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    元スレ唯「そこのお兄さんっ!唯とお・ま・ん・こ♪していきませんかっ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 続きはどこ? + - けいおん! + - とある魔術の禁書目録 + - らき☆すた + - キャッシュが足りない + - シリアス + - スカトロ + - ネタバレ死ね + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    851 = 717 :

    と、その時

    ギタースタンドにしっかり置かれているはずのギー太が、ゆっくりと私のほうに向かって倒れてきた

    私はギー太を両腕で受け止めた

    「……そうか、そういうことか…ごめんな、ギー太
     そうだよな、お前だって…悔しいんだよな。わかった、お前だけ仲間外れになんかしないよ」

    私はゆっくりと、ギー太のペグを弛め始めた


    時刻は6時半。私は両親にお祭に行くからと断って、家を出た

    ぼんやりと薄暗い道を、私はゆっくりと歩く

    今日までの想い出が、ぐるぐると走馬灯のように、糸車のように私の頭の中を回る

    唯と初めて会った日のこと、一緒に楽器屋に行ったこと、合宿、文化祭の初ライブ、
    クリスマスパーティー、お正月の初詣、新歓ライブ、梓が軽音部に入った日…

    唯の笑顔が 憂ちゃんの笑顔が

    私の中でぐるぐると回る

    852 = 717 :

    道の途中で、律と合流した

    互いに一言も交わさず歩き続ける

    次第に暗くなっていく夜道

    しかし、私たちの足取りは強く、乱れることもない

    私たちは、ただお互いの足音だけを聞いていた

    待ち合わせの場所には、もうみんなが待っていた

    梓も純ちゃんもよく見るような私服

    むぎは、襟元だけ真っ赤な、黒い浴衣を着ていた

    「準備はいいわね…?」

    むぎの問い掛けに、私たちは強くうなずいた

    「応」

    853 = 717 :

    時刻は7時半をまわったところ

    標的の4人は、出店の射的に興じている。周りを考えぬ、狂気じみた声だ

    「倒れねー!!おいおっさんコレ倒れねーぞ!!サギだろ!サギだろこれおい!!」

    「ひゃはははは、つーかお前そもそも当たってなくね?」

    「ざけんなよ当たってるってマジでー!!」

    「というか当たってたとして欲しいか、これ」

    「いやいや、恐竜は男のロマンだからね。まあいらないけど」

    律が吐き捨てるように言う

    「盛り上がってやがんな、馬鹿どもが」

    私は梓に声をかける

    「準備はいいか、梓?」

    「…はいです!」

    854 :

    クライマックスだな

    855 = 827 :

    唯と憂は天国で仲良くやってるのかな?

    856 = 717 :

    そう言って梓は、左手にかき氷を持って駆け出した

    「先輩!早く早くー!!きゃあっ!?」

    『三谷』にぶつかる。かき氷がこぼれて、その腕にかかる

    「うぉ冷たっ!!おい何すんだてめえ!!」

    「ごっ、ごめんなさい!ごめんなさい!あ、あの、よそ見してて、その…」

    そこに、私たちは駆け寄る

    「おーい、どうした梓…まったく、何をやっているんだお前?」

    「あちゃー、このドジっ子め~」

    むぎが『三谷』に駆け寄り、ハンカチで腕を拭きながら謝る

    「ごめんなさい、大丈夫ですか?お召し物に汚れはありませんか?」

    むぎの丁寧な対応に戸惑ったのか、『三谷』は声を上ずらせながら

    「お、おぉ…ま、まあ大丈夫だけどよ…気をつけろよマジで」

    と言った

    857 = 720 :

    おいあずにゃんにぶつかられるとか三谷に良い思いさせるんじゃねえよ

    858 = 748 :

    澪はギー太の弦で首絞めるんだな

    860 = 802 :

    >>858
    どこの仕事人だ

    861 = 717 :

    『三谷』の腕を拭き終えたむぎが、

    「あの、ご迷惑をお掛けしたお詫びに、何かご馳走させていただけませんか?
     お連れさんたちもご一緒に…いかがですか?」

    と下から見上げるように『三谷』を見つめて誘う。この目つきに勝てる男はそうはいまい

    『三谷』はオロオロしながら仲間に問い掛けた

    「お、おいどうする?なんか言ってっけど」

    「いいじゃん!何かおごってもらおうぜ!はいはーい!ゴチになりまーす!」

    『岡本』がいかにもお調子者という風に返事をした

    よし。第一段階クリア

    862 = 717 :

