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元スレ妹「朝です。起きてください」

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みんなの評価 : ★★★×4
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1 :

「おにーさん起きてください。朝です。もうすぐご飯の時間です」
「・・・うぅ。もうちょっと寝かせて・・・」
「却下です。私は昨日言いました。朝7時に起こします、と」
「そうだけど・・・。いや昨夜は寝つきが悪くて、つい数時間前にようやく寝れたとこなんだよ」
「それでも却下です。日頃から規則正しい生活を習慣づけていれば、布団に入って10秒で寝れるはずです」
「そんなわけないだろ」
「私は9秒で寝ましたが。1から数えていって、朝起きた時私が覚えていたのは9までだったので間違いありません」
「まじかよ・・・。なにそののび○みたいなの」
「嘘です」
「純粋って馬鹿と紙一重なのかな」
「いえ、おにーさんはただの馬鹿で純粋ではありません」
「朝からきつい一言だな妹よ。おかげで心にヒビが入ったと同時に目が覚めたよ」

2 = 1 :

だらだらつづける


「10秒は言いすぎだとは思いますが、規則正しい生活、というのは大事です。寝つきはよくなります」
「まあそうなんだけどね・・・。社会人にもなるとなかなかそういう生活は送れんのだ」
「なぜです?」
「昼は頑張って仕事して、夜はその~・・・会社の付き合いで遅くなったりとか」
「おにーさんが夜8時以降に帰ってきた日は記憶にありません」
「いやそれはほら、帰りが遅いと妹が心配したり寂しくなったりするかな、と思って」
「私の為に早く帰ってきてたんですか?」
「うんそう。たった一人の家族で大事な妹だし?」
「そうだったんですか・・・そうとも知らずにわたしは・・・」
「わかってくれたか妹よ」

3 = 1 :

「ええ、おにーさんが勘違いしているということがよくわかりました」
「え?」
「別に心配してないし寂しくもありません。ですから遅くに帰ってきてもかまいませんよ」
「ええ?」
「むしろ遅く帰ってきなさい。まあできるものならですが」
「あ・・・へえ~・・・。そ、そういうこと言っちゃうんだ。言っちゃうんだ妹」
「ええ。そういうわけですので今日はどうぞゆっくりしたご帰宅を」
「い、いいよ!そうですか!じゃあ今日は同僚飲みに誘って日付が変わってから帰ってくるからな!」
「深夜にHなゲームをプレイして変な声出されるよりはよほど健全ですね」
「!?」
「顔色が悪いですよ、おにーさん?」
「え・・・ぅあ・・・」
「私が気付いていなかったとでも?深夜にがたがたと家を揺らされれば誰だって起きますよ」
「そ、そんなに揺れてたのか?」
「体感震度5強です」

4 :

かまわん

5 = 1 :

「そ・・・そんなに・・・」
「しかも大声まであげてました。気付かないほうがおかしいです。人として異常です」
「声・・・だと?」
「おにーさんはヘッドホンを付けると、常人よりはるかに大きな声を出すようですね。壁越しに、私の口からはとても言えない言葉が響いてきました」
「じゃ、じゃあ俺がポニテ萌え~とかツインテ萌え~とか賓乳萌え~とか言ってたのも全部・・・?」
「他にもショート、ロング、セミロング、普乳、あと巨乳だったり猫耳、メイド、狐触手魚人姉熟女と何にでも萌がついていました」
「性癖モロばれかよ・・・」
「というか何にでも節操なく萌すぎです。萌えればいいというものじゃありませんよ?」
「だって好きなんだもん」
「我が兄ながら本当に変態ですね。とにかく、週に6回もそんなことがあると流石に私も辟易するんです」
「面目ない・・・うう・・・」
「そんなわけで今日ぐらいはゆっくり寝させてください。最近は耳栓のしすぎで穴が広がった気がするんです」
「・・・・・・」

7 = 1 :

「わかったら早く朝食を摂って仕事の準備をしてください」
「はい」
「それと食事をする前に、その布団を不自然に押し上げている股間の物体を通常状態に戻しておいてください」
「!!」
「朝から変態ですね、全く」
「こ、これはちがっ・・・!」
「いいから黙って言った通りにしてください。ではリビングで待っています」
トテトテ  パタン
「うわあああああああああああああああああああああん!!」
「うるさいですね、ご近所に迷惑です。本当にあのおにーさんは・・・」

