私的良スレ書庫
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元スレキョン「学園都市?」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★×4
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>>1乙
楽しみだw
楽しみだw
遅いんですよ! この>>1崩れのごろつきがぁ!!
>>8
前スレはググったら出る
--------------------------
みくる「み、みくるビーム!」
みくるの素っ頓狂な声が響く。
だが、もちろんそんなものは出るわけでもなく、『情熱女王』は無情にも上条当麻を焼き殺そうとして、
情熱女王「がぁっ!?」
できなかった。
彼女、ではなく、彼は突然、腕を押さえて苦しみだす。
思わず腕を振ってしまったため、炎は見当違いの方向に飛んでいった。
みくる「え、えっ?」
驚いたのはむしろみくるの方だ。
ビームなんて言ってみたものの、実際はそんなもの出るはずもない。
いや、出せることには出せるようになってしまったらしいが、それは友人であり、仲間であるとある宇宙人の手によって封印されているのだ。
と、そこへその疑問の答えが名乗りを上げる。
黒子「風紀委員ですの!」
前スレはググったら出る
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みくる「み、みくるビーム!」
みくるの素っ頓狂な声が響く。
だが、もちろんそんなものは出るわけでもなく、『情熱女王』は無情にも上条当麻を焼き殺そうとして、
情熱女王「がぁっ!?」
できなかった。
彼女、ではなく、彼は突然、腕を押さえて苦しみだす。
思わず腕を振ってしまったため、炎は見当違いの方向に飛んでいった。
みくる「え、えっ?」
驚いたのはむしろみくるの方だ。
ビームなんて言ってみたものの、実際はそんなもの出るはずもない。
いや、出せることには出せるようになってしまったらしいが、それは友人であり、仲間であるとある宇宙人の手によって封印されているのだ。
と、そこへその疑問の答えが名乗りを上げる。
黒子「風紀委員ですの!」
情熱女王「ジャ、風紀委員ですってぇ?」
いつからいたのかわからないほど、突然現れたのは中学生、下手したら小学生くらいの女の子。
みくるとは段違いに発育の乏しい肉体。だが彼女にはみくるには出せないエロオーラが滲み出ていた。
黒子「暴行罪の現行犯で逮捕しますわ!」
『情熱女王』の注意はその風紀委員の少女に向く。
情熱女王「さすがに暴れすぎたかしらねぇ……」
そこでみくるはとある動作を見た。
僅かな予備動作、常人ならば歩き出す程度の筋肉の動き。
だが、観察者として送り込まれる人材であるみくるは知っている。
それは高速で襲いかかる動作だと。
みくる「避けてっ!」
みくるの言葉に風紀委員の少女が反応を示した。
その瞬間、『情熱女王』は砲弾のように少女へと飛び出していく。
それでも燃えるオカマの速度は凄まじい。
ばがん、という凄まじい音を起ててコンクリートごと少女のいた場所が砕けるのがみくるの瞳に映った。
いつからいたのかわからないほど、突然現れたのは中学生、下手したら小学生くらいの女の子。
みくるとは段違いに発育の乏しい肉体。だが彼女にはみくるには出せないエロオーラが滲み出ていた。
黒子「暴行罪の現行犯で逮捕しますわ!」
『情熱女王』の注意はその風紀委員の少女に向く。
情熱女王「さすがに暴れすぎたかしらねぇ……」
そこでみくるはとある動作を見た。
僅かな予備動作、常人ならば歩き出す程度の筋肉の動き。
だが、観察者として送り込まれる人材であるみくるは知っている。
それは高速で襲いかかる動作だと。
みくる「避けてっ!」
みくるの言葉に風紀委員の少女が反応を示した。
その瞬間、『情熱女王』は砲弾のように少女へと飛び出していく。
それでも燃えるオカマの速度は凄まじい。
ばがん、という凄まじい音を起ててコンクリートごと少女のいた場所が砕けるのがみくるの瞳に映った。
上条「黒子ッ!」
みくる「きゃあああああああああああああああああ」
上条、みくるは共に最悪の事態を予見した。
特に上条は、彼女の能力を使うのに難しい計算が必要で、即座に対応できる能力ではないことを知っているからこそ、尚更危惧した。
黒子「あまり耳元で叫ばないでくださいですの。頭がキンキンしますわ」
みくる「え……?」
だが、黒子はそこにはいなかった。
いつの間にか、彼女はみくるのすぐそばにいる。
黒子「何を驚いているのですか。
犯人の検挙も重要ですが、一番最初に行うべきは一般人の保護ですわよ」
そう言って黒子はみくるの手を握ると、また消える。
