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元スレ美琴「あんたのこと嫌い」 上条「なん……だと…?」

みんなの評価 : ★★★×5
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「……」
上条の必死の叫びが通じたのか、彼女達は足を止めてくれた。
しかし、まだ背中を見せたままだ。
「もう御坂に脅えなくていいんだぞ? さあ仲直りしようぜ」
「……か、かみじょうさん……!!」
佐天さんが泣きながら上条の胸に飛び込んでくる。
「うわあああん!!」
今度は初春さんだ。今までの寂しさが募ったのか、
恥も外見も関係なく上条の腕に抱きつく。
「はは。これで、元通りだな……」
上条は二人の少女の泣き顔を眺める。
そこにはかつて存在した温もりがあった。
鬼畜サイドに落ちてしまった上条であるが、それは
悪の美琴が原因であり、本来は優しい少年である。
そうでなければ、純情な二人の女の子達に好かれるわけが無い。
上条の必死の叫びが通じたのか、彼女達は足を止めてくれた。
しかし、まだ背中を見せたままだ。
「もう御坂に脅えなくていいんだぞ? さあ仲直りしようぜ」
「……か、かみじょうさん……!!」
佐天さんが泣きながら上条の胸に飛び込んでくる。
「うわあああん!!」
今度は初春さんだ。今までの寂しさが募ったのか、
恥も外見も関係なく上条の腕に抱きつく。
「はは。これで、元通りだな……」
上条は二人の少女の泣き顔を眺める。
そこにはかつて存在した温もりがあった。
鬼畜サイドに落ちてしまった上条であるが、それは
悪の美琴が原因であり、本来は優しい少年である。
そうでなければ、純情な二人の女の子達に好かれるわけが無い。
なお、上条は彼女たちの身の安全を保障させるため、
美琴宛に『俺の周りの女の子達に手を出したら絶交するから』
という内容のメールを送信しておいた。
しばらく待ってもメールの返事はもらえなかったが、
美琴は上条の奴隷であるから、逆らうような真似は
しないだろうと判断した。
「上条さん。あーんして」
「こっちのも食べてください」
現在の彼らはベンチに座り、クレープを食べていた。
というより上条が食べさせられていた。
初春 上条 佐天 という順で座っており、腕を組んでいる。
いつかのハーレムフォーメーションの再現だ。
上条はいちごとバナナの二種類のクレープを味わいつつ、
その腕に感じる柔らかい感触に暴走しそうになる。
(こ……これは……特に佐天さんのほうが大きいな……
まずい……だが…ここで興奮するわけにはいかん…)
美琴宛に『俺の周りの女の子達に手を出したら絶交するから』
という内容のメールを送信しておいた。
しばらく待ってもメールの返事はもらえなかったが、
美琴は上条の奴隷であるから、逆らうような真似は
しないだろうと判断した。
「上条さん。あーんして」
「こっちのも食べてください」
現在の彼らはベンチに座り、クレープを食べていた。
というより上条が食べさせられていた。
初春 上条 佐天 という順で座っており、腕を組んでいる。
いつかのハーレムフォーメーションの再現だ。
上条はいちごとバナナの二種類のクレープを味わいつつ、
その腕に感じる柔らかい感触に暴走しそうになる。
(こ……これは……特に佐天さんのほうが大きいな……
まずい……だが…ここで興奮するわけにはいかん…)
強く押し付けられた胸の感触は確かに気持ちよかったが、
シマウマモードをキャンセルする術はすでに心得ていた。
(ふぃぃぃ。俺は人間……)
明鏡止水の心で目を閉じる上条。
これぞ真人間上条が会得した、シマウマキャンセラーだった。
理性を制御し、幸せを謳歌する上条だが、それも長くは続かなかった。
