私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ黒髪娘「そんなにじろじろ見るものではないぞ」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★×22
レスフィルター : (試験中)
男「なんだよ、構って欲しいのか?」
黒髪娘「話し相手になって欲しいのだ」
男「素直だな」
黒髪娘「わたしは率直だ」
男「そっか。そういやそうだな」
黒髪娘「男殿の世界では、女も学問を修められるのだろう?」
男「ああ、そうだな」
黒髪娘「学識や技芸をもって宮仕えも叶う」
男「公務員とか、会社員とかな」
黒髪娘「そうか。……ふふふっ」にこっ
男「どした?」
黒髪娘「良い世界だな。
――そんな世界、早く……来ると良いなぁ」
男「……」
黒髪娘「話し相手になって欲しいのだ」
男「素直だな」
黒髪娘「わたしは率直だ」
男「そっか。そういやそうだな」
黒髪娘「男殿の世界では、女も学問を修められるのだろう?」
男「ああ、そうだな」
黒髪娘「学識や技芸をもって宮仕えも叶う」
男「公務員とか、会社員とかな」
黒髪娘「そうか。……ふふふっ」にこっ
男「どした?」
黒髪娘「良い世界だな。
――そんな世界、早く……来ると良いなぁ」
男「……」
黒髪娘「ん?」
男「あのさ」
黒髪娘「うむ」
男「……」
黒髪娘「どうしたのだ」
男「……っ」
黒髪娘「なんだ。変な顔をして」
男「なんでもない。1分くれ」
黒髪娘「……」
男「……」
黒髪娘「?」
男「……あー」
黒髪娘「?」
男「黒髪の。髪の毛、触りたい」
黒髪娘「――え」
男「あのさ」
黒髪娘「うむ」
男「……」
黒髪娘「どうしたのだ」
男「……っ」
黒髪娘「なんだ。変な顔をして」
男「なんでもない。1分くれ」
黒髪娘「……」
男「……」
黒髪娘「?」
男「……あー」
黒髪娘「?」
男「黒髪の。髪の毛、触りたい」
黒髪娘「――え」
男「ダメかな?」
黒髪娘「……駄目……じゃない」
男「触るな?」
さら……さら……
黒髪娘「……うぅ」
男「手触り、良いな」
黒髪娘「あの……ど……どうし……男殿は……」
男「ん?」
黒髪娘「なんで、髪を……」
男「あー。んー。……触りたかったから」
黒髪娘「そ、そうか」
さら……さら……
男「豪華な感じ。……宝物みたいな」
黒髪娘「褒められたみたいだ」
男(なんか、いろいろこだわりとか倫理観とか。
越えちゃってるよな。この髪の感触も、気持ちも)
黒髪娘「……駄目……じゃない」
男「触るな?」
さら……さら……
黒髪娘「……うぅ」
男「手触り、良いな」
黒髪娘「あの……ど……どうし……男殿は……」
男「ん?」
黒髪娘「なんで、髪を……」
男「あー。んー。……触りたかったから」
黒髪娘「そ、そうか」
さら……さら……
男「豪華な感じ。……宝物みたいな」
黒髪娘「褒められたみたいだ」
男(なんか、いろいろこだわりとか倫理観とか。
越えちゃってるよな。この髪の感触も、気持ちも)
と、いうところで書き貯めも尽きました。
お昼までQKいってまいります。
みんなの分は、ここにチーズママレードサンドを
置いておきます。食っておくれ。
お昼までQKいってまいります。
みんなの分は、ここにチーズママレードサンドを
置いておきます。食っておくれ。
>>206 食わせていただくぜ!
