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    元スレ唯「ういー、おかわりー」セイバー「私にもお願いします」

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    みんなの評価 : ★★
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    51 = 1 :

    セイバー「それでは、いきますよ」

    「うん」

    「――私、平沢唯はサーヴァントセイバーに、我が命運を捧げる」

    セイバー「セイバーの名に懸け誓いを受ける。汝を、我が主として認めよう」

    「――ッ!」

    セイバー「ユイ!?」

    「……ちくってした」

    セイバー「左手を、見せてください」

    「……あ」

    セイバー「これが令呪です。3回のみ行える絶対命令権。いいですか、一つは
    残してください。全て使ってしまうと、私は貴女を守れなくなる」

    「わかった。でも、私がセイバーちゃんに命令することなんてないよ」

    セイバー「もし、あなたが学校で襲われた時……。それを使えば、私を
    呼びだすことができます。場所もなにも関係なく」

    「……わかった。それじゃあ、憂に包帯もらってくるね」

    セイバー「ええ。令呪は誰にも見せないでください」

    52 = 1 :

    「……お姉ちゃん」

    「おはよ。憂」

    「セイバーさん、血塗れで帰って来たの」

    「知ってる」

    「……」

    「大丈夫だよ。セイバーちゃんは、私たちを守ってくれるよ」

    「本当?」

    「本当だよ。お姉ちゃんを信じなさい!」

    「……うん。セイバーさんとお姉ちゃんを信じるよ」

    「うん。セイバーちゃんにも朝ごはん運んであげてね」

    「ご飯、食べられるかな」

    「食べるよ。憂のご飯美味しいもん」

    53 = 1 :

    ――3-2――

    「おはよーございます!」

    さわ子「平沢さん、遅刻っと」

    「間に合ってるよー」

    「諦めなさいって」

    姫子「おはよう、唯」

    「私の方がおはよう。唯」

    「おはよう、姫ちゃん。和ちゃん」

    「あら、手怪我したの?」

    「う、うん。コップ割っちゃって」

    「気をつけなさいよ。ドジなんだから」

    「えへへー」

    「……」

    55 = 1 :

    (セイバーちゃん、大人しくしてるかなー)

    (テレビでも見てるのかな)

    姫子「唯」

    「姫ちゃん?」

    姫子「澪から、手紙」

    「ありがと。えーっと」

    「昼休み、屋上?」

    「了解っと。はい」

    姫子「ん」

    (澪ちゃん、どうしたんだろ。まさか、愛の告白!?)

    (駄目だよ澪ちゃん! 澪ちゃんにはりっちゃんが!)

    先生「平沢、なにをクネクネしているんだ?」

    「!?」

    56 = 1 :

    ――昼休み――

    「澪ちゃん、先に行っちゃったみたい」

    「澪のやつ、どこ行ったんだー」

    「りっちゃんごめん! 私、ちょっと用事!」

    「なんだなんだー」

    「まさか、梓ちゃんとなにかあるのかしら」

    「ムギ、声に出てる」

    「あらやだ」

    「じゃあ、いってくるね!」

    「いってきなさい」

    「お土産お願いなー」

    「あはは。期待しないで待っててねー」

    ドア「ニコ」

    57 = 1 :

    「お待たせっ!」

    「別に待ってもいないよ。ごめんな、呼びだしたりなんかして」

    「ううん! 問題ないよ!」

    「……そっか」

    「?」

    「唯、その手はどうしたんだ?」

    「こ、コップ割っちゃったんだよ」

    「その割には変なところを怪我してないか? 見せてみろ」

    「な、なんか変だよ? 澪ちゃん」

    「……令呪」

    「え?」

    「そうなんだろ。唯」

    「どうして、それを知ってるの?」

    「……あ」

    58 = 1 :

    「引っかかったな」

    「うぅ~」

    「ホントに知らなかったら、そんなふうには答えないよな」

    「……澪ちゃん」

    「安心しろ。私もだから」

    「そうじゃなくって」

    「それも平気。私だって戸惑ってるんだから」

    「信じていいの?」

    「信じてくれないか?」

    「……信じるよ。澪ちゃんは親友だもん」

    「ありがとう。――アーチャー」

    アーチャー「やっぱりマスターだったんだ。ミオ」

    59 = 1 :

