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    元スレ唯「ハンター試験?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - けいおん! + - なか + - キルア + - ハンター + - ハンター試験 + - 唯「琴 + - 阿良々木 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「って何?」

    「え?唯・・・ハンター試験知らないのか?」

    「うん・・・え?みんなは知ってるの?」

    「そりゃあな」

    「ええ」

    「むしろ知らない事にびっくりです」

    「ハンターって職業は知ってるか?」

    「聞いたことは・・・あるような、ないような・・・」

    「まあ日本ではそんなにハンターの仕事もありませんしね」

    「でもさぁ・・・あたしでも知ってるんだぜ?」

    「唯、ハンターってのはな・・・」

    2 :

    さわ子

    4 = 1 :

    ハンターとは
    怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣・音楽……など、稀少な事物を追求することに生涯をかける人々の総称
    プロのハンターの資格を得るには、数百万分の一の難関と言われるハンター試験を突破しなければならない
    今のところ、全世界に600人ほど居るらしい


    「・・・つーわけで、そのハンター試験を受験しようかって話になってるんだ」

    「ええ!?」

    「元々は私が受けるだけだったの。そのことをみんなに話したら、みんなも受けるって事に・・・」

    「まあ無謀な挑戦だとは思うけどな・・・試験は1年に1回だし今は学校も休みだし記念受験というか」

    「・・・一応驚いてみたけど良くわかんないや」

    「唯先輩らしいですね・・・」

    「まあ詳しい話は置いといて、とりあえず明日試験会場に向かう船が出るから」

    「いきなり過ぎるよりっちゃん・・・」

    「ってわけで明日の朝8時に港に集合な!」

    「心配しないで唯ちゃん、みんなの事は琴吹グループが全面的にバックアップするから」

    「う~ん、わかったよ!わたし頑張る!」フンス

    5 = 1 :

    その夜

    「憂~わたしハンター試験っての受ける事になったんだ~!」

    「ハンター試験!?」

    「だめだよお姉ちゃん!!死んじゃうよ!!!」

    「憂は大げさだなぁ・・・良くわかんないけど死ぬわけないじゃん!」

    (言っても無駄そうね・・・私がなんとかしなきゃ・・・!)

    「そうだよね、ごめんお姉ちゃん!」

    「うん!おやすみ憂!」

    6 :

    エスポワールくるー

    7 :

    ぜってえ憂を出せよ

    8 :

    あー

    スレストしたいわぁ

    9 = 1 :

    次の日の朝

    「おはようみんな~」

    「おう唯、やっぱりお前もギター持って来たな」

    「あずにゃん、澪ちゃん!二人ともやっぱり!」

    「まあな」

    「一応ですよ」

    「さて、じゃあ船に乗るか」

    「はい!」

    「みなさんよろしくね」

    琴吹家執事「お任せくださいお嬢様」

    (一応マントで全身覆って着いて来たけど・・・)

    (お姉ちゃんにばれないようにしなきゃ・・・何とかして諦めさせないと)

    こうして放課後ティータイムのメンバーと琴吹家の執事達、そして憂が船に乗り込んだ
    「荒れるな・・・」船長の一人言が唯の耳にいつまでも残った

    10 = 1 :

    ピカッ ゴロゴロゴロ ザッパァーーン!!

    参加者「うわぁあああああ!!!」

    参加者「ひいいいぃいいいい!!!」

    ・・・・・・・・・・

    船長「ふう、まぁまぁの嵐だったな」

    船長「今年の受験者はどうだ?」

    船員「ほとんど全滅です」

    船に乗っていた受験者は先刻の嵐でほとんど全員がダウンしていた

    船長「ちっ、こんなんでハンター試験を受ける気かこいつら・・・ん?」

    11 = 6 :

    12 = 1 :

    「ムギちゃんケーキ食べたい~」

    「はいはい♪斉藤!」

    斉藤「は、ただいま」

    「しかしムギに貰った酔い止め・・・」

    「あれが無きゃ私たちも死んでたな・・・」

    「すごい効き目ですよね・・・」

    「うふふ♪あれは琴吹グループ特製の酔い止めだもの」

    「いや・・・ムギと唯は飲んでなかったろ・・・」

    「あら知ってたの♪」

    他にも琴吹家の執事や数人の参加者が無事に残っていた

    船長「今年は・・・随分豊作だな・・・」

    13 :

    かまわん、続けたまえ

    14 = 1 :

