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元スレ上条「……サイレン?」
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とある休日。昼前の事だった。
例によって補習を終わらせた上条当麻は第七学区の通りを歩いていた。
「さーて、お腹をすかしているシスターさんもいることだし、さっさと帰って昼飯でも作りますか」
「やめなさい、って言っているでしょ」
「おいおい、連れねーな。少しぐらいいいだろ?」
「アレは……」
常盤台の制服を着た少女が不良に絡まれていた。
上条にとって、不良に絡まれる女子を見ること自体は珍しくない。
そして、そんな場面に遭遇すると彼は決まって同じ行動をとっている。
「見捨てる訳にはいかない、よな」
※注意
PSYREN×とある魔術の禁書目録ssです。両方のネタバレを大いに含みます
設定が少なからず矛盾している箇所もあるのでパラレルワールドと考えてください
PSYREN×とある魔術の禁書目録ssです。両方のネタバレを大いに含みます
設定が少なからず矛盾している箇所もあるのでパラレルワールドと考えてください
「あー、悪い悪い。待たせちゃったな。さ、行こうぜ」
そういいながら上条は不良と常盤台生徒の間に入り、常盤台生徒の手を握る。
「いやー、待ち合わせ場所にいないから探しちゃったよ」
少女の耳元で小さく「話をあわせて」と呟くと、少女は、
「……気安く触らないで。ていうかアンタ誰よ?」
上条の手を振り払いキツイ口調で言った。
「……え?」
「え? じゃないわよ。いきなり人の手握って。恋人のふり? バカじゃないの」
そういいながら上条は不良と常盤台生徒の間に入り、常盤台生徒の手を握る。
「いやー、待ち合わせ場所にいないから探しちゃったよ」
少女の耳元で小さく「話をあわせて」と呟くと、少女は、
「……気安く触らないで。ていうかアンタ誰よ?」
上条の手を振り払いキツイ口調で言った。
「……え?」
「え? じゃないわよ。いきなり人の手握って。恋人のふり? バカじゃないの」
今まで上条はこの手で何人かの女の子を不良から助けたことがある。
大抵は大人しく上条のいう事を聞いて、その場から離れるのだが……
「あ、あのですね……俺はアナタが困ってるから助けようと……」
申し訳なさそうに上条が言うと、少女は見下すかのように言う。
「困ってる? 私が? いつ、どこで?」
「えっと、その余計なお世話……でしたかね?」
「大正解。……バカじゃあ無いのね」
大抵は大人しく上条のいう事を聞いて、その場から離れるのだが……
「あ、あのですね……俺はアナタが困ってるから助けようと……」
申し訳なさそうに上条が言うと、少女は見下すかのように言う。
「困ってる? 私が? いつ、どこで?」
「えっと、その余計なお世話……でしたかね?」
「大正解。……バカじゃあ無いのね」
「ということで。アナタの助けとかは特にいらないから。じゃあね、ヒーロー気取りの誰かさん」
初めての経験に戸惑う上条。そんな上条を冷ややかで、バカにするかの様な目線で見る少女。
……二人のやり取りに痺れを切らした不良。
「……黙って聞いてればテメェら。ふざけてんじゃねぇぞ!」
「ほ、ほら! 言わんこっちゃない!」
不良が怒号を上げ、上条は少女を庇うように前へ踏み出る。
しかし、その上条を押しのけるかのように少女が前に踏み出て、掌を不良に向ける。
「うるさいわ。―――有線トランス」
少女の掌がポッと光ったかと思うと、そこから簪に線をつないだようなコードが飛び出した。
淡く光を放つコードの先端、簪のような部分、は不良の頭に突き刺さる。
初めての経験に戸惑う上条。そんな上条を冷ややかで、バカにするかの様な目線で見る少女。
……二人のやり取りに痺れを切らした不良。