「あら、ずいぶん楽しそうですわね。上条さん。女の子二人を
連れて軽いハーレム状態ですの?」
通りかかった白井黒子が声をかける。上条は少しカチンときつつ、
「し…白井? 別にどうしようと俺の勝手だろ」
「ふうん。そうでしょうか? 誰にでも優しすぎるのは
時として罪になるのですわよ。昨日は我が校の先輩が
お世話になったそうで…」
シマウマモードをキャンセルする術はすでに心得ていた。
(ふぃぃぃ。俺は人間……)
明鏡止水の心で目を閉じる上条。
これぞ真人間上条が会得した、シマウマキャンセラーだった。
理性を制御し、幸せを謳歌する上条だが、それも長くは続かなかった。
「あら、ずいぶん楽しそうですわね。上条さん。女の子二人を
連れて軽いハーレム状態ですの?」
通りかかった白井黒子が声をかける。上条は少しカチンときつつ、
「し…白井? 別にどうしようと俺の勝手だろ」
「ふうん。そうでしょうか? 誰にでも優しすぎるのは
時として罪になるのですわよ。昨日は我が校の先輩が
お世話になったそうで…」
「…? ああ、昨日のあの生徒さんのことか…」
黒子が話しているのは、昨日上条が助けた女子生徒のことだ。
「あの方は二年の先輩ですの。その件ついてはお礼を言っておきますわ。
でも、ずいぶんお姉さまに対してずいぶんと冷たいようですわね。
こんなに堂々と浮気なさるなんて…」
黒子は冷たい目つきで上条を見下ろした。
「うわ…き?」
佐天さんが疑惑の目で上条を見つめる。
黒子が得意げに語る内容は、上条の闇の記憶を暴露するものだった。
「そうですわよ。上条さんが佐天さんたちと仲良くしてるのは偽りの姿。
彼は本当はお姉さまとお付き合いしているはずですの」
「……あいつとは脅されて付き合ってただけだ。もう別れるよ」
黒子が話しているのは、昨日上条が助けた女子生徒のことだ。
「あの方は二年の先輩ですの。その件ついてはお礼を言っておきますわ。
でも、ずいぶんお姉さまに対してずいぶんと冷たいようですわね。
こんなに堂々と浮気なさるなんて…」
黒子は冷たい目つきで上条を見下ろした。
「うわ…き?」
佐天さんが疑惑の目で上条を見つめる。
黒子が得意げに語る内容は、上条の闇の記憶を暴露するものだった。
「そうですわよ。上条さんが佐天さんたちと仲良くしてるのは偽りの姿。
彼は本当はお姉さまとお付き合いしているはずですの」
「……あいつとは脅されて付き合ってただけだ。もう別れるよ」
「…そうですか。なら美琴お姉さまのことはもうなんとも思ってないのですね?」
「ああ」
上条がそう答えると、黒子は捨てゼリフを吐いた。
「別に上条さんを責めようとしているわけではありませんの。
お姉さまにも非はありますから。ただ上条さんの気持ちを確かめたかっただけですの」
踵を返し、去っていく黒子の後姿は次第に小さくなっていった。
そして残された三人の間に気まずい沈黙が訪れる。
「あの、上条さん。御坂さんとは……」
初春が慎重に口を開く。
「ああ」
上条がそう答えると、黒子は捨てゼリフを吐いた。
「別に上条さんを責めようとしているわけではありませんの。
お姉さまにも非はありますから。ただ上条さんの気持ちを確かめたかっただけですの」
踵を返し、去っていく黒子の後姿は次第に小さくなっていった。
そして残された三人の間に気まずい沈黙が訪れる。
「あの、上条さん。御坂さんとは……」
初春が慎重に口を開く。
「ごめんな。まだ二人には話してないけど、あいつとは色々あったんだ。
本当に色々なことが。はは。やっぱり俺は最低だ。初春さんたちと
いる資格はないのかもしれない」
上条は自嘲気味に笑い、中年サラリーマンのような顔で
その場から去ろうとするが、少女達に引き止められる。
「上条さんは最低なんかじゃありませんよ! 何があったのかは
聞きませんけど、どうせ御坂さんに脅されてたんでしょ?
