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    元スレインデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×12
    タグ : - いじめ + - とある魔術の禁書目録 + - インデックス + - 一方禁書 + - 一方通行 + - 上条当麻 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    一方通行「人ン家のベランダに勝手に入り込んだ挙句ナニをのたまってやがるンだァこのガキは?」

    インデックス「あれ? 日本語がおかしかったかな? あ、その髪の色、もしかして日本の人じゃなかったりする?」

    一方通行「……俺をおちょっくてンのかテメエ?」

    インデックス「ぎぶみーちょこれーと!」

    一方通行「……俺をおちょくってンだなテメエ」

    2 :

    12巻にこんなのあったな

    3 = 1 :

    もしインデックスが上条さんより先に一方通行に出会っていたらという妄想
    一方さんの能力に関してはかなり独自解釈入ってます


    インデックス「お腹がすいた、って何回も言ってるんだけど。隣人を助けよって教えはやっぱり日本人には浸透していなかったりする?」

    一方通行「3秒以内に消えな。じゃなきゃァ消すぞ?」

    インデックス「とりあえず、一度中に入れてもらえないかな?」

    一方通行「時間切れだ」

     一方通行は何のためらいもなくインデックスを蹴り飛ばした。

    5 = 1 :

    インデックス「……?」

    一方通行「あァ?」

     一方通行は驚愕する。
     一方通行に蹴り飛ばされた銀髪の少女は死なない程度の衝撃でベランダから落下するはずだった。
     一方通行の持つ能力『ベクトルコントロール』。熱量、電気量、運動量、その他あらゆる力の向きを自在に操るその能力によってそう調節されたはずだった。

    インデックス「今のは日本式の挨拶だったりする?」

     にもかかわらず、少女はけろりとしている。

    一方通行「何モンだてめえ……」

    6 :

    お、こんなんも見たかった!
    白白コンビ支援

    7 = 1 :

    インデックス「私の名前はね、インデックスって言うんだよ?」

    一方通行「何勝手に自己紹介始めてやがンだオイ」

    インデックス「む。尋ねてきたのはそっちなんだよ?」

    一方通行「あァ?」

    インデックス「何者だ? って聞いたでしょ?」

    一方通行「名前なんざどォだっていいんだよ。てめえの素性を話せってンだ」

    インデックス「私は見ての通り教会のものだよ。あ、バチカンの方じゃなくてイギリス清教のほうだね」

    一方通行「俺の知ってるシスターってなァ、もっと暗い服だった気がすンだがなァ」

    8 = 1 :

    一方通行「ンで、そのシスター様がどォして俺ン家のベランダに引っ掛かってた訳だ? 天使気取った新手の勧誘方法じゃねェよなァ?」

    インデックス「うん。でもそのことについて話す前にね?」

    一方通行「?」

    インデックス「……ごはん。もう、限界で、これ以上は、一言も喋れないんだよ」グゥ~キュルル~

    一方通行「……」スタスタ…

    インデックス「あぁ! こんなに弱ってる敬虔なシスターを目の前にどこにいくのかな!?」

    一方通行「…喋ってンじゃねェか。メンドクセェからもういいや。さっさとここから消えて、勝手にどこぞで野垂れ死にな」

    10 = 1 :

    インデックス「……」グゥ~キュルル~

    インデックス「……う」グゥ~キュルル~

    インデックス「……うぅ~」グゥ~キュルル~キュプッキュパーギュゴロロロ~

    一方通行「……」

    11 :

    これ空腹音じゃなくて下痢なんじゃねーのか?ww

    12 = 1 :

    一方通行「家にあンのなんてなァ、こンなンしかねェンだよ」コトッ

    インデックス「はっ…! こ、これは?」

    一方通行「何だ? まさかてめえ缶コーヒーも知らねェのか?」

    インデックス「うぅ…固形物を欲している私のお腹はコーヒーを飲んだくらいじゃ到底ごまかせないかも…」

    インデックス「ううん、もらえただけでも感謝しなきゃ! 欲深な子羊なんてシスターには許されないかも! いただきます!!」

    インデックス「ンゴクッゴクゴキュッグポッズゾゾゾゾーーー!!!!」

    インデックス「ごちそうさま!!」

    インデックス「お腹いっぱいなんだよ!! ありがとう」グゥ~キュルル~キュプッキュパーギュゴロロロ~

    インデックス「………」グゥ~キュルル~キュプッキュパーギュゴロロロ~グッググ~グルグ~グゴゴッゴッゴ!!