「……黙って聞いてればテメェら。ふざけてんじゃねぇぞ!」
「ほ、ほら! 言わんこっちゃない!」
不良が怒号を上げ、上条は少女を庇うように前へ踏み出る。
しかし、その上条を押しのけるかのように少女が前に踏み出て、掌を不良に向ける。
「うるさいわ。―――有線トランス」
少女の掌がポッと光ったかと思うと、そこから簪に線をつないだようなコードが飛び出した。
淡く光を放つコードの先端、簪のような部分、は不良の頭に突き刺さる。
けれども、不良が振りかざした拳は止まらない。
上条は少女を再び庇おうと前にでようとするが、その瞬間、
「おやすみなさい」
少女の声がして、拳が空中で停止した。まるで映像の停止ボタンを押したかのように。
「な……は、がぁっ!? ぐぎゃがががが……ぐぼぇあぅぶ……」
不良が発しようとした言葉は意味不明な雑音に変わり、体中の力が抜けたかの様にその場に崩れ落ちる。
倒れる不良を支える物など何も無く、不良はコンクリートの地面に叩きつけられた。
見ると不良は白目をむき、口からはだらしなく涎をたらしている。そんな無様な不良の姿を少女は見下し、
「ほら、ね。簡単でしょ?」
今日一番の笑顔で言い放った。
上条は少女を再び庇おうと前にでようとするが、その瞬間、
「おやすみなさい」
少女の声がして、拳が空中で停止した。まるで映像の停止ボタンを押したかのように。
「な……は、がぁっ!? ぐぎゃがががが……ぐぼぇあぅぶ……」
不良が発しようとした言葉は意味不明な雑音に変わり、体中の力が抜けたかの様にその場に崩れ落ちる。
倒れる不良を支える物など何も無く、不良はコンクリートの地面に叩きつけられた。
見ると不良は白目をむき、口からはだらしなく涎をたらしている。そんな無様な不良の姿を少女は見下し、
「ほら、ね。簡単でしょ?」
今日一番の笑顔で言い放った。
常盤台の少女が不良に絡まれていて、助けようとしたけど失敗して。
色々やっているうちに不良が切れて、そしたら少女が何かをして、不良が白目むいてぶっ倒れた。
助けようとした少女はぶっ倒れた不良を見下して万遍の笑顔。
「こ、これは……何を?」
事態を把握しきれなくなった上条は素朴な疑問を口にする。
「まあ一種の精神攻撃ね。まあ半日ぐらいでおきるだろうし。放っておいても大丈夫よ」
淡々と答える少女。上条は少なからず倒れている不良が不憫に思えてきた。
「それって……能力か? ああ、なら……こうすればいいんだ」
色々やっているうちに不良が切れて、そしたら少女が何かをして、不良が白目むいてぶっ倒れた。
助けようとした少女はぶっ倒れた不良を見下して万遍の笑顔。
「こ、これは……何を?」
事態を把握しきれなくなった上条は素朴な疑問を口にする。
「まあ一種の精神攻撃ね。まあ半日ぐらいでおきるだろうし。放っておいても大丈夫よ」
淡々と答える少女。上条は少なからず倒れている不良が不憫に思えてきた。
「それって……能力か? ああ、なら……こうすればいいんだ」
倒れてる不良を見て、上条は彼の頭に近づける。
「? 何やってんの? そういう趣味でもあるわけ?」
上条の意味不明な行動に少女は質問を投げかける。
「まあ見てろって。俺の右手は特別なんだ」
そういって不良の頭に自らの右手で触れる。何かが壊れる音がした。
「っにしやがん―――……え?」
「おはよう」
突然目を覚まして、声を上げた不良に上条はいった。
不良は戸惑った様子で辺りを見回し、少女が彼の視界に入ると、
「う、うわぁぁ!?」
「? 何やってんの? そういう趣味でもあるわけ?」
上条の意味不明な行動に少女は質問を投げかける。
「まあ見てろって。俺の右手は特別なんだ」
そういって不良の頭に自らの右手で触れる。何かが壊れる音がした。
「っにしやがん―――……え?」
「おはよう」
突然目を覚まして、声を上げた不良に上条はいった。
