元スレ唯「そこのお兄さんっ!唯とお・ま・ん・こ♪していきませんかっ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
551 :
保守シュシュシュシュシュシュシュシュエエアイサイ
555 :
スレタイ見たときからずっと全裸で待ってるんだが、いい加減風邪ひく
556 :
釣りスレなのに勝手に書いちゃう人って・・・
VIP終わったな
557 :
よくある事
558 :
いつまで待てばよかとですか
561 :
犯人わかって律が先走って返り討ち期待
563 :
しゅっしゅ
565 :
これ1番楽しみなんだ
566 :
不安になってきた
567 = 551 :
急がなくても いつか再投下してくれてもいいんだ
だから・・・完結までどうか・・・
568 :
逃げたな
569 :
急がなくてもというがあと2日で落ちるんだぜ?
570 = 547 :
落ちたらどうすっかな
製速か
571 :
律と唯だったら律の方が貧乳だっけ?
572 :
『ニクシィの日記やコミュに徹底的に当たり、犯人の手がかりを掴むこと』
これが、今の私たちが私たちの力だけでできる、最も重要な仕事だ
私たちは、これを進める上での注意点などについて話し合った
不用意に質問やコメントなどをしないこと
自分の個人情報をもらすようなことはしないこと
何度も同じ人のページに何度も何度もアクセスしないこと(誰がいつアクセスしたかということが、記録され公 開されるシステムがあるかららしい。『足跡』というらしいがよくわからない)
などなど、純ちゃんを中核に据えて、色々と取り決めをした
それから、集合などについては特に日時を決めず、報告すべきことが見つかったらその都度召集をかける、ということにした
やっと解散ということになった
時間にしてみればほんの数時間だが、驚くべきスピードで進展したと思う
だが、すべてはこれからだ。油断も安心もできない、いや、してはいけないのだ
573 = 572 :
律を残して、あとの3人は私の家を出た。去り際にむぎが
「夏休みが終わるまでに、一度くらいはみんなでどこかに遊びに行ければいいのにね」
と言って微笑んだ
そうだ、一度くらいはみんなで思い切り遊びたい
そしてそこには、笑顔の唯が、いなくてはならないんだ
それからしばらくの間はパソコンに向かい続ける日々が続いた
初めのうちは不安感と恐怖心もいっぱいではかどらなかったが、日を重ねるごとに慣れていった
『梅ヶ峰高校』関係のコミュは実にあっさりと見つかった
574 = 566 :
帰ってきたのか・・・?
それとも眠すぎて幻覚を見ているのかもしれない
俺はもう寝る
575 = 572 :
あっさり見つかったはいいが、その数は思いのほか多かった
『梅ヶ峰高校野球部』『梅ヶ峰男子』『梅ヶ峰高2年生』『梅ヶ峰高校の卒業生』『梅ヶ峰の七不思議研究』etcetc…
また、コミュの名前に『梅ヶ峰』が入っていなくても、その中身は『梅ヶ峰』に関することだったりもして、ややこしい
だが、この程度のことでへこたれているわけにはいかないのだ。頑張らねば
まずは順当に『梅ヶ峰高校の生徒』というコミュに目を通し、そこから個人のページに飛ぶ
個人のページにはどのコミュ入っているかも表示されるから、その人の趣味嗜好、人となりなどが一目でわかる
お堅い感じの日記をつける人は参加コミュも比較的まじめで、チャラチャラした日記をつける人は、そういういかにもなコミュに多く参加していた
また、同じ高校生でも文章力にはそれぞれ驚くべき差があるということもわかった。
チャラチャラした感じの人の日記は、何と言うか支離滅裂なものが多く、もしかしたら暗号か何かを使って機密を守っているのではないか、と勘繰りたくもなった。こういった文章に慣れるのは実に大変だった
傾向としては、コミュに積極的に加入しているのは女の子で、男はそんなに多くのコミュには参加していないようである
いろいろな発見と気付きがあった。こういう世界が、私のあずかり知らぬところで広がっていたということにあらためて感心する
感心している場合じゃなかった
576 :
憂しんじゃったのか
577 = 572 :
こうして、数多くの日記を読み、ほんのささいなヒントでもないかと目を凝らしていく日々の結果、何人か気になる人物をピックアップすることができた
気になるページをプリントアウトして、ファイルにとじていく
気付いたこと、気になったことなどがあればメモしたり付箋紙を貼ったりしておく。この前の話し合いで、あらかじめそういう風にしておくこと、と決めておいたのだ
私たちが再び集まったのは、前回の集まりから一週間ほどたってからだった
場所は前回同様私の部屋だ
「おいおい~みんなまぶたが腫れぼったいぞ~?」
集まったみんなの顔を見て、律が思わず吹き出した
そんな律のまぶたも赤く腫れあがっていた
578 = 572 :
私の部屋に入り、それぞれ前回と同じ場所に座を占める
今回は、それぞれが作成したファイルをまずは回し見する。それから、他の人のファイルを見て疑問に思うことなどがあれば聞く。そして最終的に、特に気になった点を発表するという形で行うことにした
しばらくの間、部屋の中にはファイルをめくる音と、質問・返答する小さな声ばかりしていた
私は、ささいなことでも何となく気になったらファイルするという方法をとっていた
『今日は女の子を強姦した』なんてそのまんまな日記があるはずもないのである。そこにそこに繋がるかもしれない小さなヒントを見つけることが大切なのだ
地道に地道に、ページをめくっては目を通すことを続ける
579 = 569 :
まさかほんとに書き溜めてたのか
581 = 572 :
私はノートをみんなに示した
「とりあえずこんな感じで挙げてみたけど…」
梓がうんざりしたように漏らす
「男って下品ですね…」
「この中に犯人がいるのか…?」
律が疑問を投げる
「わからない…でも、とにかくここに挙がった男をあらためて調べてみよう」
私は一覧をコピーしてみんなに配った。それから一人につき数名ずつ分担してさらに詳しく調べ、明後日また集まることにした
ところが
582 :
イイヨイイヨー
書き溜めしてるところがさらにイイヨー
583 :
ここまでの流れ産業
584 :
ところが
585 = 572 :
その夜、9時を少しまわったころ。律から電話があった
「ちょっと気付いたことがあるんだ!今から行く!」
気付いたこと…?一体何だろうか
しばらくして律がやってきた。よほど急いだのか、汗びっしょりである
「パソコン!使わせてもらうぞ!?」
律はそう言って、私を追い越していった。
これは…期待、できるのかもしれない…!