    「うわ!」

    アーチャー「……」

    「あれ? 女の人?」

    アーチャー「サーヴァントに性別なんて、基本的には関係ないでしょ」

    「セイバーちゃんはすごい可愛いもん!」

    「セイバー!?」

    アーチャー「ええー」

    「しまった!」

    「アーチャー、セイバーってことは――」

    アーチャー「昨日、公園で戦ってたサーヴァントね。魔力がまるで感じられな
    かった」

    「……澪ちゃん」

    「安心してくれ。アーチャーには令呪がかけてある。私の命令に背くと、
    アーチャーは動けない。二つ使って行使させたんだぞ」

    アーチャー「お陰で、私は朝から身体が重くて仕方がない」

    「だって、起こしてくれなかったんだもん」

    60 = 1 :

    アーチャー「私は朝が弱いの」

    「サーヴァントのくせに寝てるなよ」

    アーチャー「はいはい」

    「聞け」

    「……」

    アーチャー「あ、そうだ」

    「え?」

    アーチャー「ミオの命令で動けないだけで、ワタシはいつだって貴女を殺し
    たくてしかたがない」

    「!?」

    アーチャー「だから、これからミオが貴女と交渉するけど、そこにワタシの
    意思はまるでない」

    「だ、だから?」

    アーチャー「ただそれだけ。言葉以上のことを期待しないで」

    (この人、嫌いだ……)

    62 = 1 :

    「アーチャー。ちょっと消えてろ」

    アーチャー「はいはい」スゥ

    (サーヴァントって、こんなこともできるんだ)

    「ごめんな唯。アーチャーが変なこと言って」

    「気にしてないよ。それで、交渉って何?」

    「うん。それが大事なんだ。……唯、手を組もう」

    「ふぇ?」

    「私も唯も、聖杯戦争に関してはまるで知識がない。私も、昨日一日
    使って、ようやくある程度は知ってるくらいだ。唯は、聖杯戦争について
    なにか知ってるか?」

    「セイバーちゃんに、ちょっと聞いたくらいかな」

    「だろ。だったら、一緒に戦った方がいいんじゃないか?」

    「でも――」

    「唯の言いたいことわかる。でもさ、セイバーは魔力が殆どないっていう
    じゃないか。その状態で戦うのは、かなり辛いというか無理だぞ」

    「そ、そうだけど……」

    63 = 1 :

    「殺されてもいいのか?」

    「そ、それは嫌だ!」

    「憂ちゃんも、危険にさらされる」

    「やだ!」

    「なら簡単だろ。私たちと共同戦線を張ったほうがいい」

    「でも……」

    「――」

    「帰って、セイバーちゃんと相談するね。私一人じゃなんとも言えないよ」

    「そっか。そうだよな。ごめんな。急な話しちゃって」

    「ううん。澪ちゃんだって大変なんだもん。仕方ないよ」

    「昨日、散歩から帰ってきたら私の部屋で漫画読んでたんだぞ。アー
    チャーのやつ」

    「セイバーちゃんも、昼寝から起きたときら隣にいた」

    「……そんなものなのかな。サーヴァントって」

    「さあ……」

    64 = 1 :

    ――放課後・音楽準備室――

    「おっす!」

    「おっす!」

    「あずにゃーん!」

    「にゃっ! やめてくださいー」

    「可愛いー」

    「うんうん」

    「相変わらずだな」

    アーチャー『……』

    「ムギ、アイスコーヒーくれる?」

    「ミルクは?」

    「もちろん」

    「もう! 離れてください!」

    「あうー」

    65 = 1 :

    「どうぞ、澪ちゃん」

    「ありがとう」

    アーチャー『のどが渇いた』

    『黙っててくれ』

    アーチャー『ちぇ』

    「りっちゃん。聡くんは元気?」

    「元気だぞー。なんといっても夜な夜な部屋から変な声が聞こえるくらい
    だ!」

    「聡くんも男の子なんだねー」

    「唯先輩も律先輩もなに言ってるんですか!」

    「なにが?」

    「――むー」

    「ほらほらー。梓ー、何想像したんだ? 人の弟で」

    「離れてくださいー」

    66 = 1 :

