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    元スレインデックス「好きだよ、あくせられーた」一方通行「…はァ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×9
    タグ : - 1000レス到達 + - とある魔術の禁書目録 + - インデックス + - 一方禁書 + - 一方通行 + - 佐天 + - 化物語 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    651 = 456 :

    こんなにかっこいいていとくん久々に見た

    652 :

    原作を半分も知らない俺でもわくわくする

    654 = 561 :

    ていとくんさんかっけー

    655 = 455 :

    垣根「ハッ、あの野郎。やっとこっちに気付きやがったか」

     垣根帝督は『未元物質』の象徴たる翼を展開させる。
     かつてその身に帯びていた数の倍、左右六対、十二枚の翼。
     さらに噴出する『未元物質』は、彼自身の体にも変容を加えていく。
     翼から背中、背中から肩、首、腕―――『未元物質』の持つ白い輝きが垣根帝督の体中に伝播していく。

    垣根「クリアな殺意ぶつけてきやがって…やる気出ちゃうじゃねえかバカヤロウ」

    心理定規「帝督ッ!!」

     入り口の扉を開き、『心理定規(メジャーハート)』の少女が屋上に姿を現した。

    垣根「あん? バーカ、何やってんだお前。さっさと窓のないビルに行けって言っただろが」

    心理定規「それはわかってるけど……あなたはこんな所で、あんな化物相手に何をしようというのよ!!」

    垣根「言わなきゃわからんか? お前はもう少し賢い女だと信じていたけどな」

    心理定規「その言葉はそっくりそのまま返してあげるわよ!」

     自分がどうしてここまで言葉を荒げてしまうのか、『心理定規』の少女はわからない。
     ただ、どうしても死なせたくないと思った。
     『あんな光景』はもう二度と見たくないと思ってしまったのだ。

    657 = 452 :

    冷蔵庫の白く清潔感ただよう輝き……!

    658 :

    AA貼ってる馬鹿うぜえよ

    659 = 454 :

    >>653
    盛大に吹いた
    このシリアルで貼るなよ

    660 = 455 :

     心の距離を設定する。少女は垣根帝督にとっての神に変貌する。

    垣根「何偉そうに上から物言ってんだ。ぶち殺すぞ」

     心の距離を調節する。少女は垣根帝督にとっての最愛の恋人になる。

    垣根「調子乗って俺の行動に干渉してくんじゃねえ。ぶち殺すぞ」

     心の距離を再設定。ならばいっそ、最も憎らしい敵となれ。

    垣根「ぶち殺すぞ」

     心の距離を――――元の位置に。
     つまり、少女は能力を解除した。
     自分では、この男を止められない。

    心理定規「……普通じゃないっていうのはわかっていたつもりだけど……とことんなのね、あなたは」

    垣根「コラコラ、言わすんじゃねえよ。こっちももう言い飽きてんだ」

     そんなことを嘯きながら―――十二枚の翼を展開させ、垣根帝督はにやりと笑って、言った。



    垣根「この垣根帝督に――――常識は通用しねえ」


    661 = 521 :

    かっきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!

    663 = 455 :

    垣根「ハッハァーーーーッ!!!!」

     垣根帝督が翼をはためかせ、凄まじい勢いで『神の如き者(ミカエル)』に突撃する。
     白い光は体の隅々まで行き渡り、もはや垣根帝督そのものが『未元物質(ダークマター)』の塊と化した。

    『nfahgfbayfbuyarbgfhbhjbfuyhgfuieaygaig!!uiagauahga!!!!uirg』

     『神の如き者』が断罪の剣を振るう。
     『未元物質』垣根帝督と『この世全ての者の断罪』の特性が激突する。

     垣根帝督は消えない。消えるはずがない。
     わかりきっていたことだ。
     例え『神の如き者』がこの世全ての者に裁きを与える存在だとしても。
     『未元物質(ダークマター)』はこの世に存在しない物質だ。
     断罪の剣の特性から逃れる、有史以来在り得ることのなかった、たったひとつの『例外』なのだ。

    『dfjui??agbuihiug?io????dabavbauifa????』

    垣根「何だ? マネキンみてえな顔してよくわかんねえが、驚いてんのか?」

     触れたもの全てに死をもたらす断罪の剣を掴み、垣根帝督は凄惨に笑う。

    垣根「何でもかんでもてめえらの秤で計れると思うな。人間様舐めてんじゃねえよ、クソッタレ」

    665 = 452 :

    急かすな
    書くのって大変なんだよ馬鹿たれ

    666 = 639 :

    でも未元物質の垣根って
    人の身でありながら天上の力の片鱗を使う者でしょ?
    未元物質=天界から物質引っ張ってきてる、なら天使との相性悪くね

    667 = 455 :

     垣根帝督について語るとき、彼を『スペア』と揶揄して嘲笑う者達がいる。
     しかし彼等は、その意味をちゃんと理解しているのだろうか?
     “あの”『一方通行』の代わりを務められるということが、どれ程の意味を持つのか、彼等は正しく理解しているのだろうか?
     『一方通行』と並び、神々を貫き殺す『人類の槍』となりうる可能性。
     神々に届きうると期待された者。
     それが『未元物質(ダークマター)』だ。それが『垣根帝督』だ。
     ああ―――それは確かに、人の常識など通用する存在ではないだろう。

    垣根「があああああああああああああああああああああ!!!!!!」

     『未元物質』は輝きを増し、『神の如き者』を焼き尽くす。
     その身に架された『神殺しの槍』としての役割の通りに。
     だが無論、垣根にそんな意識は欠片もなく。
     彼はただ、彼の矜持に従って神を殺す。

    『vafui!!asbihag!!!hu!!!!iafuahngu!!h!!!!!!!!duagia!yg』

     『神の如き者』の体から爆発的な光が溢れ出した。
     神としてのプライドか、それともただ機械的に『人類絶滅』の指令に従ったゆえの行動か。
     その身に宿る莫大な『天使力(テレズマ)』を解放し、『神の如き者』は自爆をはかる。
     許せば、世界は神の炎に舐め尽され、全ての生命が滅ぶ。

    668 = 521 :

    >>662
    それは思ったけど
    そこはSSだからで充分なレベルでない?

