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    元スレ唯「ういー、おかわりー」セイバー「私にもお願いします」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
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    451 = 425 :

    452 :

    ケンシロウ?!

    453 = 425 :

    454 :

    457 :

    458 = 414 :

    459 :

    無駄に保守が長いかと思ったらまーたコイツか

    460 :

    今の時期にバレンシアとかF1関係者かよ

    462 = 406 :

    ただいま

    463 = 411 :

    お帰り

    464 = 406 :

    「セイバーさん、おはようございます――」

    セイバー「……」

    「?」

    セイバー「――ここは、どこですか?」

    「え? セイバーさん?」

    セイバー「貴女が、私の名を知っているということはそういうことなので
    しょう。もう一度問います。ここはどこなのですか?」

    「ここは、平沢家ですけど……なにかの遊びですか?」

    セイバー「遊び……?」

    「セイバー、さん?」

    セイバー「――私がどうしてここにいるのかを、教えていただきたい」

    「聖杯戦争のため、じゃないんですか?」

    セイバー「やはりそうですか。しかし聖杯戦争のためなのなら、私はシロウ
    に召喚された筈だ」

    「シロウ?」

    465 = 406 :

    セイバー「私のマスターの名前です。それはそうと、あなたと私の関係は
    なんなのですか?」

    「……」

    セイバー「教えなさい。私は、どうしてここにいるのかを知るために」

    「――」グスっ

    セイバー「泣いていてはわからない。私はシロウの剣だ。シロウのもとへ
    戻らなくてはならない」

    「――」ポロポロ

    「うい、おはよ……」

    セイバー「!!」

    「憂! どうしたの? どこか痛いの?」

    「……」ぶんぶん

    「セイバーちゃん、なにか知ってる?」

    セイバー「貴女も私の名を知っている……。一体、どういうことなのですか」

    「え?」

    466 :

    >>360
    士郎「弓の場合、弦という字は『げん』じゃなくて『つる』って読むんだぜ」

    467 = 406 :

    セイバー「貴女の名前は?」

    「平沢唯だけど、どうしたの?」

    セイバー「それではユイ。ここに私がいるのは何故かを問いたいのですが」

    「なに言ってるの? ウイ、泣いてるんだよ?」

    セイバー「そんなことに興味はありません。今、私はそれ以上に焦燥して
    いる」

    「わけわかんないよ! どうしちゃったの!?」

    セイバー「どうしたもなにもないのです。私の問いに答えてください」

    「うう……」

    「大丈夫だよ、憂。きっと、セイバーちゃんは寝ぼけてるだけなんだよ」

    セイバー「私が寝ぼけている? 無礼な言動は慎みなさい!」

    「だったらなんなの!? 憂を泣かせて、わけわからないこと言って、
    今日はギルガメッシュと決戦なんだよ!?」

    セイバー「ギルガメッシュ? 一体誰です、それは」

    セイバー「……話がかみ合わないな。お互いに落ち着きましょう」

    「……澪ちゃん、呼んでくる」

    468 = 406 :



    「――それで、セイバーはなにも覚えてないのか?」

    「うん……。私のことも、憂のことも忘れちゃったみたいなの」

    「今までは何の問題もなかったのに……」

    「それに――」

    「ん?」

    「なんだか、今のセイバーちゃん、怖いよ。昨日までのセイバーちゃんと
    は全然違う。まるで、怒ってるみたい」

    「……セイバーと話してみよう。いずれにせよ、今日はギルガメッシュと
    戦わなきゃいけないんだ」

    「そうだね……。行かなきゃ、この街が危ない」

    「令呪は残ってるんだろ? 最悪の場合、それを二つ使ってでも言うこと
    を聞かせよう」

    「――」

    「仕方ないんだ。もはや、時間をゆっくりとってやる場合でもないんだから」

    469 = 406 :