>>1
何故かタイトル見た時にあんただと思ったよ。
何故かタイトル見た時にあんただと思ったよ。
――黒髪の四阿
友女房「姫~。ひーめーっ」
がたっがたたっ
黒髪娘「どうしたのだ?」
友女房「文ですよっ。藤壺の方から」
黒髪娘「……珍しい」
友女房「遅くなってはいけませんから」
黒髪娘「……梅の香」
友女房「あらあら。まぁまぁ。寒中梅でございますね」
黒髪娘「むぅ……」
友女房「なんで困りますか。
雅やかな心遣いではございませんか」
黒髪娘「こう言うところが隙がない。困る」
友女房「そういう物でございましょうかね」
黒髪娘「……うー」
友女房「なんと?」
友女房「姫~。ひーめーっ」
がたっがたたっ
黒髪娘「どうしたのだ?」
友女房「文ですよっ。藤壺の方から」
黒髪娘「……珍しい」
友女房「遅くなってはいけませんから」
黒髪娘「……梅の香」
友女房「あらあら。まぁまぁ。寒中梅でございますね」
黒髪娘「むぅ……」
友女房「なんで困りますか。
雅やかな心遣いではございませんか」
黒髪娘「こう言うところが隙がない。困る」
友女房「そういう物でございましょうかね」
黒髪娘「……うー」
友女房「なんと?」
黒髪娘「……歌会の誘いだ」
友女房「さようですか。これはまた」
黒髪娘「……」
友女房「何かあるので?」
黒髪娘「形勢を明らかにしないわたしを
哀れにおもってくださったのであろう」
友女房「……」
黒髪娘「このままでは私に風あたりが強くなりすぎると
そう考えてくださったのではないかな」
友女房「さようですか」
黒髪娘「……」
友女房「お返事はいかがいたしましょう」
黒髪娘「……」
友女房「しばらくお考えになられますか」
黒髪娘「そうする」
友女房「姫の良いように」
友女房「さようですか。これはまた」
黒髪娘「……」
友女房「何かあるので?」
黒髪娘「形勢を明らかにしないわたしを
哀れにおもってくださったのであろう」
友女房「……」
黒髪娘「このままでは私に風あたりが強くなりすぎると
そう考えてくださったのではないかな」
友女房「さようですか」
黒髪娘「……」
友女房「お返事はいかがいたしましょう」
黒髪娘「……」
友女房「しばらくお考えになられますか」
黒髪娘「そうする」
友女房「姫の良いように」
――夕刻
ごとん、とさっ
男「ふぅ。到着、っと」
黒髪娘「男殿」
男「お。黒髪。お出迎えありがとう」
黒髪娘「出迎えたわけではないが。
しかし、男殿を迎えられると気持ちが暖まる」 にこっ
男(うわ。……すげぇ可愛い。
やばいな。この間髪触ってから、
どんどん可愛く見えるよ。
病気だぞ、これ……)
黒髪娘「どうした? 寒かろう?」
男「おう」
黒髪娘「丁度昼餉だ。いま友に云って用意させる」
男「へぇ、何食べるの?」
黒髪娘「雑煮だ。餅なのだが……。
餅は食べれるだろう?」
男「おー。大好きだぜ」
ごとん、とさっ
男「ふぅ。到着、っと」
黒髪娘「男殿」
男「お。黒髪。お出迎えありがとう」
黒髪娘「出迎えたわけではないが。
しかし、男殿を迎えられると気持ちが暖まる」 にこっ
男(うわ。……すげぇ可愛い。
やばいな。この間髪触ってから、
どんどん可愛く見えるよ。
病気だぞ、これ……)
黒髪娘「どうした? 寒かろう?」
男「おう」
黒髪娘「丁度昼餉だ。いま友に云って用意させる」
男「へぇ、何食べるの?」
黒髪娘「雑煮だ。餅なのだが……。
餅は食べれるだろう?」
男「おー。大好きだぜ」
――黒髪の四阿、炬燵
友女房「さぁ、どうぞ」
黒髪娘「頂こう、男殿」
男「ああ、頂きます。ん。美味しいな」
黒髪娘「温かいなぁ」
男「……お、雑煮は魚なんだ?」
友女房「鯛で出汁を取らせて頂きました」
黒髪娘「餅はそれで良いのか?」
男「おう、とりあえず二つでな」
黒髪娘「んぅ……」
男「お、すごく伸びてるな」
黒髪娘「……ん。んく……。
そんなにじろじろ見るものではないぞ」
男「そっか」