    甲板

    「ふう、いい風だね~気持ちいい!」

    少年「・・・」

    「おっ!君もハンター試験を受けるの?」

    少年「うん!お姉さんさっきはすごかったね!あの嵐の中お茶飲んでたし」

    「なんのなんの、君も酔った人の看病してたよね!」

    少年「へへ」

    ・・・・・・・・

    15 = 1 :

    船長「ん?お前ら今頃船酔いか?」

    「いやぁ、また嵐が来るからね!今のうちに海を見ておきたくて」

    少年&船長「!」

    船長「姉ちゃん・・・なぜ分かった?」

    「いやぁ、鳥さんがそう言ってるからね!」フンス

    少年「確かに・・・ウミヅルはそういってるよね。あと、湿気が多いし風に塩気が増してきた」

    船長「こいつら・・・」

    船長(それを言い当てたのは過去に一人だけだぜ)

    16 = 1 :

    船長『あー、今からさっきの倍近い嵐の中を航海する。命が惜しい奴は救命ボートで最寄りの港に行け!』

    この場内アナウンスにより船に残った参加者は最初の1割以下になっていた
    と言ってもそのほとんどが琴吹家の執事達なのだが

    船長「さて、じゃあ自己紹介でもしてもらおうかな」

    「平沢唯!ギターだよ!」ジャジャーン

    「あ、秋山澪です。ベースやってます」

    「田井中律!ドラムだぜい!」

    「琴吹紬、キーボードです」

    「中野梓、ギターです」

    (うう・・・正体がばれないようにしないと・・・)

    「う、あ・・・アイです!」

    (なんかあのマントの人知ってる人のような気がするんだけど・・・まいっか)

    アイ(ばれてないよね・・・)

    17 = 1 :

    少年「オレはゴン!」

    レオリオ「オレはレオリオだ」

    クラピカ「私の名はクラピカ」

    執事「私は・・・」

    ムギの執事達の自己紹介が終わるのに5分ほどかかった

    「ゴンくんっていうのか~よろしくね!」

    ゴン「うん!こちらこそよろしく唯さん!」

    18 :

    それからどうした

    19 :

    ふむ

    20 = 13 :

    ゴンはさん付けで呼ばないイメージ

    21 = 1 :

    グラグラ・・・ ピカッ ゴロゴロ ザッパァァァァン!!!

    「ねえみんな」

    「すごい嵐だねぇ」

    「そうねぇ」

    (なんで酔い止め飲まないでも平気なんだ・・・?)

    「レオリオさんとクラピカさん、喧嘩しに行っちゃったね」

    ゴン「・・・」

    ゴン「唯さん」

    「なぁにゴンくん!」ギュー

    ゴン「二人の様子を見に行かない?」

    「うん・・・いいよ」(反応が無いとつまんないなぁ・・・)

    (あのガキ!唯先輩に抱きつかれて顔色一つ変えないなんて!なんて失礼なガキだ!)

    22 = 1 :

    甲板

    レオリオ「いくぜクラピカ!」

    クラピカ「こいレオリオ!」

    「こんな嵐の中で喧嘩しなくても・・・」

    ザッパーーーーーーーーーーーーン!!!

    船員「うわぁっ!!!」

    今の波で船員の一人が海に投げ出されそうになる

    とっさにレオリオとクラピカが手を伸ばすが届かない

    レオリオ「くそっ!」

    しかし次の瞬間、ゴンと唯が体ごと飛び込んで船員の足をつかんだ

    23 = 1 :

    クラピカ「唯ちゃん!」

    レオリオ「ゴン!」

    唯とゴンはなんとか船員を助け、そして自身も助けられた

    クラピカ「なんと無謀な!」

    レオリオ「バカかオメーらは!!」

    ゴン「はは・・・でも」

    「つかんでくれたじゃん!」

    レオリオ「はは・・・」

    クラピカ「ふっ・・・」

    レオリオさんとクラピカさんは仲直りしたみたい!男の子って単純だけどなんかいいね!