悪いのは御坂さんです」
「そうです! 御坂さんが異常だったのは明らかです。
白井さんだってそれを認めてたじゃないですか!」
佐天さん、初春さんの順で慰めの言葉をかけてくれる。
本当に色々なことが。はは。やっぱり俺は最低だ。初春さんたちと
いる資格はないのかもしれない」
上条は自嘲気味に笑い、中年サラリーマンのような顔で
その場から去ろうとするが、少女達に引き止められる。
「上条さんは最低なんかじゃありませんよ! 何があったのかは
聞きませんけど、どうせ御坂さんに脅されてたんでしょ?
悪いのは御坂さんです」
「そうです! 御坂さんが異常だったのは明らかです。
白井さんだってそれを認めてたじゃないですか!」
佐天さん、初春さんの順で慰めの言葉をかけてくれる。
「ひぐっ…ぐす……う……お、俺は……二人と一緒に…
いても……いい……のか……?」
上条のセリフは嗚咽交じりだった。
「もちろんです! 私たちは上条さんとずっと一緒にいますよ」
「もう御坂さんのことは忘れてください」
地獄を経験した上条にとって、彼女らの言葉は温かかった。
恐らく美琴もこうしてストレートに思いを伝えられる子だったら、
過ちを犯すことはなかったのかもしれない。
いても……いい……のか……?」
上条のセリフは嗚咽交じりだった。
「もちろんです! 私たちは上条さんとずっと一緒にいますよ」
「もう御坂さんのことは忘れてください」
地獄を経験した上条にとって、彼女らの言葉は温かかった。
恐らく美琴もこうしてストレートに思いを伝えられる子だったら、
過ちを犯すことはなかったのかもしれない。
家に帰ると、インデックスがまたしても抱きついてきたが、
彼女は笑ってくれなかった。
「とうまから女の匂いがする。これはたんぱつのじゃないね」
「……!?」
上条は顔面蒼白になる。
禁書は間違いなく佐天さんと初春さんのことを指摘していた。
今日あれだけ密着していたので無理はない。
「もしかして、誰かとうわきしてる?」
「……!?」
上条の顔に冷や汗が流れた。
「さっきから黙ってるのはどうして?
とうまは……『私だけ』を好きでいてくれるって言ったよね?」
部屋の空気が張り詰める。
彼女は笑ってくれなかった。
「とうまから女の匂いがする。これはたんぱつのじゃないね」
「……!?」
上条は顔面蒼白になる。
禁書は間違いなく佐天さんと初春さんのことを指摘していた。
今日あれだけ密着していたので無理はない。
「もしかして、誰かとうわきしてる?」
「……!?」
上条の顔に冷や汗が流れた。
「さっきから黙ってるのはどうして?
とうまは……『私だけ』を好きでいてくれるって言ったよね?」
部屋の空気が張り詰める。
>>273
ライオンが怖くて足が速い!
+ +
+ +
+ ライオンコエ━━━━━━━!!!! +
/・/\__ +
+ 丶'\||||||||||)~ +
<< ̄>/
_|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
> <
─ / ──┐ /_ ──┐ヽ| |ヽ ム ヒ | |
─ / / / ̄ / / | ̄| ̄ 月 ヒ | |
__ノ \ _ノ \ / | ノ \ ノ L_い o o
ライオンが怖くて足が速い!
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「だれと浮気したの?」
「…!!」
上条は激しい動悸に襲われ、気絶しそうになった。
(なん……だと……まさかの……ヤンデレ第2号発生か…?)
美琴に襲われたときの衝撃がよみがえる。
過去の残虐な記憶が脳内で再生され、
うずまきのようにぐるぐると回り始めた。
「どの女の子と仲良くしての? 黙ってないでしゃべりなさいよ。
本当のことを言わないと……」
禁書はここでためを作り、大声で宣言する。
「もう二度と、とうまと口を聞いてあげないんだからね!」
(……!?)