友女房「美味しゅうございますか?」
男「ええ、ばっちりですよ」
友女房「さぁ、どうぞ」
黒髪娘「頂こう、男殿」
男「ああ、頂きます。ん。美味しいな」
黒髪娘「温かいなぁ」
男「……お、雑煮は魚なんだ?」
友女房「鯛で出汁を取らせて頂きました」
黒髪娘「餅はそれで良いのか?」
男「おう、とりあえず二つでな」
黒髪娘「んぅ……」
男「お、すごく伸びてるな」
黒髪娘「……ん。んく……。
そんなにじろじろ見るものではないぞ」
男「そっか」
友女房「美味しゅうございますか?」
男「ええ、ばっちりですよ」
無意識にシーキューブっていうラノベのフィアってキャラで脳内再生してた
フィア銀髪なのにどうしてだろうな
まぁかわいいからいいやしえん
フィア銀髪なのにどうしてだろうな
まぁかわいいからいいやしえん
今日、コッチは天気が良くて暖かいんだ。
こんな日に、和菓子とお茶でも頂きながら読みたいよ。
こんな日に、和菓子とお茶でも頂きながら読みたいよ。
黒髪娘「うぅ。美味だ。私は雑煮は大好きだな」
男「カブの葉が美味いよな」
黒髪娘「そちらでも食べるのか?」
男「もちろんだ。味噌汁とかにもいれるぞ」
黒髪娘「うむ。煮るのも旨いな。ひたしもよい」こくり
男「……」 じぃ
黒髪娘「ん? どうした、男殿」
男「いやいや。なんでもないよ」
黒髪娘「?」
男(一瞬見とれたとか、いえねぇし)
黒髪娘「……ふぅ」
男「どした?」
黒髪娘「ん? いや。んー」ぽて
男「??」
男「カブの葉が美味いよな」
黒髪娘「そちらでも食べるのか?」
男「もちろんだ。味噌汁とかにもいれるぞ」
黒髪娘「うむ。煮るのも旨いな。ひたしもよい」こくり
男「……」 じぃ
黒髪娘「ん? どうした、男殿」
男「いやいや。なんでもないよ」
黒髪娘「?」
男(一瞬見とれたとか、いえねぇし)
黒髪娘「……ふぅ」
男「どした?」
黒髪娘「ん? いや。んー」ぽて
男「??」
黒髪娘「お腹がいっぱいで、温かい炬燵。
駄目になってしまいそうだ」
男「多少駄目になっておいた方がいいよ」
黒髪娘「そうかな」
男「そう思うね」
黒髪娘「男殿」
男「ん?」
黒髪娘「……掌を、借りれるだろうか?」
男「いいけど」
黒髪娘「額に」
男「ん……。うん」
黒髪娘「ああ……」
男「どうしたんだ?」
黒髪娘「温かくて。嬉しい」 くすっ
男「そか」
駄目になってしまいそうだ」
男「多少駄目になっておいた方がいいよ」
黒髪娘「そうかな」
男「そう思うね」
黒髪娘「男殿」
男「ん?」
黒髪娘「……掌を、借りれるだろうか?」
男「いいけど」
黒髪娘「額に」
男「ん……。うん」
黒髪娘「ああ……」
男「どうしたんだ?」
黒髪娘「温かくて。嬉しい」 くすっ
男「そか」
栗饅頭よし
緑茶よし
炬燵よし
昼からのんびりなので、まったりしながら読ませてもらうね
緑茶よし
炬燵よし
昼からのんびりなので、まったりしながら読ませてもらうね
黒髪娘「……」
男「寝ても、構わないぞ」
黒髪娘「眠いわけではない」
男「そなのか」
黒髪娘「私が、男殿の半分ほどでも
他人を思いやって気を遣える性分であったならなぁ」
男「なんだそれ」
黒髪娘「いいや。……うん」
男「何かあったんだろう? 云ってみろよ」
黒髪娘「……歌会の誘いがあってな」
男「ふむ。パーティーか」
黒髪娘「私の立場もかなり厳しいのだ。
藤壺様がそれに気遣って誘ってくださった」
男「藤壺様って云うのは、良いやつなのか?」
黒髪娘「ああ。世話になっている。
心遣いの細やかなたおやかな方だ。
今上帝の寵をうける妃の一人なのだ」
男「寝ても、構わないぞ」
黒髪娘「眠いわけではない」
男「そなのか」
黒髪娘「私が、男殿の半分ほどでも
他人を思いやって気を遣える性分であったならなぁ」
男「なんだそれ」
黒髪娘「いいや。……うん」
男「何かあったんだろう? 云ってみろよ」
黒髪娘「……歌会の誘いがあってな」
男「ふむ。パーティーか」
