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    元スレなぎさ「プリキュアでトーナメント?」 つぼみ「ですか?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - ライアーゲーム + - とある + - なぎさ + - なぎさ「正座をして + - ひだまり + - ひだまりスッケチ + - キュアベリー + - スマイルプリキュア + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    501 = 350 :

    一服したら再開

    502 = 381 :

    まってた

    503 = 350 :

    タルト『い、色々あったけど、気を取り直して次や!』

    タルト『キュアブラック対キュアブルーム!!』

    タルト『初代主人公対二代目主人公!!』

    タルト『ウルトラマン対ウルトラセブン! ティガ対ダイナ!! メビウス対ゼロ!!』

    タルト『一号対V3! クウガ対アギト!! ディケイド対ダブル!!』

    タルト『そのくらい凄い対決なんや!!』

    パイン『た、タルトちゃん……』

    既に変身している二人が同時にリングに現れる。

    ブラック「光の使者、キュアブラック!!」

    ブルーム「輝く金の花! キュアブルーム!!」

    番人『試合開始!!』

    504 = 350 :

    タルト『さてルミナスはん、どういう展開になるやろか?』

    ルミナス『まったく解りません』

    タルト『……』

    ブラック「おおおおおおおっ!!」

    ブルーム「はああああああっ!!」

    全く同じタイミングで飛び出し、中央でぶつかり合う。
    互いに右ストレートを繰り出す。

    ブラック「だだだだだ!!」

    ブルーム「でえぇぇっ!!」

    ブラック「だーー!!」

    ブルーム「がああああ!!」

    ブラック「うああっ!!」

    ブルーム「だぁーーっ!!」

    防御を捨てて殴り合う二人。
    どちらも一歩として引く事は無い。

    タルト『の、ノーガードの殴り合い……』

    505 = 453 :

    しえん

    506 = 350 :

    ブラック「ふん!!」

    ブルーム「おりゃあ!!」

    手四つで組み合い、力比べの形になる。
    腕を捩り上げようとするが、力が拮抗しているために微動だにしない。

    ブラック「やるじゃん……!!」

    ブルーム「先輩こそ……!!」

    ブラック「生意気!!」

    ブルーム「生意気させてもらいます!!」

    不意に手を放し、倒れるように足を振り上げるブルーム。

    ブラック「がはっ……」

    真上に浮かされるブラック。そこを狙ってブルームのパンチが唸りを上げる。
    音を上げて壁まで吹き飛ぶブラック。しかし激突音は聞こえない。
    反転し、壁を蹴って加速をつけるブラック。

    ブラック「だりゃーーっ!!」

    ブラックのパンチがブルームの顔面を捉える。
    たたらを踏むが、飛ばされずに堪えるブルーム。

    507 = 344 :

    二人ともエネルギー波は出せない状態だからな・・・
    どっちが勝ってもパッションはん圧倒的に有利

    508 = 350 :

    ブラック「……」

    ブルーム「……」

    目を合わせて笑うブラックとブルーム。

    「おお……おおおおお!!」

    地鳴りのような歓声が響き渡る。

    ほのか「さすがなぎさね」

    「さすが咲ね」

    ほのか「……」

    「……」

    ほのか「なぎさは絶対に負けないわ」

    「咲は絶対に勝ちます」

    ほのか「むぅ」

    「むぅ」

    ほのか「なぎさー!! 頑張ってー!!」

    「咲ーー!! 負けないでー!!」

    509 = 350 :

    ブルーム「やっぱり、強いですね」

    ブラック「どういたしまして」

    ブルーム「全部出し切らないと勝てそうにないんで……いきますよ!!」

    ブライトに変わるブルーム。

    ブライト「卑怯なんて言わないで下さいよ!!」

    ブラック「そんなつまらない事言わないよ!」

    飛び立つブライト。
    適当な高度で止まり、精霊の力を溜める。

    ブライト「はああ……」

    ブラック「遅い!!」

    自身も飛んでブライトに迫るブラック。

    ブラック「黙って溜まるのなんか待たないよ!」

    510 = 381 :

    チャージなどさせるか!

    511 = 488 :

    ありえない・・・
    プリキュアのくせに!プリキュアのくせに「予備動作の邪魔」をしやがった!!!!
    怪人でさえあの糞長い変身を邪魔せずに待っててくれるのに!!!!

    512 = 488 :

    ぶっちゃけありえな─────い!!!!

