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    元スレキョン「学園都市?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 露伴 + - angelbeats + - とある科学の超電磁砲 + - とある魔術の禁書目録 + - エヴァンゲリオン + - キョン + - キョン「 + - キョン「もしも願い一つ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    上条「つまりだ、まとめると、朝比奈さんは未来人で、その古泉ってのは超能力者で、長門っていう宇宙人もいて、涼宮ハルヒってのが神様に近い存在で、みんなで見守って動向に注意しましょう。
       だけど朝気がついたら知らない場所に飛ばされていて、その未来との連絡も取れなくなってしまった。未来からの情報によると涼宮ハルヒがなんかするから気をつけてねって言ってたけどダメだった、ってことですか」

    みくる「だいたいそんな感じです」

    上条「……信じられるかー!」

    みくる「えええぇぇぇ!?」

    上条「そりゃあ、上条さんは学園都市の暗部に触れて色んな実験潰したり、天使に直接会ったり、魔術サイドに出張したり、ローマ正教のお偉いさんと戦ったり、イギリスを救った英雄になったりしましたがねえ……

       無理があり過ぎだよ! 百歩譲って古泉って人は問題ないです、ここは超能力の街ですから。でもなんですか、未来人、宇宙人って! タイムトラベルは物理学上不可能と証明されちゃってますよ!?」

    みくる「現代科学ではそうかもしれませんが、そんなに難しいことではないんです。時間というのは実は平面上のことで……」

    上条「もういいです、頭痛くなってきました。ただし、その宇宙人ってなんですか、そんな非科学的な!」

    みくる「正確には対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースです」

    上条「ながああああああああああああああああああい! 上条さんの傷ついた脳味噌じゃ覚えられません!」

    みくる「ふぇ~、本当なんですよぉ……」

    上条「いや、その、すみません、信じますから、泣かないで、注目されちゃうから泣かないで!」

    みくる「注目されてる原因は上条さんですよぉ……」

    上条「ああもう、わかりました、俺の家に色々非科学的なことには詳しい人いますから、とりあえずそこに行きましょう」

    52 = 1 :

     そんなわけで、上条宅にやってきた上条とみくる。

    上条「ただいまー」

    禁書「やっと帰ってきたかも! おみやげはー?」

    上条「補習帰りにそんなもんあるか!」

    禁書「えー……」

    みくる「お邪魔しまーす」

     上条の後ろに隠れたみくるが恐る恐る挨拶する。

    上条「……あれ、インデックスさん、どうしたんですか?」

     それを確認したインデックスがプルプルと何故か震えてることに上条は恐怖を覚えた。

    53 = 1 :

    禁書「……あー! また女の人に手を出したんだね!」

     がばっと口を開くインデックス。

    上条「ちょっと待てインデックス! これはそこで偶然風系と雷系の騒動がありましてだな、まてまてまて噛みつくなどうどう」

     そんな猛獣に上条は宥めようと手を伸ばす。

    禁書「問答無用!」

    上条「ぎゃー!」

     しかし猛獣使いの手に猛獣のペットは噛み付いた。

    禁書「この味はなんか他にも別の女の人と会ってる味かも!」

    上条「どんな味だ! ってかマジで指はやめて痛い痛い痛い!」

    禁書「大きい人も小さい人も見境無しなとーまが悪いかも!」

    みくる「ふぇー、大きいってなんですかぁ!?」

    禁書「その無駄な脂肪にも噛み付いてやるかも!」

    上条「待て、それなら俺を齧れ!」

    禁書「身を挺して庇うなんて……やっぱりとーま!」

    上条「なんでそうなるんだよ不幸だああああああああああああああ」

    54 = 1 :




    「で、なンなンだ、アイツはよォ」

    「数時間前、とある研究所にいきなりレベルを測れという少女が現れましたとミサカはちょっと長いプロローグを開始します。
     能力は『幻想創造』(アクシスワールド)、そしてレベル判定は――8人目の『超能力者』でした」

    「ンな!?」

    「詳しい能力は不明ですが、なんでも、自分の思い通りに世界を改変できる能力であるそうです、とミサカは心優しく説明します」

    「……待て待て、そンなふざけた能力聞いたことねェぞ」

    「本当にふざけた能力です、とミサカは同意します」

    「しかし、それとお前が襲われてることに何の繋がりがあるンだ?」

    「本題はこれからです、とミサカは我慢のできない白髪を丁寧に諭してあげます」

    「……オイ」

    「能力を測った結果、彼女は学園都市暫定一位とされました。暫定というのは貴方と詳しく比較してみないとわからないのでしょう、とミサカはかわいそうな白髪にきちんとフォローを入れます」

    「……コラ」

    57 = 1 :

    「どこに行くのですか? とミサカは質問します」

    「その研究所を教えろ。潰しに行く」

    「それでは潰れないのはかつて実験に携わった貴方が知ってるでしょう? とミサカはため息を吐きます」

    「全部の研究所を潰せば終わることだ」

    「お姉様と同じことをするつもりなのですねとミサカは二人の行動原理の同レベルさに呆れます」

    「じゃあなンだ、テメエははいはいと脳を差し出して糞尿垂れ流す人形になるつもりなのかよ?」

    「そんなことするわけありません。あの人に救ってもらった命、絶対に粗末にはできませんとミサカは強い意思で下品な白髪を睨みつけます」

    「それならどうするつもりだ?」

    「そんな簡単なこともわからないのですかとミサカは短絡な白髪に呆れます」


    「逃げ続ければいいだけです、とミサカは簡単なことを教えてあげます」

    58 = 1 :

    書き溜め尽きた
    用事できた
    病院行ってくる

    59 :

    楽しんでる。必ず帰ってきてくれ

    60 = 11 :

    みくる口軽いなー

    まぁいいか

    61 :

    能力持ちそうなのは古泉と長門か
    キョンとみくるはどうなるんだろう

    上条さんハルヒの幻想をぶち殺して下さい保守

    62 = 26 :

    この世界だと古泉強そう

    64 :

    たまにはマジな戦闘を繰り広げる古泉が見てみたい。あ、長門も。

    みくるは和んでしまったww

    65 :

    当麻にハルヒをぶん殴ってほしい

    67 = 56 :

    黒子デルー?
    浜面デルー?