8 = 1 :

>>4>>6
おk

カチャ

「・・・・・・」
「結構時間がかかりましたね?まさか鎮めるために朝から・・・」
「しねーよ!あんなこと言われてそこまでできるほど俺は強くないよ!」
「では何をしていてそこまで遅くなったんですか?」
「妹に傷つけられたハートを癒してもらってたんだい!」
「受動態ですか。Hなゲームをしてたんですね?なんて救われないおにーさんなんでしょう」
「・・・!もういいよ、仕事行く!」
「朝食はどうするんです?おにーさんの好きなハムエッグサンドとキャベツとベーコンのコンソメスープですが」
「なに・・・」
「昨夜のうちに下ごしらえをしておいたんです。安眠妨害されたので」
「!!!い、いらねーようわあああああん!!」
「ではこれは私の昼食にします。行ってらっしゃい」
「くそっ!今日は絶対に遅く帰ってくるからな!寂しくても電話もメールもしてくるなよ?!もしきても無視するからな!」
「おにーさんでもあるまいし、そんなことはしません。さあどうぞ仕事に行ってください」

9 :

構わん。続けろ

10 = 1 :

「ぬっ・・・。おい妹・・・」
「まだ何か?」
「俺の帰りが遅いからって、一人Hとかしてんじゃないぞ?帰宅してそんな場面に遭遇なんてしたら気まずいからな。プッ」
「はぁ・・・」
「な、なんだよそのため息は」
「安い挑発ですね。私がおにーさんの部屋にお邪魔しようとした時、何度そういった場面に遭遇したと思ってるんです?」
「それをみるたびにそっと扉を閉めて、その後何もなかったかのように接してあげた私の優しさに気付かなかったなんて・・・憐れですね」
「ふああ・・・」
「くだらないことを言ってないでさっさと仕事に行ったらどうです?」
「ち・・・ちっくしょおおおおおおおおお」

ダダダダダダダッ!   ドガッツーン!!

「ぐっはああああ!!」
「その扉は引いて開けるんです。十数年も暮らしてまだわからないとは、本当に愚かですね」
「・・・行ってきまふ・・・うう・・・」
「ええ、行ってらっしゃい」

11 :

やばいな。俺ももしかして声出てるかも

12 = 1 :

>>9
おkおk

「おのれ妹・・・。しかし日付が変わってから帰るとは言ったものの、これはかなりの難題だな」
「一緒に飲みに行く同僚なんていないしな・・・。会社じゃほんとに空気だし・・・」
「入社して2ヶ月経つのに、未だに名前覚えられてないし。この間なんて、普通にデスクで仕事してたら」
課長『おい、部外者がこんなとこで何してる!警察よぶぞ!!』
「だもんなあ・・・。同僚ですら不審者だーなんて騒ぐ始末だったしな・・・」
「まあ給料入るからいいけど。てか別に会社行かなくても給料もらえるんじゃねーのかこれ」

13 = 1 :

「全く、もう二十歳だっていうんですから、おにーさんにはもっと落ち着きを持ってもらいたいものです」
「どうせお酒を一緒に飲んでくれる同僚なんて、おにーさんには居る訳無いんですよね。強がっちゃって」
「高校の卒業写真だって、皆と一緒に写っていたのに、右上に丸で顔写真を貼られた位の空気ップリでしたからね」
「どうせいつもよりちょっとだけ遅い時間に帰ってくるんでしょうね。しょんぼりうつむいて背中に負のオーラを背負いながら・・・」
「クスクス・・・。容易に想像できてしまいました。まあ、それならそれで、別に慰めてあげるのにやぶさかではないですが」
「夜になればわかることです。家事を済ませて帰りを待つとしましょう。フンフフ~ン♪今日は別の楽しみもあるわけですし///」

14 = 1 :

 夜
「ああ・・・会社も終わっていつもならもう帰る時間か・・・。どうしよう」
「満喫で時間潰すのもなんか負けてる気がする。一人で飲み屋なんてまず無理だ。注文忘れられるのがオチだ・・・」
「はあ・・・。妹の勝ち誇った顔が目にうかぶよ・・・」