    「うう……。聡くんだって、思春期なんですから……」

    「あずにゃんったら、やらしー」

    「にゃー」

    「おっかしいよなー」

    「まあいいや。あずにゃんのえっちー」

    「みおせんぱーい」

    「コーヒー美味しい……」

    「よかったわー」

    アーチャー『座りたい』

    『黙ってろ』

    (あ、あそこにアーチャーがいるんだ)

    67 = 1 :

    ――練習終わって――

    「なんか、今日は頑張ったねー」

    「唯先輩が練習したいって言い出すとは思いませんでした」

    「ひどいなー。エロエロあずにゃんはー」

    「エロくないです」

    「にやにや」

    「にゃー!」

    「梓も完全に向こう側になってきたな」

    「私は?」

    「向こう側だろ」

    「しょんぼり」

    アーチャー「!?」

    『どうした?』

    アーチャー『見られてる』

    「……あ! 忘れ物した! みんなは先に帰っててくれ!」

    69 = 1 :

    「……じゃあ、ね」

    「ああ」

    (あわよくば、セイバーを連れてきてもらいたいけど……)

    アーチャー『いくよ、ミオ』

    『う、うん』

    「――!」ダッ

    ランサー「これは驚いたな――」

    「!?」

    アーチャー「なにが?」

    ランサー「なにがって、お前は俺が知ってるサーヴァントじゃないってことさ。
    念のため聞くが、なんのクラスだ?」

    アーチャー「弓兵――」

    ランサー「ケッ。いけすかねえな」

    アーチャー「やるなら早くしよう。人が来たら、少し面倒だから」

    70 = 1 :

    「――セイバーちゃん!」

    「おかえり、お姉ちゃん!」

    セイバー「おかえりなさい。ユイ」

    「セイバーちゃん、怪我は!?」

    セイバー「……おかげさまで、完治しましたけど」

    「早っ!」

    セイバー「ユイと契約したのと、憂の料理をいただいたら、自分でも不思議な
    くらいに早く回復しました」

    「じゃあよかった! 来て!」

    セイバー「……もしかして」

    「サーヴァント! 澪ちゃんが危ないの!」

    セイバー「――ウイ、食事は帰ってきてからで」

    「うん。いってらっしゃい」

    セイバー「それでは唯。私におぶさってください」

    71 = 1 :

    少し席をはずす。

    72 = 68 :

    応援してるよ。
    それにしてもアーチャー誰だろうな…

    それも含めて期待

    74 :

    トピ主いねぇのか
    書いていいか?結構有名な書き手なんだが

    75 = 8 :

    出た、最年少書き手!

    76 = 74 :

    >>75
    話がわかるなw
    書いていいか?

    77 :

    インなんとかさんまだー?

    78 :

    りっちゃんのサーヴァントはライダーだな

    勿論イスカンダルの方

    79 = 40 :

    聡は何かの伏線か

    80 = 16 :

    まだ?

    81 = 1 :

    ただいま

    82 = 73 :

    83 = 1 :

    セイバー「飛びますよ――!」

    「ふわあああああああああああああああああああ!!!!!」

    「い、いってらっしゃい……」

    セイバー「ユイ! 学校はどこにあるんですか!?」

    「あっち!」

    セイバー「わかりました! 速度を上げます!」

    「ふわあああああああああああああああん!!!」

    住民「?」

    「見られてない?」

    セイバー「普通の人間が視覚出来る速度ではありませんから、平気です」

    「そっかぁ。えへへー」

    セイバー「全開とまではいきませんが、ユイの魔力供給で十分戦えるくら
    いに充実しています。感謝していますよ」

    「うん! それじゃあ、澪ちゃんを助けに行くよー!」

    85 = 1 :