みくる「えっ? えっ?」
瞬く間に自分の位置が変わってしまったのを見て戸惑うみくる。
黒子「あら、『空間移動』は初めてですの?」
みくる「て、てれぽーとぉ? えっと、禁則事項による禁則事項ですかぁ?」
黒子「……何を言ってるんですの?」
みくる「きゃあああああああああああああああああ」
上条、みくるは共に最悪の事態を予見した。
特に上条は、彼女の能力を使うのに難しい計算が必要で、即座に対応できる能力ではないことを知っているからこそ、尚更危惧した。
黒子「あまり耳元で叫ばないでくださいですの。頭がキンキンしますわ」
みくる「え……?」
だが、黒子はそこにはいなかった。
いつの間にか、彼女はみくるのすぐそばにいる。
黒子「何を驚いているのですか。
犯人の検挙も重要ですが、一番最初に行うべきは一般人の保護ですわよ」
そう言って黒子はみくるの手を握ると、また消える。
みくる「えっ? えっ?」
瞬く間に自分の位置が変わってしまったのを見て戸惑うみくる。
黒子「あら、『空間移動』は初めてですの?」
みくる「て、てれぽーとぉ? えっと、禁則事項による禁則事項ですかぁ?」
黒子「……何を言ってるんですの?」
前スレ見つけたことを報告しに戻ってきたら前スレが貼られてて泣いた
費やした作業時間はこのスレを楽しくROMることで補おうと思う
費やした作業時間はこのスレを楽しくROMることで補おうと思う
>>23
基本的に名字呼びだった気がするのは俺の気のせいか?
基本的に名字呼びだった気がするのは俺の気のせいか?
>>21
ミス
一行目を上条「黒子ッ!」→上条「白井ッ!」
---------------------------------------------------------
上条「あー、白井ー、その人はちょっと特殊だから気にすんなー」
そうして安全圏に移動した二人に傷だらけのくせに安心した風の上条は言う。
黒子「特殊、とはよくわかりませんが……はぁ……また貴方ですの」
そんな上条を見て、黒子は溜息を吐く。
黒子「お姉様の次はこの方ですか。本当に節操がないのですね。ともかく――」
みくる「左から来ます!」
黒子「!?」
そんな安全圏にいたはずの二人に、『情熱女王』は再び突貫してきた。
だが、またしてもみくるの言葉で間一髪、黒子はみくるを連れて逃げ出すことに性交する。
情熱女王「なぁんで避けられるのよぉ?」
次はすたっと上条の横に立つ黒子。
この相手に安全圏はないと判断したようだ。
ミス
一行目を上条「黒子ッ!」→上条「白井ッ!」
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上条「あー、白井ー、その人はちょっと特殊だから気にすんなー」
そうして安全圏に移動した二人に傷だらけのくせに安心した風の上条は言う。
黒子「特殊、とはよくわかりませんが……はぁ……また貴方ですの」
そんな上条を見て、黒子は溜息を吐く。
黒子「お姉様の次はこの方ですか。本当に節操がないのですね。ともかく――」
みくる「左から来ます!」
黒子「!?」
そんな安全圏にいたはずの二人に、『情熱女王』は再び突貫してきた。
だが、またしてもみくるの言葉で間一髪、黒子はみくるを連れて逃げ出すことに性交する。
情熱女王「なぁんで避けられるのよぉ?」
次はすたっと上条の横に立つ黒子。
この相手に安全圏はないと判断したようだ。
御坂になったり美琴になったりしてるときがあったから
こまけェことはイイんだよ
こまけェことはイイんだよ
黒子「なんなんですの、あの能力は……発火能力者との通報でしたが」
黒子は不思議そうに言う。初春のサポートがない今、相手の詳しい能力がわからないのだ。
上条「なんでもなんか熱くなって速いらしい」
黒子「……抽象的でよくわかりませんわ」
はぁ、と息を吐いてボロボロの上条を見る。
黒子「でも、貴方がそこまでボロボロになるとは、相当な能力者のようですわね」
上条「買い被りすぎだっての」
みくる「あのー、私は大体わかってますけどぉ……」
そこにみくるはおずおずと意見する。
情熱女王「いぃつまで話してるのかしらぁっ!」
そこに『情熱女王』が戻ってきた。
炎の渦を発生させ、三人まとめて巻き込む。
上条「くっ!」
そこに上条が立ち上がって右手で打ち消す。
黒子は不思議そうに言う。初春のサポートがない今、相手の詳しい能力がわからないのだ。
上条「なんでもなんか熱くなって速いらしい」
黒子「……抽象的でよくわかりませんわ」
はぁ、と息を吐いてボロボロの上条を見る。
黒子「でも、貴方がそこまでボロボロになるとは、相当な能力者のようですわね」
上条「買い被りすぎだっての」
みくる「あのー、私は大体わかってますけどぉ……」
そこにみくるはおずおずと意見する。
情熱女王「いぃつまで話してるのかしらぁっ!」