その言葉を聴いた瞬間、上条は酸欠に陥った。
それほどショックは大きかったのだ。
「…!!」
上条は激しい動悸に襲われ、気絶しそうになった。
(なん……だと……まさかの……ヤンデレ第2号発生か…?)
美琴に襲われたときの衝撃がよみがえる。
過去の残虐な記憶が脳内で再生され、
うずまきのようにぐるぐると回り始めた。
「どの女の子と仲良くしての? 黙ってないでしゃべりなさいよ。
本当のことを言わないと……」
禁書はここでためを作り、大声で宣言する。
「もう二度と、とうまと口を聞いてあげないんだからね!」
(……!?)
その言葉を聴いた瞬間、上条は酸欠に陥った。
それほどショックは大きかったのだ。
(禁書の声が聞けない………だとぉ!?
うああああああああああああああああああああ!?)
上条は頭を両手で押さえながら床の上をのた打ち回った。
「うああああああああああああああああああああ!?」
ゴロコロと冗談のように転がり続ける。
恐らく下の階まで響いていることだろう。
だが、止まるわけにはいかなかった。
(禁書目録の声は……俺の宝だ……ゆかち……)
上条はブリッジを始めた。
こうしないと頭がおかしくなるからだ。
ここで冷静な意見を述べさせてもらえば、禁書目録は
ただ怒ってるだけで、別にヤンデレ化はしてない。
したがって、いつものように適当なことを言って目録ちゃんを
なだめればいいのだが……
「はあああああああああああああああああああああああ!」
上条は逆立ちを始めた。
彼にとって、インデックスの声は生きがいに等しいのだ。
美琴による圧政下に耐えられたのも、明日が来れば
禁書の声が聞けると考え、それを支えにがんばったからだ。
それが今、禁書自身の判断により失われようとしている。
これでどうして落ち着いていられようか。
散々暴れた後、上条は土下座しながら佐天さんたちのことを話した。
そしていかに禁書のことを愛しているかを原稿用紙20枚分に書いて
朗読したが、機嫌を直してくれなかった。
ただ怒ってるだけで、別にヤンデレ化はしてない。
したがって、いつものように適当なことを言って目録ちゃんを
なだめればいいのだが……
「はあああああああああああああああああああああああ!」
上条は逆立ちを始めた。
彼にとって、インデックスの声は生きがいに等しいのだ。
美琴による圧政下に耐えられたのも、明日が来れば
禁書の声が聞けると考え、それを支えにがんばったからだ。
それが今、禁書自身の判断により失われようとしている。
これでどうして落ち着いていられようか。
散々暴れた後、上条は土下座しながら佐天さんたちのことを話した。
そしていかに禁書のことを愛しているかを原稿用紙20枚分に書いて
朗読したが、機嫌を直してくれなかった。
>>273
シマウマの様な顔って例えが何度も出てくるSSが前にあった
シマウマの様な顔って例えが何度も出てくるSSが前にあった
(とうまはひどいんだよ……。乙女の純情をもてあそんで…)
頬を膨らます禁書さん。
禁書は、とうまだからこそ身も心も許したのだ。
諸事情によりこの家に引きこもる彼女は、上条が
外で何をしているか知らない。
よって上条の話を信用するしかないのだから、
それが裏切られたとなっては怒るのも当然だ。
結局、朝になるまで禁書は口を聞いてくれなかった。
頬を膨らます禁書さん。
禁書は、とうまだからこそ身も心も許したのだ。
諸事情によりこの家に引きこもる彼女は、上条が
外で何をしているか知らない。
よって上条の話を信用するしかないのだから、
それが裏切られたとなっては怒るのも当然だ。
結局、朝になるまで禁書は口を聞いてくれなかった。