    ランサー「ああ! うざってえ奴だ!!」

    アーチャー「?」

    ランサー「てめえ! 弓はどうした!」

    アーチャー「家に忘れてきた」

    ランサー「死ねィ!」

    アーチャー「弓兵は目が死ぬほどいいのを忘れたの? これくらい楽々
    避けられるよ」

    ランサー「なら――スピードをあげて――!」

    アーチャー「だから、そういう問題じゃないの。天津飯にかめはめ波がき
    かないのと同じだよ」

    「アーチャー!」

    アーチャー「心配無用だよ、ミオ。武器なら持ってきてるから」

    ランサー「なんだと!」

    アーチャー「秋山家のフライパン」

    ランサー「は?」

    86 = 1 :

    アーチャー「だから、フライパンだって」

    ランサー「馬鹿にしてんのか!」

    アーチャー「してないって。本気じゃないけど、ふざけてはいないよ」

    ランサー「てめえに宝具に対する誇りはねえのか!」

    アーチャー「もちろんあるよー」

    ランサー「くそったれ!」

    「……」

    アーチャー「このフライパンだって、意外に強いんだから」バコン!

    ランサー「ゴッ」

    アーチャー「……あーあ。フライパン壊れちゃった。もうこれ、ただの凶器
    だね」

    ランサー「――殺してやる。受けろ、我が必殺の――」ズオ……

    アーチャー「しまった。これはやばい」

    87 :

    「とー!」

    セイバー「ちゃーーーーーく!!!!」

    地面「バコオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!」

    ランサー「は?」

    アーチャー「よっし。これで因果律狂った! さすが私の幸運!」

    セイバー「――」

    「ほら、セイバーちゃん。言ってよ。アレ、言ってよ」

    セイバー「言いません」

    「言ってくれたら、私の分のおかず半分あげるよ」

    セイバー「正義の味方、セイバーさん参上!」

    アーチャー「……」

    ランサー「セイバー、もしかしてお前も俺が知らないセイバーなんじゃ……」

    「セイバーちゃんカッコいい!」

    セイバー「ありがとうございます。ユイ」

    88 :

    お、帰ってきてたか

    89 :

    言峰綺礼ポジションは誰になるんだ

    90 = 87 :

    「唯!」

    「澪ちゃん! お助けに来たよ!」

    アーチャー「登場したまではいいから、もう帰っていいよ」

    「ぶー! セイバーちゃん!」

    セイバー「はい!」

    アーチャー「ちょっと聞いてる? 邪魔なの。じゃ、ま」

    セイバー「貴女がアーチャーですか」

    アーチャー「そうよ。セイバーって、意外に小さいのね」

    セイバー「貴女も対して変わらないでしょう」

    アーチャー「……ま、そうね。セイバー、あの子供を連れて帰ってくれない?」

    セイバー「あの子供というのは、私のマスターのことか」

    アーチャー「やっぱりそうなんだ。セイバーって最良のサーヴァントっていう
    のに、随分とまあ貧相なマスターね。うちのマスターはもうバインバインよ」

    セイバー「マスターを愚弄するか。弓兵」ギリ

    アーチャー「ありゃりゃ。冗談よ冗談。アンタを敵に回してもウマくないわよ」

    91 = 87 :

    セイバー「ユイ、敵はどちらですか?」

    「青いほうだよ。ちょっとむかっとするけど、アーチャーは仲間」

    セイバー「わかりました。たとえ人間的に欠陥があったとしても、味方は
    味方です」

    アーチャー「ミオー。やっぱりランサーしか狙っちゃダメ?」

    「当たり前だ。それに、今のおまえはフライパンが武器じゃないか」

    アーチャー「変形させれば、結構凶(わる)い武器になるのよ?」

    「そんなことはどうでもいいから、ランサーだけだ」

    ランサー「やっべえ……」

    ランサー「二人がかりはきついな。しかも、相手はセイバーときたもんだ。
    これは、逃げさせてもらうぜ!」ヒュン

    アーチャー「ミオー。いい?」

    「え? よくわからないけど、うん」

    アーチャー「せいやっ」ヒュッ!

    「フライパンを投げた!」

    93 = 87 :

    ランサー「は?」

    フライパン「ギュルルルルルルルルル!!!」

    ランサー「おいおい、どこの世界にクリモミ回転で飛んでくるフライパンが
    あるんだよ!」スコン!

