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    元スレ上条「……サイレン?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 鋼の錬金術師 + - PSYREN + - ToHeart2 + - いちばんうしろの大魔王 + - とある魔術の禁書目録 + - + - まんとマン + - キョン・上条 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    601 = 599 :

    絶望した

    602 = 518 :

    シャイナー!
    早く来てくれー!

    603 = 465 :

    >>599
    その幻想をぶち壊されたご感想をどうぞ

    604 :

    ドルキさーーーーーーん!

    605 = 1 :

    「あ……がが……あァァァァァァァァァッァ!!!」

    カブトが浮かべていた安堵の表情が一気に曇る。
    彼の眼に映るのは真っ白な光に包まれたドルキの姿。脅威の塊。

    「ヤバ……! コイツ、自爆を……!」

    「俺、も、ろとも……道ずれだ……アァァァァ!!」

    浜面やカブトに倒れている飛龍と朧を守る力は無い。
    更にカブトの眼に映る真っ白い世界が自分達が逃げる場所すらない事を物語っていた。

    「俺はッ……! ドルキ、だ!」

    真っ白い光に包まれた世界が紅い炎に包まれた。

    606 :

    さすがはドルキさん。いやどるきん
    あの世でむぎのんと仲良くやってくれ

    607 = 1 :

    「下がってろ!」

    誰かの声がして、浜面とカブトの目の前に一人の少年が現れた。
    少年は自らの右手を爆発寸前のドルキに突き出した。

    「おい、おま……!」

    同時に爆音。とてつもない衝撃が辺りを破壊しつくした。
    けれどもカブトと浜面、飛龍や朧に爆発が及ぶことは無かった。
    あまりの衝撃に目を瞑っていたカブトは目を見開いて目の前の少年を見る。

    「え……?」

    そこに脅威などは無かった。
    少年の突き出した右手が爆発を完全に打ち消している光景だけがカブトの眼に映る。

    608 :

    もうドルキさん退場かよ…

    609 :

    さすが上条さん美味しい所を持って行きやがる

    610 = 464 :

    上条さんキター

    611 :

    やったあ上条さんだ

    612 = 1 :

    Side.上条当麻

    上条当麻は第二十三学区を走っていた。
    爆発音は少しづつ近く、そして数が多くなっていた。
    そして、上条はとある研究所の前で脚を止める。そこで爆発が起こっていたのだ。

    「アレは……!」

    銀髪の男と二人の少年が戦っていた。
    二人の少年のうち、一人に上条は見覚えがあった。御坂美鈴を襲ったスキルアウトの一人。
    上条が更に近づこうとすると、銀髪の男が倒れていた。

    「……終わった、のか?」

    上条は戦いを終えた二人に歩み寄る。すると、突然耳に入ってきた言葉。

    「ヤバ……! コイツ、自爆を……!」

    殆ど条件反射で上条は走り出していた。

    613 = 1 :

    Side.上条当麻 浜面仕上 霧崎カブト

    「大丈夫だったか?」

    絹旗が呼んだのだろうか、救急車とはとても言えない怪しい車がやってきて朧と飛龍を回収していった。
    カブトが言うには『サイレン』の関係車両らしい。行き先は恐らく第七学区のとある病院だと上条は考える。

    「ああ。お陰様でな……」

    「いやー、ビビったぜ。近くを通りかかったら爆発がして……何があったんだ?」

    上条当麻は様々な事件に巻き込まれてきた。
    三沢塾、絶対能力者進化計画、大星覇祭、ヴェント襲来、ヒューズ=カザキリの現出。
    経歴だけを見ると上条当麻を一般人とするには少なからず抵抗があるが、それでも彼は表の世界に住む人間である。
    それでもこの状況。理由を話さない訳には行かなかった。その役目を負うのはカブト。

    「実は……、」

    614 :

    >>606
    むぎのんは死んでません
    仮に脳みそだけになっても生き残ります

    あと最愛なら自分のまわり窒素だけにすればドルキさんなんて余裕じゃねとか思ったけどよく考えたら息できないことに気づいた

    615 = 471 :

    保にゃらぱぱー

    616 = 463 :

    >>614
    その前に絹旗の能力は爆発に弱いはず

    617 = 469 :

    ドルキさん座標爆破だからガードしても内側座標からボンされるんじゃね?

