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元スレ美琴「あんたのこと嫌い」 上条「なん……だと…?」
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上条は得意の説教を始めようとする。
「だいたいな…おまえはいつもそうやって短絡的にものを
考えすぎなんだよ。確かに俺がおまえの気持ちに気が付かなかったの
も悪かったと思う。だがな、罪のない女の子たちを…」
「うるさい…」
「な…!?」
上条が全て言い終わる前に、美琴が電流を放った。
近くにあったテーブルとイスが跡形もなく吹き飛ぶ。
「だいたいな…おまえはいつもそうやって短絡的にものを
考えすぎなんだよ。確かに俺がおまえの気持ちに気が付かなかったの
も悪かったと思う。だがな、罪のない女の子たちを…」
「うるさい…」
「な…!?」
上条が全て言い終わる前に、美琴が電流を放った。
近くにあったテーブルとイスが跡形もなく吹き飛ぶ。
「当麻。あんた自分の立場が分かってる?
私はレベル5だよ?」
美琴は上条の左手を握った。
(こいつ……まさか俺の幻想殺しを知ってるのか…)
上条が懸念するとおり、イマジンブレイカーは右手でのみ
使用できる能力。左手から電流を直に流されれば終わる。
「私と付き合いなさい」
美琴は強い口で言う。
「……」
「これは命令よ?」
私はレベル5だよ?」
美琴は上条の左手を握った。
(こいつ……まさか俺の幻想殺しを知ってるのか…)
上条が懸念するとおり、イマジンブレイカーは右手でのみ
使用できる能力。左手から電流を直に流されれば終わる。
「私と付き合いなさい」
美琴は強い口で言う。
「……」
「これは命令よ?」
「分かった。おまえと付き合うよ。その手を離してくれ」
上条は五分ほど考えてから結論を出した。
今の美琴を止める術はもはやない。
佐天さんたちの命がかかっている以上、少しでも犠牲の
少なくする条件を考えた末、
「それと、頼むから佐天さんたちには手を出さないでくれ」
「うふふふふ。当麻がいい子にしてくれたらね♪」
美琴は鼻歌を歌いだしそうな雰囲気だった。
先程までの殺意が消え、今では安心しきった顔で
上条の腕にからみついている。
上条は五分ほど考えてから結論を出した。
今の美琴を止める術はもはやない。
佐天さんたちの命がかかっている以上、少しでも犠牲の
少なくする条件を考えた末、
「それと、頼むから佐天さんたちには手を出さないでくれ」
「うふふふふ。当麻がいい子にしてくれたらね♪」
美琴は鼻歌を歌いだしそうな雰囲気だった。
先程までの殺意が消え、今では安心しきった顔で
上条の腕にからみついている。
こうして、上条は不本意ながらも美琴と恋人関係なった。
少しでも美琴を怒らせれば自身はもちろん、
周りの人間にまで危害が及ぶ危険な関係だった。
そんな生活が一週間も続き、上条は神経をすり減らしていた。
学校帰りは美琴に強制デートに誘われ、夕飯時になると
毎日上条の家におしかけて作りに来た。
エプロンをして料理を作る美琴を見て、
最初は、まるで夫婦のような関係だなと思ったものだ。
だが、美琴が異常であることに変わりはない。
特に気の毒のなのがインデックスだった。
少しでも美琴を怒らせれば自身はもちろん、
周りの人間にまで危害が及ぶ危険な関係だった。
そんな生活が一週間も続き、上条は神経をすり減らしていた。
学校帰りは美琴に強制デートに誘われ、夕飯時になると
毎日上条の家におしかけて作りに来た。
エプロンをして料理を作る美琴を見て、
最初は、まるで夫婦のような関係だなと思ったものだ。
だが、美琴が異常であることに変わりはない。
特に気の毒のなのがインデックスだった。
ある日、上条は学校帰りにスーパーで買い物して帰宅した。
「禁書目録、上条さんは今帰ったぞ」
くたびれたサラリーマンのように玄関を開ける上条。
「……」
禁書目録は返事せず、無表情で座っていた。
テレビをつけているが、その内容は頭に入っていないようだ。
「なあ、禁書目録……? うれしくないのか?
