だけでも演算だけなら事足りるんだろうけどこういう場合世界中に中継地点がある方が強力だと思うんだ
454 :
とりあえず今は腹一杯食ってくれ>>1
今日は付き合うわ
455 :
新IDにてまったり再開
しかし俺は人間やめてないから途中で寝る気まんまんぜよ
だが なんとか終わりは見えた気がする
明日中にはケリを着けれそうだ
俺頑張るから 何とかお付き合い願うぜ
456 :
右席とステイル神裂しか出てないけど魔術サイドは今頃どうしてるんだろう
457 = 456 :
>>455
地獄の底まで付き合うぜ
458 :
この>>1は野に解き放たれたかまちーに違いない
459 :
エイワス吸収されたのか
460 :
一方禁書の続編はありがたいが
上条(悪)の方は続編はないのか?
461 :
>>456
虚数学区のせいでくやしい……っビクンビクンしてそうな気がする
462 :
超面白いSSです
463 :
上条(悪)もこの人なのか
スレタイに惹かれなくて敬遠してて最近勢いで開いたら凄い面白かった
464 = 455 :
展望台と呼ばれる一施設の中で、一人の少女と一人の老人が会話している。
老人の名は貝積継敏(かいづみつぐとし)。学園都市統括理事会という魔窟にあって異質の『善人』だ。
セーラー服の少女の名は雲川芹亜(くもかわせりあ)。貝積継敏の頭脳(ブレイン)を務める天才少女。
ふかふかのソファに身を沈めながら、雲川芹亜はおびただしい量の報告書に目を通している。
貝積「逆転できるか?」
雲川「それはわからないけど……策を練る余地は出てきた」
雲川芹亜は束になった報告書を乱暴にテーブルの上に放り投げ、天井を見上げた。
ドーム状の天井に、まるでプラネタリウムのように数百数千のモニターが映し出されている。
この施設が展望台と呼ばれる由縁だ。
目まぐるしく切り替わり、学園都市の様子を隙間無く伝えてくるモニターを眺めながら、雲川はふう、とひとつ息をつく。
雲川「一体何がどうなってこうなっているのか、まったくもって見当がつかないけど」
貝積「君ほどの頭脳でもか?」
雲川「人を預言者か何かと勘違いしていないか? まあ、いくつかの仮説を立てることは出来るけど」
もはや呆れ果てたと言わんばかりの貝積継敏を無視し、雲川は言葉を続ける。
雲川「原因の追究は生き残ってからいくらでもやればいい。まずは戦力の把握がしたいんだけど」
雲川は貝積から渡されたリストに目を通す。
彼我の戦力差に、いっそ笑い出したくなる衝動が込み上げてきた。
465 = 456 :
>>461
ああそうか
だからその制約が無視できるアックアさんだけ立ち上がる描写があったのか・・・
466 :
>>461
フィアンマって右腕パワーでなんとかならないもんかね
468 :
オッレルスの北欧王座とかは行けそうな気もするが
469 = 455 :
雲川「惨憺たる有様、というのがこれ程似合う状況も珍しいけど」
雲川はテーブルの上に置かれた角砂糖をひとつつまみ、口の中に放り込む。
雲川「私の指揮下でまともに動けそうなのはジャッジメントとアンチスキルくらいか。暗部にいる高位能力者集団が手足の様に使えれば策も練りやすいのだけど」
高位能力者はどいつもこいつもクセが強すぎる。
額を人差し指でぐりぐり、悩ましげな雲川芹亜。
雲川「まあ、現状やれることを、私はやるだけだけど」
その時、雲川の携帯電話が鳴った。
通話ボタンを押し、あえて耳から少し離れたところで電話を持つ。
「うっしゃあーーー!! こっちはあらかた片付いたぜえーーー!!!!」