私が部屋に入ると、律はもうパソコンの前に座ってニクシィのページを開いていた
「おい律!一体何なんだよ、そんなに慌てて…」
律は私の問い掛けにパソコンから目を離さずに答える
「家に帰ってからな、『かず』って奴のことを調べてたんだよ。そしたらコイツ、このコミュにも入っててさ」
パソコンには『喜多上中学校卒業生』のコミュが表示されていた
586 = 572 :
「きた…がみ、か?卒業中学のコミュか」
「ああ。で、澪がコピーしてくれた一覧に名前が書いてあるやつで、このコミュに入ってるのが他にもいるんだ」
「『かず』って奴以外にもか?」
「ああ。『タキ』と『ぐっさん』だ」
律は画面をスクロールさせる。たしかに、『かず』『タキ』『ぐっさん』の名前が確認できた
「確かに同じコミュに入ってるな…」
律が畳み掛けるように言う
「しかも全員同じ学年だ。おまけにこの3人はお互いを友人登録している。つまり、同じ中学出身で、かなり仲の良い3人組ってことだな」
588 :
待ちわびたよ支援
589 = 572 :
「かなり仲が良いってのはどうしてわかるんだ?」
「お互いの日記に、頻繁にコメントを付け合ってる。文面から見ても仲が良いのは間違いない。それから…さっきの一覧表見るとわかるけどな、『かず』と『ぐっさん』はあの日の放課後、商店街に行ってるんだ」
「ってことは…」
「おそらく、一緒に商店街に行ってると思う。しかもそのとき『ぐっさん』は良いことがあった、と日記に書いてるんだ…」
律の言わんとすることはわかる。が、私にはまだピンと来ない
「律の言いたいことはわかるよ。でもそれは、こいつらが一緒に商店街に行ったってだけのことじゃないのか?
それに、『タキ』ってやつは商店街には行ってないないみたいだし、何より憂ちゃんを襲ったのは4人組だ」
律が反論する
「『タキ』は事件当日にそもそも日記を書いてないんだ。その次の日もだけどな。それに、4人目はニクシィに加入していないのかもしれない
それか、ニクシィには加入してるけど、梅ヶ峰高の生徒じゃないかもしれない。ほら、梓が言ってたろ?犯人の中にはタンクトップのやつがいたって」
「確かに、それはそうだけど…」
「それにな」
律はパソコンに向き直り、あるページを開いた
591 = 538 :
切断爪剥ぎ鞭打ちは必須
592 :
しえんしえん。
これ別にけいおん無くても面白いね。
593 = 572 :
「これは『タキ』のページだ。結構多趣味らしくてな、色んな写真をアップロードしてるんだけど…澪、見てくれ」
私は画面を覗き込む。ウルトラマンの人形の写真だ。人形を手で持って、それをデジカメか携帯電話で撮影したのだろう。しかし…これが何だというの?
「ウルトラマンじゃないか」
「セブンだけどな。まあそれはいいとして…気付かないか?」
「?」
さっぱりわからない
「この画像、アップされたのがつい先週なんだ。暑い盛りだ。…ここ、見てみ」
律が画面を指差す。人形を持っている手の、手首の辺りに…長袖の襟。長袖?
595 :
けいおんでやるから面白いんだろ
596 :
蛸壺屋の新刊結構面白かったな
597 = 547 :
>>595
○けいおんでやるから読み始めたんだろ
◎けいおんでやるから書き始めたんだろ
598 = 595 :
>>597
男君とか女ちゃんだと人物像想像しないといけないしな
599 = 592 :
>>597
その通りでした^p^
>>598
それはそれで想像する楽しみがあると思うけど。
600 = 595 :
見てるアニメなら立場とか役職とか予め分かってるから読みやすい
みんなの評価 : ★★★
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