元スレキョン「学園都市?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
401 :
>>399
相手に意思があるもんはまだ無理なんじゃない?
402 = 1 :
ハルヒ「燃えなさい」
ハルヒの一言。その瞬間、御坂の周囲に炎の渦が発生した。
美琴「制服焼けたらどうすんのよ!」
だが、御坂がバチリと一際強く放電すると、その炎はかき消される。
ハルヒ「じゃあ水あげるわよ――溺れなさい」
そして次の瞬間、御坂の周囲が球体の形をした水の塊で包まれた。
御坂は溺れるように手をかき回すが、水塊は表面が波打つだけで、大きな変化はない。
ビルの壁面に立っていることができなくなったのか、水の塊ごと御坂はどしゃっと地面に落下した。
上条「美琴ォ!」
それを見て上条さんが駆け寄ろうとする。
ハルヒ「アンタはこいつと遊んでなさい」
だがそんな上条さんの眼前に降り注ぐ数匹の巨大カマドウマ。
上条「クソッ!」
そいつらは一斉に上条さんに襲いかかろうとする。
403 :
>>399
そこまでいくとヘブンズドアーだな
404 = 162 :
キョン覚醒ないかなぁ
405 = 272 :
意外とキョンに期待している俺がいる
406 :
この>>1はなかなかどうして戦闘描写がうまくて困る
支援
407 = 274 :
キョンと上条さんが二人で説教したらどんなやつでも勝てない気がしてきた
409 = 1 :
その瞬間、そのカマドウマ共は吹き飛んだ。
地面に残るオレンジ色の跡。『超電磁砲』だ。
美琴「はぁはぁ……これは私の戦いなんだから手出さないでよ」
びしょ濡れになりながら息絶え絶えに、言う御坂。
ハルヒ「あの水の塊ごと吹っ飛ばしたんだ、中々やるわね」
うんうん、とハルヒは感心する様に言う。
美琴「余裕ぶってるのも今の内よ。アンタの能力に弱点あるのくらい知ってるんだから」
ハルヒ「じゃあ、頑張ってみなさい、よ!」
そう言ってハルヒは今度は肉弾戦で襲いかかった。
拳を構えて御坂に迫る。
そういや御坂は普通の女子中学生なんじゃないか、これってヤバいんじゃ……
美琴「精一杯頑張るわ」
だが、俺の予想は嬉しくも、外れたらしい。
御坂は超スピードのハルヒの猛攻ラッシュをすれすれのところで避け続けている。
この子に生身で喧嘩挑んでも勝てないな、うん。
410 = 315 :
まとめに載る事を祈って寝る
411 :
何のために必死こいてキョンを送り出したんだよ
412 = 229 :
ハルヒと長門早くやられないかな
413 = 201 :
つーかキョン要らねえww
結局何しに来たんだよw
414 = 1 :
ハルヒ「オラオラオラオラオラァ!」
美琴「無駄無駄無駄無駄無駄よ!」
ジャブラッシュ。やはり当たらない。
ハルヒ「なんで当たらないの、よ!」
苛ついてきたらしいハルヒが渾身のストレートを放つが、やっぱり空振り。
ハルヒ「いや……ははーん、そういうことか」
美琴「?」
そう言ってハルヒは一度距離を取る。
ハルヒ「アンタ、周りにレーダーか何かを出して私の攻撃を予測してるんでしょ?
しかも、身体を動かす時も電気を操作して反射的に直接動かしてる。
だから私の攻撃よりも二重に早く対応できるってわけね」
美琴「へぇ……よくわかったわね」
ハルヒ「そりゃこれだけ先に動かれてちゃ嫌でもわかるわよ」
なんだかよくわからないが、やっぱり御坂はすごい。
美琴「種がわかった、ってことは対策もあるの?」
ハルヒ「そりゃ、もちろん!」
415 :
キルアと美琴戦ったらいい勝負しそうだ
416 = 165 :
>>415
御坂を殺さないでくれ
417 = 1 :
そう言ってハルヒは地面のコンクリート片を蹴る。
軽く蹴っただけなのに、そいつは超高速で御坂のところまで飛んでいった。
美琴「これって……!」
御坂はそれを間一髪で避ける。
ハルヒ「正解。『一方通行』ってやつのマネしてみたの」
さらに、ハルヒはコンクリートの砲弾を撃ち出し続ける。
美琴「ああもう!」
それを美琴は砂鉄を操作し、叩き落とし続ける。
コンクリートの欠片が辺り一面に飛び散った。
ハルヒ「で、こうすれば私の動きはわからない」
そこに、ハルヒが眼前まで迫っていた。
美琴「くっ――!」
避けようとしているが、今までのような余裕さはなかった。
ハルヒ「それ!」
そこにハルヒの蹴りが炸裂する。
俺から見たってそれは避けられる代物ではないとわかった。
418 = 168 :
>>415
電気を充電しないと使えない奴
高速の三倍でコイン飛ばす奴
勝負にならないだろ
でもキルアは好きだ
419 = 168 :
>>418
ゴメン間違った
音速の三倍ね
420 = 178 :
円で見きって暗殺術とか絶対に許さない
421 :
ぷんたのリンクどこだっけ?
