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元スレ響「うぅ……めんどくさいぞ」
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代行していただき、ありがとうございます!
忍法帖レベルが低いのでちまちまと投下していきます。
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響「だから別に自分はいいってばー」
美希「ちゃんとしなきゃだめなの」
貴音「どうしたのですか、二人とも」
響「あ、貴音~、助けてくれー」
美希「ちゃんとしなきゃだめなの」
貴音「どうしたのですか、二人とも」
響「あ、貴音~、助けてくれー」
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美希「貴音、甘やかしちゃいけないの」
貴音「いったい何があったというのです?」
響「あ~、えーと……」
美希「聞いて聞いて、貴音。響ったらね────」
貴音「いったい何があったというのです?」
響「あ~、えーと……」
美希「聞いて聞いて、貴音。響ったらね────」
────さかのぼること十分ほど前。
美希「ふふ~んふ~ん♪」
響「なに読んでるんだ、美希?」
美希「ファッション雑誌だよ。春物をチェックしてるの」
響「ふーん。美希、そういうの好きだよなー」
美希「当たり前なの。アイドルはキラキラしてなくちゃいけないから、オシャレには気を遣うものなの」
美希「ふふ~んふ~ん♪」
響「なに読んでるんだ、美希?」
美希「ファッション雑誌だよ。春物をチェックしてるの」
響「ふーん。美希、そういうの好きだよなー」
美希「当たり前なの。アイドルはキラキラしてなくちゃいけないから、オシャレには気を遣うものなの」
響「自分は動きやすければなんでもいいさー」
美希「それはアイドルとしてというより女の子としてどうかと思うな」
響「むぅ……そういうものなのか?」
美希「そういうものなの。ファッションチェックから髪や身体のお手入れまで女の子は大変なの」
響「うぅ……めんどくさいぞ」
美希「それはアイドルとしてというより女の子としてどうかと思うな」
響「むぅ……そういうものなのか?」
美希「そういうものなの。ファッションチェックから髪や身体のお手入れまで女の子は大変なの」
響「うぅ……めんどくさいぞ」
美希「……響、ちゃんと髪のケアとかしてる?」
響「シャンプーならちゃんとしてるぞ」
美希「どんなの使ってるの?」
響「リンスインシャンプーさー」
美希「……トリートメントは?」
響「とりーとめんと? リンスとなにが違うんだ?」
響「シャンプーならちゃんとしてるぞ」
美希「どんなの使ってるの?」
響「リンスインシャンプーさー」
美希「……トリートメントは?」
響「とりーとめんと? リンスとなにが違うんだ?」
美希「……信じられないの。響、ちょっと髪、触らせて」
響「いいぞー」
美希「……なんてことなの。すごいパサパサなの」
なんか美希がすごい顔して震えてるぞ……。
マイペースな美希のこんな顔、初めて見たさー。
響「いいぞー」
美希「……なんてことなの。すごいパサパサなの」
なんか美希がすごい顔して震えてるぞ……。
マイペースな美希のこんな顔、初めて見たさー。
美希「スキンケアはしてる? 唇は? 爪は?」
なにやらすごい勢いで身体のあちこちを触られる。
ちょっと恥ずかしいぞ……。
響「してないさー」
美希「そんなんじゃだめなのー!」
響「うわぁ!? ど、どうしたんだ、美希。急に叫ばれるとびっくりするぞ」
なにやらすごい勢いで身体のあちこちを触られる。
ちょっと恥ずかしいぞ……。
響「してないさー」
美希「そんなんじゃだめなのー!」
響「うわぁ!? ど、どうしたんだ、美希。急に叫ばれるとびっくりするぞ」