    ドア「ガチャ」

    「セイバーちゃん、おまたせ」

    セイバー「――」

    「おはよう、セイバー」

    セイバー「貴女も、私を知っているのですね」

    「一緒に戦ったんだから、当たり前だろ」

    セイバー「解せませんね。私が最後に戦った記憶は、あの黒いアサシンとの
    戦いだ」

    「黒いアサシン? アサシンって、侍じゃないの?」

    セイバー「アサシンは固定サーヴァントです。未だかつて、ハサン・サッ
    バーハ以外にはありえません」

    「で、でも――」

    セイバー「それもどうでもいい。私にとって、貴女方は未知の人なのだから」

    「う……」

    「そ、そんな言い方はないだろう!」

    471 = 406 :

    セイバー「ですが、事実です」

    「私たちは一緒に戦った仲間だろ! なのに……どうしてそんなふうに
    言えるんだ……」

    セイバー「……」

    「セイバーちゃん……」

    セイバー「夢を、見ました」

    「?」

    セイバー「サーヴァントは、基本的に夢を見ません。しかし、私はある夢を
    見ました」

    「……」

    セイバー「その夢の中で、私は一人の少年と一人の女性と戦っていまし
    た。やめたい、戦いたくない。それでも、私の手は剣を振るい、少年たち
    は立ち向かってきたのです」

    「――」

    セイバー「それがシロウであり、ライダー。そして、私は――」

    セイバー「――私は……あれ? 駄目だ、記憶が混濁している……」

    「……わかったよ」

    472 = 406 :

    「――セイバーちゃんは、記憶喪失なんだね」

    セイバー「……そのようです」

    「その夢には、きっと意味があるんだよ。私たちに出会う前の記憶かも
    しれないし、その夢が、セイバーちゃんの記憶を混乱させてるのかもしれ
    ない」

    セイバー「――はい」

    「でもね、セイバーちゃん」

    「私たちと戦っていたのは本当だよ。ある日突然、セイバーちゃんが私
    の隣で寝てて、それからはずっと一緒だったんだよ」

    「信じてもらえないかもしれないけど、私がセイバーちゃんのマスターで、
    澪ちゃんは、アーチャーのマスターだったんだよ」

    セイバー「そ、それでは令呪が!」

    「はい」スッ

    セイバー「……本当に、令呪が」

    「これを使うことは絶対にしたくない。だから――」

    セイバー「だから?」

    「これから、私はセイバーちゃんに一対一で戦うよ」

    473 = 406 :

    「な、なに言ってるんだ!」

    「そうだよ! お姉ちゃん!」

    「もちろん、殺し合いじゃないよ。でも、真剣勝負には違いなく」

    セイバー「……貴女が私のマスターなのであれば、私の力は知っている
    筈では?」

    「それももちろん。セイバーちゃんの強さは、私が一番よく知ってる。
    だから、お父さんが昔使ってた竹刀で戦うの」

    セイバー「論点がずれていると感じませんか?」

    「全然そうは思わないよ」

    セイバー「――いいでしょう。どちらにせよ、私はシロウのもとに帰らなけれ
    ばならない。その方法を見つけるには、貴女の頑固さを知っておく必要が
    あるようだ」

    「憂、竹刀持ってきて」

    「……」

    「近くの公園でいいよね。セイバーちゃん」

    セイバー「異存はありません」

    475 = 406 :

    ――公園――

    セイバー「ここですか」

    「うん」

    「お姉ちゃん、セイバーさん。今からでも止められるよ。だから――」

    「駄目だよ。もう止められないし、止めたくない。セイバーちゃんと私
    の問題だもん」

    「唯、頭に血がのぼってるんじゃないか? 落ちつけってば」

    「私は至って冷静。私たちのこと忘れちゃったセイバーちゃんにおしおき
    してあげるんだから」

    セイバー「困りましたね。そのようなことを言われても仕方がない」

    「……はい、セイバーちゃん」ポイッ

    セイバー「――本当に、やるのですね」パシッ

    「ルールはたった一つ。ギブアップするまで戦うってことだけ」

    セイバー「……そうですか。いきます」

    「――うん」

    476 = 405 :

    しし

    477 :

    セイバーがギルを忘れてるのはなんで?
    第四次で真名ばれしてなかったっけ

    478 = 406 :

    セイバー「――!」バシッ

    セイバー「ていッ!」ビシッ!

