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    元スレ上条「……サイレン?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 鋼の錬金術師 + - PSYREN + - ToHeart2 + - いちばんうしろの大魔王 + - とある魔術の禁書目録 + - + - まんとマン + - キョン・上条 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    801 = 1 :

    「これが、お前らのやり方か……!」

    「いいぜ、『ワイズ』……!」

    「テメェらが俺達の日常をぶち壊すってんなら容赦はしねぇ」

    「そのふざけた幻想をぶち殺すッ!」

    伸ばした手はカプリコのスケッチブックに触れる。
    パキン、と音がしてスケッチブックがビリビリに破かれた。

    802 :

    今北産業

    804 = 1 :

    Side.一方通行

    「……ここは」

    眼を開けるとカエル顔の医者が自分の顔を覗き込んでいた。

    「やあ。災難だったね……」

    一方通行はカエル医者の言葉に耳も貸さず、自らの身体につながるチューブを引きちぎる。

    「な、何を……!」

    「見てわかンねェのか? 退院だ。世話になったな」

    「……彼女を、打ち止めを助けにいくんだね?」

    「あァ。それ以外、やることなんてねェだろォが。アイツは俺の全てだ」

    「そうか。なら止める訳には行かないな。彼女も僕の患者の一人だ」
    「ただ、一つだけ約束をして欲しいな。……君も彼女も必ず無事で戻ってきてくれ」

    カエル医者の言葉に一方通行は立ち止まる。

    「……任せとけ。俺を誰だと思ってやがるンだ?」

    805 = 1 :

    病院を出た一方通行は携帯電話を取り出し土御門へ連絡をする。
    電話に出た土御門はひどく慌てている状態だった。

    「一方通行か? 『ワイズ』の一員、先日お前が撃退したジュナスが第七学区付近を逃走中だ」

    ジュナス。一方通行の頭に思い浮かんだ人物。

    「わかった。ソイツを捕まえればいいンだろ?」

    「頼んだぜい……!」

    電話が切れて、一方通行はニヤァと笑った。
    その笑みは狂気に満ちていて、とても嬉しそうにみえる。

    「ワイズ共が……皆殺しの始まりってなァ!」

    807 = 1 :

    フラフラになりながらもジュナスは路地裏をさまよう。
    最後の力を振り絞り美琴から逃げたジュナスに体力は殆ど残っていない。

    「よォ。ジュナスくン、だっけかァ?」

    カツン、カツン、と地面を杖で衝く音が聞こえ、
    曲がり角の先から白い悪魔が現れた。ジュナスは思わず後ずさりをする。

    「こンな場所で俺に会っちまうたァ、よっぽど普段の行いが悪ィみてェだな」
    「まァ、残念だが、ここから先は一方通行だ。……地獄へのなァ!」

    ぱん、ぱんと乾いた音が路地裏に響く。
    ジュナスの服が血まみれになり、どさっ、とアスファルトの地面に打ち付けられる。
    一方通行は銃をしまうと、電極スイッチをいれ、ジュナスの首に触れる。

    「それではサヨウナラ」

    ぐしゃ、と音がして一人の人間が単なる肉片に変貌した。

    808 = 666 :

    一方さんキター

    809 :

    ジュナスさんの扱いが酷すぐるw
    既に未来で殺された地方警備担当とは違って一応彼にも秘めた力があったはずなんだがな

    810 = 666 :

    アレは実験体なだけで別に特別な力は無いよ

    811 = 705 :

    ジュナス散々だったな

    812 = 1 :

    学園都市は秘密裏に、けれども本格的に『ワイズ』との戦いを始める。
    幾つ物暗部組織が動き『ワイズ』の動向を探る。情報が入ってくるのも時間の問題だった。

    「一匹片付けた。次は誰だ?」

    簡潔に用件だけを土御門に電話で伝える。

    「今、『ワイズ』の構成員の情報がほぼ明らかになったぜよ」
    「残るは三人。生命の樹アマギミロクと、瞬間移動シャイナ、天修羅グラナ」

    「……ドレから殺せばいいンだ?」

    「まだ見つかってない。見つけたら真っ先に連絡が来るぜよ」
    「もちろん『サイレン』の連中も一緒に探してるにゃー」

    813 = 688 :

    ジュナスよわすぎだろ

    814 = 809 :

    >>810
    悪い。言い方が悪かった
    この時点でそこまで覚醒しているのかは分からないが宣戦の儀での叢だとかを見ているともう少しやれそうな気がしてな

    815 = 666 :