おいしいものが食べられるんだぞ?
上条はもう泣きそうな声。
「……」
禁書目録は端正な顔を変化さえることはなく、
人形のようにボーっとしている。
「どうして黙ってるんだよ?
今日はおまえの大好きな料理をたくさん作ってやるぞ!」
「……」
しかし、上条当麻の魂の叫びは禁書へ届かない。
「禁書目録、上条さんは今帰ったぞ」
くたびれたサラリーマンのように玄関を開ける上条。
「……」
禁書目録は返事せず、無表情で座っていた。
テレビをつけているが、その内容は頭に入っていないようだ。
「なあ、禁書目録……? うれしくないのか?
おいしいものが食べられるんだぞ?
上条はもう泣きそうな声。
「……」
禁書目録は端正な顔を変化さえることはなく、
人形のようにボーっとしている。
「どうして黙ってるんだよ?
今日はおまえの大好きな料理をたくさん作ってやるぞ!」
「……」
しかし、上条当麻の魂の叫びは禁書へ届かない。
「哀れな禁書目録……。まだ……失語症が治らないんだな……。
なんでだよ……なんでこんなことに……」
「……」
「うっ……ううう……」
上条は目録を抱きしめ、声をあげて泣いた。
インデックスが失語症になったのは、美琴の拷問のせいだった。
常に上条の部屋に居続けるインデックスは美琴に目をつけられ、
気が向いたら痛めつけられた。
上条と共に楽しい同棲生活を謳歌していたが、いきなり地獄の底に
突き落とされたのである。美琴の拷問はインデックスの精神を破壊した。
なんでだよ……なんでこんなことに……」
「……」
「うっ……ううう……」
上条は目録を抱きしめ、声をあげて泣いた。
インデックスが失語症になったのは、美琴の拷問のせいだった。
常に上条の部屋に居続けるインデックスは美琴に目をつけられ、
気が向いたら痛めつけられた。
上条と共に楽しい同棲生活を謳歌していたが、いきなり地獄の底に
突き落とされたのである。美琴の拷問はインデックスの精神を破壊した。
「あんた。また禁書ちゃんとイチャイチャしてるの?」
訪れた美琴があきれた様子で立っていた。
「その子が悪いのよ? 私がイギリスに帰るように何度も忠告したのに
言うこと聞かないんだもん。見上げた根性よね」
「く…!」
禁書のことを侮辱された上条が苛立つが、
「何よその目は? 言っておくけど、抵抗したら禁書ちゃんを
丸焦げにするわよ?」
訪れた美琴があきれた様子で立っていた。
「その子が悪いのよ? 私がイギリスに帰るように何度も忠告したのに
言うこと聞かないんだもん。見上げた根性よね」
「く…!」
禁書のことを侮辱された上条が苛立つが、
「何よその目は? 言っておくけど、抵抗したら禁書ちゃんを
丸焦げにするわよ?」
右手以外に触ってもテレポできなかったんだし体に直接電流は流せないんじゃないか?
>>115
あれは右手だけその場に残してテレポートができないって感じじゃないのか?
あれは右手だけその場に残してテレポートができないって感じじゃないのか?