    618 = 493 :

    >>616
    アイツに「大丈夫だ」って言ってやろうかと思ったけど
    ――喉がメチャクチャ痛くてやめた

    619 = 559 :

    >>617
    正確には座標爆破ではないんじゃね、そうだったらカイルも防げないし
    手元から力を飛ばしてる感じとかそんなのかと

    620 = 548 :

    >>618
    そのセリフ一番好きだわ

    621 = 1 :

    「悪いけど、これにお前を巻き込む気は無い」
    「それにお前がこの件に首を突っ込もうっていうんならお前と戦ってもいい」

    浜面が拳銃を片手に言う。上条は渋々うなずいた。

    「わかったらここで大人しくしていてくれ。もうじき向かえが来る」

    そういって浜面は陽気に電話をするカブトを指した。

    「はァーい、リトルバニー。俺も結構できちゃうんだよ? 見直した?」

    『うるさいわ。……迎え、ね。わかったわ。今からよこすから腹筋でもしながら待っていなさい』

    カブトの陽気な声とは裏腹に電話の相手は冷たい。
    そして、カブトは電話の相手の言葉通り、電話を切ると腹筋を始めた。

    622 = 472 :

    腹筋するのかよwww

    623 = 1 :

    (コイツ……アホだ)

    徐に腹筋をするカブトを見て上条は思った。
    横を見ると浜面も必死で腹筋をするカブトを哀れみの目で見ていた。
    しらばくして、上条たちの前にゴミ収集車が止まった。そのドアが開き中から出てきたのは、

    「な……!? て、テメェがなンでここにいやがる!?」

    両者が固まる。仕方の無いことだった。
    上条の目の前にいるのは、かつて死闘を繰り広げた学園都市最強の男、一方通行なのだから。

    「あ、一方通行!? お前が何で……!?」

    「おいおい、どうしたぜよ? つーか、この声……ありゃ? カミやん?」

    「? 何かいんのか? 土御門? ……って、上条当麻?」

    二人の会話を聞き、車から降りてきたのは土御門元春と夜科アゲハだった。

    625 = 609 :

    原作よりも早く三人がそろうとはな支援

    626 :

    おもしれえええええええええ支援

    627 = 1 :

    「土御門に……夜科さんも!? 何でこんな所に……!」

    「はぁ。カミやんはトラブルあれば自動でよってくる主義かにゃ?」
    「ま、今回の件には関わらねーって約束してくれたらしいぜよ」

    「って、お前が関わってるなら話は別じゃねーか! またインデックス関係の―――

    「違うぜよ。今回はこっち側、科学サイド、学園都市内部の問題だぜい」
    「まー色々と面倒なんだけど、ま。カミやんは黙ってくれて結構ぜよ」

    「じゃ、家まで俺らが送るから」

    629 = 599 :

    単行本ってまだネオ天草様らへんだよな
    ってことは結構未出ネタあるな

    630 = 465 :

    とりあえずコール93=単行本になってない話まで出てる
    そこからワイズとドリフターズだけ抽出して禁書色に染めた感じ

    632 = 1 :

    Side.上条当麻 夜科アゲハ 霧崎カブト 一方通行 土御門元春 結標淡希

    (うう……気まずい)

    ゴミ収集車に偽装されたグループ専用の移動車両。
    海原を除くグループと、サイレンのアゲハとカブト。そして上条当麻。
    暗部に直接関係の無い上条にとってこの独特の雰囲気は耐え難い物だった。

    (な、何か喋ろう……)

    「な、なぁ。一方通行。お前、なんでこんな事やってんだ……?」

    上条の必死でひねり出した問いに対して一方通行は青筋を浮かべる。

    「あァ。誰かさンのお陰でなァ……。ったく下らねェよ」

    「す、すいません……」

    会話など成立しない。

    633 = 626 :

    駄目だ寝なきゃ・・・誰か朝まで保守頼む

    634 = 1 :

    「ありがとな、土御門」

    「じゃ、カミやん。また明日。学校でにゃー」

    土御門はいつもと変わらぬ顔でそう言うと車のドアを閉めた。
    ゴミ収集車に偽造されたグループの専用車両はビルの森へと消えていく。

    「はぁ……なんか大変な目にあったぜ……」

    上条は大きなため息をついて走り去る車を眺めていた。

    「ま、いっか。さーて家に帰って……ってあぁぁ!?」

    なにやら重要な事に気づく。そう、我が家で腹をすかしているであろうシスター。
    銀髪に緑の瞳の少女の姿が上条の脳裏に浮かぶ。その彼女は頬を膨らませて怒っているのだが。

    635 = 565 :

    うたたねしている間にどるきさんが退場していた件

    636 = 1 :

    重い足取りで自室へと向かう。
    上条は自分の部屋の前で脚を停めてしまった。

    「怒ってる、よなぁ……もう二時だし」

    今日は早く帰るからな、と朝言ったばかりだった。
    シスターさんは彼の帰りを心待ちにしていたのだろう。仕方ない事情があるにしても上条に罪悪感が残る。

    「ごめん、インデックス……!」

    目を瞑りながらドアノブを捻る。

    「おかえり、とーま。帰るのがおそかったけど何があったの?」

    「へ?」

    そこにいたのはいたって普通、怒っていないインデックスだった。

    637 = 1 :