    669 = 521 :

    >>668
    >>666

    670 = 475 :

    ていとくんぱねえ

    671 = 455 :

    垣根「ったくよぉ……」

     垣根帝督は何かを諦めたように笑った。

    垣根「柄じゃねえんだよ!! こんなもんよおおおおおおお!!!!」

     垣根帝督の翼が『神の如き者』を包み込む。
     莫大な『天使力(テレズマ)』を全て『未元物質(ダークマター)』に取り込み押さえ込む。
     無理だ。不可能だ。人間に、そんなことが出来るはずがない。

     ―――――何度も何度も言わせるな。『未元物質』に、垣根帝督に常識など通用しない。

     爆裂、爆裂、爆裂、爆裂―――――
     しかし翼は炎を逃がさない。『未元物質』は敗北を許さない。

    垣根「あ~あ……」

     垣根帝督は最後の瞬間、とある病院の屋上に目を遣った。
     飛び降りんばかりに柵から身を乗り出し、泣き叫ぶ少女の姿が目に入る。

    垣根「本当に…まったく、俺らしくねえ……お前のせいだぞ、ったく……」

     破壊の力を受け切った垣根の体が空に溶けて消えていく。
     学園都市第二位のLEVEL5の最期の言葉は、自身に芽生えた良心を少女のせいにするという、何とも男らしくないものだった。


     敵残存戦力
     天使……6666666666体
     大天使……0体

    672 = 652 :

    なんてこったい…

    673 = 475 :

    ていとくん噛ませとか言ってすいませんでした

    674 = 455 :



     『最後の審判』を司っていた大天使『神の如き者(ミカエル)』は消滅した。


     世界が再び黄金の輝きに満たされる。


     太陽を直視したかのような眩い輝きに、人類は皆その目を一斉に瞑った。


     一瞬の静寂。


     とある少女が恐る恐る目を開ける。


    「あ」


     呆けたような声は、やがて歓喜の声に膨れ上がる。


     世界から、天使達の姿が消えていた。

    675 = 478 :

    やったか?

    677 :

    やめろばか

    678 = 452 :

    上旗思い出した

    679 = 455 :

     インデックスを天に磔にしていた光の十字架が姿を消した。
     それでも、魔術の影響が何かしら残っているのか、インデックスの体はふわふわと漂いながら降りてくる。

    ステイル「く…!」

     ステイル=マグヌスは死に体のその体を引き摺って、それでも精一杯の速度で駆け出した。
     降りてきたインデックスを、その手でしっかりと抱きとめる。

    ステイル「インデックス…! よかった…! 本当によかった…!!」

     火傷に引きつる皮膚に構わず、ステイルはインデックスの小さな体を抱きしめた。
     つぅ、とステイルの頬を涙が流れる。
     ぱたぱたと顔に落ちた涙がむず痒かったのか、ぱちり、とインデックスが目を開けた。

    ステイル「インデックス! 無事か? 僕がわかるか?」

     しばらく寝起きのような顔でぽけーっとしていたインデックスだったが。
     心配そうに自分を覗き込むステイルの顔にようやく焦点を合わせると、にっこりと笑って言った。

    「baigfbuyargfuabgiabuvhrhaggiheayagrbuylgvhgioahgahgguhaghuahgua」

     わからない。人間に理解できる言葉ではない。
     でも、ステイルを見てにっこりと微笑むその顔は――――

    『哀れだね。インデックスなんて存在は、もうこの世界のどこにもいないっていうのに』

     ―――――まるで、そう言っているようだった。

    680 :

    何でこの人のSSはこんなにまでもすごいんだよ……

    681 = 455 :




     天使は消えてなんていなかった。



     ただ、一点に集約されただけ。



     絶望はまだ終わってなんかいなかった。



     『最後の審判』は、最悪のシナリオに向かって突き進み続けていた。








     敵残存戦力
     天使……0体
     大天使……0体
     『神上』……1体

    682 = 483 :

    すえ

    683 = 478 :

    え、ちょっ、え、え

    684 = 455 :

    ちゅうしょく!

    685 = 521 :

    クソッタレ乙

    686 = 608 :

    おつ

    687 :

    えっ?
















    えっ?

    688 = 475 :

    なんちゅう展開だ

    689 = 462 :

    原作通り

    690 = 652 :

    ほえ!?

    691 :

    おお、面白い

    692 = 454 :

    いや超展開なのは分かるんだけどとりあえず>>1はご飯食った方がいいと思うの

    693 :

    追いついたら超展開すぎて泣きそう

    694 :

    何という絶望…

    695 = 452 :

    SSのいいところは、やっぱり『俺流伏線回収』が出来るところだよな

    696 = 454 :

    って食いに行ったんだな、乙

    698 = 466 :

    どっちだ……どっちが神上なんだ!?

    699 = 680 :

    この作者飯食う(27分程度)以外に休憩全くとってないんだぜ……

    700 = 453 :

    ちょっと心配になるな


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