「ち…ちくしょう」
上条が悔し涙を流しそうになる。
圧倒的な力に屈服する哀れさは絶筆に尽くしがたかった。
「とうまぁ。泣かないでよぉ。私が癒してあげるからぁ」
「お…おい」
とろんとして目つきの美琴が迫る。
彼女は上条を押し倒し、ゆっくりと顔を近づけた。
「んん……」
美琴の舌が上条の口腔に侵入する。
上条が悔し涙を流しそうになる。
圧倒的な力に屈服する哀れさは絶筆に尽くしがたかった。
「とうまぁ。泣かないでよぉ。私が癒してあげるからぁ」
「お…おい」
とろんとして目つきの美琴が迫る。
彼女は上条を押し倒し、ゆっくりと顔を近づけた。
「んん……」
美琴の舌が上条の口腔に侵入する。
(ちくしょう……受け入れるしかねえのかよ……)
上条は全てをあきらめ、美琴とのキスに没頭した。
ちゅ
ちゅ ちゅうう
ちゅぱ
「うふふふふふ」
キスするときの美琴の目は据わっていた。
濁った闇の色をしていて、まるで飲み込まれてしまいそうだった。
「当麻の唾液、おいしいよ?」
上条の頭をつかみ、激しく唇をむさぼる美琴。
上条は全てをあきらめ、美琴とのキスに没頭した。
ちゅ
ちゅ ちゅうう
ちゅぱ
「うふふふふふ」
キスするときの美琴の目は据わっていた。
濁った闇の色をしていて、まるで飲み込まれてしまいそうだった。
「当麻の唾液、おいしいよ?」
上条の頭をつかみ、激しく唇をむさぼる美琴。
「ぷは」
たっぷりと時間をかけたあと、美琴がようやく唇を離す。
口元にしたたる透明の液体を舐めながら、
「当麻。うれしそうじゃないね。本当は私のこと嫌いだもんね?」
「…!?」
「隠さなくてもいいよ。そのことは後でゆっくりと聞かせてもらうから。
まずはお夕飯作っちゃうね。テレビでも見ながら待ってて」
美琴は立ち上がり、キッチンで野菜を並べ始めた。
たっぷりと時間をかけたあと、美琴がようやく唇を離す。
口元にしたたる透明の液体を舐めながら、
「当麻。うれしそうじゃないね。本当は私のこと嫌いだもんね?」
「…!?」
「隠さなくてもいいよ。そのことは後でゆっくりと聞かせてもらうから。
まずはお夕飯作っちゃうね。テレビでも見ながら待ってて」
美琴は立ち上がり、キッチンで野菜を並べ始めた。
>>1は天使と屑無のSS書いてた人かな?
>>121 いかにも。クズ無は俺のおすすめSS。
_________________________________
まもなくして夕飯ができた。
「「いただきます」」
「……」
禁書を交えた三人で食卓を囲む。
夕飯の間、しばらく無言が続いたが、やがて美琴が
「当麻。あーんして」
美琴がフォークで刺したミニトマトを差し出す。
「ちょっと恥ずかしいな」
首を振る上条。
「ふーん……私を怒らせるつもりなの?
初春さんたちとは楽しそうにやってたくせに。
トマトの代わりに禁書ちゃんの生肉でも食べる?」
「っ…。すまん。冗談だよ。いただこう」
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まもなくして夕飯ができた。
「「いただきます」」
「……」
禁書を交えた三人で食卓を囲む。
夕飯の間、しばらく無言が続いたが、やがて美琴が
「当麻。あーんして」
美琴がフォークで刺したミニトマトを差し出す。
「ちょっと恥ずかしいな」
首を振る上条。
「ふーん……私を怒らせるつもりなの?