    船長(面白いやつらだな)

    24 = 1 :



    船長「着いたぜ、ここがドーレ港だ」

    「いろいろありがとう!せんちょーさん!」

    ゴン「楽しかったよ!」

    船長「おう!それと最後に一つ、試験会場に行くんならあの一本杉を目指せ」

    「あの山のてっぺんにある木?」

    船長「ああ、それが一番の近道になるはずだ」

    「分かった!ありがとう!」

    ゴン「唯さん、俺レオリオとクラピカと一緒に行く事にしたんだけど・・・一緒に行かない?」

    「う~ん、誘ってくれのはうれしいけど私は軽音部のみんなと行くよ!」

    ゴン「そっか、じゃあまたあとで会おうね!」

    「うん、試験会場で!」

    アイ(私は・・・お姉ちゃん達を尾行しないと・・・)

    25 = 1 :

    「さて、そろそろ行こっか?」

    「その前に唯、ほんとに一本杉を目指すのか?」

    「え?」

    「だって会場のザバン市は一本杉とは反対方向だぞ!?」

    「う~ん・・・でも船長さんが言ってたし、私は一本杉を目指すよ!」

    「みんなはどう思うんだ?」

    「あたしは別にどっちでもいいぜ」

    「私は唯先輩についていきます!」

    「おお~あずにゃん大好き~」ギューッ

    「ひゃっ//抱きつかないでください!」(やっと抱きついてもらえた・・・///)

    「私も一本杉に行ってみるわ」

    「唯のバカ!もういい!律行くぞ!」ガシッ

    「おわっ引っ張るなよ・・・唯ー!後で落ち合おうなー!」

    「うん・・・わかったよー!」テクテク

    26 = 1 :

    「見ろ律、ザバン市には直行バスが出てる」

    「なあ澪・・・お前の気持ちもわかるけどさぁ・・・ここは船長の言うこと聞いとくべきじゃないか?」

    「私は合理的な行動をとってるだけだ!」

    通行人「・・・おい、ザバン行きのバスは一つも目的地に着いてないらしいぜ・・・」

    通行人「・・・受験者をふるいにかけてる訳か、馬鹿はここで脱落だな・・・」

    「・・・」

    「・・・」

    27 = 1 :

    「し、仕方ない。唯達についていってやろう!」

    「・・・」

    「私たちがいないと寂しいだろうしな!・・・」

    「・・・」

    「律・・・ごめん」

    「あたしじゃなくて唯達に言ってやれよ、ほら行くぞ!」ガシッ

    「うん!」

    ・・・・・・・・・・

    「唯ー!ごめーーーーーん!!」

    「澪ちゃん!」

    28 = 1 :

    謎の町

    「一本杉を目指してたら変なとこにでちゃったね」

    「そうね・・・でも人はたくさんいるみたいね」

    「え!?人なんて一人も・・・??」

    「息づかいとか、衣ずれの音がするし・・・」

    「何より気配が消せていないわ、琴吹家の執事達とは大違い」

    (この二人は一体何者なんだろう)

    29 = 1 :

    ざわざわ・・・ぞろぞろ・・・

    「人がいっぱい出てきた・・・」

    老婆「ドキドキ2択クイ~~~~~~~~~~~ズ!!!」

    「うわあ!びっくりした!」

    老婆「一本杉にはこの町を通過しないと絶対に行けないよ、これから出題するクイズを間違えたら今年のハンター試験は終了さ」

    「これも試験の一環ってわけね」

    老婆「問題は1問だけ、1か2で答えること!それ以外の返事は間違いとみなす!」

    「5人で1問なのか?」

    「なんでそんなこと聞くんだよ?」

    「だってもし律が間違えたら私まで失格ってことだろ?」

    「あり得ないね、むしろ逆の可能性があまりに高くて泣きたくなるよ」

    「なんだと・・・」ボカスカ

    「やんのか・・・」ボカスカ

    「はぁ」

    31 = 1 :

    受験者「おい、やらないなら先いいか?」

    「え?」

    受験者「なんだよ、お前らだけが一本杉の情報を知ってる訳じゃないんだぜ」(ほんとは港で立ち聞きしてたんだがな)

    「ええいいですよ、どうぞ」

    (問題の傾向もわかるしね)

    (問題の傾向を知っておくのも悪くないよね!)

    受験者(バカめ、先に行って罠をいっぱい仕掛けてやる)

    老婆「では問題」

    老婆「Utauyo!!MIRACLEとNo,Thank You!、名曲はどっち?1、Utauyo!!MIRACLE 2、No,Thank You!」

    (何?このクイズ・・・正解なんてあるの!?)

    (1のUtauyo!!MIRACLE)

    (2のNo,Thank You!)