そこに『情熱女王』が戻ってきた。
炎の渦を発生させ、三人まとめて巻き込む。
上条「くっ!」
そこに上条が立ち上がって右手で打ち消す。
情熱女王「まだ動けるのぉ!?」
上条「白井っ――」
そんな上条を見て『情熱女王』は驚き、上条に接近しようとする。
上条にしては相性が悪い相手だ。だが、ここには黒子がいる。
だからこそ、対処を頼もうとしたのだが、
黒子「……壁役、頼みましたわよ!」
上条「ちょま――」
その黒子はみくるとテレポートして、さらに背後に行ってしまう。
上条は再び、炎のパンチの連打を食らうことになった。
上条「白井っ――」
そんな上条を見て『情熱女王』は驚き、上条に接近しようとする。
上条にしては相性が悪い相手だ。だが、ここには黒子がいる。
だからこそ、対処を頼もうとしたのだが、
黒子「……壁役、頼みましたわよ!」
上条「ちょま――」
その黒子はみくるとテレポートして、さらに背後に行ってしまう。
上条は再び、炎のパンチの連打を食らうことになった。
情熱女王「はっはっはぁっ!」
上条「んなろぉ!」
上条はジャブを避けることを諦め、全て甘んじて受け入れる。
重要なストレートなどの攻撃のみ、右手を使うことで立派な壁役を演じている。
黒子「で、あの、声は中○譲治みたいですけど……男、ですわよね? その男について教えていただきたいのですが……」
みくる「で、でも上条さんが……」
黒子「生憎、今はサポートがいませんの。あの殿方を助けるためにも情報が必要ですわ。
見たところ、発火能力者のようですが、あの身のこなしはどういうことなのでしょうか」
みくる「ぱ、ぱいろきねしすと?」
黒子「……あの方の能力を説明していただければ、それでいいですわ」
みくる「え、えっとですね……あくまで私の予想ですけどぉ……あの人は多分、炎を操る能力ではないと思います」
黒子「……発火能力者ではない?」
みくる「それでですね……あの人、筋肉がすごいんですよ」
黒子「……筋肉?」
上条「んなろぉ!」
上条はジャブを避けることを諦め、全て甘んじて受け入れる。
重要なストレートなどの攻撃のみ、右手を使うことで立派な壁役を演じている。
黒子「で、あの、声は中○譲治みたいですけど……男、ですわよね? その男について教えていただきたいのですが……」
みくる「で、でも上条さんが……」
黒子「生憎、今はサポートがいませんの。あの殿方を助けるためにも情報が必要ですわ。
見たところ、発火能力者のようですが、あの身のこなしはどういうことなのでしょうか」
みくる「ぱ、ぱいろきねしすと?」
黒子「……あの方の能力を説明していただければ、それでいいですわ」
みくる「え、えっとですね……あくまで私の予想ですけどぉ……あの人は多分、炎を操る能力ではないと思います」
黒子「……発火能力者ではない?」
みくる「それでですね……あの人、筋肉がすごいんですよ」
黒子「……筋肉?」
みくる「だからですね……あの人の能力は、肉体を、特に筋肉を強化する能力で、炎はその副産物なのだと思います」
黒子「……もしかして、筋肉をすっごく動かすから熱が発生して、あんな炎を発生できる、と?」
みくる「はい、もしかしたらそうかなぁ、って」
黒子「そんな無茶苦茶な……」
みくる「だって、何かダメージを受けたにも関わらず、あの人は動き続けてるじゃないですか」
黒子「そういえば……」
確かに、黒子は上条を助けるために一度彼の腕に鉄矢を打ち込んでいたのだ。
炎を操る能力では、この傷は大ダメージのはず。。
みくる「彼は炎で筋肉を活発化してるって言いましたけど、そんなことありえないでしょう?」
黒子「確かに……ということなら!」
そこで黒子は戦場に舞い戻る。
黒子「上条さん、そいつの攻撃を防御してはいけませんわ! 攻撃に徹してください!」
黒子「……もしかして、筋肉をすっごく動かすから熱が発生して、あんな炎を発生できる、と?」
みくる「はい、もしかしたらそうかなぁ、って」
黒子「そんな無茶苦茶な……」
みくる「だって、何かダメージを受けたにも関わらず、あの人は動き続けてるじゃないですか」
黒子「そういえば……」
確かに、黒子は上条を助けるために一度彼の腕に鉄矢を打ち込んでいたのだ。
炎を操る能力では、この傷は大ダメージのはず。。
みくる「彼は炎で筋肉を活発化してるって言いましたけど、そんなことありえないでしょう?」
黒子「確かに……ということなら!」
そこで黒子は戦場に舞い戻る。
黒子「上条さん、そいつの攻撃を防御してはいけませんわ! 攻撃に徹してください!」
上条「んな無茶な!」
一瞬気を抜いた上条に拳が迫る。
黒子「防御ならお任せを」
情熱女王「ぐっ!」
だが黒子はその拳に鉄芯を打ち込み、『情熱女王』は痛みで動きを止める。
上条(んなこと言っても、こんな大男を殴ったところで――ええい畜生!)