初春さんたちとは楽しそうにやってたくせに。
トマトの代わりに禁書ちゃんの生肉でも食べる?」
「っ…。すまん。冗談だよ。いただこう」
「はい。あーん」
「…あーん」
目をつむって咀嚼する。味など全く感じなかった。
「大丈夫? ずいぶん冷や汗をかいているわね」
「まあな。こんなに緊張する食事は生まれて初めてだ。
一歩間違えれば俺は殺されるんだろ?」
「そんなに緊張しなくて大丈夫よ。私を殺人兵器と勘違いしてない?」
不満そうに唇を尖らせる美琴。
「ところで話は変わるけどさ、あんたの周囲には
たくさんの美少女がいるけど、ぶっちゃけ誰が一番可愛いと思う?」
「…あーん」
目をつむって咀嚼する。味など全く感じなかった。
「大丈夫? ずいぶん冷や汗をかいているわね」
「まあな。こんなに緊張する食事は生まれて初めてだ。
一歩間違えれば俺は殺されるんだろ?」
「そんなに緊張しなくて大丈夫よ。私を殺人兵器と勘違いしてない?」
不満そうに唇を尖らせる美琴。
「ところで話は変わるけどさ、あんたの周囲には
たくさんの美少女がいるけど、ぶっちゃけ誰が一番可愛いと思う?」
「なぜそれを聞く?」
上条の手は震えていた。
「いや、今後の参考にしようと思ったの。あんたが私のこと
好きじゃないのはよく分かってるから、逆に他の子たちの魅力を聞こうかなって」
「……」
上条は真剣に考えて結論を出した。
「井口裕香だ」
「当麻」
「なんだ」
「死にたいの?」
「すまん」
上条の手は震えていた。
「いや、今後の参考にしようと思ったの。あんたが私のこと
好きじゃないのはよく分かってるから、逆に他の子たちの魅力を聞こうかなって」
「……」
上条は真剣に考えて結論を出した。
「井口裕香だ」
「当麻」
「なんだ」
「死にたいの?」
「すまん」
美琴はオレンジジュースを飲み、一息ついた。
「もう一度聞くわね。誰が一番可愛いと思う?」
美琴は真剣な顔で言ったが、どういうわけか、
上条を中心に、テーブル全体が揺れ始めた。
「ちょっと、震えてるのよ。動揺しすぎでしょ」
「うるせええ!! 今真面目に考えてるんだよ!!」
上条が机を勢いよく叩いた。
(どうすればいい?) 上条は考え続ける。
「もう一度聞くわね。誰が一番可愛いと思う?」
美琴は真剣な顔で言ったが、どういうわけか、
上条を中心に、テーブル全体が揺れ始めた。
「ちょっと、震えてるのよ。動揺しすぎでしょ」
「うるせええ!! 今真面目に考えてるんだよ!!」
上条が机を勢いよく叩いた。
(どうすればいい?) 上条は考え続ける。
上条は苦肉の策を打ち明ける。
「美琴。明日までに考えておくよ」
「は? いっぺん死ぬ?」
「……わーったよ!! 答えればいいんだろ答えれば!!」
上条は再び机を叩いた。
「声ならインデックス。総合的には佐天さん」
「なん……ですって……」
今度は美琴が動揺した。
「美琴。明日までに考えておくよ」
「は? いっぺん死ぬ?」
「……わーったよ!! 答えればいいんだろ答えれば!!」
上条は再び机を叩いた。
「声ならインデックス。総合的には佐天さん」
「なん……ですって……」
今度は美琴が動揺した。
「なぜに禁書ちゃんの声が好きなの?
ってか私の声は好きじゃないってこと?
こんなふざけたクサレシスターの声が好きなの? 頭大丈夫?」
美琴は自然な動作で禁書ちゃんの首を絞めようとするが、
「あああああああああああああああ!!」
上条が咆哮(ほうこう)をあげる。
「禁書の声を馬鹿にしないでくれ。俺は大好きだぞ」
「ふーん」
美琴が目を細める。
ってか私の声は好きじゃないってこと?