美希「響!」
響「はいぃ!?」
美希「そんなんじゃだめなの!」
響「それはさっき聞いたぞ」
美希「女の子としてだめだめなの」
響「……自分、女の子失格なのか?」
響「はいぃ!?」
美希「そんなんじゃだめなの!」
響「それはさっき聞いたぞ」
美希「女の子としてだめだめなの」
響「……自分、女の子失格なのか?」
美希「別にファッションは人それぞれだからミキも口出ししないの」
響「さっき女の子としてどうとか言ってなかったか?」
美希「こまかいことはいいの」
細かいことなのか。
美希「だけど身体のお手入れだけはだめなの。これだけは女の子として生まれたからには一生付き合っていかないとだめな問題だってミキは思うな」
響「さっき女の子としてどうとか言ってなかったか?」
美希「こまかいことはいいの」
細かいことなのか。
美希「だけど身体のお手入れだけはだめなの。これだけは女の子として生まれたからには一生付き合っていかないとだめな問題だってミキは思うな」
響「そういうものなのか」
美希「そうなの。だから響」
響「うん?」
美希「悔い改めるの」
響「なにをさ!?」
美希「そうなの。だから響」
響「うん?」
美希「悔い改めるの」
響「なにをさ!?」
──────────────
美希「……というわけなの」
貴音「なるほど。それで美希は響に身体のお手入れ方法を教えようとしていたのですね」
響「自分はそんなのいいって言ってるのにー」
美希「貴音も響の髪を触ってみるといいの。絶対に放っておけなくなると思うな」
美希「……というわけなの」
貴音「なるほど。それで美希は響に身体のお手入れ方法を教えようとしていたのですね」
響「自分はそんなのいいって言ってるのにー」
美希「貴音も響の髪を触ってみるといいの。絶対に放っておけなくなると思うな」
貴音「響、ちょっと髪を触らせてもらってもよろしいですか?」
響「うん、いいぞー」
貴音「失礼します」
貴音が自分の髪を一房、手に取ってまじまじと見つめる。
改めて誰かに髪を触られるとなんだかこそばゆいかんじだぞ。
響「うん、いいぞー」
貴音「失礼します」
貴音が自分の髪を一房、手に取ってまじまじと見つめる。
改めて誰かに髪を触られるとなんだかこそばゆいかんじだぞ。
>>30
俺が手入れしてるよ
俺が手入れしてるよ
貴音「これは……」
貴音が真剣な顔付きでごくりとつばを呑んだ。
なんだろう、貴音にそういう顔をされるとすごい不安になるさー……。
貴音「面妖な……!」
響「えぇ!? 髪が面妖な状態っていったい自分の髪、どうなってるんだ!?」
貴音「今のは口癖みたいなものなのでお気になさらず」
響「そ、そうか」
貴音が真剣な顔付きでごくりとつばを呑んだ。
なんだろう、貴音にそういう顔をされるとすごい不安になるさー……。
貴音「面妖な……!」
響「えぇ!? 髪が面妖な状態っていったい自分の髪、どうなってるんだ!?」
貴音「今のは口癖みたいなものなのでお気になさらず」
響「そ、そうか」
でも実際に髪がパサパサだと幸薄そうに見えて可愛いとかより憐れみの念が湧くよね
髪質や肌質が悪いと、顔が可愛い可愛くない以前に異性として見れない。
男の眉の手入れもそうだけど、自分のルックスにプラスするモノじゃなくて
あくまでスタートラインに立つためのライセンスみたいなもの
男の眉の手入れもそうだけど、自分のルックスにプラスするモノじゃなくて
あくまでスタートラインに立つためのライセンスみたいなもの
貴音「しかしなるほど。これは美希が心配するのも無理はありません」
美希「そうなの。せっかくの綺麗な黒髪がもったいないの」
自分の髪が綺麗だとか意識したことないぞ。
でも美希にそう言ってもらえるのはちょっと嬉しいさー!
美希「そうなの。せっかくの綺麗な黒髪がもったいないの」
自分の髪が綺麗だとか意識したことないぞ。
でも美希にそう言ってもらえるのはちょっと嬉しいさー!