やけくそ気味に、上条は巨大な腹筋に正拳突き。
情熱女王「がふっ」
だが、その感触は驚くほど柔らかく、思い切り突き刺さった。
上条「え?」
驚いたのは上条の方だ。
なんだかんだ言っても上条は一般的な男子高校生。大男相手には分が悪い、はずだった。
情熱女王「く、くそ――痛ぅっ」
燃える手で上条を押し潰そうとするが、また黒子が鉄芯を打ち込み、動きが止まる。
上条「ああ……――歯、食いしばれよ?」
それを見て納得した上条は、思い切り『情熱女王』の顔面をぶん殴った。
一瞬気を抜いた上条に拳が迫る。
黒子「防御ならお任せを」
情熱女王「ぐっ!」
だが黒子はその拳に鉄芯を打ち込み、『情熱女王』は痛みで動きを止める。
上条(んなこと言っても、こんな大男を殴ったところで――ええい畜生!)
やけくそ気味に、上条は巨大な腹筋に正拳突き。
情熱女王「がふっ」
だが、その感触は驚くほど柔らかく、思い切り突き刺さった。
上条「え?」
驚いたのは上条の方だ。
なんだかんだ言っても上条は一般的な男子高校生。大男相手には分が悪い、はずだった。
情熱女王「く、くそ――痛ぅっ」
燃える手で上条を押し潰そうとするが、また黒子が鉄芯を打ち込み、動きが止まる。
上条「ああ……――歯、食いしばれよ?」
それを見て納得した上条は、思い切り『情熱女王』の顔面をぶん殴った。
不自然なくらいに軽々吹き飛ぶ『情熱女王』の巨体。
炎が消えていく。『情熱女王』の偽りの鎧が剥げていく。
黒子「犯人、逮捕ですわ」
そして黒子が手錠をかける。
上条「ふぅ……ってえ?」
上条に。
上条「え、なんで俺に!?」
黒子「通報は、能力者同士が暴れていた、ということでしたわ。
貴方がたも一応、容疑者として捕まえなければなりません」
上条は古泉が赤い球を撃っていたことを思い出す。
上条「ちょっと待ってくれ、俺は無能力者って知ってるだろ!?」
黒子「貴方の能力はよくわかりませんもの。
初春のサポートがない以上、戦っていた全員を捕まえなければなりませんわ」
上条「んな……俺たちには行かなくちゃいけないところがあるんだって!」
黒子「警備員たちが来て、機器で少し調べればすぐに解放されますから安心してくださいな」
上条「そんな時間ないってのに……!」
みくる「ま、待ってくださぁい!」
炎が消えていく。『情熱女王』の偽りの鎧が剥げていく。
黒子「犯人、逮捕ですわ」
そして黒子が手錠をかける。
上条「ふぅ……ってえ?」
上条に。
上条「え、なんで俺に!?」
黒子「通報は、能力者同士が暴れていた、ということでしたわ。
貴方がたも一応、容疑者として捕まえなければなりません」
上条は古泉が赤い球を撃っていたことを思い出す。
上条「ちょっと待ってくれ、俺は無能力者って知ってるだろ!?」
黒子「貴方の能力はよくわかりませんもの。
初春のサポートがない以上、戦っていた全員を捕まえなければなりませんわ」
上条「んな……俺たちには行かなくちゃいけないところがあるんだって!」
黒子「警備員たちが来て、機器で少し調べればすぐに解放されますから安心してくださいな」
上条「そんな時間ないってのに……!」
みくる「ま、待ってくださぁい!」
黒子「なんですの?」
みくる「そ、その能力者は、わ、私ですぅ!」
上条「朝比奈さん!?」
みくる「ビ、ビーム撃とうとしたじゃないですかぁ!」
黒子「……確かにそうですわね」
上条「ちょっと待ってくれ、朝比奈さんは――」
みくる「私が犯人なら、上条さんを拘束する必要ないはずですぅ!」
そこで上条は気がついた。みくるが身代わりになって上条だけでも行かせようとしていることに。
しかし、そんなことすれば、もちろん罪になるのは当然である。
黒子「……ですわね。では、改めて犯人逮捕、ということで」
上条「ま、待っ――」
と、そこで朝比奈さんの指が、上条の唇に当てられた。
黙っていてくれ、というサイン。