    68 :

    古泉に期待age

    69 :

    御坂妹生意気すぎワロタ

    70 = 26 :

    71 = 26 :

    73 :

    佐々木クルー?

    75 :

    82 = 1 :

    ごめん飯食ってた
    今から書く

    83 :

    いやいやいや
    いやいやいやいや
    いやいやいや
    字余り

    84 = 1 :

     翌日、俺は清々しい気持ちで目が覚めた。
     住めば都、と言うが、一人暮らしも中々悪くない。
     長門がカレーを作ってくれたお陰で飯にも困らない。

     うむ、一人暮らしもいいものだ。

    キョン「もうこんな時間か」

     時計を見ればもう登校時間である。
     気怠い月曜日の始まりだ。

    86 = 1 :

     坂のない平坦な通学路を俺は歩いて行く。
     あの坂がどんなに辛いものだったか、俺は改めて理解した。

     と、そんな微妙にウキウキ気分で通学中の俺は麗しの姿を視界に認めた。

    キョン「おはようございます、朝比奈さん」

     清々しい気分で俺はエンジェゥに声を掛ける。

    みくる「ふぇ? ……キョンくぅ~ん」

    キョン「うおっ!?」

     すると麗しき天使はなんと瞳を潤ませて俺の胸に飛び込んで来たではないか。

    キョン「ど、どうしたんですか?」

     心地よい双丘、いや双山の感触が素晴らしい。

    A「あ? 別の男か?」
    B「とんだビッチでさあ」

     ……誰だコイツら。

    88 = 1 :

     見るからに不良然とした出で立ちの野郎共二人。
     おのれ貴様ら我らが朝比奈さんに何をしやがった。

    A「なんだその目は?」

     おっと、知らず知らずの内に睨んでいたようだ。

     しかしこれは不味い。俺は喧嘩なんかできないぞ。

    みくる「あ、キョンくん逃げてください!」

    キョン「ですね!」

     こういう時は逃げるが勝ちだ。
     俺は朝比奈さんの手を引っ張り、走り出す。

    B「そうはいかないさあ」

    キョン「んなっ!?」

     何が起きたかわからんが、道路に立っていた標識の柱が折れ、鉄の塊が俺たちの前に倒れ込む。

    キョン「これが……超能力か!」

    A「その通り」

     目の前の障害物に足を止めてる間に周り込まれてしまった。

     これはヤバイ。本格的にヤバイ。
     こちとら一般人と麗しきただの未来人だ。どうやって対抗すりゃいいんだ。

    90 = 1 :

    B「さて、じゃあまずはそっちの男から切り刻むさあ」

     切り刻むだと!? 冗談じゃない!

     焦る俺をニヤニヤと笑いながら腕をゆっくりと交差させていく不良男B。

    キョン「ちょまっ――」

     長門、いやこの際古泉でも最悪谷口でもいい、誰か助けてくれたりしてくれ……!

    91 = 1 :

    B「ぴぎゃ!?」

     その瞬間、俺の祈りは神様かなんかに届いたのか、不良男Bの身体が激しく跳ね、黒こげになった。

     まるで雷に打たれたかのように。いや雷に打たれた人間なんか見たことないが。

    美琴「まったく、白昼堂々こんな道路の真ん中で何やってんのよ」

     不良男Bが倒れる。

     その後ろから現れたのは――昨日のなんかビリビリやってた女子中学生だった。

    93 = 26 :

    みこときたー

    94 = 92 :

    根性の人は出るかな?

    95 = 1 :

    A「なんだてめえは!?」

    美琴「通りすがりの電気使いよ、覚えときなさい」

     いかにも悪役らしい声で怒鳴る不良男Aにヒーローらしく答える中学生。

    A「くっ……!」

     そんなすぐにやられそうな悪役クンが両手を前に突き出すと、なんと摩訶不思議、電流が発生したではないか。

     その電流は真っ直ぐ女の子の元へ。

    キョン「危ない!」

    96 :

    しえん

    97 = 1 :

     身体は勝手に動いちまってた。

    美琴「は?」

     あんなもの食らったら相当痛いだろう。
     そんなのを女の子に味あわせるわけにはいかない、常識的に考えて。

    キョン「がっ!」

     中学生と不良男Aの間に躍り出た俺の身体を電撃が直撃する。
     やべえ、痛い。

    みくる「キョンくん!?」

    美琴「ちょ……何やってんのよ!」

     助けたのに怒られた。理不尽だ。
     そんなことを言おうとしたら足の力が抜けて崩れ落ちる俺。

     情けないな、オイ。

     俺が倒れると不良男Aはまた充電を開始する。

     しかし女の子は仁王立ちしたまま逃げる素振りをまったくしない。

     畜生何やってんだ、早く逃げやがれ。

    98 = 96 :

    ハルヒは妹達殺すつもりなのか
    シット

    99 = 92 :

    誰も見ていないと思うけど


    御坂は俺の嫁

    100 = 61 :

    キョンと上条さんのW説教になったらハルヒの精神が危ない


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