    513 = 350 :

    ブライト「くっ!!」

    慌てて光を発射するが、十分にチャージされなかったそれはあえなく弾き飛ばされる。

    ブラック「ど、りゃあ!!」

    振り下ろされたブラックの両手を受け止めるブライト。
    防御していても腕が軋んだ。

    ブラック「だだだだだだだ!!」

    タルト『飛んだまま攻撃し続けとる!!』

    ルミナス『なぎささんの運動神経あればこそです』

    ブライト「運動神経なら……負けない!!」

    ブラックの腕を踏み台に、更なる高さまで飛翔するブライト。
    バランスを崩されたブラックが落ちていく。

    ブラック「やば……」

    ブライト「光よ!!」

    514 = 350 :

    光弾を発射し、もう一度右手に光を集めて突進するブライト。

    ブラック「何をする気!?」

    ブライト「はああーーっ!!」

    光弾に追い付き、自身のパンチと重ねてブラックを打ち落とす。
    クレーター状の跡を作ってリングに叩き付けられるブラック。

    ブラック「げふ……」

    番人『ブラックダウン!!』

    ブライト「よし!! 咲ちゃん、勝負球でバッターアウトってね!!」

    ガッツポーズを見せるブライト。

    番人『3、4……』

    ブラック「勝負は……最終回まで解らないよ……」

    立ち上がるブラック。

    ブラック「まだ前半戦終了ってとこかな」

    ブライト「……ですよね」

    515 = 454 :

    長い戦いになりそうだな・・・

    516 = 350 :

    ブラック(とはいえ……効いたなぁ……)

    打たれた胸を押えるブラック。

    ブラック「こりゃ……体力温存なんて考えてられないね」

    大きく深呼吸し、息を整えるブラック。
    顔を上げた時、その目付きは鋭いものに変わっていた。

    ブライト(……来る!)

    リングを蹴ってブラックが飛び出す。
    パンチで迎え撃つブルームだが、それは虚しくも空を切った。

    ブライト「消え……た?」

    「右よ!!」

    ブライト「!!」

    舞の言葉に右を向くが、それよりも早くブラックのパンチが飛んできていた。
    轟音と共に、ブラックの拳がブライトの頬にめり込み、吹き飛ばす。

    ブライト「うあーー!!」

    番人『ブライトダウン!』

    517 = 350 :

    ブライト「くっ……首が折れたかと思った」

    カウントされるより早く立ち上がるブライト。
    しかし既に追撃の飛び蹴りが迫っていた。

    ブライト「この!!」

    バリアを張って防ぐブライト。
    だが、それをも突き破ってブラックのキックがブライトの胸を突く。

    ブライト「げふっ!!」

    前のめりに倒れるブライトの顎を、ブラックのアッパーが跳ね上げる。

    ブラック「はあああっ!!」

    何度もパンチをブライトに打ち込むブラック。
    止めとばかりに回し蹴りで蹴り飛ばす。
    壁に激突、崩れた瓦礫がブライトを覆う。

    番人『ブライト……ダウン!!』

    「咲!!」

    518 = 491 :

    キントレさんのパンチも防ぎきるブライトの盾破るブラックやべぇ

    519 = 350 :

    番人『5、6』

    タルト『こ、これで決まってしまうんやろか』

    レモネード『た、立てるわけないですよあんなの!!』

    ブラック「……」

    番人『9……』

    ブライト「ちょっと待ったーー!!」

    瓦礫を弾き飛ばし、飛び出すブライト。

    ブライト「危ない危ない……ちょっと意識飛んでましたよ」

    ブラック「正真正銘、本気だったんだけどな」

    ブライト「ふふふ」

    タルト『笑っとる……殴られ過ぎて頭が……』

    ブライト「嬉しいです、本気で向って来てくれて」

    ブラック「それを引き出したのは、ブライトだよ」

    520 = 351 :

    準決勝でここまでガクブルとは・・・
    決勝コワイナーw

    521 = 350 :