暑っ苦しい叫びが電話の向こうから響いてきた。
雲川「……そんなに叫ばなくてもちゃんと聞こえているんだけど」
「おっといけねえ! まだ名乗ってなかったな! こちら『ナンバーセブン』、削板軍覇だ!!」
雲川「……言われなくてもナンバーディスプレイで確認できている」
ちなみ雲川の着信画面に現れていた名前は『馬鹿』だった。
470 = 456 :
>>466
22巻から見るにフィアンマは界の圧迫は効かないみたいだぞ
もう一人ヘタ錬も動けるかもしれんが生きてるのかな
ブリュンヒルドとテッラさんも完全体にさえなれば・・・
472 :
グノーシス思い出した
473 = 455 :
雲川「しかしそうか、掃除は済んだか」
削板『おう! 楽勝だったぜ! まったく、根性のねえ奴等だった!!』
雲川「物事を何でも根性の多寡で判定しようという君の単純さは、嫌いではないけど」
削板『だっはっは! 褒めるな! 照れるだろうが!!』
雲川「次の指令を与えるぞ、『ナンバーセブン』」
削板『おう、何でもきやがれ!!』
雲川「君の根性とやらが続く限り、天使達を殲滅しろ。ノルマは一万体だ」
削板『なんだよ、その程度でいいのか?』
雲川の無理難題に、拍子抜けしたような声を出す削板軍覇。
削板『一万なんて、とっくの昔にぶっちぎっちまったぜ? オレの根性を舐めるなよ』
雲川「ならば一万の人間を救ってみせよ。君のご自慢の根性とやらで」
削板『了ッッ解!!』
最後に雄叫びを残して、電話は切れた。
雲川は携帯をポケットにしまい、くすくすと笑う。
貝積「随分と彼を気に入っているように見えるな」
雲川「気に入っているけど? 理解し難い存在というのは嫌いじゃない。それは、あの『幻想殺し』の少年も同じだけど」
474 = 452 :
馬鹿いれば10億は削れるだろ
475 :
確かに馬鹿としか言い様がない
476 = 461 :
だが待ってほしい
理知的な軍覇を想像して見てほしい
気持ち悪いだろ?
477 = 454 :
この馬鹿ならいつの間にか腕無くしてても根性でまた生やせる気がする
478 :
>>477
何があっても最後まで戦ってる姿を想像して泣いた
479 = 455 :
雲川「どうやら『方舟』に乗り込む準備は整ったようだけど」
貝積「しかし、『方舟』の情報を我々に伝えたあの医者は本当に何者なのだろうな」
雲川「カエルの皮を被ったタヌキとしか言いようがないけど。それでも、頑なに患者を救おうとするその姿勢は信用してやってもいいけど」
貝積から渡された『方舟』の見取り図に目を通しながら、雲川は不貞腐れた様に頬を膨らましながら言う。
雲川「どうしても踊らされている感は拭えんな。マイクの準備は?」
貝積「出来ている」
貝積の手から雲川へコードレスのマイクが渡される。
まったく、どっちが主でどっちが従かわからぬやり取りだ。
雲川「ちゃんと音は響くのだろうな?」
貝積「その点は安心してもらって大丈夫だ」
雲川「まあ、音に対する貴様の異常なこだわりは、この状況では信頼に足るものだけど」
雲川はこほん、と咳払いして、こんこんとマイクを指で叩く。
雲川「まいくてす、まいくてす。あー、」
雲川「聞こえるか? 学園都市で戦う全ての人類よ」
480 = 453 :
格好いいじゃないか
481 = 460 :
>>476
確かに気持ちのいいものじゃないなwwwww
482 :
>>476
気持ち悪いというか怖いwww
483 :
タイトルの人間がまったく出てこないとは……原作通りだな!