不良は戸惑った様子で辺りを見回し、少女が彼の視界に入ると、
「う、うわぁぁ!?」
「もう悪さするなよー……まあ俺が言えた事じゃねーけどな」
走り去る不良の背中を見ながら上条は言った。
「……アンタ、何者なの?」
少女が問う。彼女自身、自分が不良に何をしていたかはわかっていた。
有線トランスによる精神侵入。軽く精神に衝撃を与えて行動を不能にする、というものだった。
「何者って……とある高校に通う上条当麻っていう者でして……」
「そう。私は雨宮桜子。常盤台中学校三年」
「やっぱり年下か。ビリビリといい……常盤台の奴は年上を敬えないのか?」
「そうみたいね。面倒だし、いいんじゃないの?」
「そうですかい。じゃあ、気をつけろよ。雨宮さん」
「そちらこそ」
走り去る不良の背中を見ながら上条は言った。
「……アンタ、何者なの?」
少女が問う。彼女自身、自分が不良に何をしていたかはわかっていた。
有線トランスによる精神侵入。軽く精神に衝撃を与えて行動を不能にする、というものだった。
「何者って……とある高校に通う上条当麻っていう者でして……」
「そう。私は雨宮桜子。常盤台中学校三年」
「やっぱり年下か。ビリビリといい……常盤台の奴は年上を敬えないのか?」
「そうみたいね。面倒だし、いいんじゃないの?」
「そうですかい。じゃあ、気をつけろよ。雨宮さん」
「そちらこそ」
雨宮さんは一般人に手を上げないだろ
と、思ったがこの前射場にネリチャギかましてたな
と、思ったがこの前射場にネリチャギかましてたな
雨宮と別れた上条はハラペコシスターの噛み付きからわが身を守るため、スーパーへ向かう。
「散々な目に合ったぜ……雨宮桜子、か」
思い浮かぶのは数分前の光景。
「精神攻撃っていうぐらいだから……精神系の能力者か」
「常盤台の奴だったし、最低でもレベル3か」
「まあ、いっか。さて、お買い物……っと」
「散々な目に合ったぜ……雨宮桜子、か」
思い浮かぶのは数分前の光景。
「精神攻撃っていうぐらいだから……精神系の能力者か」
「常盤台の奴だったし、最低でもレベル3か」
「まあ、いっか。さて、お買い物……っと」
「何……だと……?」
何がいけなかったのだろうか。
補習があったこと? ……違う。間に合う様に補習を終わらせたのだから。
答えはそう。わかっている。……誰かを責められる訳でも無いのだが。
それは上条当麻の日常である"不幸"だった。
目の前には"売り切れ"の文字。
その通りにワゴンは空となっていて数分前まであったであろう卵は無くなっていた。
ハラペコシスターさんの、延いては自分の貴重なタンパク質となる卵は……無い。
「だァァァァァ! 不幸だァァァァ!」
店を出て、そこから数秒もしないうちに上条は叫んだ。
道行く人が振り返るが気にしない。それほどに上条は不幸だった。
何がいけなかったのだろうか。
補習があったこと? ……違う。間に合う様に補習を終わらせたのだから。
答えはそう。わかっている。……誰かを責められる訳でも無いのだが。
それは上条当麻の日常である"不幸"だった。
目の前には"売り切れ"の文字。
その通りにワゴンは空となっていて数分前まであったであろう卵は無くなっていた。
ハラペコシスターさんの、延いては自分の貴重なタンパク質となる卵は……無い。
「だァァァァァ! 不幸だァァァァ!」
店を出て、そこから数秒もしないうちに上条は叫んだ。
道行く人が振り返るが気にしない。それほどに上条は不幸だった。
上条さんが女の子助けようとしたからじゃないですか
何も不幸じゃないですよ馬鹿野郎
何も不幸じゃないですよ馬鹿野郎
「卵がぁ……タンパク質がぁ……」
地面を見つめ、ただひたすら、呪文の様に言葉を呟く上条。
そんな彼をどう思ったのだろうか、一人の少年が彼に近づく。
「おいおい、どうしたんだ? そんなに騒いで」
「はい?」