    ブライト「止めてくださいよ……泣きそうになるじゃないですか」

    ブライト「私は……私はずっとあなたに憧れて……あなたになりたくて、認めて欲しくて」

    ブラック「て言うかさ」

    ブライト「え……」

    ブラック「認めてないなんて、一言も言った覚えは無いよ」

    ブライト「あっ……」

    ブラック「私になりたいとかは解んないけどさ」

    ブラック「私は咲の事、凄いって思ってるよ」

    ブラック「まぁ私もほのかの願いを叶えてあげたいとかはあるんだけど」

    ブラック「一先ずそれは置いといて、もうゴチャゴチャ余計な事は考えず」

    ブラック「かかってきなさい! 日向咲、キュアブライト!!」

    瞳に溜まった涙を振り払い、ブライトは応える。

    ブライト「いくよ! 美墨なぎさ! キュアブラック!!」

    522 = 488 :

    いくらなんでもここまでブラックが強すぎるはずがないって

    523 = 454 :

    ブラック△

    524 = 453 :

    熱いな

    525 = 353 :

    やっぱりこういう話ではSS厨をNGにするのがいちばんだな

    526 = 350 :

    ブルームに戻りつつ突進するブライト。

    ブラック「うおおおーー!!」

    ブルーム「だあああっ!!」

    二人のパンチが、キックがぶつかり合い、火花を散らす。

    客1「ブーラーック! ブーラーック! ブーラーック!」

    客2「ブルーム! ブルーム! ブルーム!」

    客3「な、ぎ、さ! な、ぎ、さ! な、ぎ、さ!」

    客4「さーき! さーき! さーき! たぬー!!」

    メップル「頑張るメポ! 後輩に負けるなんてまだ早いメポ!!」

    フラッピ「咲、しっかりするラピ! 今こそキュアブラックを超える時ラピ!!」

    ほのか「なぎさ……なぎさーー!!」

    「咲ーーーー!!」

    527 = 413 :

    熱いなぁ!

    528 = 350 :

    ブラック「はぁ……」

    ブルーム「ふぅ……」

    互いに体力の限界が近いのか、いつの間にか交互に殴り合う形になっていた。

    ブラック「咲……ずっと頑張ってきたんだね」

    ブルーム「はい」

    ブラック「ごめんね、気付いてあげられなくて」

    ブルーム「良いんです、私、気にし過ぎてました」

    一言毎に一発。一発毎に一言。
    殴り合いながら語り合う。

    ブラック「一個聞いても良いかな?」

    ブルーム「何ですか?」

    ブラック「私……ちゃんと先輩として……初代プリキュアとしてちゃんとしてたかな?」

    ブルーム「言うまでも無いですよ、なぎささんは……ずっと……これからも変わりなく、私達の憧れです」

    531 = 350 :

    その言葉とパンチで、ブラックは倒れる。

    番人『ブラックダウン!』

    ブラック「咲……ちょっと来て」

    近づくブルームに、ブラックは右手を伸ばす。
    片膝をついて、その手を握るブルーム。

    ブラック「バトンタッチね……後は任せたよ……私達の後輩を……助けてあげて」

    ブルーム「はい」

    ブラック「頼んだよ……自慢の後輩」

    言い終わるとブラックの手から力が抜け、ブルームは立ち上がる。

    番人『10!! 勝者、キュアブルーム!! 決勝進出!!』

    「や……やった!! 咲!!」

    ブルーム「う……うわあああああーーーーーーー!!」

    雄叫びを上げるブルームに、場内から惜しみない拍手が送られる。

    ブルーム「やった……やったよ皆……」

    532 = 489 :

    下手な男の子向けアニメより拳で語るのが似合う

    533 = 454 :

    やっぱりプリキュアは拳で語らねばな

    534 = 350 :

    直後に倒れるブルーム。その姿は咲に戻っていく。
    担架が呼ばれ、運ばれる二人。

    タルト『決勝は明日や! パッションはんもブルームはんもゆっくり休んで、良い試合にしてほしいで!』

    パイン『この後は毎度お馴染み』

    レモネード『プリキュアライブショーです!!』

    医務室前の通路。

    つぼみ「あの、なぎささんのお見舞いに……」

    ひかり「すいません、夜まで待って下さい」

    えりか「そんなに悪いの?」

    ひかり「いえ、少し事情が……」

    えりか「ふーん。行こっかつぼみ」

    つぼみ「仕方ないですね。お大事にと伝えてください」

    ひかり「はい。ありがとうございます」

    535 = 453 :

    ブラックはよくやった

    536 = 350 :

