私的良スレ書庫
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元スレ男「えっ……私がクビですか?」
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レーラ「さきほど元気だとは申しましたが、王も既に高齢であります」
レーラ「万が一のことがあってはならぬ、そのため、代わりに私が向かったのです」
リスト「ふむ、そういうことか」
リスト「いい機会だ、未来の指導者として大いに学んでくれ」
レーラ「……リスト公、質問をさせて下さい」
レーラ「どうして、森の民と敵対する必要があるのですか」
リスト「…………」
レーラ「彼らは我らが何もしなければ、害を与えない大人しい種族たちです」
レーラ「それにもかからず、戦をしかけるゼドに我が国は不信感を頂いております」
リスト「ははっ、王に似て、はっきりともの申すな」
レーラ「お答えください」
リスト「……理由は二つある」
レーラ「万が一のことがあってはならぬ、そのため、代わりに私が向かったのです」
リスト「ふむ、そういうことか」
リスト「いい機会だ、未来の指導者として大いに学んでくれ」
レーラ「……リスト公、質問をさせて下さい」
レーラ「どうして、森の民と敵対する必要があるのですか」
リスト「…………」
レーラ「彼らは我らが何もしなければ、害を与えない大人しい種族たちです」
レーラ「それにもかからず、戦をしかけるゼドに我が国は不信感を頂いております」
リスト「ははっ、王に似て、はっきりともの申すな」
レーラ「お答えください」
リスト「……理由は二つある」
リスト「一つは、幾らあの連中が大人しいと言っても」
リスト「今後、脅威になるかもしれぬ日が来るかもわからないということ」
リスト「そんな不安を抱えていては、安定した政治は取れぬからな」
レーラ「……もう一つの理由は?」
リスト「気に入らぬのだよ」
レーラ「は?」
リスト「私はアイツらの存在が気に入らぬ」
リスト「我らと違う体格や、何やら、すべてが気に食わぬのだ」
レーラ「……そのために戦をしかけると?」
リスト「そうだ」
レーラ「なんて方……」
レーラ「私心で民と彼らの命を無意味に散らしているのですかっ」
リスト「姫も指導者になれば分かる。正論が全て正しいとは限らぬのだ」
レーラ「姫と呼ぶのはお止めくださいっ」
リスト「今後、脅威になるかもしれぬ日が来るかもわからないということ」
リスト「そんな不安を抱えていては、安定した政治は取れぬからな」
レーラ「……もう一つの理由は?」
リスト「気に入らぬのだよ」
レーラ「は?」
リスト「私はアイツらの存在が気に入らぬ」
リスト「我らと違う体格や、何やら、すべてが気に食わぬのだ」
レーラ「……そのために戦をしかけると?」
リスト「そうだ」
レーラ「なんて方……」
レーラ「私心で民と彼らの命を無意味に散らしているのですかっ」
リスト「姫も指導者になれば分かる。正論が全て正しいとは限らぬのだ」
レーラ「姫と呼ぶのはお止めくださいっ」
リスト「まあいい、本題に入ろう」
リスト「今回の議題である。我が国は貴殿たちの国々にお願いしたい」
リスト「森の民を倒すため、兵をお貸し願えないだろうか」
レーラ「……そういうことか」
リスト「我が一国では、こう苦戦してしまうが」
リスト「人が力を合わせれば、奴らなど一瞬で駆逐できることであろう」
レーラ「リスト公」
リスト「なんだね、姫」
レーラ「……っ」
レーラ「我が国セルドーヌは、その戦、絶対に許しません」
リスト「妙なことを言うな。もう、ゼドはセルドーヌの属国ではないぞ?」
レーラ「それでもです。自国内で勝手をやるうちは我慢しておりましたが」
レーラ「他国の力を借りて、その戦をするというなら……」
リスト「どうすると言う?」
リスト「今回の議題である。我が国は貴殿たちの国々にお願いしたい」
リスト「森の民を倒すため、兵をお貸し願えないだろうか」
レーラ「……そういうことか」
リスト「我が一国では、こう苦戦してしまうが」
リスト「人が力を合わせれば、奴らなど一瞬で駆逐できることであろう」
レーラ「リスト公」
リスト「なんだね、姫」
レーラ「……っ」
レーラ「我が国セルドーヌは、その戦、絶対に許しません」
リスト「妙なことを言うな。もう、ゼドはセルドーヌの属国ではないぞ?」
レーラ「それでもです。自国内で勝手をやるうちは我慢しておりましたが」
レーラ「他国の力を借りて、その戦をするというなら……」
リスト「どうすると言う?」
レーラ「我が国は、ゼドと敵対します」
リスト「…………」
レーラ「私からの話は以上です。他の国の方々もお間違えのないことを」
レーラ「ゼドに協力する国は、同等にして許すことはありません」
レーラ「ではこれにて。無駄な時間を消費したくはないので」
サッ……。
リスト「……くっ、あの小娘め」
リスト「…………」
レーラ「私からの話は以上です。他の国の方々もお間違えのないことを」
レーラ「ゼドに協力する国は、同等にして許すことはありません」
レーラ「ではこれにて。無駄な時間を消費したくはないので」
サッ……。
リスト「……くっ、あの小娘め」
最初から敵対してるのに
今更何言ってんのこの勘違い貞子は
きもいからまじで
鳥ガラになっときゃ憐れっぽく見えるとか思っない?