こんなふざけたクサレシスターの声が好きなの? 頭大丈夫?」
美琴は自然な動作で禁書ちゃんの首を絞めようとするが、
「あああああああああああああああ!!」
上条が咆哮(ほうこう)をあげる。
「禁書の声を馬鹿にしないでくれ。俺は大好きだぞ」
「ふーん」
美琴が目を細める。
「当麻」
「なんだ」
「私、嫉妬しちゃったんだけど、どうすればいいと思う?」
美琴は禁書の首を思い切り絞めようとする。
「落ち着け」
「じゃ、今すぐ撤回してよ。
こいつは地獄の淫乱のファッキンシスターだって言って。
そしたら許してあげてもいいよ」
「なんだ」
「私、嫉妬しちゃったんだけど、どうすればいいと思う?」
美琴は禁書の首を思い切り絞めようとする。
「落ち着け」
「じゃ、今すぐ撤回してよ。
こいつは地獄の淫乱のファッキンシスターだって言って。
そしたら許してあげてもいいよ」
「さっきから苦しいんだよ。たんぱつ」
「「な!?」」
上条らは驚きを隠せない。
「とうまが私の声を好きって言ってくれたこと、すごくうれしいんだよ」
禁書は美琴の手を振りほどき、なんと上条に抱きついてしまった。
「とうまぁ~ とうまぁ~ 」
まるで猫のように上条の胸の中で頬すりする。上条は動揺しながら聞いてみる
「ちょ……おま……失語症は……」
「もう直ったよ。とうまの愛の力でね」
「「な!?」」
上条らは驚きを隠せない。
「とうまが私の声を好きって言ってくれたこと、すごくうれしいんだよ」
禁書は美琴の手を振りほどき、なんと上条に抱きついてしまった。
「とうまぁ~ とうまぁ~ 」
まるで猫のように上条の胸の中で頬すりする。上条は動揺しながら聞いてみる
「ちょ……おま……失語症は……」
「もう直ったよ。とうまの愛の力でね」
「そ、そうなのか。なんかよく分からんけど、とにかく良かったぁ。
よかったなインデックス! これからはおまえとたくさん話せるぞ」
「うん! 私もとってもとってもうれしいんだよ」
仲の良い兄妹のように抱き合う二人。
だが、
「うふふふふふふふふふふふふふふ」
鬼のレールガンが不気味に笑っていた。
「まずはぁ……テアシを焦がしてぇ……さいごにアタマだけノコシテぇ」
よかったなインデックス! これからはおまえとたくさん話せるぞ」
「うん! 私もとってもとってもうれしいんだよ」
仲の良い兄妹のように抱き合う二人。
だが、
「うふふふふふふふふふふふふふふ」
鬼のレールガンが不気味に笑っていた。
「まずはぁ……テアシを焦がしてぇ……さいごにアタマだけノコシテぇ」
美琴から放たれる殺気はレストランの非ではなかった。
「あわわわわわわわっわ!!」 脅える禁書。
なぜか局地的な地震が発生しており、部屋全体が揺れている。
ドドドドドドドドドドドドドド
例えるなら戦車がすぐそこまで迫っている感覚。
(これはやばいことになった……)
百戦錬磨の上条さんでも、この戦場のような雰囲気には
耐えられそうもなかった。
「あわわわわわわわっわ!!」 脅える禁書。
なぜか局地的な地震が発生しており、部屋全体が揺れている。
ドドドドドドドドドドドドドド
例えるなら戦車がすぐそこまで迫っている感覚。
(これはやばいことになった……)
百戦錬磨の上条さんでも、この戦場のような雰囲気には
耐えられそうもなかった。
(おいおい、下手したら学園都市ごと吹き飛ぶぞ!)
危機的状況に対し、上条は即断した。
「美琴。不安にさせてごめんな? 本当はお前のことが大好きだよ」
「え…?」
美琴は上条に抱きしめられていた。
「禁書目録は…俺の妹みたいなものだ。恋愛対象じゃない。
でも美琴は違うぞ? 毎日おまえと過ごしてすごく楽しかった。
いつしかおまえのことが本当に好きになってることに気づいたよ」
「本当に?」
美琴がいぶかしむ。
危機的状況に対し、上条は即断した。
「美琴。不安にさせてごめんな? 本当はお前のことが大好きだよ」
「え…?」
美琴は上条に抱きしめられていた。
「禁書目録は…俺の妹みたいなものだ。恋愛対象じゃない。
でも美琴は違うぞ? 毎日おまえと過ごしてすごく楽しかった。
いつしかおまえのことが本当に好きになってることに気づいたよ」
「本当に?」
美琴がいぶかしむ。
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