    ベッドの上で膝を抱えてうずくまるなぎさ。
    その横で困ったような笑顔を浮かべるほのか。

    ほのか「なぎさ、こっちを向いてよ」

    なぎさ「いや」

    駄々っ子のように首を振る。

    ほのか「もう……」

    なぎさ「……ごめん」

    絞り出すような声を洩らすなぎさ。

    なぎさ「大口叩いたのに、負けちゃった……ほのかに合わせる顔なんか無いよ……」

    なぎさの頭に、ほのかの手が乗せられる。

    537 = 350 :

    ほのか「よしよし」

    優しくなぎさの頭を撫でるほのか。

    ほのか「キリヤ君には、いつかきっとまた会えるわ」

    ほのか「今はとにかく……なぎさが無事で良かった」

    なぎさ「ほの……か……」

    顔を上げるなぎさ。

    ほのか「なぎさが私を止めてくれたように……私も少しは恩返ししたいな」

    ほのか「泣いても、良いよ」

    なぎさ「ほの、か……ほのか……うえっ……うえええ~~ん!!」

    ほのかの胸に顔を沈めて泣くなぎさ。

    ほのか「こんな姿、他の子には絶対見せられないわね」

    538 = 351 :

    全て脳内再生余裕すぎて萌える*

    539 = 350 :

    別の医務室。

    「……zzz」

    「涎垂らして……間抜けな顔ね」

    「余程疲れたのよ」

    「かっこ良かったわ、咲」

    「……」

    「いやそういう意味じゃ断じて絶対決して無いから」

    「何も言ってないけど」

    「寝かせてあげましょう。舞は残る?」

    「ううん。ゆっくりしてもらう」

    「咲、お疲れ様」

    咲の頬を撫でる舞。

    540 = 350 :

    その頃、リングではなぜかライブが行われていた。

    ブロッサム「太陽にー向かい咲いてーるーこーこーろの花~♪」

    マリン「輝きな~がら~♪」

    客1「きゃー! ブロッサムちゃーん!」

    客2「マリン様ー!」

    レモネード「ほ、本職の立場が……」

    美希「どんまい」

    「そこまでだ!」

    突如としてリングに降り立つ四つの影。

    ブロッサム「あなた達は!!」

    サソリーナ、クモジャキー、コブラージャを従えてサバーク博士が現れる。

    サバーク「お前たちは試合でボロボロ……プリキュア捕獲計画の開始だ!」

    ラブ「そんな事はさせない! この大会はもう、壊していいようなものじゃないよ!」

    くるみ「て言うか……これだけの数のプリキュアを前に、よくもそんな事が言えるわね」

    541 = 428 :

    泣きそうになったわ畜生…

    542 = 454 :

    砂漠の空気嫁www

    543 = 350 :

    クモジャキー「博士の余興に付き合うのも面倒ぜよ……お前で良い、デザトリアン!」

    番人「ひょえー!!」

    番人デザトリアン「イシヲマモルノモタイヘンナンダゾー!!」

    アクア「一回戦落ちして暇だったから丁度良いわ」

    パイン「私もいきます!」

    レモネード「歌ってる場合じゃなさそうですね」

    ルミナス「はい!」

    ピーチ「私達が相手だよ!」

    544 = 453 :

    いいな

    545 = 344 :

    敵が現れてうやむやエンドだけは勘弁してくださいね

    546 :

    ブリキュアショー始まったw

    548 = 350 :

    コブラージャ「じゃ、僕はそこの爺さんを」

    長老「ぎょえー!!」

    長老デザトリアン「ヨシコサンニケイコサンー!!」

    「何この騒ぎ?」

    「敵、みたいね」

    ウェスター「皆が頑張ってきた戦いを邪魔するなど許せん!」

    サウラー「同感だ」

    ブンビー「このプリキュアじゃない5が相手をしよう!!」

    「誰?」

    「覗き魔のおっさん」

    ブンビー「違う! キュアドリーム達への借りを返す時だ!」

    「じゃあ覗きは止めときなさいよ」

    ブンビー「それはそれ、商売は商売」

    ウェスター「あー!! 何でも良いからいくぞ!!」

    549 = 350 :

    サソリーナ「男ってバカねぇん。医務室に行けばボロボロのブラック、ブルーム、ドリームがいるじゃない」

    サソリーナ「私って頭良いわぁ」

    ホワイト「残念ね」

    イーグレット「そんな真似、許さないわ」

    ホワイト「なぎさに……」

    イーグレット「咲に……」

    ホワイトイイーグレット「手出しはさせない!!」


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