484 = 455 :
『まいくてす、まいくてす。あー、』
突然聞こえてきた声に、その手で天使の頭を握りつぶしながら絹旗最愛は顔を顰めた。
絹旗「誰ですか? 超C級映画なこの状況で、こんな超緊張感のない声を出す奴は」
『聞こえるか? 学園都市で戦う全ての人類よ』
滝壺「南南西からの電波……って訳じゃないね」
フレンダ「結局これ、学園都市中に聞こえてるって訳よ」
『諸君らに、この学園都市内に蔓延る天使達の数をお伝えしたいと思うのだけど』
浜面「なんだぁ!? 誰が喋ってやがんだ!?」
半蔵「おわあ! 余所見すんな浜面! ちゃんと狙えっての!!」
駒場「浜面…少し撃つのをやめろ……この情報、興味深いぞ……」
『ようやく集計が完了した。学園都市内に侵入した天使の数は―――おおよそ500万』
浜面「んなぁ!?」
半蔵「ぶわぁ!! 馬鹿馬鹿、撃ちながらこっち向くなぁ!!」
『どうだ? 安心しただろう? ―――なんだ、その程度かと』
485 = 455 :
学園都市中に響き渡る正体不明の声は不敵に笑う。
『そうだ。奴らの数は無限ではない。しかも、その総数はたかだか学園都市の人口の二倍強だ。一人が三体の天使を駆逐すればそれで足りるのだ』
浜面「ば、馬鹿言ってやがる!!」
駒場「……学園都市に住む230万人弱の人間全てが戦える訳ではない。……その中には小さな子供も含まれているのだ」
『無論、諸君らは思うだろう。そんな簡単な話じゃないんだよくそったれ、と』
絹旗「……自分で超わかってるんじゃないですか」
『56万――この数が何だかわかるか?』
滝壺「……?」
『能力者も無能力者も関係ない、この学園都市内で“戦える力”を持った人間の数だ。180万の学生が能力開発を受けた上でこの数字とは些か悲しいものがあるが、とにかく』
『56万の戦える人間に告ぐ。貴様らは各々10体の天使をぶっ殺せ。そうすれば殲滅どころか釣りが出る』
『いちいちリストを読み上げてやる暇はない。56万に自分が数えられているかは各々が各々で判断しろ』
『出来ん、という言葉は許さん。貴様らが弱音をひとつ吐くたび身近な者が一人死ぬと心得ろ』
486 = 478 :
濡れるな
487 = 452 :
俺は漏らした
488 = 453 :
もう一度言う
格好いいじゃないか
489 = 456 :
俺は射精した
490 :
パンツの中がぐしょぐしょだぜ…
491 :
うっはー
そうかー、確かに「無限ではない」ってのとノルマをクリアすればいいってわかると俄然やる気がでるし、やりがいもあるなぁ
なるほどなー
492 = 455 :
半蔵「浜面…お前あとノルマ何体?」
浜面「3…かな」
半蔵「はえーなー。俺も銃使っときゃよかったぜ。駒場のリーダーは?」
駒場「……もう終わった」
浜面「早っ。ならもう休むか?」
駒場「馬鹿を言うな」
浜面「へへ、だよな」
絹旗「10体なんて、とっくの昔に超終わっちまいましたよ」
滝壺「私まだ一体も倒してない……」ションボリ
絹旗「しょ、しょうがないですよ。滝壺さんは能力的に考えてこういう直接戦闘には超不向きですから」
フレンダ「私あと4体!」
滝壺「フレンダに負けた…」ドヨーン…
フレンダ「ちょっと! それってどういう意味な訳!?」
絹旗「大丈夫ですよ滝壺さん。いなくなっちまった麦野の分まで、私が超挽回してあげます!」
絹旗「勝手に自分ノルマ、200!! うぅ~! 超燃えてきましたー!!」
493 :
あやふやなものを固定したり
バケツやら銃器やらになる物質があったり
494 = 478 :
なんだろう、絶望的な状況なのに感じるこの昂揚感。
495 :
群雄割拠たる国民総選挙レベルの熱さ
496 = 455 :
『そして、七人のLEVEL5に告ぐ』
電撃を放ち、一気に20体の天使を葬った美琴は、声に反応し、空を見上げた。
『わかっているだろうが、貴様らに10体などというなまっちょろいノルマは出さん』
美琴「ふん…一万でも二万でもきなさいよ。その倍の数を沈めてやるわ」
『貴様らは視界に映る全ての人間を救え。一人の取りこぼしも許さん』
『もし目の前で一人でも死なせてみろ。その瞬間貴様らはLEVEL5(笑)決定だ』
美琴「は、はは…」
ビリビリと、美琴の体から蒼白い光が迸る。
美琴「誰だか知らないけど、いい発破のかけ方してくれるじゃない!! やってやろうじゃないの!!」
放たれた稲妻は小さな女の子に襲いかかろうとしていた天使を跡形もなく吹っ飛ばした。
497 = 454 :
散々既出だけど、あえて言うわ
胸が熱くなるな
498 = 460 :
麦野が冷蔵庫にされてたの忘れてたwwwww
499 :
>>308
亀レスだがkwsk
500 = 455 :
『そして、174万人の戦えぬ者たちへ。
第七学区を目指せ。そこに救いの船が置いてある。
道筋は確保した。案内人もつけてやろう。死にたくなければそこへ急げ』
『窓のないビル―――それが我々人類にとってのノアの方舟だ』
敵残存戦力
天使……9897296714体
みんなの評価 : ★★★×9
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