「いつもならもう帰ってくる時間ですね。どうせ帰ろうかどこかで時間を潰そうかして悩んでいるんでしょう」
「一人でお酒を飲みに行く勇気も無いでしょうし。というか注文を忘れられて一杯も飲めずに店を出るでしょうしね」
「さあ、夕飯の準備でもしておきましょう」

15 = 1 :

ガチャガチャ カララララ・・・

「た・・・ただいま・・・妹」
「あら、随分とお早いお帰りですね、おにーさん。まだ日付が変わるまでには何時間かありますよ?」
「うう・・・」
「フフ、負け犬オーラ全開ですね。何か私に言うことがあるのでは?」
「くっ・・・。ご、ごめんなさい・・・。遅く帰るとか大見得張りました・・・」
「できもしないことは言わないことです。反省してください」
「返す言葉もございません・・・」
「まあこうなることは予想済みでした。丁度夕飯の支度ができたところです。一緒に食べましょう」
「妹、許してくれるのか?」
「許すもなにも、言ったでしょう?予想済みでしたと。おにーさんの行動なんて簡単に予測できます」
「敵わないな、妹には」
「生まれてからずっと一緒にいるんですよ?おにーさんのことを私より知っている人なんていませんよ」

16 :

いいね

17 = 1 :

鯖につながらない が頻発するなあ


「すごい自信だな」
「当然です。いくら変態でヘタレな兄といっても、たった一人の大切な家族です。これは今朝おにーさんも言ってましたね」
「俺の時より遥かに説得力があるよ」
「それも当然です。何より心からの気持ちがこもっていますから」
「え・・・?気持ち?」
「ええ。おにーさんのことが可愛くて大好きで仕方ないという気持ちです」
「え。え、え?妹、おまえいきなりなにを・・・」
「まあこうして気持ちをはっきりと伝えた事はなかったですもんね。おにーさんが戸惑うのも仕方ないです」
「だっていきなりそんなこと言われても・・・」
「フフ、まずはご飯を食べてからです。早くリビングに座ってくださいね」
「あ、ああ・・・」

18 :

このスレタイ・・・これは・・・

19 = 1 :

「おいしいですか?今日のは自信作です」
「ん?う、うん、おいしいよ。妹の料理なんだからおいしくて当然だ!」
「有り難うございます。あ、このゴーヤの炒めものも食べてくださいね」
「うん、ほろ苦くてうまいよ。ビールによく合う」
「ビール注いであげます」
「あ、ありがとう・・・。なんか妙に優しいな」
「そうですか?いつも頑張って生活費を稼いでくれているんです。このくらいはしないと罰が当たります」
「そんなの気にしなくていいのに・・・」
「気にします。お父さんとお母さんが死んだ後、私の学費と生活費を稼ぐために進学を諦めたのは知っています」
「!知ってたのか・・・」

20 = 1 :

>>18
なんだよ・・・なんだよ・・・


「何でも知ってるって言ったじゃないですか。ずっと申し訳ないと思っていました」
「そうか・・・。でも謝らなくていいんだ。俺が勝手に決めて、選んだことだ。妹は好きな道を進め。全力でバックアップするから」
「おにーさん・・・。私は、おにーさんのそんなところが大好きです」
「ぶっ!!ゲホッゲホッ!!い、妹今日は本当にどうしたんだ?そんなに素直な妹はここ数年見たことがないぞ?」
「素直な私は嫌いですか?たまには私だってそうしたい時があるんです。さ、もっと飲んでください」
「あ、ああ・・・。(なんだろ。こんなに酒を飲ませてくれるなんて初めてだ)」

21 = 1 :

あああああああああんもう!接続エラーイライラする!

「うう・・・呑みすぎたか・・・。気持ちよくなってきた・・・」
「ご機嫌ですね?・・・お酒ってそんなにおいしいものですか?」
「おいしいかどうかは人によるけど、まあ気分はよくなるよな」
「へえ・・・。ちょっと一口」
くぴ
「こら!未成年!」
「少しくらいならいいじゃないですか。たまにはおにーさんにつき合わせてください」
「全く普段はお堅いくせに・・・。今日だけだぞ?」
「フフ。でもお酒って思ったよりまずくはないですね。これならもう少し飲めそうです」
「ほどほどにしとけよ?」
「自己管理ならできます。任せてください」

22 :

構わん、続けろ

23 :

いい兄弟だ

24 = 1 :