容赦しないので履き違えんなブス
今更何言ってんのこの勘違い貞子は
きもいからまじで
鳥ガラになっときゃ憐れっぽく見えるとか思っない?
容赦しないので履き違えんなブス
とことことこ……。
メイド「……姫様、退席してよろしかったのですか?」
レーラ「構わない、父の意向は以前と変わらないはずよ」
メイド「確かにそうです」
レーラ「急いで国に戻りましょう。父に報告しないと」
メイド「出立する時も、相当心配しておりましたからね」
レーラ「もう子供じゃないって言うのに……過保護な人なんだから」
メイド「それだけ、姫様のことを大事に思っているのですよ」
レーラ「……まあ、いいけど」
メイド「これで、戦が終わるといいですね」
メイド「森の民が無駄に虐げられるのは、とても可哀想です」
レーラ「残念だけど……戦は終わらないわ」
メイド「……姫様、退席してよろしかったのですか?」
レーラ「構わない、父の意向は以前と変わらないはずよ」
メイド「確かにそうです」
レーラ「急いで国に戻りましょう。父に報告しないと」
メイド「出立する時も、相当心配しておりましたからね」
レーラ「もう子供じゃないって言うのに……過保護な人なんだから」
メイド「それだけ、姫様のことを大事に思っているのですよ」
レーラ「……まあ、いいけど」
メイド「これで、戦が終わるといいですね」
メイド「森の民が無駄に虐げられるのは、とても可哀想です」
レーラ「残念だけど……戦は終わらないわ」
メイド「えっ……でも、あれだけ言ったのですから……」
レーラ「無理よ、だから、急いで父に報告しないといけないの」
メイド「そ、そんな……」
レーラ「あの会議は茶番なの。全てもう決まってる」
レーラ「雰囲気で感じなかった? リストは虎の威を借りた狐に過ぎない」
レーラ「裏で全部を操ってる国がいる」
メイド「……どこですか?」
レーラ「……ガザム帝国」
レーラ「何が企みかは分からないけどね」
レーラ「とても嫌な予感がするの。とにかく、国へ戻りましょう」
レーラ「無理よ、だから、急いで父に報告しないといけないの」
メイド「そ、そんな……」
レーラ「あの会議は茶番なの。全てもう決まってる」
レーラ「雰囲気で感じなかった? リストは虎の威を借りた狐に過ぎない」
レーラ「裏で全部を操ってる国がいる」
メイド「……どこですか?」
レーラ「……ガザム帝国」
レーラ「何が企みかは分からないけどね」
レーラ「とても嫌な予感がするの。とにかく、国へ戻りましょう」
>>457
ナニイッテンノ?バカ?
ナニイッテンノ?バカ?