    32 = 1 :

    受験者「2!」(ほんとは1だが・・・売り上げやババアの好みを考えるとこっちだろ)

    老婆「なぜそう思う」

    受験者「そりゃあ売り上げも2の方があるし、何より1は電波曲だろ?」

    (・・・いい度胸だね~・・・)

    (分かってるじゃないかこいつ)

    老婆「通りな」

    「ふざけるな!こんなクイズあるかよ!」

    「こんなの人によって違う!正解なんてないだろ!こんなのがハンター試験!?あたしは別ルートでいくぜ!」

    「そうだぞ~こんなの正解なんてない!どっちも名曲だ!」ヘラヘラ

    (・・・)

    33 = 1 :

    老婆「引き返してももう遅い、クイズを辞退するなら不合格者として協会に報告する」

    「くっ・・・!!!」

    ――――――――――――――――――!!!

    「りっちゃん!!」

    「なんだよムギ!こんなクイズやるのか!?」

    老婆「待ちな!これ以上のおしゃべりは失格だよ!」

    老婆(沢庵みたいなまゆ毛の子は気づいたようだね)

    老婆「さあクイズを受けるのか受けないのか・・・1、受ける 2、受けない」

    「1よ!」

    (気づいてりっちゃん!このトリックに!)

    (唯ちゃんにもさっきのが聴こえたはず!ならこのクイズのからくりに気付いて!)

    老婆「息子と娘が誘拐された、一人しか助けられない、どっちを助ける?1、息子 2、娘」

    (もうブチ切れたぜ)

    老婆「5、4、3、2、1・・・」

    老婆「終~了~」

    34 = 1 :

    律は老婆に殴りかかったがそれをムギにとめられた

    「ムギ!おかしいって!見損なったよハンターって仕事!こんなのがハンターってんならこっちから願い下げだ!」

    「りっちゃん、落ち着いて!私たちは合格したのよ」

    「えっ?」

    「沈黙、それが正しい答えなのよ」

    「りっちゃんさっき言ったわよね、答えは人によって違う、正解なんてないって」

    「その通りよ。つまり正解は答えないこと・・・そう、沈黙」

    「え?え?でもさっきの受験者は・・・」

    「通れと言われただけで正解とは言われていなかったはずよ」

    35 = 1 :

    「さっき彼の悲鳴が聴こえた・・・おそらく魔獣か何かに襲われたのね」

    老婆「正解だ。本当の道はこっちだよ」

    そういうと住人たちは街中にある隠し扉を開いた

    老婆「2時間もあるけば着くだろう、一本杉の下の家にナビゲーターの夫婦が住んでる。
    彼らに認められれば会場まで案内してくれるよ」

    「ばあちゃん・・・ごめんな」

    老婆「いや、お前みたいなやつに会いたくてやってる仕事さ、頑張んな」

    「うん・・・!」

    36 = 1 :

    「う~ん・・・だめだ!」

    「どうしても答えが出ないや!」

    「ふふっ」

    「ハハッ、まだ考えてたのか」

    「もういいんだぜ唯」

    「そうですよ唯先輩!」

    「え?なんで?」

    「なんでって・・・もうクイズは終わったろ?」

    「それはわかってるよ~、でもね―――」

    「もし本当に大切な2人のうち1人しか助けられない場面に出会ったら・・・」

    「どうする?」

    37 :

    面白いけど、どこまで続くのかな
    ヒソカとムギの絡みは見たいがww

    38 = 1 :

    「!!」

    「どっちを選んでもほんとの正解じゃないけど」

    「どちらか必ず選ばなきゃならない時・・・」

    「いつか来るかも知れないよ」

    「・・・・・・」

    老婆(そう・・・それこそこのクイズの真の意図)

    老婆(あらゆる残酷な空想に耐えておけ 現実は突然無慈悲になるものだからな)

    いつか来る  別れ道に備えて

    40 = 1 :

    森の中

    「歩いて2時間なんて2時間前に過ぎちまったぜ・・・くそ」

    「オナカすいたよーウンコしたいよー」

    「律おいてくぞー私だって辛いんだー」

    「私も疲れてきました・・・」

    「ねえムギちゃん、なびげーたーって何?」スタスタ

    「ハンター試験は毎年開催場所が違うのよ。そこでまず受験者は会場の正確な場所まで案内してくれるナビゲーターを見つけなきゃならないの」スタスタ

    「なるほどねぇ」

    (この二人はなぜ汗をかかないんだ)

    41 :

    原作そのままなぞるならサトツさんの体力試験で詰むだろ

    42 :

    わくわく

    43 = 1 :

    そのころ

    老婆「ドキドキ2択クイズ!」

    アイ「・・・」

    老婆「敵に兄弟が捕まった、助けられるのは1人だけ、どっちを助ける?1、姉 2、兄」

    アイ(この問題・・・そして2択に限定してある解答・・・おそらく正解は『答えない』こと)

    アイ(でも・・・この問題は卑怯だよ!お姉ちゃんを助けるにきまってるじゃない!!)