    「怒ってない……のか?」

    恐る恐る上条が聞くと、インデックスは答える。

    「怒る? なんでなのかな? 私はイギリス正教のシスターなんだよ」
    「普通シスターさんは禁欲なんだから。ご飯食べられないぐらいで怒らないんだよ」

    いや、ソレは違うだろ。と上条は心の中で突っ込みをいれる。

    「それにね、お昼ごろお腹が空いたから外歩いてたらあいさとせいりにあったの」

    「姫神と吹寄にか?」

    「うん。そしたら二人がご飯作ってくれたんだよ。とっても美味しかったんだよ」
    「でね、とうまの分も作ってくれたって。冷蔵庫に入ってたんだけど……」

    かなりの運動を行った上条は冷蔵庫へと向かう。しかし、

    「でもさっきお腹が空いて私が食べちゃった。ごめんね」

    638 = 537 :

    インスパイアザネクストさん鬼畜だな

    639 :

    さすがはインクレディブルさんだ

    640 :

    吹寄の手料理とか超食べたいんですけど
    つーか料理してる吹寄の後姿だけでいい

    641 = 493 :

    俺は吹雪さんが…

    642 = 464 :

    やっと原作4巻読み終わったぜい
    次は打ち止めだ

    643 = 1 :

    「そっか。まあ、待たしちゃった俺も悪いしな……」
    「ちょっとコンビニでかけてくるよ」

    「いってらっしゃいなんだよ!」

    第七学区のコンビニにて。
    ATMから金を降ろし、パンなどの食料品を上条が眺めているとふと漫画コーナーに立つ少女に目が行く。
    茶色い髪に頭の頂点から生えるアホ毛。水色のワンピースの上に男物のワイシャツを羽織る子供。

    「打ち止め、か? あーゆー所はオリジナルに似るのか……」

    上条は打ち止めを眺めつつも買い物を続ける。すると、打ち止めの声が上条に聞こえて来た。

    「むー。ミサカのお小遣いは1274円。このマンガは500円。これを買っちゃうとお小遣いがなくなっちゃうってミサカはミサカは心配してみたり……」

    644 :

    あれ・・・サイフ落としてなかったっけ・・・

    645 = 464 :

    不幸だ――

    646 = 552 :

    ジュナスがいただきます

    647 = 464 :

    >>646
            ロ リ コ ン
    もう1人の 幼女好きェ

    648 = 1 :

    「よお、打ち止め」

    買い物を終えた上条は未だに漫画コーナーで悩む打ち止めに声をかけた。
    後ろから声をかけられた打ち止めはかなり驚き慌てた口調で答える。

    「あ、あなたは上条当麻!? ってミサカはミサカは突然の登場に驚きを隠せない!」

    「マンガが欲しいのか。何だかんだいってお前は御坂と同じなんだな」

    「御坂っていうのはお姉様の事? っていうかお姉様がマンガ好きとは思わなかったってミサカはミサカは衝撃の事実に驚いてみたり!」

    「ははは。幻滅してんなー。まあ、アイツほどお嬢様っぽくない常盤台の生徒なんて……」

    「あーら、何か言ったかしらねぇ?」

    聞き覚えのある声がして、上条が恐る恐る後ろを振り向いた。

    649 = 1 :

    御坂美琴がそこにいた。

    「あ、お姉様だー!ってミサカはミサカはお姉様にハグしてみたり!」

    打ち止めは嬉しそうにはしゃぐが、上条は全く喜べない。
    ほんの一時間ほど前、上条は美琴との必死の追いかけっこをしていたばかりなのだから。

    「で、何やってんのよアンタは。打ち止めと」

    「何って……打ち止めがさ、マンガ欲しいって言ってるんだけど、買ってやってくれないか?」

    「マンガ? ああ、コレね。いいわよ。買ってあげる」

    「え? いいの!」

    「勿論よ。その代わり、私にも読ましてくれるかしら?」

    「もちろんだよ!ってミサカはミサカは喜びを露にしてみたり!」

    650 :

    喜ぶ打ち止めに、マンガを買い与える美琴。
    以前に美琴と御坂妹の会話を見た事がある上条にとって、こちらの方が余程姉妹らしいと感じられた。

    「それでは、俺はここで……」

    「あっそ。じゃあね」

    「打ち止めと仲良くな」

    「ええ。もちろんよ」

    美琴達と別れ上条は寮へと戻る。
    出迎えてくれたインデックスはコンビニ袋の中身を半分ほど平らげて満足したのか真昼間から寝てしまった。


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