    セイバー「――――!!」ドシッ!

    「――ん!」

    「まずいぞ、憂ちゃん!」

    「はい! お姉ちゃん!!」

    「止めないで!」

    「でもな唯!」

    「一回だけでも、一回だけでも引っ叩かなきゃ。私は、『マスター』なんだから!!」

    セイバー「その心意気はいいですが、認められない」バシッ

    「いた!!」

    「――あまりにも一方的だ。唯、剣道なんてやったことないだろ!」

    「ん!」ブン!

    セイバー「腰も入っていないし、全く評価できません。シロウは、その程度
    ではなかった!!」

    「他の――他のマスター(ひと)の話なんてしないでよ!!」

    479 = 425 :

    >>477
    イスカンダル以外にエヌマエリシュ使ってないから、真名言ってない。

    480 = 406 :

    セイバー「!?」

    「セイバーちゃんのマスターは、私なの!」ブン!

    「力になりたいって、伝えたときから――」ブン!

    「ずっと、一緒に戦ってきたんだから!」ブン!

    「――その私に――」

    「昔の人の話なんて、聞かせないでよ!!」ブン!!

    セイバー「……」

    「うそ、だろ?」

    「セイバーさんが、汗をかいてる……」

    「ハァ……ハァ……」

    セイバー「――ですが、私のマスターはエミヤシロウなのです。それは、決して変わらない」

    「わから……ずや……」

    セイバー「女性ゆえに、顔への攻撃は一切していませんが、それではわか
    りにくいですか? 私の意思がどういうものなのかが」

    「わからない。わかりたくもないよ」

    481 = 406 :

    「セイバーちゃんが、どうして聖杯を欲しがっているのかはわからない」

    セイバー「教える気などない」

    「いつか話してくれると思ったの!」

    セイバー「話すことは、ない」

    「――」

    セイバー「ユイ、降参しなさい。このまま続ければ、どうなるかはわからない
    わけがないでしょう?」

    「……知らないもん!」バッ!

    セイバー「砂かけ!? ――うっ!」

    「セイバーちゃんの――馬鹿ああああああああああああああああ!!!!」スパン!!

    482 = 406 :

    セイバー「――――!!」

    「当たった!」タタタ

    「お姉ちゃん!!」タタタ

    「セイバーちゃんの、馬鹿……」

    「そんな場合じゃないよ! 痛いでしょ!?」

    「平気だもん。セイバーちゃんは、まだギブアップしてないんだから、離れてて」

    セイバー「……砂かけとは、思いもよらぬ攻撃でした」

    「卑怯だっていう?」

    セイバー「いいえ。ルール無用なのですから、警戒しなかった私の落ち度だ」

    セイバー「――しかし、そのあとの一撃。あれは評価したい」

    「!!」

    セイバー「――ああ。そうだ」

    セイバー「その姿は、誰もが元気になる。諦めたくないと、そう思いたくなる」

    セイバー「故に――私は貴女をマスターに選んだのだ。ユイ」

    483 = 406 :

    「セイバー、ちゃん?」

    セイバー「はい。セイバーです」

    「……記憶、戻ったの?」

    セイバー「あれだけの力で叩かれれば、いくらサーヴァントでも、なにかが
    起こりますよ」

    「本当に、戻ったの?」

    セイバー「ご心配をおかけしました。ギルガメッシュとの決戦に備えなくて
    はならなかったのに――」

    「セイバーちゃああああああああああん!!!!」だきっ

    セイバー「!?」

    「よかったよぉおおおおおおおお!!!」ぎゅー

    セイバー「……よしよし。あなたの直向きな強さを忘れるだなんて、どうか
    していました」なでなで

    「ううう……」

    「よかったな。憂ちゃん」

    「はい!」

    セイバー「……お腹が、すいてしまいました」

    485 = 406 :