    アーチャー「一応命中だけど、さっすがランサー」

    セイバー「問題なく逃げていきますね」

    「もしかして、これがアーチャーの宝具?」

    アーチャー「そんなわけないでしょ。これは私自身のスキルみたいなものよ」

    セイバー「投擲のスキルですか」

    アーチャー「そんなところかな。どんな物体でも超高速で遠くまで投げられる
    のよ。まっすぐオンリーだけど」

    「役に立たない力だね。セイバーちゃんの方がよっぽどすごいよ」

    アーチャー「なに?」

    「べーだ」

    94 = 87 :

    セイバー「やめてください」

    「アーチャーもいい加減にしろ……」

    アーチャー「はいはい。このちんちくりんが引けばおとなしくしてるのよ」

    「フンだ!」

    「……それで、唯。考えてくれたか?」

    「セイバーちゃん、澪ちゃんとアーチャーと協力するけど、いい?」

    セイバー「いい作戦だとは思います。ユイは聖杯戦争について詳しくない。
    それに、学校の友人なら、ユイもミオも信頼しあえるでしょう」

    アーチャー「ワタシは無視?」

    セイバー「アーチャーには令呪が効いていると見受けるが?」

    アーチャー「素晴らしい。さすがは騎士(セイバー)のクラス」

    セイバー「……私は、賛成です」

    「だってさ! よろしくね、澪ちゃん!」

    「あ、ああ!」

    95 = 87 :

    ――?――

    キャスター「あらあら、セイバーとアーチャーが手を組んだのね」

    キャスター「少し、困ったわね」

    アサシン「なにがだ?」

    キャスター「あらアサシン。山門は?」

    アサシン「この屋敷の門は厳重だから、問題ないと言ったのはお主であろ
    う? 拙者はお主の用心棒といったところだ」

    キャスター「ああ、そうだったかしら」

    アサシン「年増となると、耳が遠くなるのか?」

    キャスター「アサシンのクラスは、魔力遮断するとどれくらいで消えるのかしら」

    アサシン「勘弁してくれ。笑えない」

    キャスター「……このアーチャーを、私は知らない」

    アサシン「?」

    キャスター「白髪の双刀を操る弓兵が、私の知っているアーチャーよ」

    アサシン「ああ」

    キャスター「じゃあ、このアーチャーはだれなの?」

    96 = 87 :

    ――次の日の学校――

    「澪ちゃーん」

    「あ、唯。今日は早いな」

    「セイバーちゃんって、朝が早いんだよー」

    「そうなのか。真面目そうだもんな」

    「アーチャーは?」

    「一応、側にいるよ。もう令呪が使えないから、置いてくるわけにもいか
    ないんだ」

    「そうなんだー」

    「……そういえば、憂ちゃんは大丈夫?」

    「憂ならセイバーちゃんと仲良くやってるよ」

    「そうじゃなくって、聖杯戦争のこと話したのか?」

    「言ってないけど、セイバーちゃんが走るところは見られちゃってるよ」

    「じゃあ、セイバーが人間じゃないことは知ってるのか」

    「……でも、憂はいい子だよ」

    97 = 87 :

    「それは知ってるよ」

    アーチャー『眠い……』

    『寝てろ』

    「澪ちゃんとアーチャーって、仲良いよね」

    「そうかな? まあ、なんとなくやりやすい奴ではあるけど」

    アーチャー「――」

    「うーん。私はやりにくいかなー」

    「なんでだ?」

    「なんか、苦手なの」

    「珍しいな。唯が人のことを苦手だなんて」

    「私も。こんな人がいるなんて思わなかったよ」

    「お、律が来た。それじゃあ、この話は終わりにしよう」

    「うん。秘密だもんね」

    99 = 87 :

    「おはよ、唯と巨乳」

    「おっはー」

    「ぶん殴るぞ!」ゴチン

    「殴ってるじゃん!」

    「あらあら」

    「いててて。和ー、助けてー」

    「助けないけど」

    「ちくしょー!」

    「なでなで」

    「むぎゅうマジ天使!」

    「そんなことないわよ~」

    「あははー」

    姫子「おはよ、みんな」

    「うおっす!」

    100 :

    ムギ→キャスター&アサシンって感じだな


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