──ローラの家
男「はぁ……緊張した」
ローラ「とっても良かったぞ? なっ、メル」
メル「お兄ちゃん、かっこ良かったっ」
男「はは……お兄ちゃんって」
ローラ「もう懐かれてるのか。小さい子は、人の感情に敏感だからな」
ローラ「それだけ、男が温かいやつだって分かったんだろう」
メル「お兄ちゃん、遊ぼっ」
男「ん、そうだな」
ローラ「仲間たちもお前の話を聞いてからは、文句一つ言わなくなった」
ローラ「意外と、この村に馴染むのも早い気がするぞ」
男「どうだろうな……そればかりは分からない」
メル「早く、早くっ」
男「お、おい、引っ張るなって……」
男「はぁ……緊張した」
ローラ「とっても良かったぞ? なっ、メル」
メル「お兄ちゃん、かっこ良かったっ」
男「はは……お兄ちゃんって」
ローラ「もう懐かれてるのか。小さい子は、人の感情に敏感だからな」
ローラ「それだけ、男が温かいやつだって分かったんだろう」
メル「お兄ちゃん、遊ぼっ」
男「ん、そうだな」
ローラ「仲間たちもお前の話を聞いてからは、文句一つ言わなくなった」
ローラ「意外と、この村に馴染むのも早い気がするぞ」
男「どうだろうな……そればかりは分からない」
メル「早く、早くっ」
男「お、おい、引っ張るなって……」
ローラ「はは、男が心配しなくても、多分」
ローラ「みんな気付いたはずだ、お前の本質にな」
メル「さっき教えたよっ、ほら、手をこうして……」
男「ええと、こうだっけ?」
メル「ううん、この指を……」
ローラ「…………」
タタタタタっ……。
男「ん? なんだこの音」
ローラ「あー、アイツだ……噂を嗅ぎ付けたな……」
男「え? アイツ?」
ガチャッ……。
ドン「おいっ! これは一体、どういうことだっ!」
ローラ「みんな気付いたはずだ、お前の本質にな」
メル「さっき教えたよっ、ほら、手をこうして……」
男「ええと、こうだっけ?」
メル「ううん、この指を……」
ローラ「…………」
タタタタタっ……。
男「ん? なんだこの音」
ローラ「あー、アイツだ……噂を嗅ぎ付けたな……」
男「え? アイツ?」
ガチャッ……。
ドン「おいっ! これは一体、どういうことだっ!」
ローラ「勝手にドアを開けて……何が不満だ」
ドン「ソイツがこの村にいることを、もう否定はしねぇよっ」
ドン「で、でもっ!」
ドン「なんでローラの家に住むことになってるんだっ!」
ローラ「初めに出会ったのが、わたしだからだ」
ドン「ここには女しかいないんだぞっ!?」
ローラ「何を心配してるのかは分からんが」
ローラ「男は、お前が思っているようなヤツではない」
ドン「そういうことじゃねぇんだよっ、男と女は……」
メル「んー?」
ドン「……ええと、メルは外にいてくれないか……?」
メル「なんで……わたしだけ除け者?」
ドン「そ、そういうことじゃね……って、泣きそうな顔するなっ」
ドン「ソイツがこの村にいることを、もう否定はしねぇよっ」
ドン「で、でもっ!」
ドン「なんでローラの家に住むことになってるんだっ!」
ローラ「初めに出会ったのが、わたしだからだ」
ドン「ここには女しかいないんだぞっ!?」
ローラ「何を心配してるのかは分からんが」
ローラ「男は、お前が思っているようなヤツではない」
ドン「そういうことじゃねぇんだよっ、男と女は……」
メル「んー?」
ドン「……ええと、メルは外にいてくれないか……?」
メル「なんで……わたしだけ除け者?」
ドン「そ、そういうことじゃね……って、泣きそうな顔するなっ」
ローラ「いいだろ、メルがいたって」
ドン「くぅー……こうなったら」
ドン「おい、お前っ!」
男「えっ?」
ドン「お前に話があるっ! 外に出ろっ!」
ローラ「おい、ドンっ」
ドン「ここからは男同士の話し合いだっ」
ドン「いいなっ! 女は口をはさむんじゃねぇぞっ!」
男「…………」
ローラ「気にするな男、こいつはわたしの幼馴染なんだが」
ローラ「少々頭が悪くてな……」
男「ああ、うん」
ドン「くぅー……こうなったら」
ドン「おい、お前っ!」
男「えっ?」
ドン「お前に話があるっ! 外に出ろっ!」
ローラ「おい、ドンっ」
ドン「ここからは男同士の話し合いだっ」
ドン「いいなっ! 女は口をはさむんじゃねぇぞっ!」
男「…………」
ローラ「気にするな男、こいつはわたしの幼馴染なんだが」
ローラ「少々頭が悪くてな……」
男「ああ、うん」
ドン「そこっ、余計なこと言うなっ!」
ローラ「お前こそ黙ったらどうだ。ここはわたしの家だぞ?」