    ――平沢宅――

    セイバー「――そういうわけで、私はここにいるようです」

    「へー」

    「黒い影に呑みこまれて、それが最後の記憶かー」

    セイバー「夢のことは、どうやら関係のないことのようです」

    「でもでも、夢の中でセイバーちゃんはシロウって人に殺されちゃったん
    でしょ?」

    セイバー「はい。短剣で胸を刺されました」

    「ひゃわ!」

    セイバー「?」

    「そういう痛い話はいやなんだー!」

    セイバー「今更何を言ってるのですか……。アーチャーは、かなり戦闘面
    では苦労していたのですね」

    「うう……」

    セイバー「アーチャーといえば――私が知っているアーチャーと、こちらに来
    て出会ったアーチャーは、まるで違っていたのですが……」

    486 = 406 :

    「アサシンも違ってたんだよね?」もぐもぐ

    セイバー「ですが、アレの場合はキャスターが使役していたイレギュラー
    な存在です。サーヴァントが、正規のサーヴァントを召喚できる筈が
    ありません。しかし、アーチャーは――」

    「朝起きたら、椅子に座って漫画読んでたんだ。それがアーチャーとの
    出会い」

    セイバー「……私と唯の出会いと、少し似ていますね。私は向こうから来た
    ので、当然、正規の召喚はされないでしょう。しかし、なぜアーチャーま
    で……」

    「向こうのアーチャーはどんな感じの人なの?」

    セイバー「口を開けば皮肉ですね。人格的に優れているかというと、首を
    かしげてしまいます」

    「へー。それじゃあ、あのアーチャーに似てるね」もきゅきゅ

    セイバー「本当に唯はアーチャーが苦手ですね」

    「ふんだ」

    「確かにアイツは、唯には特に厳しかったもんな。唯が苦手になるのも
    わかるよ」

    「憂ー、カレー美味しいよー」

    487 = 406 :

    セイバー「そうですね。昨日は緊張状態にいたからか、味がよくわかりません
    でしたからね」

    「憂のカレーは世界一!」

    「ありがと。お姉ちゃんっ」

    「――今日で聖杯戦争が終わるんだよね」

    セイバー「はい。今度こそはきちんと終わらせます」

    「……ってことは、セイバーは――」

    セイバー「――今日で、あなた達の前から消えることになります」

    「そ、そんなの嫌だ!」

    セイバー「私には、救うべき民がいる。唯たちには、わかってもらいたい」

    「――」

    「――聖杯を使って、ここにいてもらうのは出来る?」

    セイバー「ギルガメッシュが出来たのですから、私にも可能でしょう。しかし、
    先刻も申した通り、私には救わなければならない人たちがいます。その人
    たちを、裏切るわけにはいかない」

    「……」

    セイバー「それが、王の責務なのです」

    488 = 406 :



    「あのさ、セイバーちゃん」

    セイバー「なんでしょう?」

    「学校に、行かない?」

    セイバー「?」

    「今日で最後なんでしょ? だったら、セイバーちゃんには学校に来て
    ほしい。いいよね、澪ちゃん」

    「拒む理由がないよ。それと、私からも提案というかセイバーにプレゼン
    トがあるんだ」

    セイバー「プレゼント、ですか?」

    「……なーる」

    「わかったか? 唯」

    「うん! それじゃあ、準備しなきゃね!」テキパキ!

    セイバー「わ、私はまだ行くとは――」

    「行くよねー?」だきっ

    セイバー「……行きます」

    489 :

    これはいい
    支援

    490 :

    久々に面白いssに出会った

    491 = 406 :

    ――桜高――

    セイバー「前にも来ましたが、いい学校ですね」

    「セイバーちゃんの制服ー」がばっ!