黒髪娘「私の立場もかなり厳しいのだ。
藤壺様がそれに気遣って誘ってくださった」
男「藤壺様って云うのは、良いやつなのか?」
黒髪娘「ああ。世話になっている。
心遣いの細やかなたおやかな方だ。
今上帝の寵をうける妃の一人なのだ」
>>220
ありがとう
ありがとう
男「で、何を悩んでいるんだ?」
黒髪娘「そんなわけで藤壺様は後宮では
大きな存在感を持っているが、唯一ではないのだ。
妾妃はひとりではないからな。
私を呼んでくださるのは嬉しい。
私は確かに引きこもりの出不精だが
呼んでくださるのならばはせ参じるくらいのことはしたいのだ。
……しかし、私は気も遣えない不調法物だし
他人の言葉を上手に受け流すことも出来ないし……」
男「そうか? そんなに気にしなくても良いかと思うけど」
黒髪娘「そうはいかない。
宮中では目に見えない諍いや政争が続いているんだ……。
私が参加してみっともないところを見せれば
それは、藤壺の方の恥にもなってしまう」
男「ん~」
黒髪娘「私が恥をかくのは、かまわない。
どうせ物の怪憑きの引きこもりだから。
でも、誘って下さった方に恥をかかせるのは
忍びない……」
男「断れないの?」
黒髪娘「そんなわけで藤壺様は後宮では
大きな存在感を持っているが、唯一ではないのだ。
妾妃はひとりではないからな。
私を呼んでくださるのは嬉しい。
私は確かに引きこもりの出不精だが
呼んでくださるのならばはせ参じるくらいのことはしたいのだ。
……しかし、私は気も遣えない不調法物だし
他人の言葉を上手に受け流すことも出来ないし……」
男「そうか? そんなに気にしなくても良いかと思うけど」
黒髪娘「そうはいかない。
宮中では目に見えない諍いや政争が続いているんだ……。
私が参加してみっともないところを見せれば
それは、藤壺の方の恥にもなってしまう」
男「ん~」
黒髪娘「私が恥をかくのは、かまわない。
どうせ物の怪憑きの引きこもりだから。
でも、誘って下さった方に恥をかかせるのは
忍びない……」
男「断れないの?」
黒髪娘「それは、出来る」
男「そっか」
黒髪娘「……でも、藤壺様は、お悲しみになるかな」
男「……」
黒髪娘「いつも断ってきたんだ」
男(――本当は、行きたいんだな)
黒髪娘「……」
男「なんだ、手のひら気に入ったのか?」
黒髪娘「落ち着く」
男「へこんでるな」
黒髪娘「そう言うことではないんだが」
男「?」
黒髪娘「なんでもない。……私の顔をじろじろ見るな」
男「へいへい」
男「そっか」
黒髪娘「……でも、藤壺様は、お悲しみになるかな」
男「……」
黒髪娘「いつも断ってきたんだ」
男(――本当は、行きたいんだな)
黒髪娘「……」
男「なんだ、手のひら気に入ったのか?」
黒髪娘「落ち着く」
男「へこんでるな」
黒髪娘「そう言うことではないんだが」
男「?」
黒髪娘「なんでもない。……私の顔をじろじろ見るな」
男「へいへい」
黒髪娘「んぅ……」
男「あのさ」
黒髪娘「うん」 くてっ
男「出ろ、って云ったらどうする?」
黒髪娘「男殿が?」
男「うん」
黒髪娘「……」
男「確かに責任は重大だけどさ。
黒髪がそんなに駄目だってのが、
ちょっと想像できないんだよな」
黒髪娘「……私は本当に不器用なのだ。癇癪持ちだし」
男「癇癪持ってるのか?」
黒髪娘「うん。――やっぱり、悔しいとつらい。
私を人間としてみてくれない人には、優しくできない」
男「それは癇癪じゃないと思うけど」
黒髪娘「そうかな……」
男「あのさ」
黒髪娘「うん」 くてっ
男「出ろ、って云ったらどうする?」
黒髪娘「男殿が?」
男「うん」
黒髪娘「……」
男「確かに責任は重大だけどさ。
黒髪がそんなに駄目だってのが、
ちょっと想像できないんだよな」
黒髪娘「……私は本当に不器用なのだ。癇癪持ちだし」
男「癇癪持ってるのか?」
黒髪娘「うん。――やっぱり、悔しいとつらい。