ちなみに、禁書が膨れている頃、常磐台中学の女子寮のある部屋では……
「お姉さまぁ。今どんな気分ですの?」
「うぅぅ……もう許してぇ…………」
黒子はベッドの上で足を組んでいた。
片手にワイングラスを持ち、優雅に美琴を見下ろしている。
「黒子ぉ……私が悪かったからもう許してよぉ……」
美琴は後ろ手に縛られ、檻の中に入れられていた。
全身ゴム製の服を着せられている。
もう何日も食事をさせてもらえず、飢えと乾きが極限まで
達しそうになっていた。
「駄目ですの。お姉さまにはたっぷりと反省していただきますわ。
ところで、今日上条様にお会いしましたの」
「お姉さまぁ。今どんな気分ですの?」
「うぅぅ……もう許してぇ…………」
黒子はベッドの上で足を組んでいた。
片手にワイングラスを持ち、優雅に美琴を見下ろしている。
「黒子ぉ……私が悪かったからもう許してよぉ……」
美琴は後ろ手に縛られ、檻の中に入れられていた。
全身ゴム製の服を着せられている。
もう何日も食事をさせてもらえず、飢えと乾きが極限まで
達しそうになっていた。
「駄目ですの。お姉さまにはたっぷりと反省していただきますわ。
ところで、今日上条様にお会いしましたの」
「え? 当麻と!?」
美琴が上条の話題に食いつく。
「お姉さまのことをどう思っているかと聞いたら、もう別れたいと
答えられましたわ。お姉さまに脅されて付き合っていただけだと、
隣に寄り添う佐天さんと初春にも伝えてました」
「な!? なんで佐天さんたちと…? そんなの許せない…!!」
「ふん。あなたがどう思っても、もう関係ないんですの」
黒子は凍りつくような表情でムチを取り出した。
「ははは……黒子……まかさそれで私を叩こうっての…?
言っておくけど……私はレベル5よ? ただで済むと思ってるの?」
「黙りなさい」
美琴が上条の話題に食いつく。
「お姉さまのことをどう思っているかと聞いたら、もう別れたいと
答えられましたわ。お姉さまに脅されて付き合っていただけだと、
隣に寄り添う佐天さんと初春にも伝えてました」
「な!? なんで佐天さんたちと…? そんなの許せない…!!」
「ふん。あなたがどう思っても、もう関係ないんですの」
黒子は凍りつくような表情でムチを取り出した。
「ははは……黒子……まかさそれで私を叩こうっての…?
言っておくけど……私はレベル5よ? ただで済むと思ってるの?」
「黙りなさい」
「~~~~~~~~~~~~~~~!」
振り下ろされたムチがしなる。
美琴の痛みは想像を絶し、叫びは言葉にすらならないほどだった。
黒子のスキルは上級者のものだ。
数分後。
「お姉さま? 体中血だらけになってしまいましたね。
お塩を塗って差し上げますわ」
「ssddfklkklf~~~~~~~~~~~~~~~!?」
黒子の蓄積した恨みは相当なものだった。
激痛のあまり美琴が何度も気絶するが、冷水を顔にかけて起こしてやった。
「うふふふ。お姉さまが愛した当麻様は私がもらっていきますわ」
なにやら怪しい宣言をする黒子。こうして二人の愛の夜はすぎていく。
ちゃんと俺達の疑問を補完してくれた>>1に感謝
話は再び上条サイドへ戻る。
上条は翌日の学校で地獄を見た。
昨晩は一睡も出来ず、授業中は猛烈に眠かったので、
教師に注意されぬよう巧みなトリックを用いて事なきを得た。
休み時間や昼休みは全て睡眠に使い、
青ピや土御門に怪訝な顔で見られた。
夜を徹してエロゲーをプレイしたと伝えたら簡単に納得された。
彼らにとって上条の認識はその程度なのである。
計り知れない声フェチである上条は、世間的には普通の学生だった。
そして全ての授業が終わり、スーパーで買い物して家に帰った。