422 :
キョンが役立たず過ぎて小泉やみくる涙目だな
423 :
電気使わなくても、素の身体能力がダンチだからなあ
コイン取り出そうとする間に心臓抉って終わりじゃないすかね
424 :
>>420
キルアは円使えないような
425 :
美琴「くぁっ!」
だが、それでもハルヒの蹴りは空振りをする。
御坂は何かに引っ張られるようにビルのところまで行くと背中から叩き付けられる。
ハルヒ「磁力を最大にして、緊急回避ってところかな? まだそんな手も残してたの」
美琴「コンクリート片で、レーダーにいらない情報ばっかで惑わせようって、作戦だったみたいだけど、やってくれるわね」
息絶え絶えだが、御坂はハルヒを睨み付けながら言う。
美琴「でも、アンタの弱点はわかったわ」
ハルヒ「へぇ?」
そこで御坂は笑みを浮かべた。
美琴「一つ、わからないもの、想像できないものはどうにもできない。
まあ、これは前々からわかってた情報ね。これがレベル6じゃなくてレベル5の理由なんだから。
二つ、オート設定ができない。攻撃とか来たら無条件で止まる設定にすればいいのに、それをしてないのが証拠。
現に、今までもわざわざそのたびに指定していた気がするわ。自由度が高すぎて設定ができないわけね。
そして三つ、複数の能力を同時に使用はできない。これはさっき確信したわ。
だから遠距離攻撃か、近距離戦闘かの、どちらかしかやっていない。
さっきだって能力で攻撃しながら肉弾戦すればよかったのに、わざわざコンクリート片を使ってたのが証拠よ」
それだけ言うと、ハルヒの顔が驚きに染まった。
426 :
気絶しろとか眠ってろとか言えば、すぐ終わるのは内緒
427 :
なんだろう、この話終わってほしくないな
428 :
小説とか漫画ってだいたい相手の能力がわかったらわざわざ口に出して解説するよな
429 :
読者サービス
430 :
そのほうがわかりやすい
433 :
早く脳だけになったていとくんを出すんだ!
434 :
何したか
わからないで終わるよりいいだろ
435 = 425 :
ハルヒ「……あーもう、アンタ色々面倒ね」
段々とハルヒの顔が不機嫌になっていく。……何やら嫌な予感がするぞ。
ハルヒ「全部正解よ。私はあくまで人間だし、一つのことしか考えられないわ。だからオートにもできない
――だから何?」
美琴「……!」
ハルヒ「全部私が一言言えば終わるのに何得意気になってるのかしら」
美琴「そりゃ……私がここで能力を解説すれば、アンタのその一言が効かないやつらが解決してくれるからよ」
……何を言ってるんだ?
ハルヒ「なるほどね、私は調子乗ってる間にまんまとアンタの策に嵌められたってことなの」
美琴「そういうこと。間抜けね」
ハルヒ「なら、お望み通りにしてやるわよ!」
もしかして!
ハルヒ「後はアンタの信じたやつらが頑張ることを祈ってなさい」
キョン「止めろハルヒ!」
ハルヒ「――死になさい」
436 :
…なん…だと…?
437 = 429 :
ちょこっと意味がわからんぜ俺の頭じゃ
438 :
やめろおおおおおおおおおおおおおおお
439 = 433 :
某ヘタ錬金術師よりチートだな
440 :
いやあああああああああああああああああああああ
441 :
まあ右手で触れば生き返るんですけどね
442 :
上条さんはやく~!!
2巻のときのように!!
443 :
レベル5が落ち目だ
444 = 425 :
御坂が胸を抑えて蹲る。
ハルヒ「遊んでないで最初からこうしておけばよかったわ」
御坂が苦しそうに顔を歪める。
ハルヒ「大丈夫、私がレベル6になったらみーんな、生き返らせてあげるから」
そうして、御坂美琴は、倒れた。
キョン「嘘だろ……?」
上条「美琴オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
上条さんが駆け寄ろうとする。
ハルヒ「何するつもり?」
そこにハルヒが立ちはだかった。
上条「退けよ、俺の右手なら、まだ生き返らせてやれる!」
ハルヒ「そんなことしないでよ、面倒じゃない」
キョン「ハルヒ……お前本気で言ってるのか!」
ハルヒ「本気よ本気。だって後で生き返るんだからいいじゃない」
上条・キョン『そういう問題じゃないだろ!』
445 = 434 :
ハルヒしねよ
446 :
ハルヒと書いてあるのに朝倉で再生される
447 = 443 :
説教くるか
448 = 430 :
W説教でフルボッコにするべき
449 :
キョンって他力本願なのに口だけは達者だよね
450 = 425 :
上条「後で生き返れば誰を殺してもいいと思ってるのか!」
キョン「お前なあ、今の御坂の顔を見ただろ! あんなに苦しがってたんだぞ!」
ハルヒ「何よ、後でその記憶もお望みならば消してあげるわよ。『妹達』とかのも、ね」
キョン「ハルヒお前!」
上条「ふざけんじゃねえぞ!」
ハルヒ「アンタたちが何を言っても変わらないわよ。あんな虫数匹にやられるあんた達じゃ、ね」
その目は、いつものハルヒの目ではなかった。
俺にはわかる、この目は、映画を撮っていた時のような、何かに夢中になって、他のことに気が回っていない、目。
こいつは、自分の能力に魅せられて大事なものを見失ってやがる。
キョン「上条さん……」
上条「ああ、わかってる」
キョン「こいつには、キツく言ってやらないとダメみたいだな!」
みんなの評価 : ★★★×4
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