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    元スレインデックス「好きだよ、あくせられーた」一方通行「…はァ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×9
    タグ : - 1000レス到達 + - とある魔術の禁書目録 + - インデックス + - 一方禁書 + - 一方通行 + - 佐天 + - 化物語 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    502 = 475 :

    熱い展開になってきたな

    503 :

    もう1億削ったのか…

    504 = 452 :

    十字教徒圏の国の対応が気になる
    10億殲滅とか、一体なにが起きて……

    505 :

    アックアが一晩でやってくれました

    506 :

    >>499
    多分天使同盟のことだと思う
    あとは自分で調べろ

    507 = 455 :

    <幕間>反撃の中で―――とある王女の疑問

    「どーにも、腑に落ちないし」

     言いながら、長さ80cm程の、刃も切っ先もついていない西洋風の剣を降る真っ赤な革風のドレスを身に纏った女。
     刃などついていないはずなのに、その一振りは何十もの天使達を諸共に断ち切った。
     女の背後で、精悍な、まさしく騎士といった風情の男が口を開く。

    「どういたしました?」

    「どーもこーもないの。お前はおかしいと思わないの? 我等の知る天使とやらはこんなにも脆いものだったか?」

     また一振り。斬り飛ばされる天使の群れ。

    「これではカーテナ=セカンドまで引っ張り出した甲斐がないの」

    「確かに、違和感はあります。我等の伝承にある天使とは、その『時を巻き戻したかのような再生能力』こそが最大の脅威だったはず」

    「いかなる故か、それが機能していない、か。ふん。まーいい。斬れば死ぬ、突けば死ぬというのであればもはやこれは裁きではなく、ただの戦争だ。そして、ただの戦争というのなら」

     『聖剣』カーテナ=セカンドを掲げ、英国が誇る『軍事』の第二王女は不敵に笑う。

    「我々が負ける道理など微塵も無いし。行くぞ、『騎士団長(ナイトリーダー)』」

    「御心の赴くままに、キャーリサ様」

    508 = 455 :

    ミサカ「ようやく終点が見えました、とミサカは報告します」

     暗いトンネルの中、線路の上をひたすらに進んでいた打ち止め、ミサカ、番外個体の三人は遂に窓のないビルの真下へと辿り着いていた。

    番外個体「ふう…思ったより長かったね」

    打ち止め「う…」

     番外個体の背中の上で、打ち止めが汗をかきながら項垂れている。
     虚数学区の展開による影響だ。

    番外個体「まったく、どいつもこいつも…ミサカネットワークを気軽に使ってくれちゃってさ」

    打ち止め「ごめんね…ミサカ足手まといになっちゃって…ってミサカはミサカは……」

    番外個体「気にしなくていーよ。あなたがそうやって苦しみを一人で背負ってくれてるおかげでミサカ達はなんとか動けてるんだ」

    ミサカ「そうですよ、気にする必要はありません。この末妹はでかい図体してるんだからこれくらいの労働はして然るべしなのです、とミサカは独自の理論を展開します」

    番外個体「蹴飛ばすよ? っていうか何でそんなミサカに突っかかってくんの? 嫉妬? ミサカの魅力的ボディがうらやましいの?」

    ミサカ「嫉妬なんてしてません、とミサカは」

    番外個体「ネットワーク共有してるんだから嘘バレバレだよ」

    ミサカ「………」

    509 = 482 :

    キャーリサ様キター

    510 = 475 :

    ☆さんは何がしたかったのだろうか

    511 = 452 :

    いや、ルチアあたりは素直に殉教してそうだなとか思う訳よ

    512 = 455 :

     三人はプラットホームに上がり、エレベーターの前に立つ。

    ミサカ「さて、どの階にあの人は囚われているのでしょう? とミサカは思案します」

    番外個体「こういう時は最上階か最下層って相場は決まってるもんだけど、さてどっちだろ?」

    ミサカ「上でしょう、とミサカは断言してみます」

    番外個体「その心は?」

    ミサカ「馬鹿と煙は高いところに昇る、とミサカは日本語の常套句を披露します」

    番外個体「よし、じゃあ一番上に行ってみようか」

     エレベーターに乗り込み、最上階のボタンを押す。
     ぐんぐんと打ち止め、ミサカ、番外個体の三人は上に向かって運ばれていった。

    513 :