私を人間としてみてくれない人には、優しくできない」
男「それは癇癪じゃないと思うけど」
黒髪娘「そうかな……」
黒髪娘「男殿は、出た方が良いと思うか?」
男「ああ」
黒髪娘「……」
男「思うんだけどさ。あんまり一人で戦う必要も
ないんじゃないか?」
黒髪娘「え?」
男「友さん何回か云ってたよ。“右大臣家の格”とか。
“姫様の名誉”とかさ。それって、つまり名前だよな」
黒髪娘「名前……」
男「あー。よく判らないけどさ。
そう言うのってチーム戦なんじゃないのかな。
現場に行って恥をかくか恥をかかないかは、
黒髪の腕もあるけれど、優秀な女房が居るかどうかにも
左右されるんじゃないの?」
黒髪娘「それは……。確かにその通りだが」
男「友さんって、出来るんじゃねぇの?」
黒髪娘「……う」
男「投げちゃっても良いんじゃないの?」
男「ああ」
黒髪娘「……」
男「思うんだけどさ。あんまり一人で戦う必要も
ないんじゃないか?」
黒髪娘「え?」
男「友さん何回か云ってたよ。“右大臣家の格”とか。
“姫様の名誉”とかさ。それって、つまり名前だよな」
黒髪娘「名前……」
男「あー。よく判らないけどさ。
そう言うのってチーム戦なんじゃないのかな。
現場に行って恥をかくか恥をかかないかは、
黒髪の腕もあるけれど、優秀な女房が居るかどうかにも
左右されるんじゃないの?」
黒髪娘「それは……。確かにその通りだが」
男「友さんって、出来るんじゃねぇの?」
黒髪娘「……う」
男「投げちゃっても良いんじゃないの?」
黒髪娘「男殿……」
男「手を貸すからさ」
黒髪娘「男殿も?」
男「うん」
黒髪娘「なぜっ?」
男「そんなにびっくりするところか?」
黒髪娘「祖父君はそんな事は言わなかった」
男「爺ちゃんと俺は違うよ。
爺ちゃんは、ここに来たことを……
多分、黒髪に何かを教えるためだと思ってたと思う。
黒髪が余りにも希っていたから」
黒髪娘「……」
男「でも、俺は違うからさ」
黒髪娘「……うん」
男「俺としては、もうちょっと
格好良い引きこもりが見たいんだよ」
男「手を貸すからさ」
黒髪娘「男殿も?」
男「うん」
黒髪娘「なぜっ?」
男「そんなにびっくりするところか?」
黒髪娘「祖父君はそんな事は言わなかった」
男「爺ちゃんと俺は違うよ。
爺ちゃんは、ここに来たことを……
多分、黒髪に何かを教えるためだと思ってたと思う。
黒髪が余りにも希っていたから」
黒髪娘「……」
男「でも、俺は違うからさ」
黒髪娘「……うん」
男「俺としては、もうちょっと
格好良い引きこもりが見たいんだよ」
>>235
お疲れ~待ってる
お疲れ~待ってる
――『和名類聚抄』より
穀類では、稲類、麦類(大麦、小麦、カラスムギ)、
アワ、キビ、ヒエ。主食は米。小麦はうどんのように
して食す。
豆類は、大豆、小豆、クロマメ、ササゲ、エンドウマメ。
イモ類には山芋やクワイ。
野菜は瓜類各種、蒜類(ねぎ、にら、にんにく)、
水菜類(せり、ジュンサイなど)、
園菜類(アオナ、カブラ、タカナ、カラシナ、フキ)
野菜類(ナスビ、アブラナ、ワラビ、ゴボウなど)
草類(ウド、イタドリ、蓬、ユリなど)
蓮類、葛類、たけのこ、タラノメ、ククタチ、キノコetc。
動物性蛋白の補給源としては、魚介類が中心であった。
近海魚は殆ど今日の日本と変わらない物が食されており
庶民は鰯やあじなど。貴族においては鮎や鯛が珍重された。
また貝の類、海草などの水産物が大いに食べられた。
動物も多量にではないが、ヤマドリ、ハト、カモ、ウズラ
またクマ、カモシカ、タヌキ、イノシシ、ウサギなどが
食用として記録に残る。鶏も唐から輸入されたが、卵は
薬用として用いられた。
果実は主に桃、スモモ、ウメ、カキ、タチバナ、梨、
ザクロ、ビワなどが……
穀類では、稲類、麦類(大麦、小麦、カラスムギ)、
アワ、キビ、ヒエ。主食は米。小麦はうどんのように
して食す。