    一方通行「………」

    13 :

    腹の音やばすぎだろwww

    14 :

    腐ったパンと腐った野菜炒めを与える当麻に比べれば優しいな・・・

    15 = 1 :

     ――とあるファミリーレストラン

    インデックス「ガツガツムシャムシャパクパクモグリ」

    インデックス「ぷはぁ! 助かったよ! 今回はさすがに死んじゃうかと思ったんだよ!」

    一方通行「口が動くようになったンなら話の続きだ。テメエはどうしてウチのベランダに干されてたワケだ?」

    インデックス「本当は屋上から屋上に飛び移ろうとしたんだよ。でも、失敗しちゃって」

    一方通行「あァ? 何でそんな真似してンだァ? ピーターパンにまだあごがれる年かオマエ」

    インデックス「追われてたからね」

    16 :

    一方さんから見たらインテグラルさんなんてババァだよ

    17 :

    いいぞ。続けろ

    18 :

    旧一通ははたしてオカルトを反射できるのか、、、

    19 = 1 :

    一方通行「…追われてた?」

    インデックス「うん」

    一方通行「アンチスキルかジャッジメントとかそのヘンにか?」

    インデックス「ううん、魔術結社にだよ?」

    一方通行「はァ?」

    インデックス「マジックだよ。マジックキャバル」

    一方通行「……」

     一方通行は押し黙る。
     いつもの彼ならこの時点でインデックスを頭がお花畑な女なのだと判断し、関わり合いを即座に断つことだろう。
     だが今の一方通行にはインデックスの言うことを笑えない理由がある。

    20 = 1 :

    一方通行「…てめえも魔術ってのが使えるのか?」

    インデックス「ううん、私には魔力がないから出来ないの」

    一方通行(…なら俺の能力を無効化したのはどォいうわけだ?)

    一方通行「それならなンでてめえみたいなガキが狙われてンだ? 結社なんて大層な規模に聞こえる組織によ」

    インデックス「……私の持っている10万3000冊の魔道書を狙ってるんだと思う」

    一方通行「10万3000?」

    インデックス「じゅうまんさんぜん」

    一方通行(……やっぱりただの馬鹿か?)

    21 = 1 :

    一方通行「どこにもそンなもン持ってるようにゃ見えねェが?」

    インデックス「ちゃんと全部持ってきてるよ?」

    一方通行「……」

     確定。お花畑だ。
     あの時の能力の不発は突然の出来事に惑わされて演算をしくじったということにしておく。
     一方通行に限ってそんなことは万に一つも有り得ないが、億に一つぐらいならありえンだろと無理やり自分を納得させる。

    インデックス「あ、露骨に信じてない顔してるね」

    一方通行「……」ガタッ

    インデックス「む、無視して出て行くなんてどーゆーことなの!?」

    23 :

    禁書読んだ事無いけど面白いの?
    SS書く奴は面白いの?

    24 :

    厨二が好きならまあ楽しめるかと

    25 :

    嘘です

    26 = 1 :

    店員「ありがとーございましたー」

    一方通行「じゃあな」

    インデックス「こ、こんな別れは余りにも一方的過ぎるかも!」

    一方通行「……」

    インデックス「か、完全に赤の他人モードに移行してるね!? ……まあ実際に会って一時間もたってないんだから他人と言えるかも知れないんだけど」

    一方通行「………」

    インデックス「……ごはんありがとう。おいしかったよ」

    一方通行「………」

    インデックス「それじゃ、さようなら。元気でね。缶コーヒーばっかりだと体壊しちゃうんだよ?」

    一方通行「………」

     一方通行は振り返る。駆け出したインデックスの背中はもう小さくなっていた。

    一方通行「…誰の心配してンだクソガキ」

    28 :

    一方さん相手だとステイルもねーちんも手も足も出ないじゃん

    29 = 1 :

     一体どれくらいぶりに人から心配されたのだろう。
     『実験』の検体としてではなく、一個の人間として。
     純粋な、善意で。

    一方通行「……胸クソわりィぜ」

     だから、彼はそう呟く。
     誰よりも、彼自身が知っているから。
     自分にそんな善意を受け取る価値など無いことを。

     自分が、クソッタレの悪党だということを。

    30 :