    SS速報から一方禁書の新作と聞いてぶっ飛んできますたー

    かまちーの新作の間違いですたー

    514 = 493 :

    そろそろむぎのうんの出番ほしい

    515 = 495 :

    むぎのんは千切れちゃったんだよ

    516 = 455 :

     辿り着いた先は、高層ホテルによくあるような、辺りを展望できる部屋だった。

    番外個体「……窓ないんじゃなかったっけ?」

    ミサカ「窓に見せかけたモニターのようですね、とミサカは見当をつけてみます」

     部屋の中をざっと見回すが一方通行の姿も上条当麻の姿もない。
     ワンフロアが丸々展望台になっているため、隠し部屋の類もなさそうだった。

    番外個体「おうおう、上から見るととんでもないことになってるね」

     窓――実際は違うが、ここでは便宜的に窓と呼ぶことにする――に近寄り、街を見下ろして番外個体は声を漏らした。
     と、そこで、天使の群れに隠されて、下からでは分からなかったあるモノを発見する。

    番外個体「何あれ…? 十字架…?」

     巨大な光の十字架が、天に向かって聳え立っていた。
     そして、その中央には。

    ミサカ「……インデックス…?」

     彼女たちのよく知る純白のシスターが磔にされていた。

    517 = 453 :

    麦脳庫は帝凍庫と一緒にどっかに転がされています

    518 :

    >>514
    他の誰が活躍したとしても麦のんだけは無理じゃね

    519 = 456 :

    ユーラシア大陸やオーストラリア、ヨーロッパとかは強い魔術師がいるからいいが、アメリカ大陸ヤバいんじゃね?
    インデペンデンス・デイ状態になってそう

    520 = 460 :

    >>517
    誰か上手いこと言えとwwwww

    521 :

    >>519
    大統領が演説してどうにかなるでしょ

    522 = 475 :

    ていとくんスペアプランって話だったが、必要だったのが一方通行の能力じゃなくて演算能力だったって事なのかこれは

    523 = 495 :

    >>519
    合衆国大統領がいれば何とでもなるだろ

    524 = 478 :

    >>519
    大統領で全て解決

    525 = 455 :

    番外個体「……これは一体、どういう状況なんだろうね?」

     そう嘯く番外個体だが、本当のところは分かっていた。
     突然現れた天使の群れ。聳え立つ光の十字架。
     天使と十字架。無関係なはずがない。
     インデックスは『何か』をされている。
     魔術を知らない三人にはその『何か』が何なのか、全く見当がつかない。
     だが、空に吊り上げられたその姿はあまりに不吉すぎた。
     まるで、そう、儀式に捧げられる、生贄のような――――

    ミサカ「く…!」

     どうする、と番外個体とミサカは歯噛みした。
     インデックスをこのまま放っておくわけにはいかない。
     しかし、現場に急行するには遠すぎる。
     それ以前に、あの場所に行って番外個体やミサカに一体何が出来るというのか。
     だから、ネットワークを通じて現場に近い『妹達』に出張ってもらう、というのもあまり意味があるとは思えない。

    打ち止め「う…く…!」

     番外個体の背中で打ち止めが一際大きく呻き声を上げた。

    番外個体「ちょっと…あなた、何をしているの?」

     打ち止めの行動は、ネットワークを通じて番外個体たちにも伝わる。

    番外個体「ようやく奥に押し込めたウイルスコードを引っ張り出して、そんな体であなたは一体何をしているの!!」

    526 = 505 :

    >>519
    某コックやメイトリクス大佐がいるアメリカが心配だと!?