みくる「さっきは何も役に立てませんでした。だから今くらいはかっこつけさせてください、ね?」
上条「……朝比奈さん……」
みくる「そ、その能力者は、わ、私ですぅ!」
上条「朝比奈さん!?」
みくる「ビ、ビーム撃とうとしたじゃないですかぁ!」
黒子「……確かにそうですわね」
上条「ちょっと待ってくれ、朝比奈さんは――」
みくる「私が犯人なら、上条さんを拘束する必要ないはずですぅ!」
そこで上条は気がついた。みくるが身代わりになって上条だけでも行かせようとしていることに。
しかし、そんなことすれば、もちろん罪になるのは当然である。
黒子「……ですわね。では、改めて犯人逮捕、ということで」
上条「ま、待っ――」
と、そこで朝比奈さんの指が、上条の唇に当てられた。
黙っていてくれ、というサイン。
みくる「さっきは何も役に立てませんでした。だから今くらいはかっこつけさせてください、ね?」
上条「……朝比奈さん……」
〉〉40
お前最低だなwww
お前最低だなwww
>>43
あくまでみくるの予想では、ね
頭良くなさそうで高位、ってことで、察してくださいな
--------------------------------------------
みくるの決意に満ちた表情で、上条は何も言えなくなる。
だが、そんなことで納得できる上条ではない。
上条「……なあ、白井。お前は犯人を二人同時に逮捕できるか?」
黒子「……? そんなことできるはずありませんわ」
上条「だよな。そして、お前は今、何も言ってない朝比奈さんを逮捕するんだよな」
みくる「何を――」
そこでみくるはハッとする。
上条「じゃあ俺が逃げ出す機会はあった、ってことだ!」
そう言い残して、上条は手錠をしたまま逃げ去っていく。
黒子「ちょ――」
黒子はその上条を追いかけようとする。だが、その黒子の手を、みくるが掴んだ。
みくる「今、上条さんを追いかけたら、私も逃げちゃいますよ?」
それを聞いて、黒子は二人の意図をやっと理解した。
黒子「仕方ありませんわね。今回に限り、見逃してあげることにしましょう」
あくまでみくるの予想では、ね
頭良くなさそうで高位、ってことで、察してくださいな
--------------------------------------------
みくるの決意に満ちた表情で、上条は何も言えなくなる。
だが、そんなことで納得できる上条ではない。
上条「……なあ、白井。お前は犯人を二人同時に逮捕できるか?」
黒子「……? そんなことできるはずありませんわ」
上条「だよな。そして、お前は今、何も言ってない朝比奈さんを逮捕するんだよな」
みくる「何を――」
そこでみくるはハッとする。
上条「じゃあ俺が逃げ出す機会はあった、ってことだ!」
そう言い残して、上条は手錠をしたまま逃げ去っていく。
黒子「ちょ――」
黒子はその上条を追いかけようとする。だが、その黒子の手を、みくるが掴んだ。
みくる「今、上条さんを追いかけたら、私も逃げちゃいますよ?」
それを聞いて、黒子は二人の意図をやっと理解した。
黒子「仕方ありませんわね。今回に限り、見逃してあげることにしましょう」
キョン「長門、お前、言ってることわかってるのか?」
長門「わかっている」
キョン「やっぱり、お前にはギャグセンスないぞ。冗談はやめておけ」
長門「……冗談ではない」
キョン「そういう難しい冗談はやめろって」
長門「私は本気」
キョン「冗談はやめろって言ってるだろ長門!」
俺はついに声を張り上げる。
しかし、長門は眉一つ動かさない。
キョン「……俺は行くぞ」
長門「……行かないで」
キョン「そういうセリフは恋人でも作ってから言ってやれ」
そう言って、俺は無理矢理にも長門の横を通り過ぎようとする。
その瞬間、世界が回った。
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