そこに立っていたのは制服を着た上条と同い年ぐらいの少年。
上条と同じぐらいの身長で、右手には先ほどまで上条がいたスーパーの袋を持っている。
「卵がどうとか聞こえたんだけど……もしかして買い逃したとか?」
「……そうですけど……」
「あー、そっか。それじゃあさ、俺の分やるよ。必要なくなったし」
少年はそういうとスーパーの袋から卵を2パック取り出して上条に差し出す。
地面を見つめ、ただひたすら、呪文の様に言葉を呟く上条。
そんな彼をどう思ったのだろうか、一人の少年が彼に近づく。
「おいおい、どうしたんだ? そんなに騒いで」
「はい?」
そこに立っていたのは制服を着た上条と同い年ぐらいの少年。
上条と同じぐらいの身長で、右手には先ほどまで上条がいたスーパーの袋を持っている。
「卵がどうとか聞こえたんだけど……もしかして買い逃したとか?」
「……そうですけど……」
「あー、そっか。それじゃあさ、俺の分やるよ。必要なくなったし」
少年はそういうとスーパーの袋から卵を2パック取り出して上条に差し出す。
「こ……これは……!?」
「ほら、やるよ。知り合いに呼び出されてさ、早く行かなくちゃならねえんだ」
「今から家に戻ってる暇もねえし。ほら、早く」
「は、はい……」
上条はやや戸惑いながらも少年の差し出す卵を受け取った。
「あ、ありがとうございます! えーっと……」
「夜科。夜科アゲハ。よろしくな」
「上条当麻です。よろしくお願いします。本ッ当にありがとうございます!」
「いいって。じゃあな」
「ほら、やるよ。知り合いに呼び出されてさ、早く行かなくちゃならねえんだ」
「今から家に戻ってる暇もねえし。ほら、早く」
「は、はい……」
上条はやや戸惑いながらも少年の差し出す卵を受け取った。
「あ、ありがとうございます! えーっと……」
「夜科。夜科アゲハ。よろしくな」
「上条当麻です。よろしくお願いします。本ッ当にありがとうございます!」
「いいって。じゃあな」
夜科と分かれた上条は第七学区の通りを上機嫌で歩いていた。
「たまごっ♪ たまごっ♪ たまっご~♪」
スキップ交じりに道を行く彼の姿は結構目立ち、少し離れた場所にいる御坂美琴の目にも映っていた。
「あ、見つけたわよ! アンタ、私と勝負しなさい!」
「何だお前か。ビリビリ。悪いが今、上条さんはとてつもなく忙しい。じゃあな」
「ビリビリ言うな! アンタの都合なんてどうでもいいのよ!」
「勘弁してくれよ美琴ちゃん」
「なっ……美琴言うなァァァァァァァ!」
上条の言葉に顔を真赤にした美琴は電撃を放つ。
「たまごっ♪ たまごっ♪ たまっご~♪」
スキップ交じりに道を行く彼の姿は結構目立ち、少し離れた場所にいる御坂美琴の目にも映っていた。
「あ、見つけたわよ! アンタ、私と勝負しなさい!」
「何だお前か。ビリビリ。悪いが今、上条さんはとてつもなく忙しい。じゃあな」
「ビリビリ言うな! アンタの都合なんてどうでもいいのよ!」
「勘弁してくれよ美琴ちゃん」
「なっ……美琴言うなァァァァァァァ!」
上条の言葉に顔を真赤にした美琴は電撃を放つ。
これは慣れだろうか。美琴の電撃に右手を突き出す癖が付いているのは。
……嫌な事になれたものだ。そう思いながらも上条は電撃を右手で受け止める。
数億ボルトを誇る学園都市第三位が放った電撃は上条の右手に触れた瞬間、四方に飛び散る。
―――多大なる犠牲と共に。
「な……あ……あぁ……た、卵ォォォォ!!」
スーパーの袋を右手に下げたまま電撃を防いだのだ。
中身が揺れるのは当然の上、電撃の衝撃。基本的に脆いとされる卵が無事であるハズが無かった。
「嗚呼……卵がぁ……」
グシャグシャになった卵の入った袋を抱えて上条は嘆く。
「わ、悪かったわね……そんなに嘆かなくたって……」
「お前は何一つわかっちゃいねぇ。この卵はな……夜科さんから頂いた大事な大事な……!」