>>37
屋上
屋上
とりあえず>>1のIDかっこいい
美希「響は素材がいいんだからちゃんと磨かないのは罪だってミキ、思うな」
貴音「確かに美希の言うとおりです。響は可愛いのですから美への追求を怠るべきではありません」
響「な、なんだよぅ、二人して。急にそんなこと言われると照れくさいさー……」
顔が熱くなっちゃうぞ。
真顔でそんなこと、言わないでほしいさ。
貴音「確かに美希の言うとおりです。響は可愛いのですから美への追求を怠るべきではありません」
響「な、なんだよぅ、二人して。急にそんなこと言われると照れくさいさー……」
顔が熱くなっちゃうぞ。
真顔でそんなこと、言わないでほしいさ。
美希「というわけで明日、ケア用品とかいろいろ持ってくるから響は足を洗って待っているがいいの!」
貴音「美希、それを言うなら首なのでは?」
美希「そう、それ。首を洗って待っているがいいの! じゃあお仕事行ってくるのー!」
言いたいことだけ言って飛び出していっちゃったぞ、美希。
なんかどっと疲れたさー……。
貴音「美希、それを言うなら首なのでは?」
美希「そう、それ。首を洗って待っているがいいの! じゃあお仕事行ってくるのー!」
言いたいことだけ言って飛び出していっちゃったぞ、美希。
なんかどっと疲れたさー……。
貴音「響はあまり気乗りしないようですね」
響「んー……今までそういうの意識したことがなかったからなー、自分」
貴音「故郷に居た時は周りの方達とそういう話はしなかったのですか?」
響「家が離島にあったから年の近い女の子はあまりいなかったし、それに早くアイドルになってあんまーの助けになりたかったからなー」
響「んー……今までそういうの意識したことがなかったからなー、自分」
貴音「故郷に居た時は周りの方達とそういう話はしなかったのですか?」
響「家が離島にあったから年の近い女の子はあまりいなかったし、それに早くアイドルになってあんまーの助けになりたかったからなー」
とにかく早くアイドルになるために歌やダンスの練習に一生懸命だったから、アクターズスクールにいた頃もそういう話なんかしたことなかったし。
半ば家出同然で向こうを飛び出してきたから、友達ともあまり連絡出来なかったし。
……なんか昔を思い出してたらちょっと悲しくなってきたさー……。
貴音「響は母親思いなのですね」
半ば家出同然で向こうを飛び出してきたから、友達ともあまり連絡出来なかったし。
……なんか昔を思い出してたらちょっと悲しくなってきたさー……。
貴音「響は母親思いなのですね」
しょんぼりとしていたら貴音が優しい手つきで頭を撫でてきた。
小さい頃、あんまーに撫でられたことが不意に頭を過ぎる。
少し涙が出そうになっちゃったぞ。
響「や、やめろよー。自分、もう子供じゃないぞ……うぅ~」
言葉ではそう言ったものの、貴音が撫でてくれるのが気持ちよくてしばらくされるがままだった
小さい頃、あんまーに撫でられたことが不意に頭を過ぎる。
少し涙が出そうになっちゃったぞ。
響「や、やめろよー。自分、もう子供じゃないぞ……うぅ~」
言葉ではそう言ったものの、貴音が撫でてくれるのが気持ちよくてしばらくされるがままだった
───────────
貴音「では私はそろそろ次の現場へ行かなければなりませんので、これで」
響「うん、頑張れ、貴音!」
貴音「ありがとう、響。響はこの後は?」
響「自分は今日はもう上がりさ」
貴音「では私はそろそろ次の現場へ行かなければなりませんので、これで」
響「うん、頑張れ、貴音!」
貴音「ありがとう、響。響はこの後は?」
響「自分は今日はもう上がりさ」
貴音「では今日はこれでお別れですね。明日を楽しみにしていて下さい」
響「え、貴音もなんか持ってきてくれるの?」
貴音「えぇ」
響「あんまり気を遣わなくてもいいんだぞ?」
貴音「私がそうしたいのです。響が迷惑と思うのなら止めておきますが」
響「え、貴音もなんか持ってきてくれるの?」
貴音「えぇ」
響「あんまり気を遣わなくてもいいんだぞ?」
貴音「私がそうしたいのです。響が迷惑と思うのなら止めておきますが」
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