元スレ唯「あ、けいちゃん先生!」桑田佳祐「はいはい。」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×25
201 = 30 :
梓「そうじゃないんです!・・確かに毎日ここで部活して・・楽しいなって思えるんえすけど、それはお茶してお話したり、帰りにどこかで何か食べながら帰ったり・・そういうのなんです。なんか、それって、軽音部の楽しさとは違うんじゃないかって・・・」
桑田「うーん。」
梓「もっとたくさん軽音楽部っぽい事をしないと、本当の楽しさがわからないような気がするんです。私も、先輩方も・・」
桑田「軽音部っぽい事ねぇ・・」
梓「はい・・。」
203 :
桑田「けど、ライブもやってるんだろ?」
梓「はい。文化祭とか新歓で・・あと、ライブハウスでもやったりしました。」
桑田「良いじゃん、軽音部っぽいじゃん。」
梓「そ、そういうんじゃなくて!」
桑田は、何となくこの子の言いたい事はわかっていた。要するにもっと練習やライブをこなして実力と場数を踏んで行きたいんだろう。しかし、それに対して気の利いた言葉も特に思いつかず、顎の下に手を置き梓に何と言おうかを考えていた
204 = 42 :
しえん
205 :
みてるぞ
206 :
コラボ系のスレタイだけでwktkしたのはイブラヒモビッチ以来だ
207 :
梓「・・・」
そんな桑田の様子を見てか、梓も何とも言えない表情で何処を見るでもなし、桑田が抱えているベースの辺りに視線を泳がせていた。
桑田は無意識に、思考を円滑にする為適当にベースラインを刻む。すると梓は表情を少し変え、ベースの音色に耳を傾けた。
梓のその様子を見て、桑田は一つ、ある事を思い演奏のスタンスを変えた。アマチュア、少なくとも学生レベルではないレベルの派手なプレイを見せる。梓は、当然瞬時にその演奏レベルに反応。聞き入るというより、桑田の演奏に見入ってしまっていた。
208 = 176 :
アニメの澪とかはもう学生レベルじゃねーけどな
209 = 42 :
おっぱいのことかー
210 = 30 :
桑田(演奏を終わらせ)「よし!どうだ!!」
パチパチパチ
梓「す、凄い!凄いです!こんな凄いベース・・目の前で見た事ありません・・・!」
桑田「そう?アリガト。」
梓「本当に・・凄いです・・!」
桑田「このレベルの演奏は、確かに仲間と馴れ合ってるだけじゃ出来るようにはならないだろうな。」
梓「はい・・そうですよね。やっぱりお茶してる時間があったらもっと練習を・・」
211 :
ちょっと桑田佳祐のCD買ってくる
212 :
>>211
まだ買ってないのにびっくりだ
213 = 182 :
桑田ソロのアルバム3枚はどれも名盤
214 :
おもしれーぞ
215 = 30 :
桑田「いや、そうじゃなくてさ。今のもそうだけど、例えばギターの早弾きなんかもみんなとじゃ出来るようにはならないと思うんだよね。」
梓「・・?どういう事ですか?」
桑田「俺は、‘楽器’の練習だけだったら自分の部屋で、一人でやっちゃう。そっちの方が効率良いし、ていうかこういう細かい技はそうじゃなきゃなかなか出来るようにはならないしな。」
梓「・・・」
216 = 202 :
風呂入って来る支援
217 = 81 :
ゴキブリ泣いてるの支援
218 :
あいなまのバラードってかwwwwww
219 = 150 :
非常に良いスレだな
221 = 30 :
桑田「そもそも仲間で集まって練習しようって時は、まぁ少しは個人練の時間はあるにしても大体は合わせたり、アレンジ加えたり、ライブへ向けた話し合いだったりそういうのがメインだろ?」
梓「・・はい。」
桑田「面白いのがさ、俺のバンドのメンバーも、集まって練習って時なかなか真面目にやらないんだけど、集まる度に何かしら新しい技とか練習して来て、それを自慢げに見せてきたりするのね。んで、みんなそれ見て“おー!”なんて言ったりして。」
223 = 218 :
実家にいけばスイカからシングルリマスターのBOXまで全部あるんだけどな
レコードも全部揃ってるわ
224 = 150 :
サザンの晩年てたしか全体で合わせるような練習はしなかった気が…
225 = 30 :
桑田「それ見ちゃうとね、悔しいもんだから俺も家で練習するんだよ。タブ譜なんてないから無理矢理耳コピして。後でタブ譜見たら全然違うのね(笑)」