豆類は、大豆、小豆、クロマメ、ササゲ、エンドウマメ。
イモ類には山芋やクワイ。
野菜は瓜類各種、蒜類(ねぎ、にら、にんにく)、
水菜類(せり、ジュンサイなど)、
園菜類(アオナ、カブラ、タカナ、カラシナ、フキ)
野菜類(ナスビ、アブラナ、ワラビ、ゴボウなど)
草類(ウド、イタドリ、蓬、ユリなど)
蓮類、葛類、たけのこ、タラノメ、ククタチ、キノコetc。
動物性蛋白の補給源としては、魚介類が中心であった。
近海魚は殆ど今日の日本と変わらない物が食されており
庶民は鰯やあじなど。貴族においては鮎や鯛が珍重された。
また貝の類、海草などの水産物が大いに食べられた。
動物も多量にではないが、ヤマドリ、ハト、カモ、ウズラ
またクマ、カモシカ、タヌキ、イノシシ、ウサギなどが
食用として記録に残る。鶏も唐から輸入されたが、卵は
薬用として用いられた。
果実は主に桃、スモモ、ウメ、カキ、タチバナ、梨、
ザクロ、ビワなどが……
――男の実家
男「なんだなんだ。結構食材豊かだな。
もちろん輸送の関係で、いつでも食べられる
訳じゃないんだろうけど。結構あるじゃん」
男「味付けは……」
ぺらっ
男「基本的には、基本は塩と酢か。酢は米酢なのか?
そのほかに、醤(ひしほ)、味醤(ミソ)。
大豆に小麦の麹か。塩分は低そうだなあ。
そのほか、わさびは、あると」
男「あ-。……そゆことね。
砂糖がないわけだ。そんであんなに
美味しい美味し云ってたのか。
砂糖、砂糖……砂糖の歴史ってなんの本に載ってるんだ?
Wikiりゃでてくっか?」
男「砂糖は……奈良時代に輸入。当初は薬用。
ふむ……サトウキビの栽培は江戸時代か。
こりゃ、到底手に入るわけもないな。
いんちきで、黒糖持って行っちまうか」
男(許されないのかも知れないけどなー)
男「まぁ、その辺俺は爺ちゃんとは違うし?」
男「なんだなんだ。結構食材豊かだな。
もちろん輸送の関係で、いつでも食べられる
訳じゃないんだろうけど。結構あるじゃん」
男「味付けは……」
ぺらっ
男「基本的には、基本は塩と酢か。酢は米酢なのか?
そのほかに、醤(ひしほ)、味醤(ミソ)。
大豆に小麦の麹か。塩分は低そうだなあ。
そのほか、わさびは、あると」
男「あ-。……そゆことね。
砂糖がないわけだ。そんであんなに
美味しい美味し云ってたのか。
砂糖、砂糖……砂糖の歴史ってなんの本に載ってるんだ?
Wikiりゃでてくっか?」
男「砂糖は……奈良時代に輸入。当初は薬用。
ふむ……サトウキビの栽培は江戸時代か。
こりゃ、到底手に入るわけもないな。
いんちきで、黒糖持って行っちまうか」
男(許されないのかも知れないけどなー)
男「まぁ、その辺俺は爺ちゃんとは違うし?」
がちゃ
姉「あら。あんたいたの?」
男「あー。んー。いたよ。ちっと台所使ってる」
姉「なに」
男「いや、ゲル化実験?」
姉「料理してるだけじゃん」
男「まぁね」
姉「ふぅん」
くつくつ、くつくつ
男「……」
姉「ミネラルウォーターとって」
男「はい」 きゅぽ
姉「ん。あんがと」
男「庶民は水道水じゃない?」
姉「ビールの代わりなの」
姉「あら。あんたいたの?」
男「あー。んー。いたよ。ちっと台所使ってる」
姉「なに」
男「いや、ゲル化実験?」
姉「料理してるだけじゃん」
男「まぁね」
姉「ふぅん」
くつくつ、くつくつ
男「……」
姉「ミネラルウォーターとって」
男「はい」 きゅぽ
姉「ん。あんがと」
男「庶民は水道水じゃない?」
姉「ビールの代わりなの」
男「言いたい放題無敵キャラな」
姉「これくらいの強度ないとね。荒くれ者どもの
リーダーはつとまらん!」
男「Aチームかよ」
姉「うはははは! ははっ。そういえば……例のさあ」
男「?」
姉「例の中学の」
男「ああ」
姉「どうなった?」
男「なんでそんな事聞くのさ?」
姉「聞いた方が良いから」
男「なんで?」
姉「まぁ、なんだかんだ云ってさ。
あんた、出来の良い弟だし?