    私たちはそれから、近くの出店でクレープを買い、4人組と一緒に食べた

    観察すると…『岡本』と『川口』がなにやらささやき合い、クスクス笑っている

    その目線は確かに、私たちを舐め回すように見ていた

    クレープを食べながら、律が提案する

    「あのさー、私たちこれから色々見て回ろうと思うんだけど~よかったら一緒に見て回らない?」

    むぎが同調する

    「それはいい考えだわ~。大勢で見たほうがきっと楽しいもの~!」

    「だろ~?ねえ、どう?お兄さん・が・た?」

    男たちは二つ返事だった。第二段階クリア

    863 = 712 :

    本当にアニメ化するべき

    864 = 717 :

    私たちはそれから、男4人組と一緒に出店を見て回った

    その間、それぞれの男の好みをそれとなく観察する

    『岡本』はむぎに積極的に話し掛けている

    『川口』は純ちゃんと話しながらもちらちらと梓を見ている

    『杉田』は口数が少ないが、律に興味を示しているようだ

    そして『三谷』は…

    「へー、みおちゃんてゆーの!?かわいい名前ー!!どんな字書くの?え?わかんね!いいや!!わっかんね!!」

    …ともかく、これで標的は定まった

    私たちはしばらく歩き、出店の終わるところにまで至った

    今までの明るさとは打って変わり、その先はあえかな街灯の光しかなく、暗く寂しい

    866 = 717 :

    「もうお店ないねー、もどろうか」

    『川口』がそう言った。そうはさせない

    私は『三谷』の腕に抱きつくようにすると、無言で闇のほうへと歩いていく

    「あれ?ちょっとみおちゃん?」

    『三谷』は初めこそ慌てたが、すぐに顔をほころばせて

    「あー、なるほどね、うん、いいんじゃね」

    と納得し、私と共に歩き出した

    それを皮切りに、律と『杉田』、むぎと『岡本』も、別方向へと歩き出す

    「あれ?ちょっとお前ら?」

    うろたえる『川口』の両腕にそれぞれ梓と純ちゃんが絡みつき、

    「もー、あんまり大きな声出さないでくださいよ~」

    「それとも…私たち二人じゃ…イヤ?」

    と猫なで声で誘った。陥落

    私たちはそうして、暗闇の中に溶け込んでいった

    みんな…上手くやれよ…!

    867 = 817 :

    まさかの一人一殺

    868 :

    支援。早く続きが見たい・・

    869 = 767 :

    よし…やれ

    870 :

    ハラハラしっぱなしだ

    872 :

    脱いだ

    873 = 802 :

    http://www.youtube.com/watch?v=1dn6_sLf_WE

    874 = 836 :

    よしパンツも脱いだしネクタイもしたぞ

    875 :

    >>874
    紳士乙

    876 = 717 :

    私は少し歩いて、『岡本』さんを人気の少ない小学校の裏手あたりに誘い込みました

    「にゃははは!つむぎちゃーん、何でこんなトコ来ちゃってるわけ~?」

    「何でって…本当はわかっているんじゃありませんか?」

    「え~?やっぱりそうなの~?うーん、おじさんショックだなあ
     こんなにかわいい子が、はじめて会った男と会ったその日にこんなことするなんてさ~」

    私は少し甘えるような口調に変えて、こう言いました

    「もう…そんなこと言わないで…いじわる」

    『岡本』さんはますますニヤニヤと笑います

    私はそこで、『岡本』さんの目を見つめて、こう言いました

    「もう…じゃあ、ちょっと待って。お願いがあるんです。少し、目をつぶっていてもらえますか?」

    「そんなお願い?いいよ!聞いちゃう!いくらでも聞いちゃう!」

    『岡本』さんはそう言うと、その場で目をつぶって棒立ちになりました

    877 = 717 :

    私は、右手の関節をボキボキと鳴らすと、『岡本』さんの喉もとを右手で掴みました

    「むぐう!?」

    力を込めて、一気に締め上げます

    ぐっ、ぐぐっ、ぐいっ、…ぶぐっ

    『岡本』さんの全身の力が抜け、両手両脚をだらりと投げ出しました

    目の玉が飛び出るかというほどに、目が見開かれています。きっと、何が起きているかわからないうちに死んだのでしょう

    私は強く息を吐くと、

    「私、一度でいいから外道を縊り殺したかったの」

    と呟きました

    878 = 777 :