ドン「うるせぇ、いいから出ろっ、人間」
男「……ふむ」
男(何となく想像がつくけど、どうしようか)
ローラ「無視していいからな。馬鹿に付き合うと移るぞ?」
男「いや……」
ガタっ……。
ドン「おっ」
男「たまには、男同士で話し合いっていうのもいいかもな」
ドン「へっ、人間の癖して、分かるじゃねぇか」
ローラ「お前こそ黙ったらどうだ。ここはわたしの家だぞ?」
ドン「うるせぇ、いいから出ろっ、人間」
男「……ふむ」
男(何となく想像がつくけど、どうしようか)
ローラ「無視していいからな。馬鹿に付き合うと移るぞ?」
男「いや……」
ガタっ……。
ドン「おっ」
男「たまには、男同士で話し合いっていうのもいいかもな」
ドン「へっ、人間の癖して、分かるじゃねぇか」
>>473
わらったけどまじなら脳外科行った方がいいぞ
わらったけどまじなら脳外科行った方がいいぞ
──村
男「さて、話とは何だ?」
ドン「……その前に、ローラ」
ローラ「何だ?」
ドン「どうしてついてきたっ? 男同士の話って言っただろっ」
ローラ「それは聞いた。話に参加するつもりはないぞ」
ドン「ならば、なぜここにいるっ!」
ローラ「お前が男に何するかわからないからな」
ドン「……この人間のこと、えらく気に入ってるようじゃねぇか」
ローラ「…………」
ドン「まあいい、話に入らないなら、もう何もいわねぇ」
ドン「おい、人間っ」
男「ん?」
男「さて、話とは何だ?」
ドン「……その前に、ローラ」
ローラ「何だ?」
ドン「どうしてついてきたっ? 男同士の話って言っただろっ」
ローラ「それは聞いた。話に参加するつもりはないぞ」
ドン「ならば、なぜここにいるっ!」
ローラ「お前が男に何するかわからないからな」
ドン「……この人間のこと、えらく気に入ってるようじゃねぇか」
ローラ「…………」
ドン「まあいい、話に入らないなら、もう何もいわねぇ」
ドン「おい、人間っ」
男「ん?」
ドン「どこまで言っても、いかすかねぇヤツだ」
男「なんだ、少しは認めてくれてると思ったんだがな」
ドン「はっ、女に助けて貰って、何言ってやがる」
男「…………」
ドン「お前がどこから来たとか、そういうことは俺にはわからねぇ」
ドン「ただな、一つだけ許せねぇことがある」
男「聞こう」
ドン「どうして、ローラの家に住む?」
ドン「この村にいることは十歩譲ってよしとしようっ」
ローラ「百歩な」
ドン「そ、そうだ、百歩譲るっ!」
ドン「でも、だったら野宿やら何やらすればいいじゃねぇかっ」
男「確かにそうだ」
男「なんだ、少しは認めてくれてると思ったんだがな」
ドン「はっ、女に助けて貰って、何言ってやがる」
男「…………」
ドン「お前がどこから来たとか、そういうことは俺にはわからねぇ」
ドン「ただな、一つだけ許せねぇことがある」
男「聞こう」
ドン「どうして、ローラの家に住む?」
ドン「この村にいることは十歩譲ってよしとしようっ」
ローラ「百歩な」
ドン「そ、そうだ、百歩譲るっ!」
ドン「でも、だったら野宿やら何やらすればいいじゃねぇかっ」
男「確かにそうだ」
ドン「わざわざローラの面倒になるなっ」
ローラ「それは、わたしが……」
男「ローラ」
ローラ「…………」
ドン「どうだっ、返答を早く言えっ!」
男「お前のいい分は理解したよ。ローラの家に住むなってことだな」
ドン「そうだっ」
男「俺も出来るだけ彼女の面倒にはなりたくない」
ローラ「…………」
男「でも、そうして良いと善意を向けてくれているのならば」
男「それに応えることも、一つの形だと思う」
ドン「て、てめぇ……」
男「大体、お前は何なんだ」
男「ただのローラの幼馴染だろう? お前に指図される言われはないさ」
ドン「……言いてぇことはそれだけか?」
ローラ「それは、わたしが……」
男「ローラ」
ローラ「…………」
ドン「どうだっ、返答を早く言えっ!」
男「お前のいい分は理解したよ。ローラの家に住むなってことだな」
ドン「そうだっ」
男「俺も出来るだけ彼女の面倒にはなりたくない」
ローラ「…………」
男「でも、そうして良いと善意を向けてくれているのならば」
男「それに応えることも、一つの形だと思う」
ドン「て、てめぇ……」
男「大体、お前は何なんだ」
男「ただのローラの幼馴染だろう? お前に指図される言われはないさ」
ドン「……言いてぇことはそれだけか?」
男「……それとも、ローラのことが好きなのか?」
ドン「……っ」
ドン「この野郎っ!」
たたた……ドスッ!