    「お姉ちゃん、しわになっちゃうよー」

    「でも、すごく似合ってるよ。セイバー」

    セイバー「あ、ありがとうございます。私は、男として生きてきましたから、
    このような少女の衣服を纏った経験が極端に少ないのです……。本当
    に、似合っているのでしょうか?」

    「似合ってるなんていうレベルじゃないよ。学校のマドンナ確実だね!」

    「ファンクラブもすぐに出来るだろうな」

    「澪ちゃんにはファンクラブがあるんだよー」

    セイバー「ファンクラブ!? つまり親衛隊ですか! それは素晴らしいで
    す!」

    「セイバー、意味曲解してないか!?」

    「音楽準備室に到着です。ささ、セイバーさん」

    492 = 429 :

    セイバーは髪の結をほどいたストレートの金髪でいるのが一番好きだ

    493 = 406 :

    セイバー「?」

    ドア「ギギギ」

    「セイバーさん!! いらっしゃい!!」

    「さぁさ、ここに座ってください!」

    セイバー「アズサ! ツムギ!!」

    「えへへー。それに――」

    「セイバー、久しぶり……かな?」

    セイバー「リツ!」

    「……私を見て、笑ってくれてありがと。私、あんなにひどいことしたのにさ」

    セイバー「マスターである貴女に罪は在りません。貴女のような優しい女性
    が修羅の道を往ったのにも、理由があってのことでしょう?」

    「――セイバー」

    「さあ! りっちゃん、ムギちゃん、あずにゃん、澪ちゃん! 準備して!」

    「おう!!」がさごそ

    494 = 406 :

    「セイバーさん、見ていてくださいね。お姉ちゃんたちが、普段学校で
    なにをしているのかを」

    セイバー「はい……」

    「どうしました?」

    セイバー「いえ、少しスカートが短いのが気になりまして……」

    「セイバーさんの脚、キレーですね」

    セイバー「からかわないでください。このように短いスカートでは、その……
    見えてしまうのではないですか?」

    「うーん。気を使ってれば見えませんよ。階段上がるときは抑えてます
    しね」

    セイバー「むむ。現代の女子高生も、戦っているのですね」

    「そうですよー。規則ギリギリの短さにするのは大変なんですから」

    セイバー「意外ですね。ウイが規則に反しようとするなんて。てっきり、優等生
    だと思ってました」

    「反してるわけじゃないですよ。それに、優等生って自分では言いにくいの
    であとで梓ちゃんにでも訊いてください」

    セイバー「そうします」

    「レディースエーンドレディース! 今日はHTTのライブに来てくれてありがとー!!」

    496 = 406 :

    「わーい!」

    セイバー「……」

    「セイバーちゃんに、一度も私がギター弾いてるところ見せられなかった
    からね! 今日はいっくぜー!!」ギュインギュイン!!

    「セイバー、聞いてほしいんだ。私たちの演奏を」

    セイバー「――ええ。是非、聞かせてほしい」

    「初めてセイバーちゃんと会った日にお風呂で、一発で見抜いてくれた
    んだよね。私が、毎日練習してることを――」

    「この教室では、あまり練習してませんけど、唯先輩は毎日家で練習
    してるんです」

    「私たちだってそう。今の、この時間を無駄にしないために――」

    「毎日頑張ってるんだ!!」

    「それじゃあいっくよー!! ふわふわ時間!」

    「1・2・3・4!!」カンカンカンカン!!

    498 = 406 :

    セイバー(――ああ。そうか)

    セイバー(この顔だ)

    セイバー(楽しそうで、真剣で、まっすぐで)

    セイバー(そんな表情を、貴女はしている)

    セイバー(それが、どうしようもなく綺麗だ)

    セイバー(まるで、朝日のように)

    セイバー(まるで、美しい花のように)

    セイバー(だから――私は貴女を信頼しているのだ)

    セイバー(その顔は、嘘という淀みを見せない)

    セイバー(いつも正直で、いつも清らかで)

    セイバー(いつまでも――私は貴女にそうあってほしい)

    セイバー(その笑顔を守るために、私はこの街を守る――!)

    「せんきゅーせんきゅー!!」

    「お姉ちゃあああああああああああああん!!!」パチパチパチ!!

    セイバー「素晴らしい。実にすばらしい演奏でした」パチパチ

    499 = 405 :

    ししゃも

    500 = 429 :

    しおじゃけ


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