静粛に玄関の扉を開ける。
「た、ただいま帰りましたよ。インデックスさん」
「……」
禁書はそっぽを向いている。
上条は翌日の学校で地獄を見た。
昨晩は一睡も出来ず、授業中は猛烈に眠かったので、
教師に注意されぬよう巧みなトリックを用いて事なきを得た。
休み時間や昼休みは全て睡眠に使い、
青ピや土御門に怪訝な顔で見られた。
夜を徹してエロゲーをプレイしたと伝えたら簡単に納得された。
彼らにとって上条の認識はその程度なのである。
計り知れない声フェチである上条は、世間的には普通の学生だった。
そして全ての授業が終わり、スーパーで買い物して家に帰った。
静粛に玄関の扉を開ける。
「た、ただいま帰りましたよ。インデックスさん」
「……」
禁書はそっぽを向いている。
「あの……まだ怒ってますか?」
「……ち。うざいんだよ」
禁書は舌打ちした。
「……」
「……」
沈黙したまま5分が経過し、上条は泣きながら寮を飛び出した。
全力疾走し、気がついたら公園に来ていた。
「うぅ……ぐ……ぐふ……うえ……えっぐ……ひぐ……」
いつかのように四つんばいになり、子供のように泣き続ける。
まるで誰かが慰めてくれることを期待した幼児のような姿。
「……ち。うざいんだよ」
禁書は舌打ちした。
「……」
「……」
沈黙したまま5分が経過し、上条は泣きながら寮を飛び出した。
全力疾走し、気がついたら公園に来ていた。
「うぅ……ぐ……ぐふ……うえ……えっぐ……ひぐ……」
いつかのように四つんばいになり、子供のように泣き続ける。
まるで誰かが慰めてくれることを期待した幼児のような姿。
そこへ通りかかった淑女がいた。
「あら。上条さん。ごきげんよう。今日はどうされたんですか?
泣いてらっしゃるようですけど…」
涼しい顔の黒子だった。 上条に近寄り、
「大の男が大泣きしてみっともないですわよ。
ハンカチで涙をを拭きなさいな」
「え?」
差し出された上品なハンカチ。
上条は感動してさらに泣きそうになった。
「おまえは…俺をなぐめてくれるのか?」
「うふふ。わたくしとてジャッジメントの端くれ。
お悩みがあれば相談に乗りますわ。遠慮なく話してごらんなさいな」
にっこりと笑う黒子。上条にとっては聖母のようだった。
「あら。上条さん。ごきげんよう。今日はどうされたんですか?
泣いてらっしゃるようですけど…」
涼しい顔の黒子だった。 上条に近寄り、
「大の男が大泣きしてみっともないですわよ。
ハンカチで涙をを拭きなさいな」
「え?」
差し出された上品なハンカチ。
上条は感動してさらに泣きそうになった。
「おまえは…俺をなぐめてくれるのか?」
「うふふ。わたくしとてジャッジメントの端くれ。
お悩みがあれば相談に乗りますわ。遠慮なく話してごらんなさいな」
にっこりと笑う黒子。上条にとっては聖母のようだった。
書き溜めを使い切った。しばらく休む。すまん。
物語は上黒になるかも。
物語は上黒になるかも。
美琴ごめんなさい。
俺が悪かった
もう嫌いだなんて言わないから帰ってきて
ひとりはいやなんだよ…
朝起きて美琴に「おはよう」って言われたい…
仕事から帰ってきたら美琴が作ってくれたご飯を一緒に食べたい…
美琴のこと大好きだから…
愛してる。
愛してるよ美琴
俺が悪かった
もう嫌いだなんて言わないから帰ってきて
ひとりはいやなんだよ…
朝起きて美琴に「おはよう」って言われたい…
仕事から帰ってきたら美琴が作ってくれたご飯を一緒に食べたい…
美琴のこと大好きだから…
愛してる。
愛してるよ美琴
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