「夜科? 夜科アゲハ?」
……嫌な事になれたものだ。そう思いながらも上条は電撃を右手で受け止める。
数億ボルトを誇る学園都市第三位が放った電撃は上条の右手に触れた瞬間、四方に飛び散る。
―――多大なる犠牲と共に。
「な……あ……あぁ……た、卵ォォォォ!!」
スーパーの袋を右手に下げたまま電撃を防いだのだ。
中身が揺れるのは当然の上、電撃の衝撃。基本的に脆いとされる卵が無事であるハズが無かった。
「嗚呼……卵がぁ……」
グシャグシャになった卵の入った袋を抱えて上条は嘆く。
「わ、悪かったわね……そんなに嘆かなくたって……」
「お前は何一つわかっちゃいねぇ。この卵はな……夜科さんから頂いた大事な大事な……!」
「夜科? 夜科アゲハ?」
美琴がその名前を出したのは意外だった。
男には興味なさそうな奴だし、何よりもアイツに近づこうものなら白井が黙ってはいない。
「へ? お前、夜科さんのこと知ってんのかよ?」
「……勿論よ。ていうかアンタは何か知ってるの?」
「何って……普通にいい人じゃねーか?」
「そうよね。まあ危ない噂も聞かないし。……知らないみたいだから教えてあげる」
一度、美琴は言葉を区切り、
「夜科アゲハ。学園都市最強のレベル5第六位『漆黒暴王(メルゼズドア)』」
男には興味なさそうな奴だし、何よりもアイツに近づこうものなら白井が黙ってはいない。
「へ? お前、夜科さんのこと知ってんのかよ?」
「……勿論よ。ていうかアンタは何か知ってるの?」
「何って……普通にいい人じゃねーか?」
「そうよね。まあ危ない噂も聞かないし。……知らないみたいだから教えてあげる」
一度、美琴は言葉を区切り、
「夜科アゲハ。学園都市最強のレベル5第六位『漆黒暴王(メルゼズドア)』」
場所を移して、喫茶店に美琴と上条はいた。
「へー。レベル5ねえ。人は見かけによらないなぁ……あんな人がレベル5だなんて」
「第六位って言うと……お前、夜科さんより強いのかよ?」
「能力未詳の第七位を除けば、第三位から第六位の実力はダンゴ状態なのよ。第二位以降がぶっ飛んでるだけで」
「夜科アゲハの能力は特殊でね。……多分、私がアイツと戦えば負けるわ。レベル5の順位なんか関係なしに」
「でも、事実、夜科アゲハは第七位を除けばレベル5の中では最弱。私よりも強いのに、よ」
「レベル5って、一人で軍隊と戦える、っていうのが目安らしいのよ。あくまで目安だけどね」
「だけど、夜科アゲハはそれが出来ない。アイツの能力は相手が能力者でなければ殆ど力を発揮できないの」
「能力者専用の能力ってことか?」
「詳しくは知らないわ。噂では第二位と似た性質の能力っていうのも聞いたんだけど……まあ噂は噂ね」
「へー。レベル5ねえ。人は見かけによらないなぁ……あんな人がレベル5だなんて」
「第六位って言うと……お前、夜科さんより強いのかよ?」
「能力未詳の第七位を除けば、第三位から第六位の実力はダンゴ状態なのよ。第二位以降がぶっ飛んでるだけで」
「夜科アゲハの能力は特殊でね。……多分、私がアイツと戦えば負けるわ。レベル5の順位なんか関係なしに」
「でも、事実、夜科アゲハは第七位を除けばレベル5の中では最弱。私よりも強いのに、よ」
「レベル5って、一人で軍隊と戦える、っていうのが目安らしいのよ。あくまで目安だけどね」
「だけど、夜科アゲハはそれが出来ない。アイツの能力は相手が能力者でなければ殆ど力を発揮できないの」
「能力者専用の能力ってことか?」
「詳しくは知らないわ。噂では第二位と似た性質の能力っていうのも聞いたんだけど……まあ噂は噂ね」
未元物質と似てるような似てないような~って感じだよね
相手のpsiに自動で反応する技(だっけ?)から
能力者専用的な設定になってるのかな?
相手のpsiに自動で反応する技(だっけ?)から
能力者専用的な設定になってるのかな?