    教会壊れてないから峰うちされて気絶して捕獲されてGOODENDだな

    31 = 1 :

    ???「実験を開始したいのですが、準備は出来ていますか? とミサカは確認を取ります」

    一方通行「………」

     頭上からかけられた声に、一方通行の口が笑みの形に歪む。

    一方通行「おーけェ。てめえが今夜のダンスパートナーってわけか」

    ミサカ10000号「はい、ミサカの検体番号は10000号です、とミサカは返答します。実験を開始する前にパスを確かめたいのですが? とミサカは重ねて要望を述べます」

    一方通行「10000! 遂に大台に突入したかよ。こりゃ楽しいなァ、ウキウキしてくんなァおい!」

     ミサカ10000号を名乗った少女は答えない。
     一方通行は狂気を隠そうともせずに笑う。

    32 = 1 :

    一方通行「クソ長く感じたこの実験もようやく折り返しってことだよなァ。こりゃあ記念だ。記念だぜ。記念なら何かトクベツなことってのが必要だよなァ?」

    ミサカ10000号「…準備が整っているのならば3分後に実験を開始したいのですが、とミサカは提案します」

    一方通行「そうだなァ、テメエを一万の肉片になるまで解体し尽すってのはどォだァ? もちろン俺の能力で最後まで死なねェようによォ、丁寧に丁寧にやってやるからよォ」

    ミサカ10000号「準備はいいようなので120秒後に実験を開始します、とミサカは宣言します」

    一方通行「ヒャッハハァ!! いいねいいね楽しくなってきたねェ!! 泣いても叫ンでもメニューのキャンセルは不可なンでそこんとこよろしくな?」

    ミサカ10000号「カウントを開始します。10――9――8――」

    一方通行「……そォかい。望みどォりってかい。じゃあさっさと終わらせるとしよォじゃねェか」



    一方通行「……クソくだらねえパーティーをよォ」

    33 = 1 :

     一方通行の服には返り血ひとつ付いていない。
     にもかかわらず、一方通行の周囲にはおびただしい量の血液がまき散らかされている。
     一万、とは言わないが、確かにいくつかの肉片に解体されたミサカ10000号がそこにいた。

    一方通行「実験終了…ってかァ?」

     その顔におぞましい笑みを貼り付けて一方通行はその場を後にする。
     じきに、ミサカ10000号を名乗った少女とまったく同じ姿かたちをした少女がお掃除をしにやってくるだろう。

    一方通行「一万回も繰り返してりゃさすがに感慨もわかねェな」

     一方通行は気だるげに呟く。
     だが、口にした言葉とは裏腹に。
     ベランダに引っ掛かっていた少女が脳裏をよぎるのはどうしたことだろう。

    一方通行「……ケッ」

     一方通行は思わず唾を吐き捨て、空を仰ぐ。
     前方の空が赤い炎に染められていた。

    34 = 1 :

    一方通行「なンだァ…?」

     一方通行は首を捻る。
     今日行われた実験の舞台はとある工場跡であり、もちろんボイラーの一つも稼動してはいない。

    一方通行(能力者がドンパチやってやがンのか…? いや…ありえねえ。実験場所は馬鹿が近づくことがねェように計算されて決められているはずだ)

    一方通行(考えられるのはいつかの『超電磁砲』みてェに意図的に乗り込んできやがったか……)

    一方通行(それとも『全くの計算外』が生じたのか……)

     計算外。
     何かが引っ掛かる。
     一方通行は炎に照らされている空へ向けて駆け出していた。

    35 = 1 :

    インデックス「はあ…はあ……」

    ステイル「いい加減諦めたまえ。僕に女の子を追い掛け回して喜ぶような性癖は無いんだよ」

    インデックス「くっ…!」ダダッ!

    ステイル「しょうがないな……」ヒュッ! ボォッ!!

    インデックス「あ…!」

     インデックスの行く手を赤い炎が遮った。

    インデックス「…!」

     だがインデックスは歯を食いしばると3千度はあろうかという炎の中へ突進していく。

    インデックス「…ぷはっ!」

    ステイル「やはり足止めにもならないか…『歩く教会』、さすがに厄介だね」

    36 :

    これはいい

    37 = 1 :

    インデックス「よし、あの魔術師は今私を見失ってるんだよ。今のうちに物陰に隠れて…」コソコソ

    ステイル「ん…? いない? ……そう遠くにいけるはずはないな。隠れてやり過ごそうという腹かな?」

    インデックス(ば、ばれてるんだよ!?)