    今日中に終わればそれでいい

    879 = 720 :

    もっと苦しめて殺すべき

    880 = 712 :

    ムギ乙、どんどん行け

    881 :

    さるよけ

    882 = 717 :

    私は道の上を『杉田』と歩いていた

    『杉田』は口数が少ない。しかし、折に触れて、偶然を装うかのように私の身体に触れてくる

    ムッツリスケベが…

    「なあ、律ちゃん。どこに行く気だ?」

    「ちょっとこの先にな…いいムードのところがあるんだよ」

    私はそう言って、目を細めて『杉田』見つめた

    『杉田』は目をそらした。頬が赤らんでいたかどうかはわからない

    そのまま少し歩くと、ひときわ明るい場所が見えた。公衆トイレである

    「あのさ、ちょっとトイレ。あんたはどうする?」

    「ああ、俺は…いいよ」

    トイレに駆け寄り、中に入る。『杉田』はトイレの壁のすぐそばで、立って待っている

    私は『杉田』に気付かれぬように、トイレの窓から外に出る

    そしてトイレのふちにジャンプして手をかけ、トイレの上に登った

    足音を立てないようにゆっくり進む。トイレの上から、『杉田』の頭が見えた

    883 = 817 :

    ムギさんパネェ・・・

    884 = 872 :

    流石ムギ怪力だな

    885 :

    握力やべええええええええ

    886 = 717 :

    私はドラムスティックを両手に持ち、心の中で数えた

    「ワン…ツー…スリー…!」

    私は飛び上がり、『杉田』に肩車するような形で飛びついた

    「うわぁっ!?」

    『杉田』が驚きの声を上げる。騒がれてはまずい

    私は即座に両脚を交差させて、『杉田』の首を絞める

    声が出せなくなった『杉田』は、長袖の腕で私の両脚を強く掴んだ

    私は手の平でスティックを半回転させ、『杉田』の両目めがけて突き入れた

    ぶしゅっ!

    まだだ

    ずぶぶっ!

    まだまだ…

    ぐじゅっ!

    深々と突き刺さったスティックは『杉田』の脳にまで達した

    『杉田』はそのまま、前のめりに倒れた

    887 = 725 :

    ネックハンギングとは…どんだけ怪力だよ

    888 = 817 :

    りっちゃん、これ一生ドラム叩けないぞ

    889 = 872 :

    スティックが凶器とか斬新だな

    890 :

    こいつら正に仕事人だな

    891 = 789 :

    スティックこえええええええええ

    892 :

    りっちゃあああああああああああん

    893 = 717 :

    私は『川口』の右腕に、純は左手に絡みつくようにして、暗い林道を歩きました

    「ね、ねえ…どこに行くつもり?二人とも…?」

    『川口』はすっかりのぼせ上がって、ニヤニヤしっぱなしでした

    「この近くに、公園があるんです…ベンチが大きくて、人もほとんど来ないような公園が」

    純、ずいぶん過激だ…。それに過剰に反応する『川口』…。うわっ、気持ち悪いもの見ちゃった…

    そうこうするうちに、予定の場所まで来ました

    人目は…ない。よし、ここでいい

    「『川口』さん、童貞捨てたのいつですか?」

    急に純がそんなことを聞いた。何それ!?予定に無いよ!?

    894 = 717 :

    「え!?な、何でまたそんなこと…」

    「いいじゃないですか~、どうせ今から特別な関係になるんだし
     聞いておきたいんですよ、ね?いいでしょ?」

    純…大丈夫なの…?

    「そ、そう…まあ、いいけど…
     え~とね、7月の最初の頃だったよ。ずいぶん最近だけどね」

    「へえ、相手は?」

    「あ、あの~ナ、ナンパした…女の子」

    「名前は?」

    「名前は聞かなかった…い、いや、わ…忘れた」

    「その子…『川口』さんとセックスして、何て言ってました?」

    「…何でそんなことばっかり聞くんだ?」

    まずい!『川口』が不信感を…

    ぐじゅっ

    その瞬間、純のつま先が『川口』の股間にめり込んでいました

    895 :

    もっともっとだ

    896 = 720 :

    純はできる子だ
    もっとやれ

    897 :

    だめだ超展開でワロタwwww

    899 = 875 :

    >>898
     だ が 断 る

    900 = 777 :

    許してやれよ


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