2時間後

「うぅ~・・・。でぇ~、おにーしゃんはぁ、会社で仲のいい女の人はいないんですねぇ~?」
「いたらもっと遅く帰ってきてるだろ~?いないから毎日早く帰ってくるんですー」
「ですよね~。空気人間ですもんね~」
「それは禁句・・・。結構気にしてるんだよおお・・・」
「ごめんなさ~いクスクス。けっこうかっこいいのに~勿体無いれすぅ~」
「なに言ってるんだよ。おっと、もうこんな時間じゃないか。随分時間がたつのが早かったな」
「ふぇ?・・・!!も、もう23時すぎてるじゃないですかぁ~!」
「妹、なんか酔ってるみたいだし、今日はこのまま寝たらどうd・・・」
「それはいけましぇん!今日はいろいろ計画してたんですかりゃっ!」
「おおぅ。計画?」
「そうでしゅ!だから寝まふぇん!お風呂には絶対はいりましゅ!」
「そ、そうか。準備はしてあるんだろ?早く入っておいで。明日は休みだからゆっくり寝られるし」

25 = 1 :

「ぅぅ~・・・。計画その1!おに~しゃん!一緒にお風呂に入りましょう!!」
「ンブフッ!!」
「鼻からビール吹きださないれくだしゃい・・・」
「鼻がツーンてする・・・。ていうかお前いい年こいて一緒にお風呂もないだろ」
「駄目れしゅ!これはずっと昔から計画していたことなんれす!絶対実行れす!」
「そんなこと言われても・・・」
「入ってくれなきゃおにーひゃんのPC窓から投げ捨てます。大事にしているHなゲームも~ぜーんぶ!!灰にしちゃいまふ!」
「まて、それは本気で困る。俺ショック死しかねんぞ」
「なら言うとうりにしてくらはい」
「(こいつなら絶対やる。仕方ない・・・)」

1とりあえず風呂場に一緒に行く
2一緒に入る
3この場で全裸になる
>>30

さあ本番だ!

26 = 1 :

ksk

33 :

平野綾「おにいたん、おっきして」

34 = 1 :

「わかったよ・・・。一緒に入るよ」
「はいっ!うふふ」
「おまえ相当ふらふらしてるけど平気か?」
「平気れすぅ。せっかく一緒に入れるのに、これくらいのことで断念するなんてしません~」
「そうかよ・・・。全く。この歳で妹と風呂に入ることになるとはなあ」
ぬぎぬぎ
「おにーしゃん脱ぐの早いれす。私も今脱ぐからまってくらはい」
ぬぎぬぎ  フラッ・・・
「!危ない妹!」

1抱きとめる
2腕を掴む
3放置
>>39

35 :

というかおまえらは酔っ払ってる時は風呂になんて入っちゃダメだかんね!
マジで危険だから絶対入っちゃダメだかんね!!

36 = 1 :

タイムアウトとか・・・何今日重いの?

38 :

胸を揉む

42 = 1 :

「わかったよ・・・。一緒に入るよ」
「はいっ!うふふ」
「おまえ相当ふらふらしてるけど平気か?」
「平気れすぅ。せっかく一緒に入れるのに、これくらいのことで断念するなんてしません~」
「そうかよ・・・。全く。この歳で妹と風呂に入ることになるとはなあ」
ぬぎぬぎ
「おにーしゃん脱ぐの早いれす。私も今脱ぐからまってくらはい」
ぬぎぬぎ  フラッ・・・
「!危ない妹!」

1抱きとめる
2腕を掴む
3放置
>>39

43 = 38 :

大事な事なので

45 :

「妹です。朝きてください。」

47 :

まだ気付いちゃいないのか……
放置されているのは、俺たちの方だ……!!

50 = 1 :

ゴッシャーン!!

「い・・・・たいですぅぅぅぅぅぅ!!」
「だ、大丈夫か妹!すごい音がしたぞ・・・」
「ひどいですおにーしゃん。普通ならあそこで抱き締めてくれるものです」
「そ、そうなのか。いや、とっさのことで体が反応しなくて・・・すまん」
「もういいれす。今のでちょっと目が覚めました。うう・・・痣になってます・・・」
「ああ・・・」
「抱き締めてくれたら、ついでに服を脱がせてほしかったのですが。いいです、自分で頑張ってぬぎますから」

1今からでも遅くない!手伝う
2頑張れ
3先に風呂はいるわ
>>54


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