    527 = 499 :

    >>506
    こりゃどうも


    それにしてもスレタイとはかけ離れた内容だなw
    面白い

    529 = 455 :

     番外個体、ミサカ、打ち止めの前に、一人の少女が現れていた。
     出会った時から、ずっとおどおどしていた眼鏡の女の子。
     見た目の年齢にそぐわない大きな胸は、しかし今はそれ程気にならなかった。
     それ以上に、目を引くものがあったから。
     少女の頭の上で輝く天使の輪。
     背中から生える、優しい輝きを放つ翼。
     人工天使―――『ヒューズ=カザキリ』。否。
     そこに居たのは、打ち止めの、ミサカの、―――インデックスの友達である、風斬氷華だった。

    打ち止め「ごめんね…またそんな姿で呼び出しちゃって……」

    風斬「ううん、嬉しい。呼んでくれてありがとう。……頼ってくれて、ありがとう」

    打ち止め「お願い…ミサカ達にはなんにも出来ないから……」

     頬を流れ落ちる汗に、打ち止めの涙が混じる。

    打ち止め「インデックスを、助けてあげて…! ってミサカはミサカはお願いしてみる……!」

     今の風斬はある程度『ヒューズ=カザキリ』としての力を自身の制御下に置いている。
     故に、暴走状態の時ほど打ち止めに負荷をかけてはいない――が、それでもそれは並みの苦痛ではないはずだ。
     そこまでして、呼んでくれた。そこまでして、頼ってくれた。
     それに報いなくて―――何が友達だ―――!

    風斬「任せて。インデックスは、私が必ず助けてみせる」

     その姿にかつてのおどおどした様子など微塵もなく。
     決意を胸に、人工の天使が戦場へと乱入する。

    530 = 499 :

    アメリカ人「大阪では何体か倒したらしい。
    日本人にできたんだぜ。俺たちにだってできるはずだ。

    531 = 461 :

    トランスフォーマーを初めて見たアメリカ人「たぶん日本製」

    532 = 475 :

    おっぱい天使出撃とな

    533 :

    >>530
    宇宙戦争ェ・・・

    534 = 455 :

     人の手によって造られた天使。実にわかりやすい神への冒涜。
     その現出に反応したのか、それとも遅々として進まぬ裁きに痺れを切らしたのか―――――

    インデックス「jbaahggfybs hgftaaigfbiarhgbvuygvyagbvbduyfguagfyajklgy」

     天に磔にされたまま、インデックスの口から人には理解出来ない言葉が紡がれる。
     それは、歌っていたのかもしれなかったし、祈っていたのかもしれなかったし、願っていたのかもしれなかった。
     事実は、そのどれもが正解だった。
     インデックスは賛美の歌を歌い、神の勝利を祈り、そして―――奇跡の降臨を願っていた。

     世界が揺れる。
     東西南北、インデックスを取り囲むように四つの光の柱が立ち昇る。

     それは黄色の光だった。それは風を象徴する天使を表す色だった。

     それは緑の光だった。それは大地を象徴する天使を表す色だった。

     それは青い光だった。それは水を象徴する天使を表す色だった。

     それは赤い光だった。それは火を象徴する天使を表す色だった。

     そここそを人類の最後の砦と判断したのか、学園都市に四体の大天使が光臨する。
     『最後の審判』は最終段階へと移行しようとしていた。


     敵残存戦力
     天使……8918633210体
     大天使……『神の如き者』、『神の力』、『神の火』、『神の薬』 全4体

    535 = 455 :

    すまん 限界 寝る

    536 = 460 :

    >>535
    おやすみ~
    明日も期待してるぜ

    537 = 461 :

    うおおおおおおおおおおい!!!

    乙、なるべく早く続きを……

    538 = 478 :

    おつ
    ゆっくり寝てくれ

    539 = 453 :


    よく頑張った

    540 = 493 :

    おらウリ公!

    541 = 454 :

    保守は任しといてゆっくり寝ろよ

    542 = 533 :

    おつっしたー

    543 = 452 :

    ゆっくり休め
    ダイレクトに出来に反映されてるのがわかるだけに

    544 = 475 :

    おつ

    545 :

    丁度追いついた
    面白かったよ 乙! 最後まで書き上げてくれんの期待しとく

    546 :

    最初は一通さんが魔術解析して根っからの悪党に戻る展開とかかと思ってたのにナニコレw

    548 :

    動けて天使倒せそうなLEVEL5が2人しかいないのが寂しいな
    まだ見ぬ青ピにも出番を、って言いたいけどすでにクラマックス^o^

    549 :

    ここのガブリエルは一方さんを見て抱きついたりしないのかな

    550 = 490 :

    うおおおおおお!!!
    おおおおおおおおお!!

    SSでこんな熱い気持ちになったのは初めてだ


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