    ステイル「…おや?」

    インデックス(み、見つかった!?)ビクビクッ!

    ステイル「君は何者だい?」

    インデックス(え…?)




    一方通行「そりゃコッチのセリフだろォがよ。随分派手にドンパチやってンじゃねェか」

    38 = 36 :

    さすがロリコン一方さん、インなんとかさんにも反応する

    39 :

    一方通行さん素敵抱いて!

    40 :

    全盛期の一方さんなら歩く教会と同等の防御力を持ってるな

    41 :

    歩く境界とベクトル操作が戦ったら千日手だな

    42 = 1 :

    インデックス(あの人…どうして!?)

    ステイル「まいったな…コレはまずいところを見られてしまった」

    一方通行「オーオー派手に燃えてやがンなァ。オマエ発火能力者か? いやァ学園都市(ウチ)の学生にしちゃ服装が奇抜すぎンなァ」

    一方通行「もしかしておニイさン、魔術師だったりするンですかァ~?」

    ステイル「…! 残念だ。君を生かして帰すことは出来なくなった」

    一方通行「ヒャッハッハ!! おもしれェ冗談言うじゃねェか。無知っていうのは不幸だなァオイ」

    ステイル「全くその通りだよ。『Fortis931』」

    一方通行(何だァ? 気配が変わりやがった)

    ステイル「炎よ、巨人に苦痛の贈り物を!!」

     ステイルの腕から炎が迸る。
     迫る炎を一方通行は避けられない。否、避けようともしない。
     笑みを絶やさぬ一方通行に炎は迫り―――




     白い少女が、一方通行の前に躍り出た。

    44 = 1 :

    インデックス「あうぅ!!」ジュウゥ!

     炎はインデックスが身にまとう修道服――究極の防御結界『歩く教会』に阻まれて消失した。

    ステイル「やはり隠れていたのか…しかし、相変わらず無茶をする子だ」

    インデックス「だ、大丈夫?」

     まだ少しプスプスと煙を上げながらも、インデックスは一方通行に駆け寄る。

    一方通行「てめえは…」

    インデックス「え…?」

     その顔は、激しい怒りを表しているようで。
     だけどもそれは、もっと何か、他の感情を無理やり押し殺しているような表情で。

     一方通行は、吼えた。





    一方通行「てめえはァァ誰を救った気になっていやがンだァァァアア!?」

    46 = 1 :

    インデックス「ふえ? え、えーと、えーと」

    一方通行「どけっ」

     一方通行は激情にかられたままインデックスを押しのける。
     直接手で触れたことによりインデックスの纏う衣服が普通のものではないことがようやくうかがい知れたが、今はそれはどうでもいい。
     一方通行はわからない。
     自分が何故ここまで腹を立てているのか。
     何に腹を立てているのか。
     ただ、目の前にわかりやすい敵がいる。
     なら、ぶちまけてやるだけだ。
     そう結論付けて一方通行は前へ進む。

    ステイル「やれやれ、そこまで死にたがることは無いだろうに」

    ステイル「巨人に苦痛の贈り物を!!」

    一方通行「……死にたがってるのはどっちか、教育してやるよ」

    47 = 36 :

    ステイル逃げてー

    48 = 1 :

     一方通行に炎が迫る。

    一方通行(――成程、魔術ね。確かにチッと厄介かもなァ)

    一方通行(自然科学とも、超能力とも違うプロセスで生み出された炎。自在にベクトルを操作するには情報が足りねェ)

    一方通行(まァ――どンだけ紆余曲折あろうとも、結局は炎。燃焼の現象だ)

     一方通行の手が炎に伸びる。

    一方通行「『反射』するだけなら簡単ってなァ!!」

    ステイル「な! 炎が戻って…!!」

     ステイルは咄嗟に炎を出して迎撃する。
     タバコを咥えた顔から余裕が消えた。

    49 = 40 :

    正直ステイルさんじゃ一方通行に勝てる要素が見当たらない

    50 = 36 :

    5分以内に肉の塊になる姿しか想像できない


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