    アイ(ハンター試験・・・なんて卑劣な罠を仕掛けてくるの・・・)

    老婆「正解だ、さあ本当の道はこっちだよ」

    アイ(くっ・・・)

    老婆(正解したのにあまり嬉しそうじゃないね・・・?)

    44 = 13 :

    富樫働かない癖にこういう深いセリフ書くよな

    45 = 1 :

    再び森の中

    「見えたよ!家だ!」

    「家の中・・・誰もいないわね」

    「ナビゲーターの夫婦が住んでるって言ってたのに・・・」

    「他の受験者もいないし・・・」

    「とりあえず外で少し待ってみましょう」

    家の前

    「せっかくだし何か演奏しようか!」

    「え?わざわざこんな時に・・・」

    「いえ、唯先輩の言うとおりです!することがないなら練習しましょう!」

    46 = 1 :

    「外で演奏するなんて夏フェスみたいだね~」

    「でもあたしとムギは楽器が・・・」

    「心配しないでりっちゃん、斉藤!」

    斉藤「は、ただいま」

    執事「よいしょよいしょ」

    「必要なものが全て現れた・・・」

    「あ、ありがと・・・ってもういない」

    (どうやって現れたり消えたりしてるんだムギの執事達は・・・)

    「よ~し、それじゃいっくよ~!」

    「お~し!こうなりゃとことんやってやるぜ!1,2,3,4!!」

    47 :

    和ちゃんが出てないとか

    48 = 1 :

    山の上空

    ナビ「ゴンたち受かるといいね」バサバサ

    ナビ「そうだね、さあ早く帰らないと次の受験者が・・・ん?」バサバサ

    ナビ「もう来てる・・・」バサバサ

    ナビ「何か聴こえるね、楽器・・・かい?」バサバサ

    ナビ「何人かで演奏してるのか?・・・これは――――」


    「うわぁ!なんかでっかい狐が空飛んでる!」

    「えっ・・・きゃああああああああああああああ!!!!!!!」

    「降りてきますね・・・食べられて終わりですか・・・ハハ・・・」

    「魔獣の・・・キリコって種族よ。人に化ける事が出来るらしいわ」

    ナビ(キリコ)「君たちは・・・受験生だろ?」

    49 = 1 :

    「しゃべった!?・・・は、はい」

    「魔獣は人の言葉を話せる獣を指すのよ、唯ちゃん」

    キリコ「君たちの演奏を聴かせてくれないか?」

    「えっ?」

    キリコ「もう正体ばれちゃったからね、本来の試験の変わりっていうか・・・」

    キリコ「さっき少しだけ演奏を聴かせてもらったんだけど、なんだか魅かれるものがあってね」

    「・・・わかりました!」

    「喜んで♪」

    「」ガクガク

    「み、澪怖がるなよ・・・失礼だろ・・・」(あたしだって怖いよ!)

    「やってやるです!」

    「澪ちゃん頑張って!ほらいくよ!」

    「うう・・・」(怖い・・・でも頑張ってみよう)

    「聴いてください!ふわふわ時間!!!」

    50 = 1 :

    キリコ(沢庵みたいなまゆ毛の子はそこそことしても・・・)

    キリコ(一人一人はそれほど上手くない・・・)

    キリコ(でも、この五人がそろうと・・・演奏の質が跳ね上がる・・・)

    キリコ(五人揃えばプロの音楽ハンターにも匹敵する・・・いやそれ以上・・・)

    「ふう、じゃあ次の曲は・・・」

    キリコ「もういいよ」

    「えっ!?」ガーン

    キリコ「合格だ」

    「ええ!?」

    「なんで!?」

    「なんでですか!?」

    キリコ「一言で言えば君たちの可能性・・・かな」

    キリコ「とにかくおめでとう、君たちを試験会場に案内しよう」

    「やった~!」

    「良かったわ、みんなと一緒で♪」


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