能力をくっちまう系だから一方さんには強いかもね
美琴相手だと雷でデコイ作られまくってダメそうだが
美琴相手だと雷でデコイ作られまくってダメそうだが
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一通りの説明を終え、美琴はアイスティーに口をつける。
上条はハッ、と思い出したかのようにとある少女の名前を言った。
「なあ、御坂。雨宮桜子って知っているか?」
ブボッ。名前を言った途端だった。
目の前にいる常盤台のお嬢様が口に含んだアイスティーを噴出したのは。
「げ、げほ……はぁ……はぁ……」
そんな姿の学園都市第三位『超電磁砲』を心配そうな目で見つめる上条。
紅茶で濡れる美琴を見て、上条はテーブルに置かれたおしぼりをとって、
「おいおい、びしょぬれじゃねーか。ちょっと動くなよ。吹いてやるから」
そう言って美琴の顔におしぼりを近づける。
「い、いいから! だ、大丈夫!」
美琴はそれを顔を真赤にして拒否した。
思わず電撃が漏れ、隣の人の携帯電話の調子がおかしくなったのは別の話。
上条はハッ、と思い出したかのようにとある少女の名前を言った。
「なあ、御坂。雨宮桜子って知っているか?」
ブボッ。名前を言った途端だった。
目の前にいる常盤台のお嬢様が口に含んだアイスティーを噴出したのは。
「げ、げほ……はぁ……はぁ……」
そんな姿の学園都市第三位『超電磁砲』を心配そうな目で見つめる上条。
紅茶で濡れる美琴を見て、上条はテーブルに置かれたおしぼりをとって、
「おいおい、びしょぬれじゃねーか。ちょっと動くなよ。吹いてやるから」
そう言って美琴の顔におしぼりを近づける。
「い、いいから! だ、大丈夫!」
美琴はそれを顔を真赤にして拒否した。
思わず電撃が漏れ、隣の人の携帯電話の調子がおかしくなったのは別の話。
「アンタって本当……本当に面白いわね。で? 雨宮桜子と何かあったの?」
「まあな。ちょっとだけ。やっぱ知ってるのか。友達?」
友達、という言葉に美琴はイラっときたのか、声を大きくして、
「そんなわけないじゃないの!」
ドンッとテーブルに手を叩きつける。危うくコップの水が零れそうになった。
「ま、まあ。落ち着けって……じゃあアイツは何者なんだよ?」
上条の質問に半ば呆れながらも美琴は不機嫌そうな顔で答える。
「……雨宮桜子。常盤台最大派閥の女王サマ。レベル5第五位『心理掌握』」
「まあな。ちょっとだけ。やっぱ知ってるのか。友達?」
友達、という言葉に美琴はイラっときたのか、声を大きくして、
「そんなわけないじゃないの!」
ドンッとテーブルに手を叩きつける。危うくコップの水が零れそうになった。
「ま、まあ。落ち着けって……じゃあアイツは何者なんだよ?」
上条の質問に半ば呆れながらも美琴は不機嫌そうな顔で答える。
「……雨宮桜子。常盤台最大派閥の女王サマ。レベル5第五位『心理掌握』」
「あ、アイツもレベル5なのかよ!?」
先ほど、夜科アゲハの話を聞いたばかりの上条にとっては衝撃の事実だった。
驚きを隠せない上条を尻目に美琴はつまらなそうな顔で話を続ける。
「……性格の悪い女よ。下の奴らが騒ぎ立てているのをいい事に調子に乗って……」
「本人はあんまり興味ないみたいだけどね」
「あんまり仲はよろしくないようで?」
「当たり前じゃないの。私、ああいうの嫌いなの」
「あー。本当にむかつくわ。あの女……。あのえらそうな態度!」
先ほど、夜科アゲハの話を聞いたばかりの上条にとっては衝撃の事実だった。
驚きを隠せない上条を尻目に美琴はつまらなそうな顔で話を続ける。
「……性格の悪い女よ。下の奴らが騒ぎ立てているのをいい事に調子に乗って……」
「本人はあんまり興味ないみたいだけどね」
「あんまり仲はよろしくないようで?」
「当たり前じゃないの。私、ああいうの嫌いなの」
「あー。本当にむかつくわ。あの女……。あのえらそうな態度!」
上条がここまで機嫌が悪い美琴を見るのは久しぶりだった。
前髪がピリピリと音を鳴らし、そこから出る青い火花から上条は目を逸らす。
「で、でもさ。結構いい奴っぽかったぜ?」
「外面はいいのよ」
怒りを静めようとした言葉は撃沈。
「だよな……なんか言葉遣いもよくなかったし……」
「そうね。アンタもあんまり関わらないほうがいいわよ」
「最近じゃあ暗部の組織に関わっているとか……」
「そっか。気をつけるよ、美琴ちゃん」
上条が笑ってそういうと美琴は顔を真赤にして、
「美琴ちゃん禁止!」
前髪がピリピリと音を鳴らし、そこから出る青い火花から上条は目を逸らす。
「で、でもさ。結構いい奴っぽかったぜ?」
「外面はいいのよ」
怒りを静めようとした言葉は撃沈。
「だよな……なんか言葉遣いもよくなかったし……」
「そうね。アンタもあんまり関わらないほうがいいわよ」
「最近じゃあ暗部の組織に関わっているとか……」
「そっか。気をつけるよ、美琴ちゃん」
上条が笑ってそういうと美琴は顔を真赤にして、
「美琴ちゃん禁止!」
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