のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,220人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ妹「はじめまして、妹です」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 黒猫 + - ハルヒ + - ユージ + - ルイズ + - 女サンタ + - + - 年上 + - 敬語妹 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter
    451 :

    気体支援

    452 :

    「これが、最後の我が儘です……お願い……」

     ――なんてことだ。
     気付かなければ、それが一番良かったのかもしれない。が、もう遅い。
     彼女はさっき言ったじゃないか。今夜だけ、一度だけで構わないと。
     ――諦めているんだ。もしかしたら、今日ではない、ずっと以前から。
     俺に、愛され続けることを。
     俺の浅はかな思いなど、遥か遠くに置いてきぼりにして。
     彼女は、心から望んだいた、俺と共に過ごす未来を全て投げ出してまで、この一夜を選んだ。
     俺は彼女にそんな残酷な決意をさせていたのか。年下の、まだ中学生の妹に。
     視界が滲む。
     彼女を想う。ひたすらに想う。胸が苦しくて、誘発する痛みが更に俺を苦しめる。それでも想う。止まらない痛み。彼女と同じ痛み。
     熱いものが俺の頬を伝い、義妹の髪を濡らした。

    「ああ……」

    454 = 452 :

     義妹、お前を救いたい。お前を抱きしめたい。そして離さないでくれ、俺を。

    「兄さん……兄さ――」

     繰り返される呪詛を遮り、彼女の唇を塞いだ。一瞬、俺を抱きしめる腕に力が籠もる。が、やがて彼女は俺にその身を委ねてきた。
     幾度となく重ね合う唇に、混じり合った二人の涙が流れ込んでも、彼女は構わず俺を求め続けた。

    455 = 452 :

     ~~・~~

    「このココアには、友に都合して貰った睡眠薬が入っています」

    「ごめんなさい兄さん。もう、こうするしか――」

    トントン カチャ

    「返事も待たずに開けるなんて、随分とせっかちなのね。で、何の用?」

    「……」

    パタン

    「黙って突っ立ってちゃわかんないわよ」

    「――決着を、つけたい」

    456 = 438 :

    鬱か…

    458 = 452 :

    「あ~あ、つまんない用事」

    「私は生まれてからずっと、母さんと二人きりで暮らしてきた」

    「ふ~ん?」

    「お前が私から父さんと兄さんを奪い、14年もの間独り占めしていたからだ」

    「……だから、何?」

    「――!?」

    「あんたの不幸自慢聞いて、あたしが同情するとでも思った?

    「お前という奴は……」

    「――ああ、反省とか謝罪を求めてんの。ならとんだお門違いね」

    「何だと?」

    459 = 452 :

    「その件で責められるのは、あたしらの親よね。あたしは寧ろ被害者じゃん」

    カチ……

    「ねえ、そうでしょ?」

    カチカチカチカチカチン

    「あんたもそう思わない?」

    「――いいから、返せ」ザッ!

    ピシュッ!

    「――ひうっ!」




     ~~・~~

    460 = 438 :

    敢えて言おう蛇足であると

    461 :

    かきだめするならまつのに

    462 :

    これがどこぞの鬼才SS書きが言っていた
    所謂「キモウト化」というやつなのか…恐ろしい

    463 = 438 :

    >>461 同意せざるを得ない

    464 = 452 :

     ホテルを出ると、既に日はとっぷりと暮れていた。

     俺はポケットから手を引き抜いた。僅かに歩調を緩めて彼女の隣に並ぶ。
     そして無言のまま義妹の手を取り、指を絡めた。
     一瞬、躊躇したかのように肩が震え、しかしすぐさま強く握り返してきた。
     触れる指先が酷く冷たく感じる。
     たまらず、早く早く俺の熱を受け取ってくれ、と願った。

    「……義妹?」

     家に着いてからも、義妹は繋いだ手を離そうとはしなかった。
     だから、俺たちはもう一度、ベッドで互いの愛を確かめ合った。

    「……ぁ……」

     義妹はもう泣かなかった。
     俺の手をきつく握りしめて離さない彼女。その細い肩を抱きしめたまま、俺たちはひとつのベッドで眠りについた。



    と、ここまで書いたところで鬱バッド直行に気づき没決定
    いま読み返しても…全くわけ分からん駄文だねこりゃ

    465 :