あたしより高給取りになりそうだしさ。
……姉ぶりたいのよ」
男「……そっか」
姉「白状なさいよ。あんた最近、むちゃくちゃ
勉強とかしてるじゃん。バイトも詰め込んでるし」
姉「これくらいの強度ないとね。荒くれ者どもの
リーダーはつとまらん!」
男「Aチームかよ」
姉「うはははは! ははっ。そういえば……例のさあ」
男「?」
姉「例の中学の」
男「ああ」
姉「どうなった?」
男「なんでそんな事聞くのさ?」
姉「聞いた方が良いから」
男「なんで?」
姉「まぁ、なんだかんだ云ってさ。
あんた、出来の良い弟だし?
あたしより高給取りになりそうだしさ。
……姉ぶりたいのよ」
男「……そっか」
姉「白状なさいよ。あんた最近、むちゃくちゃ
勉強とかしてるじゃん。バイトも詰め込んでるし」
男「うん、覚悟決まった」
姉「へぇ……」にやにや
男「話すのやめた。中止~」
姉「ちょ。待った待った! もう茶化さないっ!!
教えてよ。ねぇってば」
男「だから、覚悟決まったって」
姉「へぇ。どんな娘? 可愛い? 美少女?
チチの大きさどんなもん? まさかあたしより
でかくないでしょうねっ」
男「すげぇ、頑張り屋さんだよ」
姉「……おやおや。なんか父性じみたこといっちゃって。
もうちゅーしたのか? あん? この童貞。うりうり」
男「してませんー」
姉「なんだよ。チキンだな。ゴム無かったのか?」
男「そう言うんじゃないわけ」
姉「覚悟決まったんでしょ? 条例を突破する
覚悟とか。アグネスを敵に回す覚悟とか。
上野千鶴子あたりから朝まで精神攻撃受けたりして」
男「いや、もうマジ姉ちゃんキツイす」
姉「なーによ~」
姉「へぇ……」にやにや
男「話すのやめた。中止~」
姉「ちょ。待った待った! もう茶化さないっ!!
教えてよ。ねぇってば」
男「だから、覚悟決まったって」
姉「へぇ。どんな娘? 可愛い? 美少女?
チチの大きさどんなもん? まさかあたしより
でかくないでしょうねっ」
男「すげぇ、頑張り屋さんだよ」
姉「……おやおや。なんか父性じみたこといっちゃって。
もうちゅーしたのか? あん? この童貞。うりうり」
男「してませんー」
姉「なんだよ。チキンだな。ゴム無かったのか?」
男「そう言うんじゃないわけ」
姉「覚悟決まったんでしょ? 条例を突破する
覚悟とか。アグネスを敵に回す覚悟とか。
上野千鶴子あたりから朝まで精神攻撃受けたりして」
男「いや、もうマジ姉ちゃんキツイす」
姉「なーによ~」
前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS スレッド一覧へ
みんなの評価 : ★★★×22類似してるかもしれないスレッド
- リンク「うわあぁぁ怖いよナビィぃぃいいいい」 (461) - [54%] - 2012/9/29 15:00 ★
- 雪ノ下「ねこすきいいいいいいいいいいいいいい」 (116) - [51%] - 2013/9/16 16:15 ☆
- あかり「あかりにとって、初恋はあなたでした」 (260) - [50%] - 2011/11/13 5:45 ★★
- 竜「不老不死ってそんなに良いものじゃないよ」 (412) - [50%] - 2010/6/9 20:00 ★★
- ほむら「もういやだわまどかなんてどうでもい」 (710) - [50%] - 2012/4/18 7:30 ★★★×4
- 佐々木「キョン。せめてゴムをつけてくれないか」 (336) - [49%] - 2012/2/18 10:00 ★★★×4
- 伊織「そしてふたなりしかいなくなった」 (536) - [49%] - 2012/12/6 4:30 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について