桑田「で、そんな風に、集まってる時はバカばっかりやって遊んでるけど、何ていうのかな、対抗心とか、あと“どうだこのプレイ!”みたいな感じで仲間に自慢したいって気持はみんな持ってたから、楽器はそれなりに上手くなって行ったんだよね。」
桑田「でもまぁ、その内それが‘仲間に自慢したい’って気持ちから‘誰か他の人に見せたい’って気持に変わって行くんだよ。それは、誰かを楽しませたいとかそんな崇高な気持じゃなくて、変な話だけど“自慢”の延長線上としてね。」
226 = 173 :
着地点にwktk
227 :
話し方が時々本当の桑田さんっぽいな。雑誌でのインタビューとかに特に似てる。いいぞいいぞ
228 = 30 :
桑田「で、いざライブに向けて合わせるとグダグダだったりね(笑)それまで覚えた技とか入れる余裕無いの。合わせる事にばっか気取られちゃって。」
桑田「けど、何て言うのかなぁ。練習してなかったとは言っても、やっぱバンドの仲間として一緒にずっとバカやってる集まりだから、チームワークは良かったんだよね。
漠然とだけど、‘コイツらとなら上に行ける!’みたいな気持ちがあったりだとか、いざライブやった時に凄く一体感があって。」
230 = 218 :
あなたのいう「バンド」とは(ry
231 = 185 :
作者は実際にバンドやってるっぽいかな?
232 :
桑田「そんな、ある意味ノリだけで演奏しちゃってた伏もあるから今になって考えると凄く酷いライブになってたと思うんだけど、曲が終わると‘ドワァーッ’と歓声や拍手が押し寄せて来たりしてね。
お客さんそっちのけだったのに不思議なんだけど。」
桑田「けど、考えてみたらライブわざわざ見に来るお客さんってのは、当然なんだけど音楽好きなんだよね。
音楽ってのは演奏技術の高さを楽しむってのももちろんあるんだけど、やっぱ耳で聞いて、感じて、それがそれだけ楽しいかなんだろうなぁって思うんだよ。
それはもう楽器を通してだけじゃ伝わんないよね。ライブやってる俺らが楽しくなきゃ。」
233 :
長い文は改行してくれ
読みにくい
234 :
桑田「まぁ俺らみたいな“不真面目な楽しさ”じゃなくて、
もっと真剣に音楽を楽しんでる人たちは当時も今もたくさんいるけど、
少なくとも俺にとってはそれがベストだったんだろうなぁ。
集まった時に、音楽仲間ではあるけど悪友みたいな付き合いして、
で、そのみんなとライブやるってのが凄く楽しくてね。」
桑田「んで、曲が終わって、
感情が高ぶってもうわけわかんない言葉をお客さんに叫ぶんだよ。
そしたらまた“うおー!”って歓声が返ってくるもんだから、
それに対してまた叫んだりして(笑)」
235 = 177 :
うん
各段に読みやすくなったよwww
私怨
236 = 43 :
聖水はやく投げて
237 = 30 :
桑田「俺はそれが・・・」
桑田「バンドの楽しさだと思うなぁ。」
梓(・・・!)
桑田「楽器が上手くなって嬉しくて、それを仲間に見せて優越感があって、
最後にそれをお客さんに見せて、それまでの事もそこにいるみんなも一体化して、
それが“演奏”と“歓声”になって。ぶつかり合う瞬間」
桑田「それが楽しいんだよ。」
239 = 182 :
しえん
243 :
梓(・・・)
桑田「・・あ、ごめんね、長ったらしくてわけわからないか。」
梓「い、いえ・・凄k」
唯「凄く感動したよくわっちょ先生!!」
梓「にゃ!?」
桑田「いつの間に!」
245 = 200 :
唐突に出てくるよな
246 :
それにしても(笑)付けて喋るのが様になる男だな桑田さんは
247 = 176 :
インタビュー言葉が似合う男だからなぁ
248 = 150 :
なんだよ梓の「にゃ!」ってw
微妙に萌えるなおいw
249 = 30 :
律「いやー、廊下から覗いたら二人っきりで何か話してたからさぁー。私達も混ざろうってな。」
紬「うんうん。」
梓「ひ、一言くらい声掛けてくれたら良かったじゃないですか!びっくりしますよう!」
澪「わ、悪い、なんか真剣な話で介入し難かったし、それに・・」
唯「凄くタメになるお話だったから邪魔したくなかったの!」
250 = 218 :
ていうか貯金がそのままって
桑田の貯金って40億はあるだろ
生涯年収が67億とかだろ
みんなの評価 : ★★★×25
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