男「くっ」
ローラ「男っ! だ、大丈夫かっ」
男「……ああ、心配ない」
ローラ「なんてヤツだっ! 急に殴るなんて最低だぞっ!」
ドン「どけ、ローラっ! これは男同士の話し合いなんだっ」
ローラ「何が話し合いだっ! 殴ったじゃないかっ!」
ドン「うるせぇっ! お前には関係ねぇよっ!」
ローラ「関係してないだと? お前こそ何を……」
男「……そうか」
ローラ「え?」
ドン「……っ」
ドン「この野郎っ!」
たたた……ドスッ!
男「くっ」
ローラ「男っ! だ、大丈夫かっ」
男「……ああ、心配ない」
ローラ「なんてヤツだっ! 急に殴るなんて最低だぞっ!」
ドン「どけ、ローラっ! これは男同士の話し合いなんだっ」
ローラ「何が話し合いだっ! 殴ったじゃないかっ!」
ドン「うるせぇっ! お前には関係ねぇよっ!」
ローラ「関係してないだと? お前こそ何を……」
男「……そうか」
ローラ「え?」
男「そういうことか、分かったぞ」
ローラ「……どうした、何が分かったんだ?」
男「ローラ、どいてくれ」
ローラ「あっ……」
たたたたっ……。
男「こういうことだろっ! なあっ!」
ドン「……っ」
ひゅっ……。
男「ちっ、当たらねえ」
ローラ「な、何を……」
ドン「ははっ、分かってるじゃねえかっ」
ドン「しかし、そんな鈍らな拳じゃ俺には当てられねぇぞ?」
男「言ってろ、後で後悔すんなよっ」
ローラ「……なんてことだ」
ローラ「……どうした、何が分かったんだ?」
男「ローラ、どいてくれ」
ローラ「あっ……」
たたたたっ……。
男「こういうことだろっ! なあっ!」
ドン「……っ」
ひゅっ……。
男「ちっ、当たらねえ」
ローラ「な、何を……」
ドン「ははっ、分かってるじゃねえかっ」
ドン「しかし、そんな鈍らな拳じゃ俺には当てられねぇぞ?」
男「言ってろ、後で後悔すんなよっ」
ローラ「……なんてことだ」
ガチャっ……。
ローラ「長老っ!」
長老「……昨日も同じように乗り込んできたな」
長老「で、今度は一体なんだ?」
ローラ「お、男とドンがっ!」
長老「ふむ、人間か」
ローラ「殴り合いをしてて、大変なんだっ! 止めてくれっ!」
長老「周りの者はどうしてる?」
ローラ「どんどん見物の連中は集まってるが」
ローラ「はやし立てるだけで何もしてくれないっ」
長老「……ほう」
ローラ「わたしにも止められないんだっ。何とかしてくれっ!」
ローラ「長老っ!」
長老「……昨日も同じように乗り込んできたな」
長老「で、今度は一体なんだ?」
ローラ「お、男とドンがっ!」
長老「ふむ、人間か」
ローラ「殴り合いをしてて、大変なんだっ! 止めてくれっ!」
長老「周りの者はどうしてる?」
ローラ「どんどん見物の連中は集まってるが」
ローラ「はやし立てるだけで何もしてくれないっ」
長老「……ほう」
ローラ「わたしにも止められないんだっ。何とかしてくれっ!」
男が異世界に移った途端に逞しくなったな
アンダーソン君ですら最初はオロオロした奴だったのに・・・
アンダーソン君ですら最初はオロオロした奴だったのに・・・
>>491
ホームズ読め
ホームズ読め
>>493
アンリエッタ会長かわいい
アンリエッタ会長かわいい
アンダーソン君ってもともとパソコンオタクのヒキニートだったんじゃないの
保守の間隔の短さと話の内容の濃さ的に次スレあるならパー速か創作板行った方がいいと思うのは俺だけですか
そうですか
そうですか
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