    普通に妹√がまだ見てないから見たいぜ

    とりあえずがんがれ

    466 = 439 :

    少なすぎて物足りなさすぎ
    フライングだけど妹ルートの序盤だけ投下

    >>317 分岐点


     ~~夕食後 リビング

    パタパタトテトテ

    「ふはー……やっとのんびり出来るー」ポスッ

    「兄さんお待たせしました。あ、コーヒーのお代わりはいかがですか?」ソワソワ

    「いや、いいよ。まだあるから」

    「さて、と……」スゥ……←思考モード突入

    (そろそろあの事をはっきりさせないとね……)

    467 = 439 :

    「では、食後のデザートはいかがですか? キナコたっぷりのわらび餅が冷蔵庫で絶賛待機中です」ウロウロ

    「まだ腹一杯で……ウップ、ちょっと食えないな」

    「う~ん……どうしよっかな……」ボソボソ

    (唐突に切り出すような話題じゃないし……大体、あたしが聞いた話だけじゃあ信じてもらえないかも……)

    469 = 439 :

    「――アイス! アイスなら胃壁の隙間にぬるぬると入っていくかもしれませんね。すぐに持ってきましょう」ドタバタ

    「要らんて。……どうしたんだ義妹、テンション高いぞ」

    「そうね……ハードル高いな……」ボソボソ

    (でもあの話の信憑性はかなり高いのよね……お母さん本人から聞いた話だって、叔母さん言ってたし……)

    470 = 439 :

    「そうですか? はいそうですねそうでしょうとも。逸る気持ちを抑えられない、純情可憐で一途な義妹の咲き乱れっぷり、さあどうぞごらんください」クルクルクル

    「変に気を回したり、相変わらずテンションたけーし。どう見てもおかしい」

    「そうよね……だとしたらあたしは……」ボソボソ

    (家族を取るか、お兄ちゃん取るか決めなきゃなんない。そしてさっき、あたしは自然と選んでた……)

    「――お兄ちゃんを」

    471 = 439 :

    「俺をどうする気だ」

    「……はっ?」

    「ハアハアハア……。さっきからブツブツ五月蝿いな妹。何が言いたいんだ?」イライラ

    「――えっ嘘、あたし声出してた?」

    「……なんだ、独り言だったのか」

    「う、うん、ちょっとね。考え事してた」

    「俺たちに相づち打ってたにしては、まるで噛み合ってなくてすげえ不気味だった」

    「人は孤独を経験すると、独り言が多くなるそうです」

    「……妹。もしも悩み事があるんなら、お前が話したいと思った時で良いから、俺に絶対話してくれよ」

    472 = 438 :

    私怨

    473 = 439 :

    「あ、うん分かった」

    (……どうしよう。今ここで言っちゃおっかな……もし知ってたら話早いし――)

    (――ううん、二人は絶対に知らない。だって知ってたら、あたしがここに居れるはず無いもん……)

    「で、何悩んでんだ? さっさと話せよ俺が暇な内にほら早く」

    「強引でゴーイングマイウェイな兄さんも素敵です」ウットリ

    (……本当の事知ったら、義妹、どうなっちゃうかな――)

    (――ねえ、喜ぶ? 怒る? それとも……うん、そうだよね。あんたはきっと……泣く、よね)

    「う~ん……どうしよっかな……」

    「振り出しに戻ったか」




    はいここまで
    書き貯めに入ります
    文章量足りなかった場合、さっきまで書いた微エロシーンを本編に突っ込んじゃうかもしれん

    475 = 438 :

    纏まるならいいがさっきのは雰囲気大分違ってたぞ

    477 :

    個人的には、さっきのなしで、このまま妹ルートを書いて欲しい

    478 :

    鬱は
    鬱は無しの方向で

    479 = 438 :

    寝る保

    480 :

    483 = 451 :

    ほっしゅ

    484 = 451 :

    486 :

    とりあえず服脱いだ

    490 :

    鬱だけはやめてくれ…

    494 = 438 :

    上げようか

    500 :

    義妹ルートの没設定をもっと読みたい
    妹ルートが終わった後でいいので…


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 黒猫 + - ハルヒ + - ユージ + - ルイズ + - 女サンタ + - + - 年上 + - 敬語妹 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について