    あっちでもハルヒコとかいうダークホースのお陰で散々だったしな・・・

    816 = 653 :

    牙を剥く間もなかったジュナスwwww

    817 :

    ジュナスさん、イルミナしてたらまだ違ってたのかもなぁ・・・・合掌


    でも、残り三人のうちの二人が格が一桁どころか四桁違うのが恐ろしい

    819 = 1 :

    Side.上条当麻 インデックス

    上条当麻は怒っていた。
    目の前の少女はなれない力の多用により倒れている。

    まだ善悪もつかない幼い子供を使ってまで達成したい目的とは何なのか。

    「ふざけるな……!」

    右手を強く握り締めた上条は言う。

    「ふざけてるつもりはないさ。……目的の達成の為に手段を選ばないだけだよ」

    倒れているカプリコに目もくれず天城弥勒は現れ上条の前に立つ。

    「テメェは……?」

    「天城弥勒。……『ワイズ』のリーダーといえばわかるかな」
    「俺達の目的はこの世界を壊し、新たな秩序を創り出す。いわば世界の再創造」

    「そんなふざけた幻想は……俺が打ち砕いてやる!」

    820 = 716 :

    イルミナ無しのジュナスじゃ影虎さんにも勝てぬ…

    821 = 661 :

    上条さんが弥勒に勝てる気がしない
    でも出ている四つの技だけなら何とかなるかも

    822 = 666 :

    >>820
    でもあの時ジュナスに勝ったのはハルヒコのお陰

    823 = 705 :

    ついに佳境だな

    824 = 817 :

    >>821
    残りを想像できるのは岩代先生だけだからね
    つか、その4つだけでも相当の脅威なのが弥勒クオリティ

    825 = 1 :

    上条の言葉に弥勒は少し黙って、

    「幻想……? 何を言っている。これは紛れも無い真実。現実だ」
    「仮にお前が俺の幻想を打ち砕くというなら……その力を見せてくれ」

    弥勒から放たれた光る種が樹へと変貌していく。

    「生命の樹"峻厳"」

    大きな光る樹から無数の枝が上条に向かって襲い掛かる。
    さっ、と上条は右手を突き出した。光る枝は右手に触れた途端、パリンと崩れ落ちる。

    「……! 面白い……!」

    「どうした? お前の言う現実ってのはこんなものか?」

    826 = 716 :

    >>824
    最近PSYRENの掲載順あんま良くないけど最後まで見たいもんだ
    残りの6つのセフィラと最終奥義のダアトも

    827 = 1 :

    「まさか。お前に現実を突きつけてやろう……!」

    弥勒が掌に無数のエネルギーを集合させた玉を創り出す。
    魔方陣が現れ、弥勒は創り出した玉を魔方陣の中心に設置し、

    「"生命の門"開門」

    魔方陣が開かれ、まばゆい光と共に、無数の粒子で創り出された光線が放たれた。
    咄嗟に上条が右手を突き出すが、あふれ出る力は幻想殺しの処理を超えていく。

    (クソ、粒子自体の大きさがバラバラで処理しきれねェ……!)

    上条の絶対的な防御を誇っていた右手に傷が出来る。
    更には圧力を受け、上条の身体は少しづつ後ろへと下がっていた。

    828 = 817 :

    >>825
    弥勒が言うと、本当に脅威に感じないから困る

    >>826
    俺はそのためにもアンケをだす

    829 = 666 :

    いきなり開門する弥勒さんパネェっす

    830 = 653 :

    まさかセフィラゲートがドラゴンブレス扱いとはwwwそりゃつえーわwww

    831 = 1 :

    上条は負けない。負けてしまえば全てが終わってしまうのだから。

    「うぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉぉぉおぉおお!!!」

    雄たけびを上げながら一歩、また一歩と右手突き出しながら進む。
    今まで押し返されていた光線に対して上条は、それを自らの力だけで押し返そうとしていた。

    「なっ……! "生命の門"の攻撃を……ッ!」

    バリン、と音がして光線を創り出していた光の粒子が四方に散る。
    上条は前のめりに倒れかけながらも体制を立て直して弥勒へと向かって走る。

    その神の奇跡をも打ち砕く右腕を振りかざして、

    832 = 817 :

    おいおいおいwwww

    833 = 716 :

    生命の門の生贄ストック足りてねえww

    834 = 817 :

    生命の門(Lv1)ってところか


    生贄がいたら上条さん即死してたんじゃ・・・・・

    835 = 1 :

    「何をやってるんだ、お前は」

    ドコォと激しい衝撃が上条を襲った。
    一瞬で世界が飛んで、背中に堅い物が当たる衝撃を喰らい視界が安定する。
    直前まで天城弥勒との距離は1メートルのなかったはずなのだが、今では弥勒が遥かに遠い。

    「これからが面白いところだったんだがな……」

    弥勒は隣にいる男、天修羅グラナと話す。

    「お前がいなくなれば計画はゼロになる。……早くアレを回収しねえといけないんだろ?」

    「ああ。そうだな……上条当麻。悪いが、禁書目録はもらっていくよ。この知識は必要だ」

    弥勒の言葉に上条は足掻く。けれども届かない。
    インデックスは念動力で持ち上げられて。弥勒とグラナはその場を去ってしまった。

    「ふ、ざけんな……」

    上条の言葉だけがその場に残る。

    836 = 817 :

    遊んでたよ!この人ってば遊んでたよ!!

    838 = 705 :

    ぉぉ……!

    839 :

    ていうか上条さんなんてライズで一捻りじゃあ・・・

    841 = 1 :

    「おい、カミやん!? ……カミやん!?」

    土御門の声が聞こえた。遠のく意識を無理矢理引き戻して上条は起き上がる。

    「土御門……」

    「どうしたぜよ!?」

    「インデックスが……ワイズに……」

    その言葉を聞き、土御門の顔が曇る。

    「やっぱり……カミやん。ちょっとオレらと一緒に来てくれ」

    842 = 653 :

    >>839
    肉体能力は高いかもしれないが、サイレン世界じゃなくて禁書世界だからそういう能力なんだろ

    843 = 716 :

    原作まんまのライズだとバランスが…

    844 = 1 :

    Side.夜科アゲハ 雨宮桜子 霧崎カブト

    夜科の黒い流星が空を裂いた。シャイナはそれを軽々と回避する。

    「……ッそ。相性が悪い……!」

    「おい、アゲハ! 右ッ!」

    カブトが言う。アゲハはすぐさま右方向に円盤型メルゼズを繰り出した。
    そこに現れたのは巨大な岩。メルゼズはそれを全て喰い尽す。そして、

    「皆! 離れろッ……!」

    アゲハの手にあるメルゼズが膨張し、そこから無数の触手が現れる。

    「あなたの能力は非常に強力ですが、特製さえ解れば大した事がありません」

    845 = 817 :

    モロの身体強化だと上条さん死んじゃうからだよ!

    846 = 666 :

    いくらサイレン世界だとはいえ人間の動体視力じゃ捕らえられないレベルのライズとかな・・・

    847 = 716 :

    3対1なのかwww
    汚いなさすがアゲハ汚い

    848 = 1 :

    (このままじゃ雨宮たちも……! 強制終了!)

    アゲハを激しい頭痛が襲う。
    シャイナを追うメルゼズの触手は砕け、破片が塵となって消えた。

    「はぁ……はぁ……」

    多大な演算を行い息切れをする夜科を見て雨宮は思う。

    (このままだとマズイ……! 私達でどうにかしなきゃ……!)
    「霧崎! 行くわよ!」

    雨宮が声をあげて言う。霧崎は眼で消えいくシャイナを追って、

    「そこだっ! 左!」

    カブトが叫ぶ。

    849 = 839 :

    アゲハならまだしも上条さんが弥勒を倒すのはなあ・・・複雑な気持ちだ

    850 = 1 :

    (左……? ついに脅威幻視も限界、か)

    シャイナはカブトの口にした正反対の方向へ瞬間移動する。
    既にカブトとアゲハは戦えない。あとはいかにして残りを倒すかを考えていた。
    そして、

    「首一本もーらった」

    ゴキィ、と鈍い音がした。自らの視界が真っ黒に染まる。
    眼を開けると、そこには雨宮がいた。そして、雨宮とカブトを繋ぐ有線トランス。

    「ま、さか……!」

    「ええ。大当たりよ。霧崎が言ったのは嘘。あなたはまんまと騙された訳ね」
    「まあ、私の能力で前以ってアナタの思考は読めてたんだけど……捕らえるまではムリだったから」
    「霧崎のお陰ね。……一応は感謝しなきゃ」

    雨宮はそういうと、空中に浮かぶシャイナを地上に叩き落した。


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